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WOWOWで 

2011, 10. 13 (Thu) 11:24

「ウソから始まる恋と仕事の成功術」 2009年 日本未公開
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建前やウソの概念がない世界で、突然ウソをつく能力を身につけた男が、世の中に変化をもたらしていくさまを描くコメディドラマ。
英人気TVコメディー「The Office」「エキストラ」、映画「ナイト ミュージアム」のリッキー・ジャーヴェイスが監督、脚本、主演を努める。

とにかくウソのない世界って、とってもシュールで怖い。
いきなり、ジェニファー・ガーナーの本音だらけのセリフに目が点に!
チョイ役で、フィリップ・シーモア・ホフマン、エドワード・ノートン、ジェイソン・ベイトマンが登場し、中盤までは流れにノレたけど、「あの方」へ以降し始めてからちょっと退屈。
十戒もどき(?)をピザの箱に貼り付けたりとか、何となくフッと笑えるんだけど、宗教心の厚い人たちには、きっととんでもないお話ですよね。
物議をかもしたのは納得な映画でした。
リッキー・ジャーヴェイスは、今年のゴールデングローブ賞で司会を務め、「ツーリスト」他もろもろ、ブラックジョークまじりの本音(笑)コメントで責めまくり話題となりました。

「ベスト・キッド」 2010公開
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「ベスト・キッド」をウィル・スミスの息子、ジェイデン・スミス主演でリメイク。
舞台をアメリカから北京に移し、新たな師弟関係と少年の成長を描く。

ウィル・スミスとジェイダ夫妻が、可愛い息子をプロデュース。
親バカ映画と思うなかれ、オリジナル版を活かし、アクションとドラマを楽しめるバランス良い作品でした。
さすが、万人ウケするエンタメ作品の魅せ方知ってるわ。
いじめっ子たちが師匠のジャッキー・チェンに礼節を表すシーンとか、ああいうの好きだなぁ~。
出演者の持ち場がきっちりして、また仲も良さそう。
チームワークが映画の出来に繋がったのかな。

「牛の鈴音」 2009公開 
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韓国で観客動員数累計300万人という大ヒットを飛ばしたドキュメンタリー。
農業の機械化が進む中、昔ながらの方法で牛と畑を耕す老夫婦の日常を静かに見つめる。

やっぱり凄いのね、韓国映画!!
よぼよぼな爺さまが、これまたよぼよぼの牛とただ黙々と働く。
普通、寿命15年ほどの牛が、40年も生きていると言う。
この牛はよほど爺さまと暮していたかったのだろうか(苦笑)
毒舌婆さんも加わり、奇妙な三角関係を淡々と追いかける。
ドキュメンタリーでコメディで、、、“虐待”の2文字も微かに頭を過ぎるんだけど、何とも言えない初めて味わう感覚に、最後は涙が溢れてた。
口では説明できない、観た人にだけ分かる作品のような気がします。

「ヒックとドラゴン」 2010年公開
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ドラゴンとバイキングが終わりのない戦いを繰り広げていた時代、気弱な少年と傷ついたドラゴンの間に芽生えた友情物語を、ドリームワークスが描くファンタジーアニメ。

アニメキャラのデザインがあまり好きではなかったし、流れも定番なんですが、クオリティの高い映像と、異質なものを排除することより、共存を選ぶと言うテーマが良かった。
空中遊泳やラストのバトル、3Dで観たら楽しかったでしょうね。
トゥースとヒックが心を通い合わせ、悪代官のようなドラゴンを退治し、めでたしめでたしかと思えば、そんなありきたりなハッピーエンドではなかったのは、ちょっと意外でした。
けれどひと回り大きく成長したヒックは、この代償を乗り越えていける強い大人になれるのだと感じます。
トゥースとこれで同じなんですよね。
より一層、固い友情で結ばれていくのでしょう。
続編が観たい♪

「カラフル」 2010年公開
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森絵都のベストセラー小説を「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」の原恵一監督がアニメ化。
自殺した少年の体に“ホームステイ”することになった主人公の揺れ動く気持ちと生きる勇気を描く。

家族、友情、恋愛。
思春期特有の少年の内面が、ゆっくりと丁寧に描かれ、風景や室内、降り続く雨、オレンジ色の夕陽…あらゆる造形がアニメとは思えないほどリアリティを感じさせられます。
登場人物一人一人の心情が伝わり、「罪」があるなら「赦す」事の大切さ、視野を広げる大切さを、そっと優しく教えられました。
人に対して少しだけ見方を変えてみる、自分の存在意味の視点を変えてみる。
そこに変化があるのですね。
飄々とした早乙女君の屈託ない笑顔が印象に残ります。

「遠距離恋愛 彼女の決断」 2010年公開
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軽い付き合いから真剣交際に発展し、西海岸と東海岸に暮らすため遠距離恋愛を始めることになったカップルの恋の行方を描く。

「そんな彼なら捨てちゃえば?」の共演で付き合いが始まったドリュー・バリモアとジャスティン・ロング。
くっついたり離れたり、またくっついて、結局、この映画の後で別れたのだったか…。
とにかく、バカップル以外の何者にも見えない。
そもそも遠距離恋愛である必要がどこにあるのか感じられない。
ジャーナリスト志望だとか音楽プロデューサー(?)だとか、そんな設定なんて、どこがぁ?とか思っちゃうほど、バカ丸出しな二人。
嫌味がなく、屈託のないドリューの魅力は活かされていないし、笑い担当の脇役さんたちも全く面白くない。
下ネタも程度が低すぎる。(姉ちゃん、アルコール除菌の気持ち分かるわ~苦笑)
タイトル「彼女の決断」だけど、決断したのは彼の方じゃないの?

「シャッフル2 エクスチェンジ」 2011年公開
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サンドラ・ブロック主演「シャッフル」の第2弾。
夫と義弟の人格が入れ替わってしまったことで、翻弄される妻を描くミステリーサスペンス。

「シャッフル」とはタイトルだけ、全くシャッフルされないフツーの映画。
リー・ペイスは「落下の王国」の時よりグッと老けた感じで、クライヴ・オーウェン並の濃い顔だった(^_^;)

「闇の子供たち」 2008年公開
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梁石日原作の小説を映画化。
タイにおける臓器売買、児童買春の問題を切り込む。

目を背けたくなるシーンが多く、非常に重いテーマですが、色々と考えさせられる内容でした。
戦争が終らないように、このような問題にも終わりがないのかも知れないとジレンマも感じます。
作品の評価より、演じたタイの子供たちが、これがトラウマにはならないだろうか?とスゴク気になりました。
特に、あの男の子…。
江口洋介のオチは、ちょっとショック…。

コメント

BC

おばあちゃん。

オリーブリーさん、こんばんは。

『牛の鈴音』はいつも夫の愚痴ばかり言っていて
牛にまで嫉妬しているおばあちゃんが愛おしかったです。^^

WOWOWはオプションチャンネルなので加入していないんですけど、
幅広い映画を放映しているようですね。

2011/10/17 (Mon) 23:42 | BC | 編集 | 返信

オリーブリー

BCさんへ

こんにちは。

無口な爺さんと毒舌婆さん、絶妙でしたよね。
この婆さんの言うこと、何だかどれもこれも身につまされました。
最後の言葉とかねぇ~沁みました。

WOWOWも10月から3チャンネルのジャンル分けをして、利用しやすくなりましたよ。
レンタルするほどでもない作品とか、気軽に観れます(笑)
未公開作品も多く放送してくれるので、助かります♪( *^-゚)/⌒☆゙

2011/10/20 (Thu) 13:39 | オリーブリー | 編集 | 返信

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