ラム・ダイアリー
2012, 07. 01 (Sun) 21:35
1960年、南米プエルトリコ。
NYからやって来たジャーナリストのポール・ケンプ(ジョニー・デップ)は、ロッターマン(リチャード・ジェンキンス)に雇われ、地元の新聞社に職を得る。
個性的な仕事仲間に囲まれ、現地に溶け込んだ彼は、ある日アメリカ人企業家のサンダーソン(アーロン・エッカート)と知り合い、彼の婚約者であるシュノー(アンバー・ハード)に惹かれていくが…。
ジャーナリズム界の異端児と称された故ハンター・S・トンプソンの自伝的小説を基に、ジョニー・デップの製作、主演、企画で映画化した伝記ドラマ。
プエルトリコにやって来たジャーナリストが繰り広げる悪戦苦闘と狂騒の日々を描く。
2012年 6/30日公開 アメリカ映画
監督 ブルース・ロビンソン
ハンター・S・トンプソンの半自伝的な青春小説をジョニーが製作も手がけ映画化した作品。
トンプソンってダレよ?な私が、その彼を描く映画「ラスベガスをやっつけろ」を観ても、モラルとかジャーナリズムとか、何が何だかサッパリ分からなかったけど、こちらはそれよりはまだましだった(苦笑)
プエルトリコの青い海、プライベートビーチに立つスタイリッシュな邸宅、真っ赤なシボレーで走る美男美女と、リッチな楽園の美しさがある反面、ジメジメした裏通り、闘鶏場(これ、もっと観たかった)に群がる大人や物乞いする子供と、殺伐としたゴタゴタが入り混じる。
水もろくに出ない家に住み、向かい側の窓からテレビを覗き見しながら、「ニクソンは…ケネディは…」と語るポールは、その両極端をただ流されてるような人物で、そう思わせるヴィジュアルは効果的だし、所々、声が出そうに笑えるシーンもありました。

ただ、ひとつの映画としたら、タイトル通りのダイアリーであって、箇条書きのように「こんなことがありました」みたいに過ぎていき、ここらは、アン・ハサウェイの「ワンデイ~」と同じ感じで、物語に起承転結がなく、中途半端。
時間の長さは感じますね…。
ハンター・S・トンプソンのジャーナリズムが、いつどう目覚めたのか、結局、どうしたかったのかと伝わってこない。
彼がまとめた情報の記事は、後々どうなったのだろう。

「ラスベガス~」ほど、まだアル中、薬中ではなく、髪もある(笑)
何より、白塗りやコスプレではないので、それだけでジョニーファンには新鮮かも!
車やバイクを運転し、酒を飲みタバコをくゆらす。
トランクスやバスタオル姿まで、あれこれ変わるジョニーは楽しめました♪
実業家サンダーソンにアーロン・エッカート、 リチャード・ジェンキンスのカツラにはご法度だそう(笑)

と言う訳で、09年に撮影されたこの作品が、ジョニーの独身記念(?笑)となってしまいましたが、共演のアンバー・ハードとの噂も浮上し、しばらく、映画よりそちらの話題が先行してしまうのかな(^_^;)
アンバーは、バイだったの…(~ヘ~;)
コメント
たいむ
こんにちは
そうか、日記だからストーリーが繋がっているようで、時々途切れる感じになっているのか、なるほど。
たくさんのジョニーファンのお話に付いていくためにも、とりあえず見て見たけれど、どうもパットしなくってね(^^;
ハハハ。
ノルウェーまだ~む
バイか~
オリーブリーさん☆
「ラムダイアリー」はファンのみんなに気を失わせるほど(爆)だったみたいですが、オリーブリーさんは大丈夫だった?
評判を聞くにつけ、劇場に足を運ぶ勇気がなくて・・・
オリーブリー
たいむさんへ
こんにちは~。
>日記だからストーリーが繋がっているようで、時々途切れる感じになっているのか
もう、そう解釈するしか無いような作品で…(爆)
ラストなんて、「雑っ?!」の一言でした(~ヘ~;)
まあ、素顔ってだけですよ(苦笑)
オリーブリー
まだ~むさんへ
こんにちは~。
ジョニーには大切な存在だったハンターさんですが、どうもね、、、私には分からん人です(^_^;)
眠気ですか?
私は基本的に映画観ながら眠くならないんで、(あくびは出るけど~笑)それは大丈夫でしたが、前列のおじさんは、早々に出て行かれてそれっきり戻りませんでした(爆)
公開劇場が少ないし、休日のファーストデーだったからか、劇場はほぼ満員でしたけど、まあ、ファンの人でも、我慢(?)はいっぱいいっぱいでしょう(苦笑)
yukarin
こんにちは♪
やはり白塗りじゃないジョニーがいいですね!
うっかり寝てしまう所がちらほらありましたが、
ジョニーのいろんな表情が楽しめたのは良かったです。
KLY
毎度のことなのですが、ジョニーの作品てジョニーはいいと思うんです。本人カッコイイし芝居も上手いし。ただいくらなんでもこの盛り上がりの欠け方は尋常じゃないですよ。もうちょっと映画的な見せ場は設けてくれないと。多分みんなラストは「へ?そんだけ?」って思ったろうし…
オリーブリー
yukarinさんへ
こんにちは。
これねぇ~~もう少し短ければまだしも、ダレちゃいますよ。
ちょこちょこコミカルでも、盛り上がりも見せ場もないもんね。
ジョニーの素顔だけです♪
オリーブリー
KLYさんへ
この作品、素顔なジョニーってだけですね。。。
あちらでもコケたし、こちらでも評判は良くならないでしょう。
まあ、ジャックってキャラは出来あがってるので別として、去年から公開作品は続くけど、「ツーリスト」に「ダークシャドウ」とどれもパッとしませんよね。
「ランゴ」が一番面白かったかも、、、なんて(;^_^A アセアセ・・・
ノルウェーまだ~む
忘れていた!
オリーブリーさん☆
ファンなんだから観ないと!と人から散々言われて、しぶしぶ(笑)観て来ました。
お陰さまで期待値をさげまくっておいたので、まあまあだったかな。
でも確かに起承転結の結が全くないのね。
NYで二人は結婚しましたとさ。じゃ、どうしようもないよねぇ。
ノルウェーまだ~む
忘れてました
オリーブリーさん☆
忘れてた!と副題をつけておいて、何を忘れていたか書くのを忘れちゃった(汗)
アンバーが、バイだったというのを忘れて観ていたわ。
どうでもいいけど・・・(笑)
オリーブリー
まだ~むさんへ
わはは~そのしぶしぶって、、、(大爆)
そうだよね、何だか突然のジャナーリズム魂かと思ったら、あらら、それであっさり諦めるの?!
まあ、ジョニーが素顔ってだけかな。
「ツーリスト」よりはヴィジュアル的に好みだったしo(^▽^)oキャハハハ
アンバーはバイ(大爆)
ジョニーのために彼女と別れたとか、ホントかな。
そっ、どーでもいいけでね┐(^-^;)┌爆。
BC
髪。
オリーブリーさん、こんにちは。
お噂の相手役女優さんはもっと華のある人なのかと思ったけど、
それほどでもって感じで格が釣り合わないような・・・。
ヴァネッサ・パラディのほうがお似合いな感じだったのになと思いましたよ。
>「ラスベガス~」ほど、まだアル中、薬中ではなく、髪もある(笑)
そうそう、髪があってホッとしましたよね。^^
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