FC2ブログ

備忘録として更新します。コメントありがとうございました。

source code

列車の座席で目覚めたコルター・スティーヴンス(ジェイク・ギレンホール)は、目の前にいる見知らぬ女性(ミシェル・モナハン)から親しげに話しかけられた。
状況が理解できないコルターは、鏡を覗き込むと、そこには別人の顔が映り、所持していた身分証明は、“ショーン・フェントレス 教師”と記されていた。
その時、突然、車内で大爆発が発生。
再び意識を取り戻したコルターは、“包囲された城”と呼ばれるコックピットの中にいた。
グッドウィン大尉(ヴェラ・ファーミガ)から、列車爆破テロの実行犯を突きとめる任務に参加していると教えられ…。


列車爆破事故の犯人を見つけるべく、犠牲者が死亡する8分前の意識に入り込み、爆破直前の列車内を追体験していく男の運命を描く。
「月に囚われた男」のダンカン・ジョーンズ監督の長編第2作となるSFサスペンス。

2011年 10/28公開 アメリカ映画
監督 ダンカン・ジョーンズ
SF環境で描かれる人間ドラマ{★★★★4/5}

シカゴで乗客全員死亡する列車爆破のテロが起こり、コルターに極秘任務が与えられた。
そのミッションは、犠牲者であるショーンが死亡する8分前の意識に入り込み、爆破までの列車内で犯人を特定すること。
ラトレッジ博士(ジェフリー・ライト)が開発中の“ソースコード”で、コルターの意識はショーンへとリンクされる。
幾度か意識を転送されるうち、コルターは自分が置かれた状況を次第に理解していく。
source code18
コルター同様、こちらも状況を把握できないまま、どんどんと引き込まれていきました。
現実と列車を(意識だけ)何度か行き来しながら、8分間の間に、犯人にたどり着かなければ、また振り出しに戻ってやりなおす。
常に同じことばかり繰り返されるのではなく、学習能力がつくコルターは、靴の上にこぼされるコーヒーや検札など、スムーズでリズミカルに回避していく。
予知能力があるかのような会話も、女性にはスマートなもので、まるでゲーム感覚のようでした。
しかしこの作品、犯人探しやテロ回避の単純なアクションサスペンスではありません。
ミッションをこなしていく中で、自分の現状を知った主人公に、犠牲になる運命である乗客たちを救いたい気持ちが芽生えてきます。
彼が最後に選んだ行為とは…。

宣伝には、「このラスト、映画通ほどダマされる」とあるけど、ダマされると言うより、混乱させられる映画でした(泣)
問題のラストまで、それなりに理解していたつもりだったのに、一気に??????で頭の中がイッパイに(タスケテ)
以下、画像でゴマかしながら(笑)ネタバレ整理。


*米軍パイロットとしてアガニスタンで戦っていたはずのコルター。
目覚めると、列車の中で、見知らぬ女性に「ショーン」と声をかけられた。
2697_5741236978.jpg
*列車で爆発が起こり
1551_source code
*目覚めると、薄暗い要塞のような中で、シートベルトに繋がれていた。
722_5133503065.jpg
*この要塞、オイルが漏れ出したり、凍ったような寒さになったりするらしい。
8297_2639620652.jpg
*モニターには、軍服姿のグッドウィン大尉と、時折、杖をつきながら歩くラトレッジ博士が映し出される。
コルターは色々と訴えるけど、あちらは意外と冷静で、「それはあなたの仮想なの」みたいなこともおっしゃる。
source code15
*ミッション成功まで、繰り返されるリンク。
4880_2970730960.jpg
*爆弾を見つけ――
6374_6577208973.jpg
*乗客とトラブり――
source code55
*女性の名前はクリスティーナとわかる――
2252_11238345446.jpg
*犯人らしき乗客を追い、手前の駅でクリスティーナと下車するが、遠くで爆音を聞き、線路で別の列車に轢かれる。
SOURCE CODE90
*犯人を確信、尾行するが、銃で撃たれ倒れる。
4382_13923008143.jpg
*コルターの情報で、第二のテロを防ぐことが出来たラトレッジ博士は有頂天だが、コルターに同情したグッドウィン大尉は、ある決断をする。
SOURCE CODE20
*ラストのミッションへとリンクしたコルターは、犯人を車内で拘束、友人になりすまし父親に電話をして和解、車中は、コメディアンのネタで盛り上がり、コルターは(ショーンとして)「後、1分しか生きられないとしたら、何をする?」とクリスティーナとラブラブ。
列車はシカゴ駅へ到着した。
7320_7999576010.jpg
ここで終っても良かったんじゃないのかなぁ。
アフガニスタンで重傷を負ったコルターは、ほとんど上半身だけの体になり、生命維持装置の中で生かされ、直接、脳につながれたコードでやりとりしているだけと言う、とても悲しい姿でした。
犯人が遠隔操作できなかったことで、爆発はキャンセルされ、8分を過ぎても終らないシーンは、コルターの幸せな仮想世界なんだと思った。
「彼は使えるから、リセットして延命」と言う博士に反し、グッドウィン大尉の立て篭もり劇があったんだから、彼は有意義な8分を過ごせたんだと。
難しい話は分からないけど、コンピューターシミュレーションに繋がれるのだから、タイムトラベルではないし、過去を変えれないって言う点も納得できたのに、その後、何事もなかったかのように出勤してきたグッドウィン大尉が受け取ったメール。
えっ?!どーいうこと?
確かに、列車内でメールを打ってたけど、このメールが届いたのはいつのことよ?
博士と助手(?)の会話もはっきりとは覚えてないけど、まだ列車事故が起こってない?未然に防いだ?みたいな会話だったようで…。
しかも“包囲された城”でコルターは生存してる。
実験されていたコルターの仮想世界でも見せられてたのか、それとも予知能力でもあるのか、意識にリンクしてる内に、パラレルワールドが出来たのか?とか、、、もう訳わかんな~い!!

*クリスティーナと手前駅で下車し、コルターは遠くで爆発があってから(数秒、タイムラグ発生)別の列車に轢かれて死ぬけど、クリスティーナはどうなったの?

*コルターとクリスティーナはミレニアムパークのオブジェに立ちますが、このお豆さんが、リンクする度、移りこんでいたのは何故?で、そこに映ったコルターはショーンの顔だったというのは?

*現実(爆破を阻止した)から平行世界(?)のグッドウィンにメールが届くの?(汗)

色々と検索したけど、まだ不思議なことがたくさん残ります。
それはそうとして、物語は丁寧に絞られ、繰り返される8分も、あれこれと手法を変えた見せ方で飽きさせません。
コルターの人間性が伝わリ、彼と同じような気持ちになっていきます。
ラスト間際には、切なさも込み上げてきて、タイムパラドックスの矛盾は、彼や犠牲者が、生への執着や愛で起こした奇跡、、、なんてメルヘンな解釈でもいいかっ!なんて(笑)

ダンカン・ジョーンズの今後もますます期待です。
ジェイク・ギレンホールとミシェル・モナハンもとても良かったのですが、ヴェラ・ファーミガはやっぱり凄い人だとまた思いました。
どんな役でもなりきり度が抜群ですね。
しかも、見えない相手との芝居だったわけで、表情だけであれだけの演技ができるとは恐れ入りました。
「月に囚われた男」のサム的な役割だったかな。
と言う感じで、色々なご意見お聞かせ下さい!
2011.10.29 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://jdyk060911.blog93.fc2.com/tb.php/854-62b39a98