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備忘録として更新します。コメントありがとうございました。


第二次世界大戦下、劣勢に立たされ始めたドイツ。
戦地で負傷した将校・シュタウフェンベルク大佐(トム・クルーズ)は、
祖国の平和のために軍内部で秘密裏に活動しているレジスタンスメンバーたちの会合に参加する。
自宅でワーグナーの<ワルキューレの騎行>を耳にしたシュタウフェンベルクは、ある計画を思いつく。

過去に40回以上の暗殺計画をくぐり抜けてきたヒトラー。
非人道的なナチス政権の暴挙に疑問を抱くドイツ将校が、ヒトラー暗殺計画に及んでいく過程とその顛末を実話を基に緊迫感溢れるタッチで描く。
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ナチス・ドイツに対するレジスタンスの活動を描いた映画は多々ありますし、
ヒトラー暗殺計画があったのもそれとなく頭にありました。
この作品は、ドイツ軍内部の反ヒトラー派によるクーデターを描いた映画です。

シュタウフェンベルク大佐は、ヒトラー独裁政権に絶望し、ヒトラーの暗殺計画を企てる。
国内でクーデターが起こった際に、予備軍によって鎮圧する反乱軍鎮圧用に作られていた“ワルキューレ作戦”を利用する事を思いつきます。

暗殺後の全権までを奪おうとした大がかりなものがあったのは知りませんでした(汗)
ヒトラーの最期はどうだか知れていますが、この作戦がどうして失敗に終わったのか…
そんな意味でもこのような物語には興味がありました。
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結果は解っているにしても、暗殺実行シーンはサスペンス仕立てで予定外の事もあったので、少しハラハラしました。
その後の展開にはもたつきもあるけれど、あくまでもヒトラー死亡で一気に政権交代に持ちこみたい反ヒトラー側と、死亡を否定する政府側。

ヒトラーはメディア活用を重視していましたが、同じく“ワルキューレ作戦”も電話や電報が重要な役割を握っていました。
電報局の判断は、(どちら側に転ぶのか)このクーデターにとって作戦の鍵を握っているようでした。
もし、この時の判断が…と思えば、歴史は違っていたのでしょうか。
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鑑賞前日の夜中、たまたまこの映画の特集をテレビで見て、レジスタンス側等、相関図の紹介もあり、
まあ、たくさんの関連人物がいるものだと思いました(見ておいて助かった)
シュタウフェンベルク大佐とトム・クルーズが案外似ていたので、「ほぉーー」と思ったのですが…
冒頭、(アメリカ人)トムの(変な)ドイツ語(でしたよね?)がすぐ英語に変わり、
ケネス・ブラナー、ビル・ナイ、トム・ウィルキンソン、テレンス・スタンプら豪華な俳優が勢ぞろいは嬉しいのですが、多分皆イギリス人?!…
ハリウッドのエンターテインメント映画として観なければならないであろうけれど、残念ながら最初から違和感は拭えませんでした。

シュタウフェンベルク大佐があまりにもヒーロー的で、内容もサスペンスだなぁ~と感じたので、
史実は曲げられないのだから、志を達成できなかった人達の悲劇として描いた方が観客の心情を捉えることができたのではないでしょうか。
なので、もう少し重要人物だけに焦点を当てて掘り下げるとか、それぞれの苦悩などにも丁寧な映画だったら良かったのに、うわべだけ、、、って感じをうけてしまいました。
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蛇足です。
ビル・ナイ、トム・ホランダー、ケヴィン・マクナリー、デヴィッド・スコフィールドと、
「パイレーツ」キャストを4人発見(笑)

それと、春休み休日の劇場は大きなスクリーンがお子様向けに取られ、
小さいスクリーンにギュウギュウ詰めに押し込めらたような状況で、久しぶりにムーッとして(時折、加齢臭)辛かったです。

2009年 3/20 アメリカ/ドイツ映画
監督 ブライアン・シンガー
2009.03.20 / Top↑
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