50回目のファースト・キス
2007, 03. 08 (Thu) 18:29

ハワイの水族館で獣医として働くヘンリー(アダム・サンドラー)は、ある日カフェでルーシー(ドリュー・バリモア)という女性と出会い、一目惚れ。
翌日また同じカフェで再会の約束をするが、彼女は前日とは違い冷たく他人行儀になっていた。
実はルーシーは1年前に交通事故に遭い、その後遺症から一晩で前日の記憶を全てなくしてしまう短期記憶喪失障害を抱えていたのだった。
家族や周囲の努力で、ルーシーはそうとは知らず同じ一日を繰り返していた。
ヘンリーは毎日、初対面から始め、愛を告白する。
こうして徐々に2人の関係は進展していくかに思われたが…。
ルーシーの父と弟はちょっとおトボケで、彼女への愛情は深い。
でもそれは決して解決策ではないと言う事が、ヘンリーが加わってから解り始める。
ハワイの美しい景色や水族館の動物たちも加わり、ルーシーの暮らしが徐々に変わり始め、
愛することについていろいろ考えさせてくれるハートフルな作品。
ヘンリーが望む「あるがままを受け入れ、あきらめない」愛のかたち。
アダム・サンドラー&ドリュー・バリモアは『ウエディング・シンガー』でも息の合った共演だったけど、この映画も良かったです~ドリューの笑顔がとても可愛らしいです。
アダム・サンドラーはあまり好きな顔ではないし、この映画では一応、プレイボーイだったらしけど、その点は大目に観ても、役柄に合っていて良かったです。
水族館の動物達は芸達者で、脇を固める役者さんも個性的で笑える。
『ロード・オブ・ザ・リング』のサム君、ショーン・アスティンが弟役。
この子もかなり笑える。
毎日がゼロからの始まりで、そこにはいつもチャレンジがある。
こうして時を重ねることが、ふたりの関係の強さとなるのかなと思うと、デリケートな感情があるようにも感じますが、この二人なら…と思える。
ラストはかなり泣けました。
これが公開された年は記憶の映画がとても多かったと思いますが、
なかでもこの作品は違う色の涙が出たというか~記憶喪失であるが、本人も周囲もとても明るく接し、深刻……とあまり重く受け止めない。
本来は悲劇的な題材をコメディで観せる作品。そこがまた涙を誘う。
音楽もハワイの雰囲気に合っていて、とても良いです!
2004年 6/18公開 アメリカ映画
監督 ピーター・シーガル
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