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備忘録として更新します。コメントありがとうございました。



1997年8月31日“英国の薔薇”とうたわれた英国王室のダイアナ元皇太子妃が、
パリで交通事故に遭い逝去してしまう衝撃的なニュースが全世界に流れた。
ダイアナ元妃の訃報を悼み、その日から全世界は悲しみに包まれる。
しかし、なかなか公式声明文を発表しない英国王室のエリザベス女王(ヘレン・ミレン)の対応へ批判が集中する。 (シネマトゥデイ)

本年度、第79回アカデミー賞主演女優賞でオスカーを手にしたヘレン・ミレン。
彼女のエリザベス女王の演技が大きな話題となって、楽しみにしていた作品。
 
イギリス総選挙の当日、肖像画を描かせるエリザベス女王がテレビを見ながら画家に選挙の愚痴をこぼすシーンから始まる。
トニー・ブレア(マイケル・シーン)が勝利を収め、夫妻が宮殿に招かれる。
ブレアー夫人の挨拶の仕方など、女王や側近の皮肉混じりなセリフや表情はクスッと笑えた。

ダイアナの事故からの7日間は、生前のダイアナの映像や事故の映像を挿みながら展開されてゆく。
この映画の内容が事実なのかフィクションなのかは解らないけど、
王室は多少の動揺は隠せないにしても、その反応は冷たい。
チャールズ(アレックス・ジェニングス)は、王室のチャーター機でダイアナの遺体を引き取りに行きたいと願うが、女王は税金の無駄使いだと国民に非難されると言い、
葬儀もダイアナの実家、スペンサー家が取り仕切るべきだと主張する。
未来の王、ウイリアムとヘンリーの母親であると主張するチャールズに、
民間人に戻ったダイアナに、王室として出来る事は何もないと他人事のように言い放つ。
バルモラル城に滞在中で、森で鹿狩りをしたり、バーベキューしたりと哀悼の意を表すつもりがない。 
ダイアナの死を無視する王室に対して、国民の不満の声が日に日に増し、
国民との溝を埋めるようにと、ブレア首相と女王とのやり取りが始まる。
女王はバッキンガム宮殿の花やカードに目を通し、ダイアナの死について声明を発表する。
国民の信頼を回復し、国民に歩み寄った。
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やはり、ヘレン・ミレンは素晴らしかったです。
顔だけでなく、体型、歩き方までそっくり!
女王の生活は、執務に追われる日々。
「執務が第一、自分は二の次」 と若い頃から叩き込まれた。
品格と威厳、そして一匹の鹿と出会う時に見せる涙。
遠い存在でありながらも、身近に感じるシーンでした。
ダイアナとの確執など、過去の出来事での感情や守るべき伝統、
国民の反応などで苦悩する姿は見事。
その他の皇族メンバーもそっくり!!
チャールズは最初、どうかなあ?と思ったけど、
物語が進むに連れて違和感もなくなったし、
宮殿前の献花を見る一族の姿は、ニュースで観た覚えがある光景と同じだった。

エジンバラ公はダイアナに対してかなり批判的でした。
死んでも迷惑かけるとか、葬儀参列者にはセレブ(ハリウッド俳優)やホモが来るとか…!!
でも、ベッドに入る時、“お休み~キャベツちゃん”と女王に言ってたけど(笑)
ネグリジェやガウン姿やヘアピンした髪とか、見た事ないけど、きっとこんな感じなんだろうなあ。
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ブレアを演じたマイケル・シーン、とても良かったです。
新しいイギリスを…と意気込むブレア首相と、
君主制度を守っていかなければならない女王とのやりとりは見もの。
ラストで、親子のような二人の姿は印象的。

映画の中で描かれる鹿狩りのエピソード。
鹿の存在はダイアナだったんだろう~と観終わって感じた。
最後の「苦しまないで…」の女王のセリフは印象的。

2007年 4/14公開 イギリス/フランス/イタリア
監督 スティーヴン・フリアーズ
2007.04.26 / Top↑
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