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備忘録として更新します。コメントありがとうございました。

THE IRON LADY4

英国初の女性首相となったマーガレット・サッチャー(メリル・ストリープ)は、80歳を過ぎ静かに晩年を送っていた。
夫デニス(ジム・ブロードベント)は既に他界したが、今もまだマーガレットの幻想の中で存在する。
出会い、結婚生活、そして、“鉄の女”の名で知られた政治家としての人生を振り返る…。


英国初の女性首相マーガレット・サッチャーの人生と知られざる素顔を、家族との関わりを軸に描き出していく。
メリル・ストリープは第84回アカデミー賞主演女優賞受賞。
監督は「マンマ・ミーア!」のフィリダ・ロイド。

2012年 3/16公開 イギリス映画
監督 フィリダ・ロイド
ご祝儀で{★★★㊤3/5}

いずれ地上波で放送するなら、これに限っては絶対に字幕じゃないと意味がないでしょう。
サッチャー特有の甲高い声や喋り方、頭の先から爪先まで、徹底してサッチャーになりきったメリルの女優魂が込められた作品でした。
とくに、認知症に苦しむ老女の佇まい、後姿や歩き方と、やっぱり何をさせても上手いわ!とまたしても感心。
まだ他の女優さんの作品は公開されていませんが、主演女優賞オスカーを取ったのもとりあえず納得できます。
またご本人そっくりに作り上げ、アカデミー賞メイクアップ賞を受賞した技術も驚かされました。
顔の衰えより、顎から首がナチュラルでスゴイ技!
「徹子の部屋」でメリルが話していましたが、セリフが喋りやすいように工夫もされてるようです。
口元(歯)にも特徴があったように記憶してますが、あれも入れ歯(?笑)なのかな。
現役の頃の衣装は、ユニオンジャックをイメージさせるような鮮やかなブルーの衣装が多く、また若い頃のサッチャーを演じた女優さんの顔の感じも似ていたし、その辺りはとても丁寧に作られていると思いました。
THE IRON LADY30
自分の信念を曲げない確固たる姿、力強い演説にリーダーシップは感じたけれど、“鉄の女”の異名を取るサッチャーの伝記モノとしては、残念ながら魅力に欠けました。
実際の映像が時折挟まれ、政治的な内容はあるけれど、回想しながら自らの活動を振り返る程度で、意外な驚きや苦悩と言ったものはないし、幾分か美化されてるような感じも受けてしまった。
夫婦愛や老いの孤独がメインであり、サッチャーと同年代の母を持つ私は、最近、まだらボケしてきた母が認知症になったら、、、と思わずにはいられなかったし、強い母だったからこそ、この病を受け入れるのは家族としても本当にきついだろう。

それはそれとして、サッチャーを描くならあまりにも足早かつ簡素化され、物足りなさは残ります。
ああそうだったのか、と勉強できるトリビアは欲しかったな。
それでも毎日きちんと身なりを整え凛としたサッチャーに、政治家として貫き通した資質を感じ、今の日本に強いリーダーを願わずにはいられない思いがふつふつと(苦笑)
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙10
「考え」が「言葉」になり、「言葉」が「行動」になる。
「行動」が「習慣」となり、「習慣」が「人格」となる。
印象深くて納得させられる言葉でした。
2012.03.16 / Top↑
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