ウィンターズ・ボーン
2011, 11. 03 (Thu) 19:18
アメリカ中西部ミズーリ州のオザーク高原。
17歳のリー(ジェニファー・ローレンス)は、心を病んだ母と幼い弟と妹の世話に励み、その日暮らしの生活を切り盛りしていた。
ドラッグの売人をしていた父親は、土地を保釈金の担保にし、裁判を放棄し失踪した。
リーは家族を守るため、父親捜索に乗り出すが、親族からは足を踏み入れるなと追い返えされる。
サンダンス映画祭でのグランプリ受賞をはじめ、各地の映画祭で評判を呼んだインディーズ系クライム・ヒューマン・ドラマ。
家族を守るため、行方不明となった父を捜して危険な裏社会へと足を踏み入れていく少女の姿を描く。
ジェニファー・ローレンスは第83回アカデミー賞主演女優賞ノミネート。
2011年 10/29公開 アメリカ映画
監督 デブラ・グラニック
保釈中に家を出たきり戻って来ない父を探し出さなければ、担保になった土地と家を手放すことになると保釈保証人に教えられたリーは、伯父ティアドロップ(ジョン・ホークス)を頼るが、父の消息を探るのはタブーだと言われる。
父がトラブルに巻き込まれ殺されたと確信したリーは、家族を守るため、死亡した証拠を提出しなければならなかった。
映画の舞台となるミズーリ州のオザーク高原は、痩せて乾いた山地でヒルビリー(丘に暮すスコットランド系)と呼ばれる人たちが暮す村。
ヒルビリーは、全米でも最低レベルの年収の貧困地帯で、大学進学率が低く、古くは密造酒、今は風邪薬から覚せい剤を製造し問題となっているそうですが、現在、彼らが暮す山地はアメリカに2箇所あるそうです。
彼らのルーツはスコッチ・アイリッシュで、国家法律は信じず、警察も信じない。
信心深く、部族や種族の掟で生きる社会だそうです。

こういった事前情報を全く知らなかったので、これは一体、いつのどこの話なんだ?と手探り状態でした(苦笑)
隣のおばちゃんと女友達は気に留めてくれるけど、父の消息を聞いて歩くリーに、遠縁や親戚だらけの村人は、どうしてこんなに冷たい扱いができるのか。
閑散とした村の冷たさが、そのまま乗り移ったかのように口の重いミステリアスな人たちばかり。
父親探しや犯人探しに発展するのかと思うと、これといった大きな展開や出来事もなく、はっきりとした結論さえ起こりません。
その日暮らしの貧困生活の中で「生きる」ための手段を見せられ、探せば探すほど、怖い目にも遭わされる17歳の少女の境遇が、とても今の話とは思えませんでした。
貧困な生活は「フローズン・リバー」のようで、家族を守るため寡黙になる少女は「トゥルー・グリット」のようでしたが、リーの置かれている状況は、これが世界一の大国であり先進国である華やかで豊かなアメリカなのかと信じられないくらいでした。

伯父ティアドロップと、一族の女ボスのようなメラブ(デイル・ディッキー)
違法麻薬精製で生計を立てている一族。
敵か味方か…。
裏社会に引篭もるような男たちに代わり、現実に向き合っているのは女たち。
劇中の女性から温かさは感じないけど、強さと守るものを持っている。
弱者ゆえか、彼らには一般的な市民社会ルールと言うものがない。

まだ17歳の少女が…と思うところが多々あり、ただひたすら暗く、希望の見えないお話ですが、ジェニファー・ローレンスの好演があったからこその作品でしょう。
複雑で過酷な環境の少女は、誇りと強い意志を持ち、ぶっきらぼうながらの優しさと芯のある役をとても上手く演じていました。
「ウィンターズ・ボーン」のタイトル意味が分かる終盤は、これで一応、目先の問題がクリア?と、何とも言えない思いで劇場を後にしましたが、改めて考えると、リーもヒルビリーの掟を受け継いでいくのだろうと思う反面、彼らの市民生活が救済される事があるのか、それとも変わることはないのかと、複雑な余韻を残す作品となりました。
コメント
KLY
なるほどなぁ。そういう場所なのね。
だから私はちょっと違和感と言うかね、彼女のように大人にならざるを得ない少女は世界中に一杯いる訳で、彼女のような環境は特殊例にしか見えなかったんですよ。
それよりも『フローズン・リバー』のような、もがけばもがくほどどうしようもなくなってゆくって状態の方が、現実味を感じるんです。映画だけの話じゃなくて実際にも一杯そういう人々が居るんだろうなって。
ただジェニファーの生きる覚悟を見せ付ける演技には圧倒されました。美人系ではないけれど、だからこそ田舎娘が良く似合うというか^^;
ノルウェーまだ~む
貧しい村
オリーブリーさん、こんにちは☆
移住が遅れたスコットランドや北欧の人たちが、カナダ国境など、自国の気候とよく似たところに住み着いたそうですね。
なので何もない殺風景な景色は、本来ふるさとと変わりが無い景色なはずなんだけど、人間がどうも冷徹で、それが寒々しさをより強く感じさせていた気がします。
オリーブリー
KLYさんへ
こんばんは。
>彼女のような環境は特殊例
これがこの作品の肝なんでしょうか。
通常の市民社会ではないですもん(苦笑)
農地が痩せて貧困、覚醒剤製造、コミュニケーションが欠落した村で掟を守るって、いつの時代?とか思いました(汗)
これもアメリカの一つの風景なんですね~驚きです(^_^;)
「フローズン・リバー」の方が、普通の社会通念ですよね。
だから、いけないと思いながらも、やるしかないみたいなの、分かりますモン。
でも、「フローズン・リバー」同じく、苛酷な状況でも、家族を守る力強い意思の女性だと思いました。
>美人系ではないけれど、だからこそ田舎娘が良く似合うというか
彼女もまだ発展途上でしょっ(笑)
それよりも演技力は凄いもんがありますねぇ!
「あの日、欲望の大地で」でも、セロンに似せるように、歩き方とか喋り方とか研究したとかで上手だったけど、今回も現地でヒルビリーに混じって生活したとか。
あの薪割り、堂に入ってましたw(゚o゚)w オオー!笑。
にゃむばなな
こんばんわ
そうですよね。これが世界一の経済大国であり先進国アメリカの姿。
NYやLAの華やかさとは一転、ここまで寂れた風景と人間関係。
でもここで生きていくしかないと覚悟を決めるリーの姿だけは、かつての強いアメリカを感じましたよ。
オリーブリー
まだ~むさんへ
こんにちは。
ジャガイモ飢饉で、アメリカに移住してきたアイルランド人みたいですね。
既に、肥えた土地はイギリス系に独占されていたようなので、小作人になるか山奥に入っていったそうです。
ホント、あのような寒々とした石ころばかりのような土地で、作物は育たないでしょうし、リスの件なんて、今の時代に?とチョット信じられない感覚(苦笑)
でも強さはありましたよねぇ~。
もっと背景の知識があったら、見方が違っていたかも、、、と悔やまれます(;^_^A アセアセ・・・
mezzotint
メリッサ・レオ★☆
オリーブリーさん
今晩は☆彡
ありがとうございました。すっかり名前を間違えて
おりました(汗)マリサ・トメイに怒られそう(笑)
アメリカにこんな古い村があったとは?!
私は何も考えず、、、、。確かに観るまえにチェック
必要ですね。これからは調べたいと思います。
ituka
助かりました^^
舞台設定がすごく悲惨なんで情報入れとかないと
これは状況把握で置いていかれちゃうね。
ウィキじゃそこまで載ってない(笑)
淡々と進行していくので早々に後ろのオッサンが寝てましたよ。
頼むからイビキだけは勘弁してもらいたい(苦笑)
どよ~んとした雰囲気もラストのリーの笑顔で救われました(笑)
オリーブリー
にゃむばななさんへ
こんばんは。
>ここで生きていくしかないと覚悟を決めるリーの姿だけは、かつての強いアメリカを感じましたよ。
いや、ほんと、そうだと思います。
甘えも感傷も無く生きる人たちが、まだ(?苦笑)アメリカにいるって知っただけでも凄い作品。
カントリーがヒルビリーの音楽からって言うのも、初めて知りました(;^_^A アセアセ・・・
オリーブリー
mezzotintさんへ
こんばんは。
すみません、何か余計かな~と思ったんですが、、、(;^_^A アセアセ・・・
>マリサ・トメイに怒られそう(笑)
まだ、若いぞって?(爆)
でも何となく似てますよね、名前(笑)
そうなんですよね~これ、少しチラシにでも書いてくれたら…と思います。
知識があるなしでは、違いますよね~(^_^;)
ずっと、何だ?こんな変な村??でしたモン(汗)
オリーブリー
itukaさんへ
こんばんは。
KLYさんも言われてますが、この映画、暗いとか重いとかの前に、違和感だらけでした(^_^;)
少しでも情報知ってたら、、、また違っていたのではないかと少し後悔してます。
州境を越えるのも、若者には一苦労みたいってねぇ~これだけじゃないけど、今時、何?と感じることが多かったですよ(;^_^A アセアセ・・・
幼い弟と妹に、ずっと一緒と言うリーの言葉は、重く感じましたね。
小米花
NoTitle
ヒルビリーという村の存在を知りませんでした。
それで、村の人々のリーへの反応が合点がいきましたよ。
映画の途中まで特殊な社会だと気が付かなくて、
周りの大人たちは何してるの!!って思いながら見てました。
ジェニファー・ローレンスのこれからが楽しみです。
オリーブリー
小米花さんへ
こんばんは。
>周りの大人たちは何してるの!!って思いながら見てました。
そうなんだよね!
揃いも揃って、非協力的なのがわかんなくて…。
「オマエは首を突っ込むな」とか言われたって、はい、そうですかと言えるような状況じゃないのに。
違和感を抱えたままだったので、後から、彼らヒルビリーと呼ばれる人たちの歴史みたいなのを知ると、「なるほどな~」と思いましたよ。
ジェニファー・ローレンスは凄く良かったですよね。
今後の活躍が期待できる若手女優さんが多いです!
tsurubara
こちらにも・・
TBさせて頂きました~。(^^ゞ
この作品、私結構好きなんですよ~。
なんと言うか・・大人な自分が忘れていた何かを思い出させられた、と言うか・・
うまく言えないけど、自分の心には響くものがありました。
あんまり抑揚がないのでちょっと退屈に感じる所もあったけど、ジェニファー・ローレンスのキャラにぐいぐい引っ張られていった感じです。
それにここでオリーブリーさんの解説を読んで、なるほど!って勉強させてもらって・・良かったです~ありがとうございます。(^^)
原作も読んでみたいんですが、調べたらお値段が高い・・文庫になってくれないかなぁ?無理かな。
オリーブリー
tsurubaraさんへ
TB、コメントありがとうです♪
原作も興味が出ますよねぇ~そうなんだ、高いのか…(^_^;)
まだ図書館とかにも並ぶ感じでもなさそうだしね…。
観ている間、舞台背景が理解できないと言うのか、違和感があったんですが、ジェニファーの演技に引き込まれたし、暗いとか分からんで済ませられなかったので、調べてみたら、色んな背景があったんだと知りました。
殺伐した中にもさりげない人の交わりがあって、ここで生かされてきたリーが、これからは生きていく決心をしたんだな~と感じました。
弟に物乞い(?)するような真似はするなとか、プライドをしっかり持っている姿も逞しいものでした。
ボー
貧困層
貧困は問題ですよねえ。
アイリッシュなのでしたか。アメリカ人にはアイルランド系って多そうですけど、ここの彼らはヒッソリと暮らしているわけですね。
確かに、そのへん知ってたら、もう少し感じ方が違ったかも。
オリーブリー
ボーさんへ
こんにちは。
これはある程度背景を知ってないと、なかなか入り込めない作品でしたよね。
あんな不親切な村って、ホラーか?と思いましたよ(苦笑)
後から、なるほど、それでか…と思うことが多々あって、また放送されたらじっくりと観たいと思ってます。
YOSHIYU機
こんばんは。
いつもお世話になってます。
ヒルビリーの事を全然知らなかったので勉強になりました。
ありがとうございました(笑)
アメリカは広いだけあって、色んな所があるんですね。
オリーブリー
YOSHIYU機さんへ
こんにちは~お返事が遅くなってすみませんでした。
ヒルビリーの人たちの生活を少しでも知ると、納得な作品ですよね。
ホント、色んなところがあるんですね~アメリカ人でも知らない人がいるのかも…。
sakurai
はああ~
まったく知りませんでした。
アメリカの中部あたりは、それこそ己の住んでる半径いくつかしか世界を知らず、そう言うとこはいっぱいある・・とは知っていたので、それくらいのところだろうと思っていました。
だいぶ前に「ファーゴ」(コーエン兄弟の)をちょうど学校に来ていたALTと見にいったのですが、そんなことを教えてもらいました。
中部特有のなまりとか。妙なイントネーションや、抑揚つけてやけに伸ば死気味にしゃべるのですが、もしやスコッチなまりかも。
特異な背景が映画の背景になっているわけですが、こういったアメリカの田舎を舞台にした映画は、ほとんゾ例外なく強い女性が出てくるような気がします。
思い浮かんだのが「スタンドアップ」とか、「ファーゴ」とか、「ボーイズ・ドント・クライ」とか。最後はちょっと違うかなあ。
スコットランドは、ずっと貧しいところで、農業もぎりぎり。土地も痩せていたのですが、アングロサクソン人がブリテン島に進出してきた時に追いやられ、北の貧しい地、さらに追いやられて、西のはずれのアイルランド島にわずかに残ったと。
1000年近くイングランドと戦いを続け、結局併合されてしまうわけですが、自分たちはあくまでもスコットランド人であるという矜持は持っていたと。
なもんで、今はUKから独立して、自分たちの国家を作ろうという運動は続いているようですね。いかんせん貧しいのがネックで。
同じような立場のアイルランドとは行き来があってもおかしくない。でも、アイルランドでも貧乏は変わりなく、アメリカに渡って行った・・・ということかと。
移民の中で、アイルランド人というのは、それなりにいろいろと活躍したりしてますが、スコットランド人というのは、そういや聞かないですね。
この辺に埋もれていたのかも知れないです。
いろいろお勉強になりました。
オリーブリー
sakuraiさんへ
こんにちは。
NYやLAの華やかさがあれば、「スタンドアップ」「フローズンリバー」もアメリカの姿なんですよね。
伝統とか言いながら、コミュニティが崩壊したようなこの村社会が異質で、掟重視で誰もリーを助けようとしない。
最後の助け舟も相当キツイ現実を淡々と見せ付けたって感じで、甘さがなくアメリカの一面を描き切ったんだろうな~と思いました。
民族やら宗教やら、ヨーロッパの歴史は複雑と言うか、、、(汗)
なかなかすんなりと頭に入ってこないんですよね(;^_^A アセアセ・・・
解説ありがとうございました~また教えてください!
sakurai
すいません!
とんでもない誤植ばっかりですいませんです
まったくもう、送信前にちゃんと見ろよ!です。相すいません。
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