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4798_12340232458THE KIDS ARE ALL RIGHT

レズビアンカップルのニック(アネット・ベニング)とジュールス(ジュリアン・ムーア)は、 同じ男性の人工授精で生まれた18歳のジョニ(ミア・ワシコウスカ)と、15歳のレイザー(ジョシュ・ハッチャーソン)と仲良く暮らしていた。
ある日、レイザーは、精子を提供した“父親”をジョニに探して欲しいと頼む。
レストランのオーナーであるポール(マーク・ラファロ)が、生物学上の父親であることが判明し、2人は母親達に内緒で彼を訪ねる…。


精子提供で、それぞれが妊娠出産したレズビアン・カップルと、次第に父親の存在が気になり始めた子供たちが織りなす人間模様を、ユーモアとコミカルなタッチで綴る家族ドラマ。
アネット・ベニングは、アカデミー賞主演女優賞にノミネート、マーク・ラファロはアカデミー賞助演男優賞にノミネート。

2011年 4/29公開 アメリカ映画
監督 リサ・チョロデンコ
2人のママと遺伝子パパ{★★★★4/5}

レズビアンのカップルと、精子提供を受け生まれた子供たち。
例えば偏見や興味本位にさらされると言ったようなものではなく、もしやそれはあったとしても、既に乗り越えたような、現代的な家族。
この家族に起こる騒動は、両親(?)がレズビアンである以外、普通の家族と何ら変わらない実に普遍的なお話。

ドナー提供を受け、子供を出産しているレズビアンのリサ・チョロデンコ監督と、精子ドナー経験があるスチュワート・ブルームバーグが共同で脚本を作り上げたそうですが、斬新なセンスは、自らの経験なども活かされているのでしょう。
長年連れ添ったカップルの悲喜こもごも、ティーン・エイジの反抗と父親に抱く理想や幻想、お気楽な独身男の稚拙さなどなど、普通の日常生活目線で、笑えるシーンも多々あります。
テーブルに並べられる食事やワイン、オーガニックの食材、レストランや街並みなど、カルフォルニアの質感が魅力的で、ポップな音楽が色を添えています。
ファミリー・コメディーのようですが、なかなか核心を突くリアルな家族物語でした。
8227_13408679327THE KIDS ARE ALL RIGHT
精子ドナーであるポールは、子供達の突然の訪問を喜び、急に父性を意識し、ポールと会っているのを知ったニックとジュールスは、食事に招待することを決める。
初対面の食事会で、最近、空間とガーデニングデザインを始めたと言うジュールスに、荒れ果てた自宅の庭をアレンジして欲しいとポールは依頼。
これが思わぬ方向に発展していくことになり…。
9710_8837693515THE KIDS ARE ALL RIGHT
同性から見る同性カップルと言うのは、ちょっと引き気味なんですが、同じ女性としては、母親の心情、更年期、加齢による互いの老い、そして子育てが終盤になると、パートナーとの関係がより大切なものであると、改めて確信する気持ち。
本当によく分かります。

ポールがたてる波風は、ニックとジュールズが長年溜め混んでしまった些細な不満を吐き出させ、失敗も過ちも素直に打ち明け、許したり認めたりしながら乗り越えていくことで、家族の絆と確かな愛情を深めました。
親だからとエラそうにしていたって、人間は誰でも欠点だらけの生き物。
「The Kids Are All Right」子どもたちは大丈夫。
そんな大人を見て、良いも悪いも子供は成長する。
ラスト、レイザーがママたちにかけた言葉が、そんな意味合いもあるかのように温かいものでした。
8662_8475939682THE KIDS ARE ALL RIGHT
ニックが産んだ娘のジョニは、「アリス・イン・ワンダーランド」のミア・ワシコウスカ。
ジュールスが産んだ息子のレイザーは、「テラビシアにかける橋」「ダレンシャン」のジョシュ・ハッチャーソン。
二人の遺伝子上のパパは、“チョイ悪オヤジ”なマーク・ラファーロ。

アネット・ベニング、ジュリアン・ムーア、マーク・ラファロ。
もう本当に上手い、上手すぎる!
三人のトライアングルな構図、誰かが抜きん出る演技などせずとも、どんどんと引き込まれていく。
「ブルーバレンタイン」同様、本当に実力ある役者と、監督や脚本が見事にマッチして、説得力のある作品になっています。
俳優さんたちのレベルが高いお芝居と、新しい家族観でありながらも、普遍的な作品に共感できると思います。
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若い女性と適当に遊び、洒落たレストランを経営する独身貴族のポール。
バイクを乗り回し、若者目線のポールは、子供達に好感を持たれたことを良いことに(?)、いきなり親になるチャンスを手に入れたごとくの遊び人系チャラダメ男。
やっぱり(笑)マーク・ラファロは、こんな役が上手い。

そんなポールに、コロリとなっちゃうジュールスを演じるジュリアン・ムーアがこれまた上手い!
仕事を持ちたくても、なかなかチャンスがなく、専業主婦に甘んじるしかないママ的役割の彼女は、最近、ニックと良い関係が保たれない不満も手伝って、ポールと不倫(?)に走ってしまう。
元々、大らかな性格のようで、レズビアンの彼女が、何十年ぶり?に男性の生シンボルを目にしてのベッドシーンは笑えるばかり。
コミカルなジュリアン・ムーアもとっても上手。
年齢に合ったフェミニン系やサファリ系の衣装が雰囲気あったし、笑いのエッセンスは極上のものでした。

ポールに、家族丸ごと奪われそうになるニック。
医者である彼女が父親役で、一家を支えているわけです。
アネット・ベニングの男っぷりに文句なし!!!
子供には礼儀や勉強、パートナーには専業主婦と、昔、日本にもいた堅苦しいオヤジそのもの。
ベッドシーンも男だね(爆)
そんなニックが、ジュールスの不倫に気づいた時の芝居が絶妙!
たちまち、女に戻っちゃう。
アネット・ベニングとジュリアン・ムーア、名女優だわ。

さて、レズビアンについて、無知でありますが、少しだけ勉強になりました(笑)
ホモビデオで云々の件…。
なるほど~そんなものなのか。
目からウロコ(笑)

2011.05.06 / Top↑
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