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備忘録として更新します。コメントありがとうございました。

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ラジオ局で働く27歳のアダム (ジョゼフ・ゴードン=レヴィット) は、背中の痛みで病院へ行くと脊髄の癌と宣告される。
ガールフレンドのレイチェル (ブライス・ダラス・ハワード)や親友カイル(セス・ローゲン)は、アダムから告げられた事実をそれぞれの形で受け留めるが…。


脚本家ウィル・レイサーの実体験を元に、余命宣告を受けた青年が病と向き合う姿をコミカルに描くハートフルドラマ。

2011年 12月1日公開 アメリカ映画
監督 ジョナサン・レビン
男の友情がイイ!{★★★㊤3/5}

ガンを宣告されたアダムは、酒もタバコもやらず体に気を使い、ランニング中も赤信号を守る律儀で真面目な青年。
同僚や恋人、家族が気遣う中、悪友カイルだけはいつも通りに接してくれるが、抗がん剤の効果がみられず、病状は刻々と悪化していく。
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よくある難病モノではありますが、主人公の青年が自分の病状や周囲の変化に直面し、前向きに乗り越えていくストーリーです。
ガンだと告白したアダムと、「50/50?!それ、悪くないぞ!」と今まで通りのノリで彼を励ます悪友カイルの男の友情が微笑ましくて素敵。
お涙の押し売りも悲壮感も一切なく、ユーモアがちりばめられ、「ああ、友達ってありがたいな」とじんわり温かな気持ちになれる後味の良い作品でした。
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ガンに限らず、病気を抱える友達とどう接してよいか…。
連絡して良いものか、誘って良いものかと、どうしても気遣いが先に立ち、次第に疎遠になってしまうのかもしれません。
アダムの場合も、恋人や家族、周りの人たちの反応は、それぞれリアルなものでした。
闘病生活を支えると誓った恋人のレイチェル、母 (アンジェリカ・ヒューストン) とアルツハイマーの父、研修中の心理療法士キャサリン (アナ・ケンドリック)、抗がん治療仲間の先輩患者たちなど、周囲の人たちと接しながら、アダムは何が本当に大切なのか、どう生きたいのか感じ取っていきます。
自分だったらどうなるんだろう?と、患者であるアダムと周囲の人たち両方の立場で観ていました。
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悪友で同僚のカイルは、ガンをネタにナンパしたり、楽観的で無神経に見えるけど、あえて普段どおり明るく接することで、病気を笑い飛ばそうとする。
アダムとは真逆なカイルだけれど、彼だって本当は平常心でいられなかったはず。
ガン患者と向き合うハウツー本を読んでいたり、アダムの手術に付き添う姿に、彼なりの強い意思と思いやりが感じられ、アダムは心が救われます。

アダムになかなか馴染んでもらえなかったセラピストのキャサリンですが、お互いが成長していくように、2人が少しずつ距離を埋めていく過程も良かったです。
彼女の控えめで柔らかい誠実さは、アダムの癒しや支えになっていくのでしょうね。
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アダムの役は、ジェームズ・マカヴォイが演じることになっていたのですが、プライベートな事情で降板し、急遽、ジョー君が短い準備期間で見事にこなしたというもの。
マカちゃんでも観たかったけど、頼りなくか弱そうな風貌、繊細で生真面目な内面は、ジョー君にピッタリで、またしても彼の徹底した役作りと演技力を魅せられました。
いつもより控えめな感じのセスも良かったです。
あんなこんなで出ずっぱりのジョー君に大満足でした♪
個人的に期待イッパイだったのですが、意外と淡々とした展開だったので、もうちょっと笑えてジーンと泣きたかったかなぁ~なんて(苦笑)
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シリアスなガンの題材は、苦しみや辛さを笑い飛ばすかのようにコミカルで、逆に生きるメッセージが力強く伝わって来ます。
このバランス加減が絶妙で、どんな時でも笑いを忘れないことが、暗い気持ちを緩和させてくれるのだと改めて気づかされる作品でした。
2011.12.03 / Top↑
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