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備忘録として更新します。コメントありがとうございました。

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父親を殺された14歳の少女マティ(ヘイリー・スタインフェルド)は、真の勇気を持つといわれる保安官のコグバーン(ジェフ・ブリッジス)に犯人の追跡を依頼。
テキサス・レンジャーのラビーフ(マット・デイモン)も加わり、かたきのチェイニー(ジョシュ・ブローリン)を追う。


父親殺しの犯人を追う少女の復讐劇。
ジョエル、イーサン・コーエンが、1969年「勇気ある追跡」をリメイク。
製作総指揮にスティーヴン・スピルバーグ。

2011年 3/18公開 アメリカ映画
監督 ジョエル・コーエン イーサン・コーエン
正義と代償{★★★3/5}

地味な展開ですが、雰囲気がある古風で正統派な西部劇でした。
「勇気ある追跡」は未見、私にはよく分からないコーエン兄弟のリメイクですが、ストレートなヒューマンドラマで王道な仕上がりでした。
最近、やたらとスピルバーグ制作指揮の作品が多いけど、こちらにも彼の影響があってエンタメ系になったのかな。
先に公開された「シリアスマン」は、時期と時間が合わず、おまけにあっという間に上映終了だったので観ることができなかったけど、多分、「シリアスマン」の方がコーエン兄弟ぽいんでしょうね。
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復讐劇と言うよりは、マティ、コクバーン、ラビーフが、動機は違うけど同じ人物を追うロードムービーでしょうか。
コクバーンとラビーフの掛け合いなどコミカルな要素もあり、旅をしながら語られるそれぞれの過去が、終盤への伏線となっていきます。
アカデミー賞で10部門もノミネートされれば期待値も上がるのですが、結果的にそれほどかな?と首は傾きました。
最後まで飽きることなく観れたんですけど、チェイニーと遭遇した辺りから、展開が急ぎ足になって、全体的に会話劇が中心だったので、ラストへの盛り上がりが淡白な印象で終ってしまったのが残念でした。
ちょっとネタバレある種の代償を背負い、決してハッピーエンドではないラストは良いけど、何十年後のオバサンは別に要らなかったような…。
事あるごとに「弁護士」を口にし、交渉術も強引なマティ。
押しが強くて信念のある賢い子だけど、何だかこのキャラに好感が持てず、父親のあだ討ちにせよ、なかなか感情移入して見る事ができませんでした。
それでも勢いあるヘイリー・スタインフェルドが印象深く残ります。
大人顔負けの14歳の少女を、ベテラン男優に挟まれて見事に演じていたと思います。
次回はもう少し年齢に応じたような可愛らしい性格の設定だと良いかも(笑)
ジェフ・ブリッジスは「クレイジー・ハート」同様、くたびれてるけど味のある渋い男を演じています。
安定感があって、ブレないお芝居は安心して観れますね。
プライドの高い3人が、互いのプライドから真の強さを知っていくような物語でした。

*クマの着ぐるみを纏った歯医者の登場シーン、アカデミー賞のオープニングフィルムを思い出し、声を殺して笑ってしまいました。
2011.03.27 / Top↑
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