ぼくのエリ 200歳の少女
2010, 11. 18 (Thu) 15:59
ストックホルム郊外の小さな町。
集合住宅で母親と暮らす12歳の少年オスカー(カーレ・ヘーデブラント)は、学校で同級生にいじめられていた。
ある晩、隣の部屋にエリ(リーナ・レアンデション)という少女が引っ越して来る。
毎晩のように中庭で言葉を交わすようになったオスカーとエリは、次第に心を通わすようになる。
町では殺人事件が起こり、住民の間に不安が広がっていた…。
ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストのベストセラー「モールス」を、原作者自らの脚色で映画化したスウェーデン発のヴァンパイア・ムービー。
孤独な少年の初恋を繊細に描き、ヴァンパイアの少女と辿る哀しい運命の行方を描く。
2010年 7/10公開 スウェーデン映画
監督 トーマス・アルフレッドソン
評価が高かったこちらの作品。
やっと上映となりました。
なかなかの秀作とは思いましたが、まず残念なのは邦題が非常に悪い。
200歳なんて一言も出てきませんよ、どこから持って来たの?!
いきなりネタバレにもなるけど(以下、ネタバレで書いています)少女と付けるのもどうなのかと思いますが、それでも相手に取って少女であればそれで良いってことで納得はできますけど、雰囲気のあるせっかくの内容がタイトルで台無しになっちゃうと勿体ないですよ~せめて「ぼくのエリ」だけにすればまだ良かったじゃないのかな。
ハリウッドでリメイクされた作品が10月に公開されたそうですが、こちらの「Let Me In」や原作の「モールス」の方がしっくりするでしょう。
エリに噛まれた女性が猫に威嚇されるシーンや、光で昇天するシーンはちょっとチープだったり、突然、「ジャーン!!!」と鳴る音、殺人事件が起きたのに警察があまり登場しなくてのんびりとした印象、さして必要性がなかったりする場面転換は唐突、抒情詩のような美しいカットではあるけれど、ん?今のは何?と流れが途切れがちになるのが気になりました。
劇中、エリのセリフで、観客は彼女が女の子ではないのだろうと想像する訳ですが、それを決定付けるような画面にぼかしを入れるとはどうなんでしょう。
私はモノが付いていたのかと思ったのですが、オスカーはエリの去勢された傷跡を見てしまったそうです。
このぼかしは日本だけなのかも知れませんけど、「好きでこうなったのじゃない」と言うエリとオスカーの愛は、人間とヴァンパイアが性別を超え、内面的に結びついていくのが肝だと感じたので、はっきりと見せたほうが良かったのではないでしょうか。
本当は★4つにしたいところ、この辺でマイナスに…。

こちらの作品が優れているのは、負の部分がしっかりと描かれていることだと思います。
イジメに抵抗する勇気が無く、夜になるとナイフ片手に木に向かって憂さ晴らしするオスカーも、ヴァンパイアのエリも孤立しています。
ほのかな初恋の障害を都合良く表現するのではなく、人間もヴァンパイアも同じように持つ疎外感から、二人の孤独な魂が静かに共鳴し合い依存関係になる過程が情緒豊かに綴られています。
オスカーをいじめる連中にも、その構図がきちんと示されています。
口だけならまだしも、本当は暴力的な行為が出来ないおどおどした下っ端の二人。
彼らはリーダー的存在である少年に言われるままですが、この少年には兄がいて、彼もまたおそらくこの兄からイジメを受けているのでしょう。
離婚(別居)しているオスカーの両親、母親は生活のことでイッパイなのか、子供に対して細かい気配りが出来ず、父親はとっても美男子で、おそらくゲイであるのだろうと察するワンシーンの空気感は絶妙です。
父親と思われるハカン(ペール・ラグナル)と暮らすエリ。
当然、ヴァンパイア親子かと思いましたが、実はハカンは人間で、エリのために人を殺しポリタンクに血を溜めて持ち帰る役割です。
いわゆる庇護者になるのでしょうか。
なのでエリはむやみに人間を襲うことはしませんが、このハカンがドン臭くて…(苦笑)
いつから暮らしているのか分かりませんけど、おそらく彼も少年時代にエリと出会い恋をして、自分だけが老いてきたのでしょう。
こういった登場人物の背景や事情は、余計な言葉や説明で語られることが一切なく、観て感じさせてくれる、奥行きや広がりを与えてくれる、映画である以上、こういった作りはかなり好みでした。

血の感覚に対照的なものを与える白い雪景色が美しい。
音もなく降り積もる北欧の景色は、町や人の閉鎖感を表しているよう。
まるでハッピーエンドのように描かれるモールス信号のやりとりのエンディングに、彼らの行き着く先はエリとハカンなのだろうと思えてなりませんが、甘酸っぱさと重苦しさを同時に感じたラストでした。
リメイク版は「Let Me In」
「クローバーフィールド/HAKAISHA」のマット・リーヴスが監督で、「ザ・ロード」のヴィゴの息子役コディ・スミット=マクフィー、「(500)日のサマー」のジョセフ君のおしゃまな妹クロエ・モレッツ。
日本公開はまだ未定のようです。
コメント
KLY
No title
全くナンセンスなことをしてくれますよね。
あんなタイミングのぼかしでは、単純に「映っちゃってるからぼかしました」と受け取られても仕方ない訳で。本当に映っていたならともかく、傷跡なんですからなんの不都合があるのか。よもや児童ポルノ法に引っかかるとか下世話なレベルでの話はよして欲しいものです。
透き通るようなオスカーの存在感が北欧のあのピンと張り詰めた夜にマッチしていますよね。同じヴァンパイア+ラブストーリーでも「トワイライト」シリーズとはえらい違いで。(笑)リメイクは上手く行っているとよいですが、そもそも何でもかんでもすぐ飛びつくハリウッドはそろそろいい加減にしたほうがいいよなぁと…^^;
mig
No title
こんばんは〜コメありがとです。
これ好き〜。今年のベストに入れるか悩みどころかなぁ。
ハリウッドリメイク版はあっちで公開中だけどなかなか評判いいようで。早く観たいなー☆
mezzotint
TBありがとうございます!
今晩は☆彡
TBありがとうございました!
こちらからもTBしましたが、はじかれるようです。
200年間生き延びてきたということらしいですが、
確かに映画の中では記されていませんでしたね。
邦題がマッチしないと、映画自体の良さが損なわれる
事もあります。でもこのダークな雰囲気は北欧独自の
ホラーって感じなのかも、、、。
結構好きな作品でした。またリメイクされちゃいました
が、、、、、。さてどんな風に仕上がっているのか?
オリーブリー
KLYさんへ
こんばんは。
>全くナンセンス
ですよね(;´ρ`) グッタリ
この内容と展開で、児童何かしと考える方が下世話なレベルでしょう〜。
ぼかしにした為、余計そこら辺も含めておかしな話になっちゃうじゃないですか。
オスカー君の透き通るような肌の白さは女性の憧れですが(それは置いといて〜笑)
彼がどれだけ純粋であるかの現れのようで、また北欧のシーンとした雪景色が血をイメージさせるヴァンパイアと見事にマッチしていて、つたない自分の感性を刺激される作品でした。
>「トワイライト」シリーズとはえらい違い
ヾ(≧▽≦)ノギャハハ☆
わたし、この作品は絶対に肌に合わないと思ってるので劇場では観てないです(お金の無駄〜苦笑)
続編公開に合わせWOWOWで放送してくれるので見てはいますが、やっぱりダメです。
ヴァンパイアも狼男も美しくないし(;^_^A アセアセ・・・(でもまだ狼の方が男らしいかも)
彼女の気持ちもイマイチ共感できない。
配給さんが狙ってる対象年齢があるのでしょうねぇ〜オバちゃんには異質間のラブの葛藤とか、薄っぺらいのかな…。
kira
No title
行った事もない北欧の小さな町の、
孤独なヴァンパイア、、そして知り合ういじめられっ子。
もう、その設定でかなり好き(笑)
ハカン・・(-_-;
(お前ムリだろ、、)って突っ込みましたよ〜。
ドンくさいっていうだけで、エリをキケンにしちゃうわよね〜(笑)
この二人の孤独を静かに感じさせる演出も好みでした♪
ituka
リメイク版のキャストいいね!
キャストやスタッフとも、お気に入りメンバーなのが嬉しいです。
オスカーだけが歳をとっていき、いずれハカンのようになるなんて切ないな〜^^;
モールス信号って込み入った会話ができないのが難点ですよね。
彼らは携帯メールとか使わないのでしょうか^^;
週末は『行きずりのバトル・ハリー・ポッター3D』でしょうか。(←おい)
『レオニー』はチョット様子見しようかな。
ボー
こんばんは!
ご訪問ありがとうございます。
劇場公開、よかったですねー。これは映画館で観るのがいいですよ。
あまり見ない北欧の映画の雰囲気も、ポイントが高いです。
あのボカシは、観客を間違った理解へ導く可能性が大なので罪は大きいと思います。
あ、エリの血まみれ、うちでは怖いので載せなかったんですよ〜。(苦笑)
オリーブリー
migさんへ
こんばんは。
>今年のベストに入れるか悩みどころかなぁ。
もうそんな時期になるんだよね〜。
migさん、「かいじゅうたち〜」はベストって言ってたから、年初めからラッキーだな〜と思っていましたよっ!
私は相変わらず迷い女なので(滝汗)
migさんのベストラインナップを楽しみにしてるねo(*^▽^*)o~♪
ハリウッドリメイク版は、キャストも知る人達だし、それはそれで楽しみだわ。
こちらを観てからの本作をって人が増えれば、それも良いと思う♪d(´▽`)b
オリーブリー
mezzotintさんへ
こんばんは。
>こちらからもTBしましたが、はじかれるようです。
ギョッ?!(死語?〜苦笑)
すみませーん。。。ペコリ(o_ _)o))
って、そう言えば、同じgooさまの migさん、kiraさん、もしかしてTBはじかれているのかな〜なぜかitukaさんだけOKって地域限定かい?…(爆)
>邦題がマッチしないと、映画自体の良さが損なわれる
タイトルで、観ようかどうしようかと判断してしまうことはあると思うのと、これは単館系ですから、本気で観て欲しいと思うならもっと考えた方が良かったんではないかと…。
私もこの作りは結構好きな作品でした。
案の定リメイクされましたが(爆)それも興味深々になりますよね(;^_^A アセアセ・・・
sakurai
結構
評判いいんですよね。
あたしはもう好みの問題ですが、だめでした。
子供をどうのこうのしちゃう時点で、どうしてもだめなんですね。
「告白」も、その辺からだめだったので。
それは演技で、映画を作ってんだから、役者として割り切ってる見る、演じる・・という風に見ればいいのに、どうしても自分の感性として、許せないものがあるんですね。
そこまでして、映像として作らなければならないものなんだろうか・・・みたいな。
そこを呑みこんで、作りげられたもの!として見なければならないのですがねえ。
だったら見るなよ!ですよね。
ハイ、すいません。反省してます。
オリーブリー
kiraさんへ
こんにちは〜。
ヴァンパイアものに雪景色は映えるよねo(*^▽^*)o~♪
この設定だけで、二人の内面を感じることができました。
そうでしょう〜ハカン(;^_^A アセアセ・・・
私、思わず失笑したよ…。
あんなんで何年も生き延びてこれたのかい?
年老いたって事なのでしょうが、ちょっとね(苦笑)
今日から恭子ちゃんのWOWOWドラマ始まるねっ(*^-゚)vィェィ♪
楽しみにしてまーす♪
恭子ちゃん吹き替えのアニメ予告も観たよぉ〜!
オリーブリー
itukaさんへ
こんにちは。
登場する人物だけで、その人たちがどんな環境なのだろうと説明なくても、何となく察することができる展開が上手いな〜と思いました。
こちらの子役さんたちは舞台設定にモロ嵌っていたと思うけど、どちらもあまり好きなタイプではなかったので(おい!)
リメイク版はまたそれも楽しみかな(笑)
ジェンキンス様も味わいあるし、彼のお芝居が楽しみです♪
「ハリポタ」はますますダークファンタジーになって面白かったです。
「レオニー」は……。。。。。
オリーブリー
ボーさんへ
こんにちは。
地方、地味に順次公開のようです(;^_^A アセアセ・・・
リメイクは、シネコンド派手公開になるのでしょうか(苦笑)
ハリウッドに慣れていると、ヨーロッパ映画の奥行きの深い作品に感心しますよね。
赤い画像は迷ったけど、一応ヴァンパイアと言うことで(爆)
あのぼかしは台無しですよね( ̄▽ ̄;)!!ガーン
余計に混乱するじゃないですか。
物語の要でもあるのに、何を考えてんだって思います!
オリーブリー
sakuraiさんへ
私が勝手に想像するところですが、sakuraiさんはご職業柄、公平であると思うので、特に子供関連でそう感じるのではないでしょうか。
「金八」が初めて放送された時、うちの母親もこんなドラマを作って子供に芝居させて、余計こんな子供が増えるんじゃないか、と言っておりました。
そう考えると、教育的にどうなのか問題はつきまとうし、観る側のモラルと言うのか、受け止め方を問われるのかも知れませんね。
私は、史実や伝記などそれ以外の映画は殆ど仮想世界と割り切って観るので、このいじめっ子達にも親がいて…とは思いますけど、こんな子供に育てた親の責任は十分避けられないと考えると、冷たいと思われるでしょうが、仕方ない結果と感じます。
それは「告白」も同じでした。
子供をどうのこうのしてまで制作した意図を、大人がきちんと受け止め、現実を見るのが大切かな〜と。
まあ、子供も犠牲者ですが、エリに吸われた大人たちも何も悪くないのにもっと気の毒だと思いましたよ(;^_^A アセアセ・・・
最初の男性なんて「あんな良いヤツを…」とずっとお友達が言ってましたものね。
映画って、人それぞれ、様々な視点と感性があって、ほんと、勉強になりますわ♪
sakurai
ありがとう・・
わたしの分析までしていただいて、なんだかものすごくうれしいです。
物語として見れば、とっても興味深く、嫌いじゃないんですよ。
不条理愛みたいなもんでしょうか。
そして犠牲になってしまうのも、どう考えても不条理ですもんね。
北欧もんって、結構ストレートに描くんで、リメイクはオブラートかかってたりして、見やすくなるかもですね。
なんだかんだ言いながら多分見るんですがね。
リメイク版の方のフォーリー(音響)を担当した方と先日じかにお会いして、その中で快心の音がある!とおっしゃってたんですよ。
なもんで、見ねばならんと思っています。
オリーブリーさん、ありがとうです。
オリーブリー
sakuraiさんへ
こんばんは。
いや〜分析とかそんな(;^_^A アセアセ・・・
いつもお話させて頂くイメージから、そんな感じを受けてたので。
子供は一日の大半を学校で過ごすので、sakuraiさんのような先生なら、父兄は安心できるな〜と常々思っています。
どっちの子供の担任だったか忘れましたが、「教師も人間だから好き嫌いはあります」と言われた先生がいて…。
そりゃそうだろうけど、それを生徒や父兄の前で堂々と公表するんか?と何だかガッカリした覚えがありますよ(苦笑)
>不条理愛みたいなもんでしょうか。
あっ、一言で言うならこの作品にピッタリの言葉ですわ!
そんな担当したお方とお話したら、そりゃ観なくては(笑)
うん。
そのオブラートの量って、このような作品は重要なんでしょうね。
私はスプラッター系はそう苦手でなくなったのですが、あまり残酷なだけとか、その描写ばかりが続くと、やっぱりそこまで必要性があるのか胸糞が悪くなりますよ。
こちらこそ、幅広くお話させて頂いて勉強になってます〜ありがとうです(*^-゚)vィェィ♪
ノルウェーまだ〜む
ええーっ!200歳じゃ?
オリーブリーさん、こんばんわ☆
えー?200歳じゃなかったのですか?
実はこの映画すごく気になっていて、早く観たかったのですが、ハリウッドのリメイク版「Let Me In」だったかなが公開されるので、そちらを先に見ることになりそうです。
北欧のほうがしっとりしていて良さそうだけど・・・
オリーブリー
まだ〜むさんへ
こんにちは。
まだむさんはこれからなのね?
なら、ネタバレしない程度に(笑)
そうなの、200歳だとは一言もないのよね。
ただそれくらいは生きていると思う〜みたいはセリフはあるんだけど。
大体、エリは自分の誕生日も知らないんだって(;^_^A アセアセ・・・
他にもねぇ…この邦題だと混乱を招くかも知れません(苦笑)
トレイラー見たら、リメイクの方が、サスペンススリラーっぽい仕上がりな感じがしました。
本家の雪景色とヴァンパイアって、スゴク雰囲気ありましたよ!
北欧は1度行ってみたいトコです!
あの雰囲気に浸りたい(*^^*)
家具や雑貨のセンスも好きです(笑)
ノルウェーまだ〜む
邦題の混乱
オリーブリーさん、再び☆
邦題の混乱が、200歳だけじゃなかったって、酷い話ですね〜
変な先入観を持たせて、それが映画に対していい影響を及ぼすならいいですけど、これだと完全に映画の意図するところが違ってきますね。
ハリウッドのリメイク版は、クロエちゃんが完璧に女だし、もしかすると女の子っていう設定なのかも・・・
オリーブリー
まだ〜むさんへ
再びのコメ、ありがとうございます!
ご覧になれて良かったですね!
邦題って、大事ですよぉ〜。
良くも悪くも印象深く残りますけどね(苦笑)
いつか字幕版DVD見てくださいね(^_^;)
観る人のそれぞれの感性を刺激されるような作品でしたね。
latifa
興味深く^^
オリーブリーさん、今日は雪がちらついてます^^
あのオッサン、トロ過ぎじゃ〜って、思っちゃいましたよね。酸をかぶってホラーになった姿がどえらく怖かったです・・。
上でオリーブリーさんがsakuraiさんの子供をうんぬんという映画が苦手・・という事について、深層心理分析・理解していらっしゃるのを横から拝見し、なるほどな〜と、映画とは無関係な処で、納得したりして(^^ゞ
私も父が教師だったんですよ。
これ、原作者自らの脚色で映画化しているんですね〜。小説でグダグダ長いところをバッサリカットして、映画ではより良い感じになっていたと思いました。
オリーブリー
latifaさんへ
こんばんは。
三連休は風が強くて寒かったですが、こちらは今日、大きなボタン雪が降って雪景色となりました。
今もまだチラホラと降ってますよぉ〜寒い夜です(^_^;)
そうでしょう〜あのおっちゃん、真面目なのか、ふざけてんのかビミョーでしたよね(爆)
これまでよくエリを守ってきたわと、失笑もんでした…(;^_^A アセアセ・・・
原作者が脚色されると、映像として無駄が無く、的確に仕上がるのかも知れませんね〜それがこの作品の良さでもあるのかな。
latifaさんのお父様も教職をとられていたのですか!
sakuraiさんには、いつも西洋史など、ブログを通して勉強させてもらってます。
作品を通して、分かりやすく説明されているので、こちらの理解も早いですよ(爆)
映画って、そういう意味でも勉強になりますし、同じ作品でも感じ方や捉え方の違いが、なるほどなぁ〜ととても参考になりますよね。
にゃむばなな
こんばんわ
ほんと、この邦題はちょっとセンスがよくないですよね。
個人的にはメールや電話ではなく、モールス信号で会話するシーンが好きです。
文明の利器ではないところに子供らしさを感じたのかも。
私もこんな初恋がしたかったと今更ながら悔やんでおります。
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