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アーティスト 

2012, 04. 07 (Sat) 00:17

artist76.jpg

1927年、ハリウッド。
サイレント映画の大スター、ジョージ・ヴァレンティン(ジャン・デュジャルダン)は、新作のオーディションで新人女優ペピー(ベレニス・ベジョ)と出会う。
ジョージの何げないアドバイスをきっかけに、ぺピーはトーキー映画のスターへと駆け上がる一方、芸術家であることに誇りを持つジョージは、かたくなにサイレント映画に固執し、瞬く間にスターの座から滑り落ちてしまう…。


サイレントからトーキーへと移り変わるハリウッドを舞台に、スター俳優の葛藤と愛を美しいモノクロ映像でつづるサイレント映画。
ロマンチックなラブストーリーとサイレント映画へのオマージュで数々の映画賞に輝いた。
第84回アカデミー賞作品賞、監督賞、主演男優賞、衣装デザイン賞、作曲賞と5部門でオスカー受賞。
犬のアギーは第1回“ゴールデン・カラー賞”で最優秀俳優犬を受賞。

2012年 4/7公開 フランス映画
監督 ミシェル・アザナヴィシウス
音のない世界で魂を感じる{★★★★㊤4/5}

白黒&サイレントに慣れるまでしばらくキツかったが、逆にこの手法が新鮮で、深い味わいを感じることができる作品だった。
俳優のイメージはもちろん、スタジオ、衣装、美術、小道具、全てがノスタルジックで、声なくとも重ねられていくひとつひとつの場面が緻密で丁寧。
栄光、挫折、夢や愛など、シンプルで鉄板なストーリーは、セリフがなくても気持ちが通じ、映像や音楽で状況が分かる。
好みはあれど、アカデミー賞作品賞は納得です!!
8THE ARTIST
冒険活劇からラブロマンスまで何でもこなす大スターのジョージ。
彼の映画にエキストラとして出演したペピーは、「大女優になるなら特徴を持たないと、、、」とジョージにアドバイスされる。
映画業界がトーキーへと移行する中、自らをアーティストだと言うジョージは、無声映画に拘り、キノグラフ社を去る。
一方、エキストラから次第に役がついたペピーは、トーキー映画の新進スターとして、主演作が公開されるまでになる。
自主制作のサイレント映画が大コケし、さらに世界大恐慌で打撃を受けたジョージは、財産を失い酒に溺れる。
人気を博し大女優となったペピーは、自暴自棄になるジョージを影ながら気遣う。
THE ARTIST2
王道な物語は逆にセリフなしでも予想の範疇だったけど、中盤、音のない映画に音を与える意外性と巧みな技、階段ですれ違うジョージとぺピーを三階建ての構図で見せる栄光盛衰の演出が素晴らしい。
去りかけたジョージを指笛で振り向かせたぺピーがタップを踏む。
無声に固執する男が音で振り向き、ステップを見つめる。
トーキーの幕開けとラストへの伏線となる見事な演出でした。
わずかな字幕の挟み方、バックの音楽もとても良い。
あわやの場面「BANG!」のテロップとアギーの死んだふりに泣き笑いでした。
(ちなみに、ウチのワンコも死んだふりはできます~笑)

フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースを思い出させるようなタップダンスのラストシーンは圧巻。
踊り終えた二人の息遣いから迎えるラストが素晴らしい!
どこかで見たような懐かしい映像がたくさんあリ、胸にグッとくる演出が多く、映画を観て笑ったり拍手したりする観客の一体感とか、何気ないワンシーンにも娯楽への愛とユーモアが溢れている。
アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞した数々の衣装。
特にぺピーのドレスはどんな色なんだろう~とかき立てられる楽しさも。
artist77.jpg
表情や身体の動きで表現した主演のお二人は素晴らしかったですね。
昔風の色男でニヒルな感じのジャン・デュジャルダン、明るく生き生きとしたベレニス・ベジョ。
二人とも優雅でモダンでした。
サイレント映画を愛し、古い世界にとどまるジョージの成功と衰退を見事に演じたジャン・デュジャルダンは、フランス人俳優初のアカデミー賞主演男優賞を受賞。
人気コメディアンだそうですが、優しい微笑みは当時の俳優さんを彷彿させるものでした。
活発なベジョには、トーキーのスターになっていく魅力を十分に感じさせられました。
そして何と言ってもアギーが可愛すぎる!!
奥さんより可愛がるのも無理はない(笑)
運転手のクリフトンにジェームズ・クロムウェル、キノグラフ社のアル・ジマーにジョン・グッドマンのベテランが、脇で良い味をかもし出している。

「WHO'S THAT GIRL?」から始まったぺピーのサクセス・ストーリーと、大スターであるジョージの挫折と再起。
名作へのオマージュが散りばめられた甘く美しいラブストーリーは、CGや3D全盛の今、「映画とは何か」を改めて見せてくれたよう。
常に新しい物が求められていく中で、原点に帰る大切さ、また時代の変化に対応する臨機応変さも必要なのですね。
観る人によってさまざまな解釈や想像を起こさせられる。
そういう楽しみも含め、是非、劇場でご覧になって欲しい作品でした。

一点だけ、質屋?テーラーメイド?の前でジョージに声をかけたおまわりさんは何を言ったのだろう…。

コメント

SOAR

こんばんは♪

サイレント映画と思わせつつ、実は「音」の仕掛けが非常に多い作品でしたよね。
サイレントからトーキーへの過渡期を生きるスターの心中を巧みに表現していたと思います。
単にサイレント映画の裏事情をサイレントで撮って見せるだけの作品だったら、
オスカーは取れなかったかもしれません。

お巡りさんのあのシーン。
私は何の疑いもなくテーラーだと思い込んでましたが、
言われてみれば質屋のほうがしっくりくるかも。
お巡りさんの表情がとても微妙だったので、いろんな解釈ができそうです。

2012/04/08 (Sun) 20:51 | SOAR | 編集 | 返信

ituka

テーラーでしょうか

お巡りさん、声を掛ける前にジョージのうす汚れた容姿を舐めるように見てましたから
大体想像がつきますね(苦笑)
銀幕の大スターだったジョージにとって恥辱以外の何物でもなかったと思います。
去っていく姿が悲しすぎますよ(泣)

アギーの名演光ってましたね(笑)

2012/04/08 (Sun) 21:12 | ituka | 編集 | 返信

にゃむばなな

こんばんわ

単なるサイレント映画ではなく、トーキーを巧みに組み合わせた21世紀のサイレント映画になってましたね。
そして監督の演出の巧さに加え、やっぱりアギーの名演は外せないですよね。
ちなみに私が飼っていた愛犬は指をピストルの格好にすると、なぜか銃口部分を舐めに来てましたね。
死んだフリなんて絶対に出来ないヤツでしたわ。

2012/04/08 (Sun) 22:07 | にゃむばなな | 編集 | 返信

yukarin

こんばんは♪

アギーの演技が素晴らしいですね。
可愛かった~死んだふりがキュートでした。

セリフがわからなくても何となく理解できるし、ドレスの色も人それぞれで考える楽しみもあるますね。

2012/04/08 (Sun) 23:17 | yukarin | 編集 | 返信

オリーブリー

SOARさんへ

こんばんは~。

>「音」の仕掛けが非常に多い作品でしたよね。

本当にそうでした!
夢オチのあのシーンは素晴らしくセンスのあるものでしたね~自分もサイレントの画面に慣れて来たところだったので、ハッとさせられました。
どちらも映画愛ではあるけど、「ヒューゴ~」とは全く質の違う作品でした。

お巡りさんのシーン、主人はテーラーと書いてあったように思うけど、質屋だったらもっと切なくなるなと言ってました。
まあ、あのお巡りさんは、ジョージと知ってか知らずか、傷つくことを言ったのは間違いないですよね(^_^;)

2012/04/09 (Mon) 00:04 | オリーブリー | 編集 | 返信

オリーブリー

itukaさんへ

こんばんは。

やはりテーラーですか。
間違いなく心無い酷い言葉を投げかけたんでしょう…。
この作品って、男女どちらの切なさにも感情移入できるんですよね。
だからラストのダンスシーンまで泣ける^^

アギーの必死さ、もうね、涙です(笑)
ジョージを見捨てる人もいたけれど、アギーやクリフトン、何よりぺピーに尊敬されていたんですよね。

2012/04/09 (Mon) 00:14 | オリーブリー | 編集 | 返信

ノルウェーまだ~む

映画とは

オリーブリーさん☆
本当にそうだわ~
ラストのタップでも、まるでこちらに飛び出してきちゃうんじゃないかと思わせるくらいの勢いがあって、3Dよりも興奮しました。
サイレントからいきなり音を混ぜてくる、はっとさせられました。

2012/04/09 (Mon) 00:24 | ノルウェーまだ~む | 編集 | 返信

KLY

能動的に映画に関わることって何て楽しいんでしょうか。物語を最終的につむぎだすのは自分であって、それって大筋同じでも人それぞれ自分の心の中で少しだけ違う物語が展開されるんだと思います。しかも観るたびに同じ人でも完全に同じじゃない。
観ている間本当に幸せな気持ちでした、愉しくて!

2012/04/09 (Mon) 00:55 | KLY | 編集 | 返信

オリーブリー

にゃむばななさんへ

こんばんは~。

本当は観るまで不安もあったのですが、全くそんなものを感じさせず、ある意味、ともて勢いのある作品でしたね。
改めて映画の素晴らしさを気づかせてくれたように思います。

>指をピストルの格好にすると、なぜか銃口部分を舐めに来てましたね。

わはは~それもきゃわいいですっ!!
ま、ウチのも何かくれないとやりませんけどねぇ~手ぶらでやってもしら~んぷりしてますよ(笑)

2012/04/11 (Wed) 00:51 | オリーブリー | 編集 | 返信

オリーブリー

yukarinさんへ

こんばんは~。

WOWOWの番組で、カラーで撮影して白黒処理するから、モノクロになっても映えるイメージって、オレンジの衣装は紹介されてたの見たんですが、他ももっと見たかったな~。

アギーは本当に可愛かったです。
で、昨日、桜を見にワンコと公演へ散歩行ったら、ジャック・ラッセルに3匹も会いました(笑)
一人の人は、アカデミーで有名な犬なのよねと~と嬉しそうに話してましたよo(*^▽^*)o~♪

2012/04/11 (Wed) 00:56 | オリーブリー | 編集 | 返信

オリーブリー

まだ~むさんへ

こんばんは~。

3Dやド派手なのも良いけど、それぞれの感性に問われるような作品も良いモンですね。
地味な印象ながら決してそんなことがなく、音の使い方やセットや美術までもが人物像を表していて、本当に素晴らしいと思いましたよ。

2012/04/11 (Wed) 01:02 | オリーブリー | 編集 | 返信

オリーブリー

KLYさんへ

こんばんは。

きっとそれぞれがシナリオを描いたことでしょうね~。
ただ観ていて楽しい!と思えるのも映画なら、楽しみ方を教えてもらえるのも映画なんだな~と。
とても新しい感覚にさせられる作品でした。
観た後、映画に対する自分の姿勢を少し考えましたよ…(苦笑)

2012/04/11 (Wed) 01:08 | オリーブリー | 編集 | 返信

たいむ

こんにちは

想像したとおり、とっても素敵な映画だったと思ってますが、みんなが右ならえのように絶賛するので、”天の邪鬼”発動って感じです(笑)
蘊蓄を語っているところほど読むのを放棄しちゃってます。
だって、みんな判をおしたように似たような感想。そして結局一番はワンコの話題。
なんだかコレの良さが分からないと二流映画ファンのレッテルをはられるとでも思ってるみたいな。

作品の素晴らしさとは別のところで、アカデミー賞の権威?みたいなものをバリバリ感じる作品になってしまいました。

2012/04/21 (Sat) 08:49 | たいむ | 編集 | 返信

sakurai

栄枯盛衰

自信満々だった栄光の時期から、思いもしない衰退の日々、それでも捨てられないプライド。
それを受け入れつつ、あくまでもやさしい気持ちで包み込むペピー。。。いやーー、どれもこれも素晴らしかったです。
後半から、決壊状態でしたわ。
気持ちのよい、見てよかった~と思える映画でした。
あの階段の構図はうまかったですねえ。

2012/04/22 (Sun) 13:32 | sakurai | 編集 | 返信

オリーブリー

たいむさんへ

こんにちは。

>コレの良さが分からないと二流映画ファンのレッテルをはられるとでも思ってるみたいな。

絶賛が多いと、どうしてもそちらに傾倒してしまうのだろうし、アカデミー賞も大きいですもんね。
セリフがない分、あらすじ意外は自分の感性が頼りになるから、感想を文字にするのも、また感性が問われそうで逆に怖いです(笑)
似たような感想になるのも無理ないんでしょうねぇ~それにしても、確かにワンコは多い(爆)。

公開が遅い日本では、先にこーいう大きな賞の看板や絶賛の嵐で期待値は上がるけど、何もない状態で観賞したら、もっとストレートに響いたんじゃないかと思うとちょっと残念になることもあります。
ま、でもこのような映画は、宣伝しないと人は入らないんでしょうけど…(^_^;)
良い映画だったと感じても、それが好きかどうかはまた別ですモンね。
「アバター」から3Dが激増したように、モノクロサイレントばかりになったら、これも困ります(苦笑)

2012/04/23 (Mon) 11:09 | オリーブリー | 編集 | 返信

オリーブリー

sakuraiさんへ

ストーリーが鉄板だから、セリフなくとも伝わるものは変わりないのだと思いますが、それにしても、時代を意識した演出は相当上手かったですよね~。
主演のお二人がタイムトリップでもしてきたかのようで、当時の俳優さんのイメージにピッタリでした。
観終わった後、これまで味わったことのない気分になる1本ですよね~さすがにサイレントは未経験だったので、“逆”未知との遭遇です(笑)

2012/04/27 (Fri) 11:15 | オリーブリー | 編集 | 返信

latifa

オリーブリーさん、こんにちは!
GWいかがお過ごしかな~。
これ、私もやっと見てくることができました^^
結構涙腺壊れてしまいましたよー。

オリーブリーさんも高得点ね♪
受賞も納得の良い映画だったなぁ~。

クチパクで何って言ってるのかな?って気になるシーン、質屋のところもだったけど、他にも数カ所あったなー。気になる~~。何度か見れば解るのかな?

2012/05/01 (Tue) 17:34 | latifa | 編集 | 返信

オリーブリー

latifaさんへ

こんばんは~何だかお天気に差があるみたいけど、latifaさんもGWどうお過ごしですか~。

こちら、良かったですよねぇ~!!
期待しすぎは禁物と心してたけど、逆に新鮮で斬新で、色々と想像力がかき立てられました。
セリフのない世界でも言葉が見えるようで、良い初体験でしたよ(笑)
あのおまわりさんとか、一体どんなヒドイ(?~笑)こと言ったんだろう?ヾ(~∇~;) コレコレ
まっ、そー言うのもあって、ラストなんて涙腺が決壊でした(爆)

2012/05/03 (Thu) 22:50 | オリーブリー | 編集 | 返信

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  •  アーティスト(2011)☆☆THE ARTIST
  •  温かい涙、溢れ出す愛。この感動に世界が喝采―― 好き度:=80点 すみません!いきなりわんちゃんです。本当に演技が上手いもんでびっくり!このわんちゃんがこの物語のポイントとなってとても素敵な流れを作っていました。 サイレント映画って多分初めてだと思う...
  • 2012.04.21 (Sat) 01:23 | 銅版画制作の日々
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  •  アーティスト
  • アーティスト(4/7公開) ★★★★★(★満点!) よかったです!! 初めてのサイレント映画で寝ちゃうかも?とか心配してたけど、そんなことは全くなく引き込まれました。 切ないんです。純愛? サイレント映画の大スターだったジョージは、トーキー映画の到来と共?...
  • 2012.04.21 (Sat) 10:21 | 食はすべての源なり。
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  •  今、白黒サイレント映画を!
  • 13日のことですが、映画「アーティスト」を鑑賞しました。 サイレント映画スター ジョージと新人女優ペピー 時代はトーキーへと移り、ペピーはスターへ しかし ジョージはサイレントにこだわり続けて・・・ アカデミー賞作品賞、監督賞、主演男優賞など 5部門受賞した...
  • 2012.04.21 (Sat) 19:05 | 笑う学生の生活
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  •  アーティスト
  • 文句なし!こういう映画が見たかった。
  • 2012.04.22 (Sun) 13:32 | 迷宮映画館
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  •  アーティスト
  • <<ストーリー>> 1927年のハリウッドで、サイレント映画のスターとして君臨していた ジョージ・ヴァレンティン(ジャン・デュジャルダン)は、 新作の舞台あいさつで新人女優ペピー(ベレニス・ベジョ...
  • 2012.04.30 (Mon) 04:38 | ゴリラも寄り道
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  •  アーティスト
  • 『アーティスト』---THE ARTIST---2011年(フランス)監督:ミシェル・アザナヴィシウス出演:ジャン・デュジャルダン 、ベレニス・ベジョ 、ジョン・グッドマン、ジェームズ・クロムウェル フランスで人気のスパイ・コメディ「OSS 117」シリーズのミ...
  • 2012.04.30 (Mon) 23:24 | こんな映画見ました~
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  •  「アーティスト」感想
  • 凄く面白かったのだけれど、予告や宣伝で2人のタップのシーンを見せてしまってるせいで・・・
  • 2012.05.01 (Tue) 17:35 | ポコアポコヤ 映画倉庫
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  •  アーティスト
  • Data 原題 THE ARTIST 監督 ミシェル・アザナヴィシウス 出演 ジャン・デュジャルダン  ベレニス・ベジョ  ジョン・グッドマン  ジェームズ・クロムウェル  ペネロープ・アン・ミラー 公開 2012年 4月
  • 2012.05.01 (Tue) 23:49 | 映画 K'z films 2
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  •  アーティスト THE ARTIST
  • 今年のアカデミー賞受賞作は、サイレント&モノクロで話題をさらったこの映画でした。 サイレント映画のスター、ジョージ(ジャン・デュジャルダン)が、ちょっとしたアクシデントで彼の大ファンで女優志望のペピー(ベレニス・ベジョ)と出会う。ペピーはエキストラか...
  • 2012.05.04 (Fri) 09:54 | まてぃの徒然映画+雑記
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  •  アーティスト
  • 2011年 フランス作品 101分 ギャガ配給原題:THE ARTISTSTAFF監督・脚本:ミシェル・アザナヴィシウスCASTジャン・デュジャルダン ベレニス・ベジョ ジョン・グッドマン ジェームズ・クロムウェル劇場で観れてよかった。サイレント映画を知らない20代である私が、サイ...
  • 2012.05.28 (Mon) 02:09 | pure\'s movie review
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  •  アーティスト
  • アーティスト '11:フランス ◆原題:THE ARTIST ◆監督:ミシェル・アザナヴィシウス「OSS 117 私を愛したカフェオーレ」 ◆出演:ジャン・デュジャルダン、ベレニス・ベジョ、ジョン・グッドマン、ジェームズ・クロムウェル、ペネロープ・アン・ミラー ◆STORY◆1927...
  • 2012.06.06 (Wed) 00:08 | C’est joli~ここちいい毎日を♪~
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  •  映画:アーティスト
  •  84回アカデミー賞で最多5部門で受賞したサイレント白黒映画、アーティストの記事です。
  • 2012.08.19 (Sun) 19:29 | よしなしごと
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  •  映画『アーティスト』を観て~アカデミー賞受賞作品
  • 12-36.アーティスト■原題:The Artist■製作国・年:フランス、2011年■上映時間:101分■字幕:寺尾次郎■観賞日:5月12日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ □監督・脚本・編集:ミシェル・アザナヴィシウス◆ジャン・デュジャルダン(ジョージ・ヴァレンティン)...
  • 2012.09.14 (Fri) 23:37 | kintyre's Diary 新館
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