心のままに映画の風景

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さすらいの女神(ディーバ)たち

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トラブルを起こして業界を干されてしまったTVプロデューサーのジョアキム(マチュー・アマルリック)は、家族も友人も捨てアメリカへと渡る。
数年後、ニュー・バーレスクのダンサーたちを引き連れ、フランス凱旋ツアーに打って出る。
フランスの港を巡業するセクシーでゴージャスなステージは、行く先々で観客を沸かせるが、肝心のパリ公演がなかなか決まらず、ジョアキムは苛立ちを募らせていくが…。


やり手のテレビプロデューサーだった男とショーダンサー一座の旅巡業を通し、人間の孤独や幸福を描くロードムービー。
「潜水服は蝶の夢を見る」「007/慰めの報酬」のマチュー・アマルリックが監督・主演を務め、カンヌ国際映画祭で最優秀監督賞に輝いた人生コメディ。
セクシーでユーモラスなショーは、キャバレーから発展したバーレスクの進化形“ニュー・バーレスク”と呼ばれるもので、登場する踊り子たちは全員が現役の“ニュー・バーレスク”ダンサーで演技も初体験とのこと。

2011年 9/24公開 フランス映画
監督 マチュー・アマルリック

女の包容力{★★★㊦3/5}

過去のトラブルが原因で業界を追い出された男と、おばちゃん体型で決して若くないショーガールたちの巡業ロードムービ。
パリの公演が決まらず、昔の仲間を頼るものの、信用を失ったジョアキムに手を差し伸べる者は誰もいない。
そんな男と陽気でタフなショーダンサーたちの日々が、ドキュメンタリー風に綴られていく。
さすらいの女神(ディーバ)たち20
オープニングの映像から、カメラカット、使われる音楽、もちろん、ショーガールたちのパフォーマンスなど、一つ一つにセンスがあり、印象に残るシーンがいっぱいある作品でした。

ジョアキムの孤独や焦りを通じ、家族や友人や、自分の居場所、生きる勇気や楽しみ、信念など、コミカルな面白さと人生のほろ苦さは伝わりますが、物語に起伏が少ないのはフランス映画っぽいのかな。
ショーガールたちの舞台裏と、挽回を目指す男の日常に、ストーリーらしきストーリーはないし、舞台パフォーマンスも中心ではないので、そこを期待した自分は、中盤から少しずつ退屈でした。
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そんな中でも、彼女達のパフォーマンスは面白い!!
この体型だから?エロさがなく愛嬌があって笑えるかと思えば、グッと大人の色気とセクシーさがあったりもする。
彼女達のショーを見たと言うスーパーのレジのおばちゃん…。
女としての微妙な悩み持ってんだなぁ~と感じさせるあのわずかなワンシーンは絶妙(笑)

何か意味があるのかと感じさせておいて、結局、含みだけを持たす場面が多々あって(ガソリンスタンドのシーンとか)、観終わった直後は疑問に感じましたけど、人が過ごす日常、些細な出会いや会話に劇的な事ばかり起きる訳もなく、それでごく普通なんだと言わんばかりの作品だったのかな~と。
淡々として、これと言ったストーリー展開はないけれど、ジョアキムのダメ男君ぶりだけは隅々で感じさせられます。
あらゆる現実に必死なんですね、彼は…。
必死すぎて、見ていてイタイ。
けれど、ショーガール達は、彼とは対極、前向きで陽気で、流れに身を委ねて生きている。
きりきり舞いになった現代人に必要なのは、タフで大らかな優しさに包まれ、脱欲すること、ありのままに任せることなのかも知れないと思いました。

Comment

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こんばんは☆

マチュー好きなので、必見でした☆観れて良かった!
すごい面白いわけじゃないけど雰囲気好きです~
2011年10月20日(Thu) 23:49
migさんへ
編集
こんばんは。

この映画、上映館が少ないんですねぇ~^^
ストーリーが見えてこない映画は苦手ですが、印象に残る場面が多い作品でした。
マチューって、こんな役柄がお似合いですね(^_^;)
2011年10月22日(Sat) 00:14
ナル
編集
でしたね。
自虐的な役がまたぴったり。
マチューの多才さが見えましたが、もっと起伏が欲しかったかもです。
2012年02月09日(Thu) 10:22
sakuraiさんへ
編集
半ドキュメンタリーみたいな感じでしたね。
マチューさん、あくまでも添え物な印象になって、おばちゃんパワーが凄かったです(笑)
2012年02月11日(Sat) 11:09












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さすらいの女神(ディーバ)たち / Tournee/ON TOUR
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『さすらいの女神<ディーバ>たち』
(原題:Tournee) ----これって、俳優のマチュー・アマルリックがメガホンを取ったんだよね? 「うん。ぼくが彼の出演映画を最初に観たのは1996年の アルノー・デプレシャン監督作『そして僕は恋をする』。 その後の活躍は目をみはるばかり。 いつの間にか監督にも進出...
2011年10月20日(Thu) 10:21
「さすらいの女神(ディーバ)たち」
Tournée」…aka「On Tour」2010 フランス 監督、脚本、主演のジョアキムに「クリスマス・ストーリー/2008」のマチュー・アマルリック。 ダンサーたちは“ニュー・バーレスク”の現役ダンサー。 フランス人の元TVディレクター、ジョアキムは業界から干された後...
2011年11月07日(Mon) 21:14
さすらいの女神たち
とにかく迫力たっぷり
2012年02月09日(Thu) 10:23
さすらいの女神(ディーバ)たち
さすらいの女神(ディーバ)たち '10:フランス ◆原題:TOURNEE/ON TOUR ◆監督:マチュー・アマルリック「アデル/ファラオと復活の秘薬」 ◆出演:マチュー・アマルリック、ミランダ・コルクラシュア、スザンヌ・ラムジー、リンダ・マラシーニ、ジュリー・アン・ミ...
2012年06月17日(Sun) 23:01