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備忘録として更新します。コメントありがとうございました。

photo_40_hires(500) DAYS OF SUMMER
グリーティングカード会社で働くトム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、アシスタントとして入社してきたサマー(ズーイー・デシャネル)に一目惚れしてしまう。
好きな音楽をきっかけに意気投合し、いいムードになった二人だったが、真実の愛を信じないサマーとトムの恋愛価値観は違っていた…

運命の恋を信じる男と信じない女が繰り広げる恋愛コメディー。
ミュージック・ビデオ出身、マーク・ウェブ監督初作品。


草食系男子の成長物語{★★★★4/5}

最初に注釈が出ますが、恋愛映画ではなくHow Toモノとして楽しく観れました。
「ボーイ・ミーツ・ガール」の話として、男性目線で自分を見つめていく手法も面白かったです!
500日の時系列は前後しますが、音楽や画面の分割、場面の移り変わりのセンスが良く、小物やセリフも意味があり、時系列よりもトムの感情に沿って流れていくので複雑な要素は感じませんでした。


ネタバレしてます

最初の時系列で、左手薬指の指輪が映るので、エンドはどちらだろう~と想像します。
サマーは美人でモテキャラだけど、誰かの所有物になる恋愛に否定的。
自分に気があるのを承知でトムに親友でいようと言うものの、
コピー室でキスしたり、IKEAで擬似夫婦を楽しむ場面を始め、二人がこの上ないお似合いのカップルに見えてきます。
クールなサマーが何を考えて何を求めているのか分からず、振り回されるトムが面白可笑しく、あばたもえくぼだったり、感傷的だったりと、何だか思わず手を差し伸べたくなってしまいます。
ジョセフ・ゴードン=レヴィット、一喜一憂がとーっても良かったです♪
ダンスのシーンなんて最高に可愛かった~あの心境の表現、解りやすいわぁ~!
青い鳥までやってきて、笑えた♪

サマーは身勝手で小悪魔で、女性からは共感得ない存在かもしれないけど、愛を拒否すると言うより結局トムに本当の愛を見出せなかったんだろう~と次第に思えてくるんですよね。
一昔前なら、こんな映画は女性目線で描かれていて、「嫌いじゃない」ぐらいで恋人ごっこのようにされて振り回されたのは女性の方だったでしょう。
サマーの感情の描き方は若干浅いとは思うのですが、恋愛を含め人生を楽しむ彼女にはズレがないんだと思いました。
ズーイー・デシャネルも嫌味がなく、いるいる、こんな女子って感じで上手でした。
091204_500summer_sub6(500)日のサマー
初めてサマーとなにをした後のトムの至福の妄想ダンスや、サマーのパーティに呼ばれた時の“理想”と“現実”など、多くを語らずとも誰でも共感できたりするのではないでしょうか。
恋愛中に、相手の見え方が微妙に変わって来る経験をされた方は多いと思いますが、
映画館やレコードショップなど異様に盛り上がったデート場所で、哀しいかな終わりを予感させる描き方とかも上手い見せ方だと思いました。
出逢いがあれば別れがあるわけで、そんな経験をして人はひとつ乗り越えるのだから、
気楽な人生より運命の出会いを選んだサマー、サマーに失恋して諦めていた夢に向かって動きだしたトムは、やはり二人が出会わなければそう進めなかったのかもしれないですね。
恋愛にピュアなトムと、クールな立ち位置のサマーは、少なくとも恋愛の経験段階でどちらにも共感は持てました(笑)
恋に悩む男の素直な目線は、女にもそうは変わらないと思います。
運命の出逢いを信じていたトムが、単なる偶然からの始まりなのだと気づくラストも、夏から秋へと移り変わる自然の流れのようで良かったです(笑)
持つべきものは、親友と幼くてもしっかり者の妹でしょう!

2010年 1/9公開 アメリカ映画
監督 マーク・ウェブ
2010.01.13 / Top↑
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