2007_03
12
(Mon)16:58

ジャーヘッド



大学進学を止めアメリカ海兵隊に入ったスオフォード(ジェイク・ギレンホール)
祖父も父も海兵隊員だったこともあり、祖国のため訓練に耐え、偵察狙撃隊STAの候補に抜擢される。
過酷な訓練の末、60名の候補者から絞り込まれた8名に残ったスオフォード。
そんなある日湾岸戦争が勃発し、イラクに派遣され開戦まで待機を命じられるが、それは緊張感と退屈が入り混じった生活だった。

祖父も父も“ジャーヘッド”(ポットのように刈り上げた頭で、頭が空っぽの海兵隊員の意味だそう)
湾岸戦争での実体験を赤裸々につづったA・スオフォードのベストセラー小説の映画化。
空爆とメディアが主導するハイテク戦争と言われた湾岸戦争。
敵の姿などどこにもない砂漠で、ひたすら“その時”を待つ若い海兵隊員の退屈と衝動。
これまでの戦争映画のように、寡黙な状況下で生きるか死ぬかではない分、人間性や生々しい現実が感じられます。
現代の戦争なのか…ガスマスクを付けながらフットボールしたり、「スターウォーズ」のセリフが出たり、ラップで騒ぎ、サソリの戦いで賭けをして暇を持て余す日々。
訓練中に仲間が死亡したり、悲惨な傷跡を目にすることはあっても、イラク兵と戦闘することはありません。
『地獄の黙示録』を鑑賞しながら盛り上がる姿は、しだいに内にある狂気を呼び起こさせてるよう。
“一発ぐらい撃たせてくれ!”と懇願する姿は、通常の戦争映画ではあり得ないことでしょう。
戦争は終結し、訓練の成果は発揮される事もなく帰国する。
そのエネルギーが不完全燃焼で終わった時、彼らは生きる気力さえももぎ取られたよう。

技術が進歩した現代にあっては戦争のかたちが変わっている…時にユーモラスに半面痛烈に描き出したこの映画は、今までにはない新しい戦争映画なのでしょう。
鑑賞後に大きな衝撃はないですが、戦争ってやっぱり、人間のその後の人生に大きな影を残す…その虚しさは感じます。
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ジェイク・ギレンホールは好演です!
この方は若手の中でも演技派ですねえ~10代の頃のお顔はチト濃い感じもしてあまり好きではなかったですが、作品には好きなものは結構ありました。
最近はそのお顔にも慣れてのか、妙な甘さが取れたのか?…良いです!
共演のピーター・サースガード(ジェイクとは義理の兄弟)オスカー俳優のジェイミー・フォックス、クリス・クーパーと演技派揃いで見応え充分の人間ドラマです。

2006年 2/11公開 アメリカ映画
監督 サム・メンデス

C.O.M.M.E.N.T

はじめまして〜、トシです♪

ヤフーのブログ検索から
訪問させていただきました♪

見やすくてきれいなサイトですね♪

また訪問させていただきま〜す♪

2007/03/12 (Mon) 17:10 | トシ #- | URL | 編集 | 返信

トシさんへ

トシさん、はじめまして〜こんにちは!

見やすいですか〜有難うございます(*^^)
気ままに書き留めてます(笑)
またいつでも遊びにきて下さいね♪
宜しくお願いします!

2007/03/13 (Tue) 10:59 | オリーブリー #ZJmJft5I | URL | 編集 | 返信

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2007/03/17 (Sat) 13:39 | # | | 編集 | 返信

こんにちわ

まさに,「不完全燃焼」映画でしたね。
あ,作品が不完全燃焼という意味ではありません。よくできた作品だと思います。
戦争における不完全燃焼,というテーマは今までなかったので,とても衝撃を受けました。
トロイが上官に狙撃の許可を懇願するシーンは,鬼気せまるものを感じましたね。

うふふ,ジェイクのお顔,慣れました?
かく言う私も,ブロークバックマウンテンまでは彼にあんまり興味なかったですね〜〜。

2007/12/24 (Mon) 17:34 | なな #- | URL | 編集 | 返信

ななさんへ

私、若い頃のジェイクは苦手だったんですよ!
なんか、凄く濃い若者だなあ〜って…
でもお上手なんで、作品は結構観てたんですが、
やはり「ブロークバック」でかなりポイントアップしました♪

これも良かったですね。
ピーター・サースガードはお目がどんよりしていてあまり好きじゃないんですが、
この役は嵌っていたと思います!
ジェイミーもクリス・クーパーも鬼上官が似あってました(笑)

2007/12/26 (Wed) 13:27 | オリーブリー #ZJmJft5I | URL | 編集 | 返信

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