2007_04
04
(Wed)23:56

ステイ



精神科医サム・フォスター(ユアン・マクレガー)は、謎めいた若い患者ヘンリー・レサム(ライアン・ゴズリング)を前任のセラピストから引き継いだ。
ヘンリーはサムに、三日後の真夜中に自殺すると予告。
サムには同棲中のガールフレンド、ライラ(ナオミ・ワッツ)がいるが、彼女は精神的に不安定だった。
ニューヨークを舞台に、若い男を自殺から救おうとする医師が、翻弄される時間と空間が交差するイリュージョン・ミステリー。
監督は『チョコレート』『ネバーランド』のマーク・フォースター。

難しかったけど~面白かった!!
ヘンリーが、ブルックリン橋で炎上する車を背に、呆然と佇む場面から始まり、快晴にもかかわらず雹が降るとサムに予言したり、盲目の医師レオン・パターソン(ボブ・ホスキンス)が、亡くなった自分の父親だと言い張るなど、奇妙な言動を残す。
観る方もいつの間にか、サムと同じく迷いこんでしまい次第に混乱していく。
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だんだん現実が消えて行くと言うか~どれが現実か幻覚か…それが解らなくなる感覚がとても不思議。
意味不明なシーンや、カット、頭の中に??が増えていく。
劇中双子のような人達があちこちで映し出されたり、
死んだはずのヘンリーの母とサムが出逢ったり、風船を持った少年と母親が何度か登場して同じセリフを言ったり…
でもこれはきっと、ラストに明かされる伏線だろうと思わずにはいられない。
ただ、途中、ちょっとダレるかも。
ダレてたら、結末の爽快!と、まではいかないけど、ダメになっちゃうかな…。
どんでん返しというよりは、意外なラストだけど、思った以上に手が込んでいて明確。
タイトルの『ステイ』の意味も解る。
映像も独特な雰囲気で、その迷いの中に自然と入り込んでいく感じ。
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ユアン・マクレガーの精神科医師も雰囲気があった。
その翻弄されていく様子は結構ルアルに伝わったけど、ナオミ・ワッツの方が好演だったかもしれない。
不安定な感情や繊細な表情はとても良かった。
ヘンリー役のライアン・ゴズリングが素晴らしい。
『きみに読む物語』よりは『16歳の合衆国』の彼に近い?!
他の役者さんだったら、詰まらなかったかもしれないと感じるほど、あの青白くて面長で無表情で繊細な雰囲気は、このミステリアスな青年にピッタリで存在感がありました。
この種の映画が好きな人、そうでない人で評価が分かれそうな作品でしょう。
エンドロールにも、ちゃんと意味があります。
できればこの映画は、二度以上は観たほうが良いと思います。
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劇場では、終了後にスクリーンに映し出されるパスワードを公式サイトに入力すると、解けない謎がわかるようになっていたそう。
私が一番気になったユアンのズボン…です♪

2006年 6/3公開 アメリカ映画
監督 マーク・フォースター

C.O.M.M.E.N.T

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映画『ステイ』

原題:Stayまさしく、"I don't know what's real anymore"、夢と現実、生と死、幻想に包まれた追憶と希望、いままさに死に行く男の脳内異次元イリュージョンサスペンス・・・ 美しい橋ブルックリン、その橋の上での大事故、そして、ヘンリー(ライアン・ゴズリ

2007.06.30 (Sat) 02:48 | 茸茶の想い ∞ 〜祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり〜

ステイ

 『この映画の謎は、頭で考えても決して解けない。』  コチラの「ステイ」は、6/3公開になったイリュージョン・スリラーだそうです。現実と虚構の境界が曖昧で観ていると不安な気持ちになってしまう映画ですね。確かに頭で考えても解けない謎がある映画なんですねぇ〜

2008.06.26 (Thu) 19:50 | ☆彡映画鑑賞日記☆彡