少年は残酷な弓を射る
2012, 07. 12 (Thu) 16:40
作家のエヴァ(ティルダ・スウィントン)は、妊娠を機にそのキャリアを投げ打たざるを得なくなる。
戸惑いの中で生まれてきた息子ケヴィンは、幼い時からエヴァに心を開こうとはしなかった。
賢く美しい少年へと成長したケヴィン(エズラ・ミラー)だったが、不穏な言動を繰り返した果てに、エヴァの人生そのものを破壊してしまう恐ろしい事件を引き起こす…。
ライオネル・シュライバーの小説を映画化した家族ドラマ。
恐るべき事件を引き起こした少年の母親が、幼い頃から自分に執拗な悪意を向け続けた息子との葛藤の日々と向き合い自問する姿を描く。
2012年 6/30公開 イギリス映画
監督 リン・ラムジー
どこかセンセーショナルなこの邦題は、予告の段階で内容のまんま。
観たい!心理を煽りたいのだろうけど、逆にセンスの悪さを感じてしまう。
原題は、「We Need To Talk About Kevin」 “私たちは、ケヴィンについて話さなければならない”
ある事件が基となり、母親エヴァと息子ケヴィンのこれまでが、過去と今の時間軸を交互にエヴァの視点で描かれる。
なかにはエヴァ独自の主観や妄想があるのかもしれないが、破局へと向かう物語は、まさに「話さなくては!」の悲痛な叫びが聞こえ、第三者である私達もきっちりと見届けなくてはならないような作品。
明白な結論を描かなかったことで、親がどんなに頑張ったとしても、子育ては正解のない不明確なものであると言うことを見せられる。
この曖昧さを描くのが作品の意図であるように感じた。
全ての人にはウケないだろうけど、子育て経験者やまさにその最中の人には、考えさせられる内容。
母親として、「うちの子は、こんなふうに育たなくて良かった」など安易な思いは大間違い。
決してサスペンスのようなタイトルに誤魔化されないように。
個人的に、たとえ悲劇であろうと、夫婦や親子、一番身近で大切な存在の感情が、これでもかと揺すぶられるような映画が好きなので、ケチをつけるとすれば、この邦題だけ。
観る人それぞれの経験や感性で、色んな解釈が出きる作品に久しぶりに出会えました。

エヴァの一人称である本作には、ケヴィンの本質や行動の理由は描かれていない。
自分の不安や苦しみが先で、無力な赤ん坊を包み込むような母性がないエヴァが、ケヴィンを狂わせた部分はあるのだと思う。
子供部屋にきちんと積み重ねられたオムツ、扇風機の風があたる度にめくれるポスター、クリスマスにデコレーションされたシーリングファンなどが映されると、エヴァはきちんとした性格の女性であるよう。
初めての子育ては、分からないことばかりで普通でも戸惑うものだが、真面目なエヴァに取って、思うように運ばないのは、この上ない苦痛だったのかもしれない。
ついカッとなり、怪我をさせてしまったことはあったけれど、虐待や育児放棄と行った問題行動があるわけでもない。
問題があるとしたら、彼女自身が母親気質に違和感を持っていることだと思う。
その違和感が子供への接し方や愛情表現と、子育てへの自信を希薄にしている。
そんな状態のエヴァが、一番可愛い盛りから、自分に牙を向いてくる子供と、どう本気で向き合えるだろうか。
妹のセリアが生まれたとき、「好きになれなかったら?」と聞くケヴィンに、「それでも慣れればいいのよ」と答えるエヴァ。
ここに彼女の本質があるような気がした。
子育て経験者には、一概に彼女を責めることはできない。
誰もが子供に良かれと思い、手探り状態なのだから。
まだ2歳の子供が、恐ろしい目つきで母親を睨みつける。
それぞれ持って生まれるものはあるけれど、おそらくケヴィンは何かを察知する能力がとても高く、特質であるように感じる。
母親の愛情も上辺だけの虚構だと見透かしたように、悪意のある態度を取る。
息子を理解できないエヴァに反し、ケヴィンはエヴァの本質を見抜いている。
所謂、手におえない扱いにくい子供のそれとは違うケヴィンの反抗は、エヴァが持つ違和感や不安を察知し、そうなって欲しくないことばかりを選んでいるよう。
体調を崩した時、初めて子供らしくエヴァに甘えたケヴィンは、看病してくれる母には本気を見たのかも知れない。
その時読み聞かせてくれた「ロビン・フッド」が、一家の今後に大きな影響をもたらすことになる。

小さくても子供はしっかりと自己表現するものだから、受け入れるところは受け入れて伸ばし、切る所は切らなければならない。
この作品の冒頭では、スペインのトマト祭りがまるで地獄絵図のように映される。
トマトの“赤”は、その後、ペンキや衣装、暗闇で光る信号の灯りなど、様々な場面でスパイスとなっている。
またトマトを投げ合う光景は、祭りであろうともあまり愉快なものではないにもかかわらず、割られた卵やクリスマスケーキに押し込まれたタバコの吸殻など、食べ物を粗末に扱う場面がとかく目に付く。
冷蔵庫に幾度も投げつけられる料理、テーブルに押し付けられるジャムトースト、パンは小さくちぎって丸くこね、無造作にカウンターに広げたシリアルは指でつぶす…。
父フランクリン(ジョン・C・ライリー)とテレビゲームをしながら「死ね、死ね」と叫ぶ声にも注意がない。
ケヴィンは小さい時から食べ物の扱いと食べ方が汚く、着ているTシャツも幼児の頃のもの。
トイレ・トレーニングにしても、自主性(?)を重視するのか、親が躾をしていないことを暗示するが、それは描かれていないだけで、教えられてもわざと逆らっているのではないかと察することもできる。
父親に対しては、明るい笑顔で無邪気にふるまうが、楽観的で子煩悩な父親はただ上手く扱われてるだけのようでもあり、傍目からは良きパパでも、エヴァに取って支えにならない存在。
こんな数々の演出は、コミュニケーションの難しさと不快さを与え、ある側面だけでしか我が子を見ることが出来ない母親の無力さと、知能が高くこんなに感受性の強い子供を持ったとしたら、自分はどう子育てしていくのだろうかと身につまされた。
また、加害者家族や地域住人の執拗な責めに、耐え続けなければならない宿命があるとしても、車椅子のような青年がいることで、わずかな救いにホッとしたりもする。
ケヴィンは母だけに罪を与え、エヴァは多くの親がそうであるように、自分を責め、罰だけを背負う人生を選択する。
以前と同じ部屋をケヴィンのために用意し、愛用のTシャツにアイロンをかける。
何度も映された無言の面会シーンは、ようやく最後になり「何故?」とエヴァが問う。
「分かっていたけど、今はわからない」と答える息子を抱きしめたエヴァに、これからも二人の人生は続き、改めて「We Need to Talk About Kevin」を考え始めた。

生き地獄のような生活を送るエヴァを演じたティルダ・スウィントン。
我が子の心の闇を見ないふりをしてきた後悔や苦悩、感情の起伏をおさえる彼女の葛藤は、細部までひしひしと伝わってくる渾身の演技ではないですか!!
今年のアカデミー賞から弾かれたのが不思議なくらいです。
せめて、英国アカデミー賞の主演女優賞ぐらい差し上げても良かったのでは。
エズラ・ミラーの美少年の奥にある不気味な表情が絶妙。
父親に見せる素直な表情が、瞬時に覆される恐ろしさ、母親の不安を先へ先へと予測している様子は、薄ら寒いのなんの。
年代別にケヴィンを演じた子役の二人がもう素晴らしすぎる!!
エズラ・ミラーに移行していく目つきがそっくり。
母息子の重たい関係とは別次元にいるようなジョン・C・ライリー。
見るからに良い人風貌がピッタリ。
小説では、エヴァがフランクリンに宛てた手紙という設定で進むそうですが、こちらの展開は、ショッキングなものとなりました。
それぞれの人物像の内面に適したようなアートっぽい映像、ポップな音楽から三味線まで、使われる音と出来事のアンバランスも面白い。

性格はかわいくないけど、外見はとても可愛いケヴィンたち(笑)
コメント
dai
こんばんは
>今年のアカデミー賞から弾かれたのが不思議なくらいです
確かにこれは思いましたね。ケヴィンを演じた俳優も上手かったですが、ティルダの演技は突出していたと思います。テーマがテーマなので弾かれたのかな?なんて思ってしまいました。
ノルウェーまだ~む
母の感じ方
オリーブリーさん☆
駐車練習うまくいきましたかー?
さて、この映画実に子育て経験者なら深く考えてしまうテーマでしょうね。
「ケヴィンが生まれつき悪魔のよう」と書いている人が結構いるけど、きっと違うんだろうと私は思うのです。
ケヴィンが母をにらむ目つきは、エヴァがそういう風に「感じた」ただけなんじゃないかなって。
実際手のかかる子供に対して「あーあ、またか・・・」って顔を母親がしていたら子供も嫌な気分でお顔はむっつりしちゃうでしょうしね。
いずれにしても感受性の高い子供は育てるのに余裕がなくなるのはよく判るわ~
rose_chocolat
とっても
極端な例だとは思います。が、子育てしたことがある方でしたら、どこか部分的にでもうなずけるところはあるようにも思いますね。
トイレ・トレーニングのエピソードの使い方も上手いです。
真面目に全うしたい母と、気質として特異なものを持った息子が出会ってしまったこと。不幸にもなるし幸福にもなったかもしれない。
いろいろな要素がないとここまでは行きませんが、それでも考えさせられますよね。
tsurubara
弦・・
オリーブリーさん、おはようございます&お久しぶりです。
これ、面白かったですね~。
久々に、筋金入りの心理ホラー体験しました。
・・と言っても、単にホラーではない多面的な奥深さがあって考えさせられましたね。
オリーブリーさんの感想にも共感!(食べ物を粗末に・・等)
個人的には、子供時代(↑写真では黄色い縞々服の子の時)が一番不気味でした・・。
普通はきっと可愛い子なんだろうけどね。(^^;
オリーブリー
daiさんへ
こんにちは。
ですよね。
「ドラゴンタトゥー」のルーニーよりは、断然、こっちと思うけど、素晴らしいお芝居をされた女優さんが多かったのですね。
オリーブリー
まだ~むさんへ
こんにちは。
はい~お陰様で、卒業検定に合格できました!
>「ケヴィンが生まれつき悪魔のよう」
私もそうは思わなかったなァ~。
確かに、相当、扱いは難しいコだとは思うけど、睨む子供とおどおどした母親の構図って、どちらが先に何をしてそうなってるのか、凄く想像させられる場面ではなかったですか?
ボールの発音を教えながら、エヴァが必死で涙を堪えてるような感じがしたので、その前にケヴィンを叱咤したりしたのかもしれないとも思えました。
子供って、天使もいなけりゃ悪魔もいないと思ってますが(苦笑)問題行動は、小さい内に親の知恵でいくらでも摘めると思います。
母親(父親も)真剣に向き合うべきだったんでしょうね。
笑顔がなく胸に抱き包み込むこともしない母親。
子供は顔色を見て気を使うか、ケヴィンのように程度はあれど、反抗するかどちらかとも思いました。
子育ては深いですよね~~考えさせられる作品でした。
オリーブリー
rose_chocolatさんへ
こんにちは。
確かに、極端で特質ですよね。
でもこんな子供を持ったら、親としてやるべきことを考えないと。
子育てと簡単に言っても、結局は人格を育てるってことだと思うし、それに親だって未熟な部分がたくさんあるわけで、だからこそ自分も含め、真剣にならなくてはいけないんだと思う。
エヴァは形だけの母親みたいな気がしてなりませんでした。
ここではちょっとセリフが出たぐらいでしたが、長期で家を留守にして仕事に出かけたりしていたのでしょうし、彼女にはそうやって逃げる場所があったのでしょうね。
本当に色んな悪い要素が重なった結果だと思います。
子育て経験者には、映画だけの話で終らない気持ちにさせられますよ(苦笑)
オリーブリー
tsurubaraさんへ
こんにちは~~お久しぶりです、コメントありがとうございますヽ(^◇^*)/ ワーイ
久しぶりにズシンとくる親子モノでした。
描かれていない色んなことを想像させられたし、考えさせられましたよ。
そうそう、黄色いボーダーの子。
この頃に何とかするべきだったんでしょうね。
tsurubaraさんの感想も待ってますね!
sakurai
ケヴィンたち
すさまじい・・・。
あの小さなケヴィンに、空恐ろしさを感じました。
演技って、怖ろしいですよね。
子供にこんなことをさせるのを、なんとも言えないいやーー-な気持ちにさせられるのですが、うまかった。
それが怖いっす。
親って、怖い存在であるべきだと思ってます。親がそこから逃げちゃいけないけど、怖いのと暴力を履き違えて、しつけをしちゃいけないし、難しいですかね。
オリーブリーさん、免許取り?
そりゃ御苦労さま。
うちの娘は、まだ名古屋在住ですが、いまだに取ってない。取らずに過ごすつもりかなあ。
トヨタのドラえもんのCM見ると、まず免許取るところから!ですもんね。
オリーブリー
sakuraiさんへ
母親としては、またまた考えさせられる作品でしたわ。
私も子供は苦手でしたけど、さすがに子供産めばその責任の重さを痛感しました。
親子でも相性があるのは否定しないけど、それとこれは別ですもんね。
sakuraiさん、子役にキツイ役させるのイマイチなのよね(^_^;)
真ん中のケヴィンが凄すぎて、エズラ・ミラー君が少し霞んだみたいだった(苦笑)
でもあちらの子役は大したもんです。
日本みたいに、「マルマルモリモリ~♪」なんてかわいらしいこと言ってないですもんね(苦笑)
ありがとうございます。
仮免取ってから、会社の行事や泊まりの研修で卒試まで時間がなかなか取れなかったのですが、何とか無事に免許証を取得できました。
お嬢さんはまだいらっしゃるのですね?
じゃあそのままこちらで就職かな?
kira
やっと観たよ~♪
これは思いっきりぶっちゃけて語り合いたい内容でしたね~。
ある程度の年齢の方で子育てもほぼ終えている方であれば、
エヴァが必死になる子育てのステップも、なんとなく懐かしく、その頃を振り返ったり。
仕事に生き甲斐を持っていた女性にありがちな、「デキル女」としての
ポーズを崩さない、母親に、
「あなたに会いたかった」と言って欲しくて、ただ愛して欲しかったのだと、
乳児のケヴィンは泣いて困らせ、
幼児のケヴィンはオムツを外さず、手をかけさせ、
いつもエヴァをみすえ、彼の個性的なサインを送ってきたのだと思いました。
慣れた仕事を片付けるように、子育ては上手くはいかない。
妻に協力的なようでいて、絶対に影の部分に踏み込まない頼れない夫。
幸せ家族を続けていく為に産んだ2番目の子が可哀想でした。
オリーブリー
kiraたんへ
こんばんは。
色々と後を引く映画だったでしょうぉ~~。
自分の経験を思い出しながら、なんかイッパイ考えさせられたwー!
小さい時から大人びたような子供って居るもんだけど、やはり子育ては母親次第だと痛烈に感じたわ。
愛情もモチロン大切だけど、どれだけ子供に対して真剣でなければいけないか、覚悟できないと親失格。
あと、悪い芽はできるだけ小さい内に摘んでおかないとダメだよね。
サインはたくさん出ているのに、見て見ぬふりか、根負けか、その内なんとかなるばかりではないものね。
うんうん。
ただ優しくて良い人だけの夫、何のために生まれてきたのか哀れな妹だった(悲)
latifa
色々
オリーブリーさん、こんにちは!
これ、やっと見ました。
いやぁ~ 考えさせられました・・・。
私は育てている内に、悪魔的な子供になってった・・・っていうよりは、生まれつきしょうもない子だったんじゃないか?って風に見てしまいました・・・。
確かに、ティルダ母さんも、至らない点とかあっただろうと思うけれど、これを見る限りは、常識の範疇だったと思って・・・・。
それにしても、子役、すごかったですね!
あの美形の少年、他の映画でも是非見てみたい~。
PS それと、この前「私が生きる肌」で、間違って2回TBを送っちゃって、すいませんでした!
オリーブリー
latifaさんへ
こんばんは~。
「私が、生きる肌」とはまた別物の衝撃作品だったでしょ?(笑)
ケヴィンに生まれつきの何かはあるにはあると思うけど、私はやっぱり母親の接し方に問題ありと思った。
生まれたての赤ん坊をあんな風に抱く母親って、おかしいでしょ?(汗)
産後ウツとはまたちょっと違うような、、、。
劇中ではあまり描かれていなかったけど、この母親は自分の世界(仕事)に逃げていたのでしょうね。
まあ、専業で子育てしてたらこうならなかったなんてことも思わないけど、親子間で悪い因子が常に重なり合った結果なのかもしれませんね。
とっても特殊な例だろうけど、子育て経験者には重く考えさせられる作品でした。
>あの美形の少年、他の映画でも是非見てみたい~。
そうそう(笑)
私もそれ目当てで、「アナザー・ハッピー・デイ ふぞろいな家族たち」を見たけど、やっぱり、一風変わった子だった(^_^;)
こんな役ばかりのオファーがくるんだろうなぁ~美形なんだから、爽やかな青年も演じて欲しいよね。
あっ、TBの件、どうぞお気になさらずに~~~ハイ(^-^)/
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