扉をたたく人
2009, 07. 18 (Sat) 01:32

大学教授ウォルター・ヴェイル(リチャード・ジェンキンス)は、妻に先立たれて以来、心を閉ざして生きてきた。
学会に出席するため久しぶりにニューヨークの自宅アパートに戻ると、
そこにはシリア出身の移民青年タレク(ハーズ・スレイマン)と、恋人でセネガル出身のゼイナブ(ダナイ・グリラ)と名乗る見ず知らずの若者が住み込んでいた。
9.11以降、厳しい措置を取るようになったニューヨークを舞台に、孤独な初老の大学教授と移民青年の心の交流を描く。

時折、笑いを誘いながら、
地味だけど、とても丁寧に問題定義をしてある人間ドラマでした。
62歳になるウォルターは、妻の亡き後、殻に閉じこもるように必要なこと以外は排除して生きてきました。
学会の為にコネチカットからNYにやってきて、しばらく訪れていなかった自宅アパートに足を踏み入れた途端、何かが違う…
バスルームを覗くと中から女性の悲鳴が上がり、すぐさま男が掴みかかってきた。
ここは自分の自宅だと告げるウォルターに、彼らは知人に騙されていたのだと知ることになります。
アパートを去ろうとする二人を不憫に感じたウォールターは、しばらく住まわせる事にします。
軽くネタバレしてます

9.11以降のアメリカは、移民や不法滞在者に対して厳しい態度を取ってきています。
ピアニストであった妻の影響でしょうか、音楽を愛していたと思われるウォルターは、タレクの演奏するジャンベの音に惹かれ再び何か熱いものを感じます。
見ず知らずで国籍も違う3人が、共同生活を始め次第に疑似家族のようなものが現れた矢先、
タレクは、地下鉄の駅で警官に捕らえられ入国管理局の拘置所に収容されてしまいます。
不法滞在のタレクには、国へ強制送還されるのも時間の問題…
ウォールターは彼を救おうと弁護士に以来し、
タレクの母親モーナ(ヒアム・アッバス)が息子の安否を心配しNYにやって来たところから展開が変わっていきます。

モーナとの触れ合いは、ウォルターの心を一層変化させることになりましたが、
私は不法滞在の若者達との交流を描いた映画かと思っていたので、モーナの登場とその後彼女が中心のような流れは少し戸惑いました。
それでも老年男女の交流はとても穏やかで静かで、境遇は違えど何かに囚われ避けるように生きてきた者同士は、多くを語らなくても理解することが出来る大人の人生経験など教えられるものがあったと感じました。
ささやかな夕食を作り部屋を掃除し、「オペラ座の怪人」に出かけた後のディナーでワインを頂くとか、息子の事はもちろん心配でしょうが、彼女もこれまでの心労はいかほどだったのか…と思わずにいられませんでした。
おそらくモーナは、息子と自分はどうなるか覚悟をしていて、ウォルターの思いやりに素直に甘えたんだと思いました。
せめてそれぐらい彼女にも幸せな時があって当然だと思いますし、下世話な想像も一切したくなく、またそうだろうと思いたいです。

移民によって作られ受け入れてきた世界一自由の国だと言うアメリカは、9.11テロの影響があるにしても、ここまで不寛容なのか?!と呆れてしまう。
十把一絡げのような人権を無視した扱い方は、アメリカ国家がますます膿を増やしていくだけの事。
ラストシーン、ウォルターが地下鉄構内で叩くジャンベは、彼の様々な思いが胸にドンドン押し込まれていき、このシーンがもう少し長かったら私は確実に泣いていただろう…それぐらい語らずとも叩かれる音で感動させられるラストでした。

アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたリチャード・ジェンキンス、前半と後半で違う表情を見せられ、
人生の再出発は幾つになっても出来る事、国家社会の不条理、怒り、とっても良かったです。
この方も色んな作品で承知な演技力なのでアカデミーノミネートは当然だと思いますが、
今回、甲乙付けにくい感じですね~!
実在人物大好物な協会なので、やっぱりペンなんだと思いましたが。
次点はミッキーで、その次にリチャード・ジェンキンスかな。。。
2009年 6/27公開 アメリカ映画
監督 トム・マッカーシー
コメント
KLY
難しいですよね。
まず移民を受け入れていない私たち日本人には、本質的には理解しづらい部分があるのと、そもそも受け入れてないのにアメリカを非難するのもこれまたしづらいというところがあります。
ただあのタレクの素敵な笑顔を見てしまったら、そんなことはどうでもよくて感情的に納得はできないですよね。ウォルターの「私たちは何て無力なんだ!」という叫びが、私たちににも向けられているのだと思うと切なくなりました。
rose_chocolat
リチャード・ジェンキンス
ジャンベを叩く彼の表情は好きです。とても脇役人生とは思えないくらい。いつも主役をしている俳優さんが輝いているのはある意味普通なのですが、いつも目立たない役の俳優さんが主役になるとこんなにも違うのかと。今回のノミネートは価値あるものだと思いました。
ひろちゃん
こちらにも〜♪
おーちゃんはミッキーロークなのね^^
(それにしても、協会は実在の人物好き
だよねえ(^^;>
私は、この映画を観てジェンキスにあげたいと
思いましたが、やはりミッキーと甲乙つけがたいかも〜
エンタメ好き、派手な映画好きな私ですが、こういう
映画も好きなのよ〜(笑)
キャストもストーリーも音楽も文句ナシでした!
アメリカの問題提起もありながら、そこに重点を
置くことなく、人間ドラマ、音楽の魅力などを
見せてくれた作品でした^^
おーちゃん、また泣かなかったの?(笑)
あそこは、泣くでしょう、普通は〜(笑)
オリーブリー
KLYさんへ
こんにちは。
KLYさんのご意見に同感です。
移民に対する理解は難しいものがあるけれど、人権まで無視するような体勢で良いのか?と。
タレクは優しくて大らかで人懐っこく感じの良い人でしたね♪
オリーブリー
rose_chocolat さんへ
リチャード・ジェンキンスは、セロンやジェニファーのパパ役も良かったし、「Shall we〜」の探偵も良かったですね♪
主役でありながら、他の共演者を魅力的に見せてくれる力があるような、そんな演技でもあったように思いました。
今回のアカデミーは名演が揃っていたってことですね。
miyu
ミッキー・ロークも
苦労したのだろうけど、
長年役者をやってこられて、
初の主演映画、ってあたしはもうそうゆうのに
弱いのですよね〜(´▽`*)アハハ
せっかくだから、こうゆう方にあげても良かったのでは?
と思いましたし、いい演技されてましたよね〜。
オリーブリー
ひろちゃんへ
ホント、甲乙付けにくいけど、
ミッキーの映画は、一人の不器用な男の生き様を見せ付けられたし、
ジェンキンスは、社会の問題に無力さを感じたけど、彼自身はこれから前向きに生きれるよう殻を破ったと思えたので、うーん、どちらかと言うと、全体的な作品の印象で私はミッキーかな〜と。
でもペンは二度目だし、(去年のダニエルも二度目でしたよね)他に良い演技した人いると何だか残念ね。。。
ひろちゃんが泣くって、どんな段階か解らないけど(笑)
私はウルウルしたらかなり感動してます(爆)
ただ、余程じゃないと目から涙が落ちない体質なんですね〜多分(*^.^*)エヘッ
これもウルッとしたんですが、シーンが短かったのでそこで止まりました(汗)
一緒に観た友達もかなり涙腺は堅いですが、感動してましたよ♪
あと、子供と動物には弱いです♪(#^ー゚)v
私はそこに重点置いて観ちゃったんですねぇ〜(;^_^A アセアセ・・・
もちろん、普通の社会派作品とは一線を画するけど、人種を超えた友情も愛情も、ささいな間違いからどうすることもできなくなってしまう。
日本人の自分には理解しづらいことはありますが、
ラスト、ウォルターの思いが込められたジャンべに、国は今一度対処を考え直して、出来る限り扉を開けて欲しいと願わずにいられませんでした。
オリーブリー
miyuさんへ
こんばんは。
名脇役ですよね〜あれもこれも印象に残るのばかりです。
初主役って言うのもちょっとビックリ。
この人の為の映画だったですね〜
ジャンベを叩く笑顔も可愛かったし、生真面目なゼイナブにジョークが通じず、気まずい空気で寂しいそうにうつむく姿も可愛かったです♪
>せっかくだから、こうゆう方にあげても良かったのでは?
だよね。
アカデミーにはそんな洒落たことしないのかしら(苦笑)
ミチ
こんにちは♪
想像するに、リチャード・ジェンキンスご本人もまさか主演映画のオファーが来るなんて思ってなかったのでは?
そしてまさかそれがオスカーノミネートになるなんてね〜。
素晴らしい作品に出会えてよかったね〜なんて言ってあげたくなりました。
ジャンベ、上手でしたよね〜♪
オリーブリー
ミチさんへ
こんにちは。
>リチャード・ジェンキンスご本人もまさか主演映画のオファーが来るなんて思ってなかったのでは?
ほんとだわ!!
ずっと脇で良い味出してきてるから印象には残る人だけど、逆に初主役って言うのも意外だったけど(*^^*)
>ジャンベ、上手でしたよね〜♪
ラストシーン、もうちょっとだけ見せて欲しかった。
体の奥に響く音でしたね(^_-)-☆
sakurai
涙腺決壊
あたしや、移民局あたりのウォルターが心情を爆発させる辺りで、決壊していたんで、最後までぼろぼろでした。
私もモーナの登場は、物語がちょっと違った展開に行って、おりょ!っと思いました。
あれ・・、こっちに行くのか・・・と。
でもその展開もよかったなあ。
ヒアム・アッバスの深い表情は、あの人ならでは。
あれが出来るのは、いくらアラブ系でも、絶対に彼女しかいないだろうなああとも思いましたよ。
09年末になりかかってますが、いい映画に出会えました。
オリーブリー
sakuraiさんへ
これ、良い映画でしたよね。
モーナの登場でウォルターの感情がより一層解りやすくなって、私はラストシーンがもっと長かったら確実に涙がこぼれ落ちたと思います。
ボー
こんにちはっ
私も、かわいそうには思ったのですが、そもそも不法滞在ですか!?という点があったので、複雑ですね。
滞在許可を得るのが難しいのかどうか、とか考慮すべきなのかも、などなども考えました。
アッバスさん(も)、いいですねえ。
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