プレシャス
2010, 04. 26 (Mon) 18:56

1987年、ニューヨークのハーレム。
16歳のクレアリース“プレシャス”ジョーンズ(ガボレイ・シディベ)は、父親にレイプされ2人目の子供を身ごもっていた。
母メアリー(モニーク)には精神的にも肉体的にも虐待を受ける日々。
妊娠を知った校長の勧めでフリースクールに通うことになったプレシャスは、レイン先生(ポーラ・パットン)と出会い、読み書きを学び、次第に希望の光を見出し始める…。
悲惨な家庭環境で育った16歳の肥満少女が、
フリースクールに通い始めたことをきっかけに、人生の喜びを掴むため踏み出そうとする物語。
原作は、ハーレムでソーシャルワーカーや教師の経験を持つ女性詩人のサファイア著「プッシュ」。
サンダンス映画祭でグランプリを受賞したほか、
モニークはアカデミー賞助演女優賞、ジェフリー・フレッチャーはアカデミー賞脚色賞を受賞。
新人ガボレイ・シディベが主人公プレシャスを熱演。
無知であるのをやめたとき{★★★★4/5}
“愛しい”“貴い”の意味を持つミドルネーム“プレシャス”の現実は、名前とは真逆で苛酷なもの。
12歳の時に出産した娘はダウン症で祖母の元へ預けられ、今は2人目を妊娠中。
子供の父親は、プレシャスの実の父親。
生活保護を受けながら、何をするわけでもない母親に虐待されても、ただ従うしかない毎日。
これだけでも彼女が置かれている境遇は絶望的で耐え難いのですが、
そんな痛ましい現実よりも、輝きや希望を感じさせてくれるタフで力強さがある作品でした。
プレシャスのナレーションで進行しながら、辛い逃避の手段として妄想シーンや過去のフラッシュバックが時折挟まれます。
特に妄想シーンには、人から注目される人気者のプレシャスが存在し、そのユーモラスな雰囲気はティーンエイジの願望がよく表されていて微笑ましいものです。
とてつもない巨体ではありますが、オシャレにも気遣い、登校前の鏡に写る姿は、スレンダーな金髪白人の美少女だったりするシーンも、こうした空想で現実逃避でもしないと、押し潰されてしまうプレシャスの気持ちが痛いほど伝わってきます。

どうしてメアリーような母親が存在するのか…。
“プレシャス”と名付けたからには愛しかったはず。
生活保護に頼り自分では何もしない。
プレシャスが夫を奪ったと憎み嫌い、酷い言葉で追い詰める。
娘を犯し続けた挙句に失踪してしまった夫への怒りは、娘へと向けるしかない。
産まれた子供も夫に似ていると床に落とし、逃げるプレシャスにテレビを投げつける。
その理由は、福祉課のワイス(マライア・キャリー)との三者面談で語られますが、とても同情できるものではなく…
ただ、彼女も愛が欲しかった、愛に飢えていた、そして差別や偏見の社会で貧困を強いられ、学ぶこと、知ることが出来ずに無知だった。
鬼畜な親は、負の連鎖からの誕生だったのかもしれません。
が、いくら時代の犠牲者として捉えようとしても、許せるものではありません。

プレシャスは字が読めません。
日本の教育では考えられないことですが、アメリカではこのような例はよくあるそうです。
代替学校の教師レインは、プレシャスに文字を書くことを教え、愛すること愛されていることを教えます。
この出会いがなかったら、プレシャスも自分の力で歩き出すことはできなかったのかもしれません。
レイン先生の教育は知識を教えるだけではなく、人間が知的な存在になっていく為にレベルアップの手伝いをしているように感じました。
プレシャスが2人の子供のために生きていこうと決意をする強い心は、先生の教えに答えを出したのだと思いました。

同じ親として、このロクでもない母親には疑問がイッパイですが、モニークのモンスターぶりはさすがにオスカー受賞の迫力あるものでした。
モニークと同じくらいに熱演だったのは女性教師を演じたポーラ・パットンです。
彼女には母性も感じました。
原作ではもっと教育について書かれているようですが、
自分を変えてくれる人との出会いは、人生で重要なことであると感じさせてくれる存在でした。
スターのオーラを100%消し去ったマライア・キャリー、看護士ジョンのレニー・クラヴィッツも良かったです。
80年代の貧困、社会福祉制度、教育制度、エイズが異性間でも広がり始めた問題が鋭く描かれ、社会の底辺や弱者に“プッシュ”と希望を与えてくれ、
ガボレイ・シディベの自然な演技と存在感が、この物語が決して絵空事ではない現実的なものであるという感覚にさせられました。
最初はどこか頼りなさそうで虚しささえ感じた大きな体が、ラストは2人の子供を連れ、背筋が張り自信たっぷりの貫禄ある体に見えました。
2010年 4/24公開 アメリカ映画
監督 リー・ダニエルズ
コメント
KLY
素晴らしい作品でした
そう、メアリーも愛されたかっただけなんですよね。もちろんその行為は許されませんけど。
プレシャスにワイス先生がいてあなたは愛されているのだということを教えてもらえたのに対して、彼女にはそうした存在がいないまま大人になってしまった。だからある意味最初の頃のプレシャスはメアリーと似ているのでしょう。自分の映し鏡を見ているからよけいメアリーはいらだったのかもしれません。
それにしても最初は何投げたのか解らなかったんですよ。あとからフライパンだとわかって「おう、なにすんじゃこら!」って。流石にフライパンはないだろと。^^;
くろねこ
こんばんは!
2人の子を抱いて歩き始めるプレシャスの強さに・
胸を打たれました〜。
でもそこには「母(メアリ-)のようにはならない」という決意があったんですよね。
この親の存在は絵空事ではないから恐ろしいです。
子に強くなれなんていう前に親が自分を正さなくてはですよね(涙)
オリーブリー
KLYさんへ
こんばんは〜相変わらずノロコメですみません(;^_^A アセアセ・・・
そうそう、フライパンもどうかなのに、階下目掛けてテレビ落とすか、コラッ!!!でしたよね。
ま、赤ん坊も落とすんだもん…(怒)
何だかね〜この人も恵まれなかったの気の毒かもしれないけど、アンタ、子供産んでもそれか?!と不思議でたまりませんわ。
でね、、、
観終ってから友人と、実の父親にレイプされたって言ってたよね?!と確認し合いながら、もうため息しかでないですよ(;´Д`A ```
それを阻止せず何が愛されたかっただよぉ〜。
オリーブリー
くろねこさんへ
こんばんは。
お返事が遅れてしまい、ほんと、申し訳ありませんでしたペコリ(o_ _)o))ペコリ(o_ _)o))
GWの疲れからか、寝込んでおりましたぁ〜・゚・(ノД`;)・゚・
自分の年齢や経験からか、
プレシャスより母親立場で観てしまいましたが、現実、日本でも事件等を聞くと、人間と思えないような親の存在は恐ろしいですね。
しかし、こうやって手を差し伸べ親身になってくれる人って、またそうもいないような気がします…。
人生のキーポイントとなる出会いは、良いも悪いもあるものだと思うので、やはりプレシャスの決意には力強さを感じましたね。
vic
>ただ、彼女も愛が欲しかった、愛に飢えていた、そして差別や偏見の社会で貧困を強いられ、学ぶこと、知ることが出来ずに無知だった。
>鬼畜な親は、負の連鎖からの誕生だったのかもしれません。
私もそう思いました。
何の希望も感じられないあの状況では、悪魔のような夫でも、唯一、側にいてくれる人は、失いたくないと思ってしまったのだろうな、と。
子どもの頃から何も考えずに「当然のこと」と思って学校に行き、読み書きを習いましたが
それがいかにありがたいことであることか!
プレシャスも、フリースクールに行く前と行き始めてから、表情が変わってきました。
「教育」って、「読み書き」だけじゃなくて、人の心を豊かにするものなのだな、と思いました。
オリーブリー
vicさんへ
こんにちは〜お返事が遅れてすみませんでしたペコリ(o_ _)o))
>「教育」って、「読み書き」だけじゃなくて、人の心を豊かにするものなのだな、と思いました。
本当に仰る通りです。
昔は学校でも心の部分はもっと教えてくれたように記憶しますが、最近は基本、私的なことまで関わることは避けられているのでしょうね。
どちらにしても、まず家庭がちゃんとしていないと…と思いますが、私達には当たり前のことですらそうでない現場があると言うショックな映画でした。
プレシャスは、決して諦めず後戻りもせず、自分を信じて歩いていくと思わせてくれるラストは救われますね。
sakurai
堂々とした
最後のあるきっぷりが、決して明るくはないだろうけど、母として愛を与え続けられる人間になっていく・・・という未来を感じさせてくれました。
もう、モニーク母の独白のあたりから、号泣状態でした。
あんな母の気持ちはわかりたくもないけど、でもわかってしまう。
娘を本当は愛したかったはずなのに、こうなってしまった憤り。
あの独白のインパクトは、ちょっとなかったですね。
いまだにうるうるしてきますわ。
プレシャスはミドルネームですから、神父さんとか、洗礼を受けた際にもらうパターンが多いと思いますわ。どうなんでしょ。
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