わたしを離さないで
2011, 03. 28 (Mon) 17:59
外界と隔絶された寄宿学校ヘールシャム。
キャシー(キャリー・マリガン)、ルース(キーラ・ナイトレイ)、トミー(アンドリュー・ガーフィールド)の3人は、普通の人とは違う“特別な存在”として健やかに育てられていた。
18歳になった3人は、ヘールシャムを卒業し、農場のコテージで共同生活を送ることになる。
イギリス文学の最高賞と言われるブッカー賞受賞した長崎県出身のイギリス人作家、カズオ・イシグロの同名傑作小説を映画化。
過酷な運命を宿命づけられた少年少女たちが、ひたむきに生きる青春の日々を綴るヒューマン青春ストーリー。
2011年 3/26公開 イギリス/アメリカ映画
監督 マーク・ロマネク
「17歳の肖像」「ウォール・ストリート」のキャリー・マリガン、「パイレーツ・オブ・カリビアン」「つぐない」のキーラ・ナイトレイ、「BOY A 」「ソーシャルネットワーク」のアンドリュー・ガーフィールド。
今注目の、若手実力派俳優たち共演の作品です。
運命を受け入れなければならない境遇に生まれた若者たちを、こちらの3人が実に見事に演じていました。
勝気なキーラ、堪えるキャリー、繊細なアンドリュー、難しい役柄をそれぞれの持ち味を十分に活かし好演しています。
特に、語り部となる「プライドと偏見」でキーラの妹役だったキャリー・マリガンが、少ないセリフと絶妙な間で、賢さと芯の強さを静かにじっくりと見せてくれています。
感情を押さえた表情は、幾度もの辛い局面を受け入れていく悲しみが伝わります。
また前半は、ヘールシャムで過ごした子供時代が描かれているのですが、彼らの子役達がこの3人に非常に似ていて、表情、雰囲気、仕草と、まあ何をとってもお上手で、寄宿舎での三角関係がその後の思春期に違和感なく繋がっていきました。
舞台となる1970年代のイギリスの豊かな田園風景、海岸沿いのどこかセピアな景色、生徒達の制服、何気ない日常や、ほんのワンシーンのひとつひとつに雰囲気があり、思い返してみても頭に残るアートな映像が多々あります。
ただ、お話の内容は、おそらく好みが分かれそう。
原作の世界観は分かりませんけど、映画としての見所はあり、個人的には好きな作品ですが、内容では感情的な結末が見えてこないと言うのか、身につまされるような気持ちにもならなかったです。

以下、ネタバレ
手首に付けられたセンサー、校長エミリー(シャーロット・ランプリング)が言う「特別な生徒たち」、予告を観た時から、普通の青春ラブではないと予想できましたが、本編が始まるとすぐ、キャシーのナレーションでその謎は概ね解けました。
1950年代に実施された画期的な医療技術で、人類の平均寿命が100歳を超えている世界だそうです。
すぐ「アイランド」を思い出しましたが、ヘールシャムの生徒達は、クローン人間です。
外界と遮断されてはいたけれど、絵画、スポーツなど教育は普通と同じように施されているようで、世間に出た時の実習もしています。
コテージでは自由に出歩け、介護師の資格を取ることができ、恋人同士のルースとトミーはSEXもします。(おそらく、受胎能力を外してプログラムされている?)

彼らは、普通に知性や感性があるのに、大きな世界の中では違う一歩を踏み出すことが出来ません。
葛藤がないわけではないけれど、生き延びるため「猶予」を信じ行動すると、彼らの純粋さと無知さが痛々しくのしかかってくるだけです。
何故その運命に逆らわないのか…という問いを持つのですが、おそらく自我と言うものがなく、精神の発達や思考が未熟なのです。
時々、怒りを爆発させることがあっても、何かを変える原動力にはならず、自分達の運命を呪いながらも、ドナーになることから逃げるということを知りません。
切り開いていく力がある普通の人間と違い、単なる「提供者」である彼らは、人間の存在意味を教えられてはいないようです。
ヘールシャムの環境に耐えられずに辞職した教師のルーシー(サリー・ホーキンス)が、「教えられているだろうけど、まだ本当に意味を理解していない」と生徒達に告げますが、本当に意味を理解しても、素材になることから逃れる術を知らず「complete」する彼らの思考にはがゆさを覚えます。
彼らの刹那、人間のエゴや差別は強く感じるけれど、「生」を理解することなく、人間は誰もがいずれは「死」を受け入れなければならないと言うような主観、「愛」と思っていたのは、果たして「愛」であったのだろうかの疑問、それらを考えても、結局は運命に従うだけの未発達で無力を観せられたような印象です。
医学や科学のゆがみ、倫理、クローン告発と言った類の問題提議があるわけでもなく、かと言って、ひたむきで切ない純愛とも思えず、純粋な魂が「生」の尊さを知ったと納得することもできませんでした。
人が育つ上で、教育や環境、運命に左右されることはあるけれど、それだけで人生が決定付けられてしまうことはありません。
誰もが周囲の矛盾や不条理を感じながら生きていると思いますが、大切なのは、変わること、変えること、自分を知ることでもあります。
魂が宿っているなら、そのような感情を呼び起こして欲しかったです。
コメント
latifa
ラストの一文^^
オリーブリーさん、こんにちは!
>大切なのは、変わること、変えること、自分を知ることでもあります。
う〜〜む!!その通りですね。深いです^−^
私もこの映画の雰囲気などは好みだったのですが、ストーリーに関しては、もうちょっと熱い展開の方が好きなので、見終わった後、虚しさがおそって来ました・・・。
ituka
会費5000円の改悪
そもそも以前の会費だって高いな〜と思っていたのに
今度の料金には、眼が点になっていたんですよ!
普段1300円のワタシには安くできる希望は残されていますが
オリーブリーさんは、2500円+招待1本+ポイント数本の、この分がモロ値上がりしたと同じですよね。
(ノ_・。)ヾ(´∀`*)ヨチヨチ
にしても、これだけ強気な改正の裏にあるものは何でしょうね〜。
金銀劇場のリニューアルでもするのかな?
この件に対し、けっこう反響あるみたいですね^^;
KLY
>魂が宿っているなら、そのような感情を呼び起こして欲しかったです。
その通りだと思います。
ただ、私はキャリー・マリガンが大好きなので、設定的に気に入らん!と思いながらも、一方では「やっぱりロングが可愛いなぁ…」とか思ってしまったりして。目じりを下げながらイラッとするという変な状態になってました。(笑)
めえめえ
マダムを訪れた2人が現実を知って落胆する場面は、
私も一緒に落ち込みました。
原作の中の大人たちには倫理観なんてものは無いのか、
もしくは現実の世界にいる私たちとは、
そもそも考え方が違うのか…
sakurai
魂の居所
魂がもしも宿っているなら、到底耐え難いものになる。宿って欲しくない。。
いや、宿っていてもそう思わないことによって、運命を受け入れるしかないのでは。。。とも感じました。
そこがまた一層残酷さを浮き彫りにしたような。
あの子役たちには、目を見張りました。
前半の本当の主役でしたね。
オリーブリー
latifaさんへ
こんばんは。
最初からずっと引き込まれ、映画の雰囲気は私も好きでした。
ストーリーは単純な題材ではないので、一概にあれこれは言えないし、原作のイメージもあるのでしょうけど、何かこう、伝わるものが薄かったかな〜と思いました。
オリーブリー
itukaさんへ
こんばんは。
本当、改悪ですよね!!
良い単館系と思っていたのに、ガッカリです(;´ρ`) グッタリ
数えてみたら、昨年のスターキャット系は31本でした。(内、更新時の無料省き、ポイント無料券観賞は6回)
千円×31=31000。
無料券を1300円の時に使ったとしても、×6=ー7800円。
ポイント廃止だと、ここも無くなるんだから、次回からの会費5千円は、どうしても元も取れませんよね(苦笑)
って、そもそも、会員って、足繁く通ってくれる方への恩恵?みたいなものでしょう?
このやり方だと、会員は儲からないからたくさん要らないよっ、ってことみたい…。
ウィークデーには行けない会員さまには、得かもしれませんが、私みたいに週三回の会員レディースデーを利用していた者には、これイタイですよ。
政府からも配偶者控除され、唯一の楽しみである映画からも排除されちゃった気分です(/□≦、)エーン!!(苦笑)
まあ、今、始まったとこみたいですから、これからブーイングの声はたくさん出てくるでしょうね!
せめて、ポイント制は持続するべきでしょう。
オリーブリー
KLY さんへ
こんばんは。
いつか爆発して、殻を破る(?)みたいになるのかとの期待もあったので、この終わりはいささか、うーん…となりました。
が、反面、これが限界なのかなぁ〜も思いますが…。
>目じりを下げながらイラッとするという変な状態になってました。(笑)
KLYさん、それ「ツーリスト」の私と同じですねぇぇ(大爆)
タバコを吸うジョニーは素敵♪♪〜でもこの使い方はなんだぁ〜??!!ってねっo(^▽^)oキャハハハ
オリーブリー
めえめえさんへ
こんばんは。
題材は近未来ネタですが、舞台がまんま現実感たっぷりな設定なので、感情的に、これは仕方ないのか…と思えないですよ。
それが切なかったり、歯がゆかったりしますけど、少なくても私たちの倫理観ってものは、全くなさそうでしたね。
マダムの「かわいそうに」の言葉も白々しく感じてしまいました。
唯一、ルーシー先生が人間的だったので、私はまた彼女が登場して、彼らにアドバイスしたり背中を押したりしてくれるのかしら、と内心期待していたんですけど、読みは外れました(;^_^A
オリーブリー
sakuraiさんへ
こんばんは。
魂が宿るにしても、おそらく限界があるんでしょうね〜。
ノーマルな人間たちは、彼らを否定しない様子でも、見る目があきらかに違いましたし、受け入れる世界もなければ、運命に従うしかないのでしょう。
この映画は、子役達が抜群の演技で俳優たちに繋いだ成果だと思いますよ。
よくぞ探し出しましたよねぇ〜(*^-゚)vィェィ♪
mezzotint
今晩は☆彡
作品としては、大変良く出来たものでした、
3人の若手俳優さんも素晴らしい演技だったし、
申し分ないですが、、、。
内容は複雑ですね。あのような美しい映像だけに、
あまりにもそのギャップに思わず涙してしまい
ました。ふと「闇の子どもたち」を思いだしました。
オリーブリー
mezzotintさんへ
こんにちは。
「闇の子どもたち」はHDDに入ったまま、まだ観てないのですよ(;^_^A アセアセ・・・
近いうちに…。
受け入れるだけの哀しみしかない作品でした。
教育がそうさせるのか、それとも心までも操作された科学技術のクローンなのか。
もう少し、彼らの誕生秘話や倫理を織り込んでくれたら、彼らに感情移入出来たかもしれません。
映像はリアルな設定だけど、どうも内容に本当らしさがないように感じてしまいました。
mig
こんばんは☆ブログのカラーが春らしく可愛くなりましたね♡
これ、こういうストーリーだと思って無かったので逆に不意をつかれたストーリー、なかなか良かったナ。
オリーブリー
migさんへ
こんばんは〜春らしい雰囲気にしてみました♪
私も映画の雰囲気好きです。
ずっと引き込まれていたし、牧歌的な風景が美しかった。
好みは分かれてますね〜。
kira
こんばんは〜☆
うんうん、、ほぼオリブリたんの言わんとするところ、
私も感じつつ見入っていました。
これは時代設定を、あの時代にしたことでなんとなく成功している部分がありますよね?
つまり、テレビや携帯、ネットというものがなく、
彼らの思考に情報や刺激が与えられなかった時代だから、可能な設定。
好きな雰囲気の作品でしたが、救いがなかったわね(u_u)
オリーブリー
kiraたんへ
おはようございまーす。
うんうん、のどかな田園風景とSFネタが、余計に切なさを出してるよね。
若い役者さんが、皆、上手で、それだけでも見応えあるし、映像も好きでした。
へールシャムが余程特殊な環境で、現実離れした世界なんだと言う結論(苦笑)
だって、外界と離れて暮らしていても、成長過程で外に刺激を感じ、それなりに情報も拾い集めれるのに、積極的にそれをせず、死は誰にも訪れるって、カルトっぽさを感じて…。
死は誰にも訪れるから、人は生きる意味を探すのに。
彼らの切なさは十分に分かるんだけど、戦争している環境でもないのに、ちょっと踏み出せば変われるんじゃないの?と…(^_^;)
でも、魂があって、愛、嫉妬、快感と感情もあり、車の免許も取れるのに、10年もの間、根本的な部分は何も変わらなかったってことだよね。
変わることより、受け入れる世界観でしたね〜。
rose_chocolat
いつもありがとうございます。
なかなかお邪魔できなくてすみません。
ブログの引っ越しって結構大変ですよぉぉぉ。
ぼちぼちやらないと息切れします(笑)
さて本作はオリーブリーさんは今一つ?
確かにこの設定で疑問感じちゃうと、その先がげんなりしてしまいそうですよね。
こういう世界があったとしたら本当に恐ろしいですもんね。
オリーブリー
rose_chocolatさんへ
こんばんは。
お引越し、お疲れ様です。
大変でしょうが、頑張ってくださいね!
しっかし、ビックリ仰天の楽天でしたねぇ^^
雰囲気や映像、役者の演技は文句なしですけど、ストーリーがいまひとつでした。
あたかも普通と変わらないように見せられたので、余計にこういう世界は恐ろしいと思いましたよぉ。
ボー
おはグッモーニン
キーラの妹役でしたか、キャリーちゃん。「プライドと偏見」見なきゃ!
運命に逆らって逃げたりしたら、どうなるのか。そういう話にしたら、違うSFアクション映画になりそうです。
この話は、象徴的に、命について語りたかったのだろうなあと思えますよね。
オリーブリー
ボーさんへ
こんにちは。
映像美と言い、子役、役者のキャスティングと言い、映画として魅力が詰まった作品と思いましたぁ~♪
生命が閉塞されてるような…物語の世界観はちと好みではなかったです。
ま、でも、この若手俳優たちはお見事でした。
特にキャリーとアンドリュー、今後が楽しみです!
Hiro
TB有難うございました。
特異な設定に素直に納得して鑑賞しよう。生に執着するなら、
反社会的であろうと臓器提供を拒否し逃避行の末、果てる事もありかなとも思う。
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