宮廷画家ゴヤは見た
2008, 10. 08 (Wed) 16:37

18世紀末スペイン。
フランシスコ・デ・ゴヤ(ステラン・スカルスガルド)は、国王カルロス4世(ランディ・クエイド)の宮廷画家に任命される一方、権力や社会を批判する絵画も描いていた。
ゴヤは裕福な商人の娘イネス(ナタリー・ポートマン)と、
威厳に満ちたロレンソ神父(ハビエル・バルデム)の2枚の肖像画に取り掛かっていたが、
ある日、イネスが異端審問所に異教徒の疑いをかけられ捕らえられてしまう。
2枚の肖像画のモデルたちがたどる数奇な運命を、「アマデウス」「カッコーの巣の上で」の巨匠ミロス・フォアマン監督が、激動の時代を背景に描く歴史人間ドラマ。


この映画はゴヤが主人公ではありませんし、彼の伝記映画でもありません。
ゴヤが描いた肖像画の女性に心を奪われた神父、その女性は異端審問という制度で人生を狂わされ、
神父は臨機応変本能のまま、時代の変化を世渡りします。
時代に翻弄された二人の男女の運命が(と言っても、ラブストーリーでもありません)宮廷画家ゴヤの目を通して描かれていきます。
歴史モノで人間ドラマとなれば、難しいとか重いとか、壮大だとかが付き物かもしれませんが、
そんな印象は全くない解かりやすいストーリーで、中身が詰まっていて飽きさせることのないしっかりとした映画でした。
普通に学校で教えてくれた知識で大丈夫だと思います。
帰宅後、色々と調べたくはなりますが(苦笑)


イネスは兄たちと出かけた居酒屋で、豚肉を嫌がったことからユダヤ教徒の疑いがあるとされ、審問所への出頭を命じられた。
娘の身を案じた父トマス(ホセ・ルイス・ゴメス)は、ロレンソに会えるようにとゴヤに頼む。
夕食に招待されたロレンソは、イネスが拷問の苦痛に耐え兼ね、ユダヤ教徒だと告白したと言う。
トマスは「罪がなければ、痛みに耐える力を神がお授けになる」と主張するロレンソを天井から吊るした。
痛みに耐えかねたロレンソは、「私はサルだ…」と書かれた証書にサインをする。
トマスは拷問による告白の無意味さを知らしめ、娘が戻れば破棄することを約束し、多額の教会修繕費を持たせる。
ところが異端審問所長(ミシェル・ロンズデール)は、寄付金は受け取るものの、
告白を覆すことを認めるわけにはいかないとイネスの釈放は許可できないと言う。
トマスはついに告白書を国王に渡し、身の危険を感じたロレンソは国外へ逃亡した。

フランスでは革命後、ナポレオンのクーデターがあり大陸遠征がはじまる。
15年後、なんとロレンソは、フランス占領軍の司令官としてスペインに戻ってきた。
ナポレオン軍の侵攻により異端審問の廃止され、囚われていた人々は15年の歳月を経て解放される。
イネスと再会したゴヤは驚愕の事実を知ることとなる。
真相を確かめるためにロレンソを訪ねたゴヤは、今や聴力を完全に失っていたが、世の中の真実だけはハッキリと見えていた。


やはりハビエル・バルデムは怪演でした。
情熱と野心あふれるロレンソが、小声で「ふん……」と静かに肯くのは、小ばかにされてる感じ(笑)
こんな生臭い人間を演じられる人はそういないと思うけど、
激動の時代に身を合わせてきたロレンソは、今の時代にもこんな人はいるなぁ~と思いました。
前半と後半では職種も違うし、痛々しい姿になった時の選択は「私はサルと…」に容易に署名した自分への抵抗でもあったのだろう。
ラストに向けての演技は見もの。
存在感ある大きな体が小刻みに震える姿に、栄枯を感じずにはいられませんでした。
「ノーカントリー」も良かったけど、これまたとても良かったです!

ブタ肉を嫌がったため…なんて、そんなバカバカしい理由で15年も監禁されていたイネスを演じたナタリー・ポートマン。
チラ裸で拷問の場面や不潔な牢獄に閉じ込められたり「Vフォー・ヴェンデッタ」でも似たような痛い思いしてたのに~また可哀相~って思いました。
冒頭では本当に天使のように純真無垢でとっても美しいのに、後半は顔もゆがみ正気も失い…
苦痛と恐怖の中でロレンソにすがるような思いは、絶望の中での唯一の救いだったのでしょう。
開放されてからは、ひたすら失ったものを探す…辛かった。
ゴヤが天使のモデルにしたというくらいに清楚な前半と後半の変貌はショッキングでした。
ナタリーもとっても良かったです。

画家として最高の地位に登り詰めながらも、世の中や人間の真実を見つめ続けた画家ゴヤを演じたステラン・スカルスガルド。
今回はお顔にヒトデもフジツボもついていません(笑)
身長の高い方なので、見栄えも良く芸術家っぽい!
正直過ぎてどこか滑稽だったり。
女王の自画像にはクスッとなりました。
だからこそ、残された数々の作品に説得力があるのでしょう。

すべてスペインロケという映像は見応え十分!!
歴史的な街並みや建造物、生々しい場面も含め、時の雰囲気が物語へとドンドン引きこみます。
加えて、ここぞという場面にガツン!と素晴らしい音楽が♪
「アマデウス」の音楽はとっても良かったですが、この映画でも効果的に使われています(「アマデウス」ほど印象に残る曲ではないですが)
ラストシーンでは、子供たちが荷車の周りを楽しそうに踊りながら歌い、イネスの跡を追うゴヤの背中が映し出されとても印象の残るものでした。
2時間弱、ストーリー運びも良くあっという間でしたが、ひとつだけ残念なのはナタリーの二役。
後半、彼女がせっかくあれだけ身体張ってズタボロになっていたのに、別の人物まで演じてしまうと、解っていても何だか違和感を覚えてしまった。
本来ならその女性の数奇な運命の必然性も感じるんだろうけど、少し深みがなかった。
でもその分を引いても、秀作だと思います。

いくつもの場面で登場するゴヤの絵画。
恥ずかしながらゴヤの絵は「マドリード、1808年5月3日」とあと数点しか知りませんが、
冒頭、ゴヤの版画かな?が次々と映し出され、スペインの権力闘争と民衆の様子が明確に描かれています。
宮廷画家という立場だけでなく、ありのままの世の中を描き続けた絵画には真実があります。
ゴヤとロレンソ神父の会話…手は難しいので描くときは「追加の金」が掛かると言う。
ゴヤの絵画の手は多くを語っているのだそう。
また、ゴヤは版画家としても活躍しています。
版画だけでも300点近く制作しているそうです。
その銅板でしょうか?制作過程もとても興味深く観ることが出来ました♪
エンドロールには数々の作品が映し出されます。
こんな意味のある(失礼)エンドは初めて観たかも♪
最後の最後まで映画らしい映画を観させてもらったという気持ちです。
ゴヤについてはこちら
2008年 10/4公開 アメリカ/スペイン映画
監督 ミロス・フォアマン
コメント
kira
こんばんは!
本当に、帰ってから色々調べたくなる作品でした(笑)
ラスト近くの公開○○シーンは、やはり「カサノバ」でも出てきましたが、
あの王族側に「娘」の姿があって、その後の時代の何か含みがあるのか気になったのですが、
カレのせいでアメリカに売られそうになった娼婦との
皮肉だけだったのでしょうか。
画像にある車両進入禁止の石畳の坂を、何度も嬉しげにゴヤを振り返りつ荷車についていくイネスが
アノ風貌ながらとても可愛かったのは流石のナタリー!
とはいえ、
「見た!」ってなによ。見てないで何とかしてしてやれ〜って、思いました(><)
ゴヤ〜〜、鈍いっ(爆)
アイマック
こんばんは!
「アマデウス」の監督さんなのね。
ゴヤの絵はけっこう好きなんだけど、ゴヤが主人公ではないんだ。
ハビエル・バルデムあいかわらず濃いな〜
俳優たちもよさそうで見応えあるねえ。
時間があればいきたいのだけど、新作映画は週に1回いけるかどうかなもんで
どうしてもスルーになってしまう。。
DVDまで待つよ〜
さや。
あっちゃ〜;;
ステラン・スカルスガルド・・・誰だか分からなかった(笑;)
素顔率低かったですからね(忘れるな?)
スペインの街を歩くロングコートの方はステランさん?
ビルが歩いてるみたい!
振り返ったらヒトデくっついてたりして(笑)
美髭将軍
いつもこの欄打つの忘れる(汗)
>帰宅後、色々と調べたくはなります
分かります(笑)
バビちゃんの横顔がこ・わ・い〜〜〜〜!!
オリーブリー
kiraさんへ
こんばんは〜
あっ、そうだね。
公開○○シーン「カサノバ」にもあったね。
ついでに「パイレーツ呪われた」にも(笑)
>あの王族側に「娘」の姿があって
彼女は何も知らないであそこにいたけど、
ロレンソ神父は周りを見回せば、それぞれの顔を見つけて全て理解したのだと思いました。
もう後悔もなく自分の人生の皮肉を感じたんではないかな〜と思いました。
ゴヤは彼女と彼女を合わせようとしたけど(笑)
あのまま知らない方が幸せかもね…
片方は理解できないだろうし(~ヘ~;)ウーン
( ゚ー゚)( 。_。)ウン♪
あのナタリーは幸せそうだった。
やっと願いが叶ったと思ったんだろうか(泣)
“見た”って家政婦みたいだよね(爆)
オリーブリー
アイマックさんへ
こんばんは〜
そっか〜残念だけど、最近DVDになるの早いものね♪
見応えあるから、楽しみにしておいてね(*^^*)
「アマデウス」に似たような音使いや雰囲気あったよ。
あそこまで濃く(笑)ないけど…
天才芸術家って変人っぽい印象があるけど、映画のゴヤは普通の人でした(笑)
オリーブリー
さや。ちゃんへ
>振り返ったらヒトデくっついてたりして(笑)
爆笑!!o(*^▽^*)oあはっ♪
そーだ、ビルもロングコート着てたっけ(笑)
タイトルが変わるね〜「ブーツストラップ・ビルは見た」になるよ(笑)
しかも、ステラン・スカルスガルドって、口が回らない〜早口言葉みたいだよぉ〜(゚Д゚) ??
お芝居はお上手でした!(笑)
あっ、ついでに(ついでかいっ!)
ロレンソ神父はボンボンちゃんの「夜になる前に」の主役の人だよ〜♪(#^ー゚)v
くまんちゅう
まいどどうもです
ハビエルさんも良かったですが
ナタリーさんは鬼気迫る演技でした
精神病院のシーンはアマデウスを思い出しました
中世の雰囲気はこの監督の好みなんでしょうか?
雰囲気出てましたね
あん
こんにちは!
ゴヤ役の人は『パイレーツ』で何やってたんだろ?と、
分からなかったんですが、フジツボ男だったんですね。
実際の自画像と似てますね。
う〜ん、この監督、中世の雰囲気が好きなんでしょうね。
あ〜、大変な時代でしたね...。
ひろちゃん
こんばんは〜♪
最近はオリーブリーさんの鑑賞に追いつけない(笑)
1週間で4本も試写会に当たり、それゆえに
公開されている映画が中々観に行けない私です(^^ゞ
観たら、徐々にコメントさせて頂きますね(^_-)-☆
オリーブリーさんも秀作と言われてますね^^
私もそう思います!
ストーリーも難解ではなく、キャスト良し、
音楽良し、映像良しで、見応えのある作品でした。
全然飽きるところがなかったよね^^
ハビエルは上手い、でも怖い(笑)
ナタリーの変貌ぶりには驚きました(*_*)
ビルターナーじゃなくてステランも良かったね^^
内容は重かったですが、中世好きと言うことも
あって(笑)好きな作品です!
miyu
確かに
あの銅版?版画の製作過程は最初何をやってるんだろう?
ぐらいにしか思ってなかったのですが、
段々カタチになっていくのはとても興味深かったですね!
それまでは1人で絵を描いていたけど、
たくさんのお弟子さん?助手らが登場して
彼が当時宮廷画家としてそれだけの活躍をしていたのが
分かるシーンでもありましたよね!
オリーブリー
美髭将軍どのへ
おもろいタイトル期待しております(爆)
ハビちゃん、濃い顔でインパクトあるよねぇ〜。
これでジョニーよりずっと若いんだもん!
驚き(;^_^A アセアセ・・・
オリーブリー
くまんちゅうさんへ
こんにちは〜
ナタリー凄かったですね。
最初、誰だか解りませんでした。
美しくて天真爛漫なお嬢様って感じだったのに、切なかったです。
「アマデウス」好きだったので、これも楽しみでしたが期待通り良かったです。
本当に雰囲気作りの上手な監督さんですね♪
オリーブリー
あんさんへ
こんにちは〜
そう、ウィルパパのビルだったのですよ(笑)
「ワールドエンド」のラストでやっと素顔になれましたから(爆)
中世の雰囲気良かったですね〜
厳しいと言うかむごいと言うか、権力ばかりで人権なんて無いに等しい…
オリーブリー
ひろちゃんへ
こんにちは〜
一週間で試写会4本!!!!
ひろちゃん、凄い〜それ全部消化したの?
年末、少し楽になる?(笑)
私も久しぶりにほぼ満点〜満足した映画でした♪(#^ー゚)v
見せ方も展開も飽きさせず、雰囲気作りも良かった。
観客の心理を掴むのがお上手な監督さんですね!
今月は後半に続々と公開でしょう〜
雑用もあるし、私も追いつかないです(苦笑)
オリーブリー
miyuさんへ
こんにちは。
版画製作工程はなかなか面白かったね。
そうそう、お弟子さんたくさんいた!
女王の顔が変とか言った人もお弟子さんだったんだろうか?(笑)
しかしあんな大きな絵と額は凄いよね(爆)
HIROMI
はじめまして
TBありがとうございました。
重厚な建物とか、スペインロケが雰囲気出していましたね。
こんな悲惨な状況だったのかと、ゴヤの生きた時代のことを改めて思いました。
オリーブリー
HIROMIさんへ
こんばんは〜TB、コメントありがとうございます(*^.^*)
当時の建物や雰囲気は、時代物映画の楽しみのひとつでもありますね♪
それに加え、ゴヤの絵画など芸術的にも堪能できました。
厳しい時代だとは教科書ぐらいで、このように物語で観るとますます切なく感じ、忘れられないものとなりますね。
きらら
こんばんは〜♪
これはストーリーもさることながら、
ナタリーとハビエルの演技見るだけでも価値ありましたね☆すごすぎ〜。
私なんてゴヤという人じたい知りませんでした!
でもあの絵の数々は、、なんだかぞぞぞーってしました。
そして版画製作のシーンはとても興味深かったです!最初何やっているのかわからなかったから、、、もう一度じっくり見てみたい!
オリーブリー
きららさんへ
こんばんは〜
お返事が遅れてごめんなさい(^∧^) ゴメンナサイ
ロレンソは悪人だけど、ハビエルが演じるとどこか滑稽な感じもするのね(笑)
それでいて、ラストの演技なんて迫真迫るものあるし、ナタリーの表情も穏やかだったし、心に染みる内容でした。
そうそう、ゴヤの絵画はほんの数枚しか知らなかったので、
版画までとは恥ずかしながら初めて知りました!
私も製作過程、もう一度ゆっくり観たいですハイ(^-^)/
mezzotint
おはようございます!
オリーブリーさん
コメント&TBありがとうございます。
ゴヤの時代よりもっと前から銅版画は普及して
いたようです。レンブラントも多くの作品を
残しています。短いシーンでしたが、あのシーン
は感動しました。ナタリー・ポートマンの演技は
ほんまに素晴らしいものでした。バルデムもあの役
はまってましたよね。ゴヤ役のステラン・スカルスガルドは結構たくさんの作品に出ている方なんですね。
知りませんでした。
オリーブリー
mezzotintさんへ
こんばんは。
お返事が遅くなってすみませんでした(^∧^) ゴメンナサイ
この映画は出演者に惹かれて出かけましたが、その内容は想像以上に良いものでした♪
ゴヤの銅板もそうですが、知らなかった事を知れるだけでも嬉しくなります♪(#^ー゚)v
mezzotintさんは銅板製作されているから、また格別なものがあるのでしょうね!
素人の私でもワクワク感がありましたから、銅板シーンはDVDになったらゆっくりと見直したいです♪
ステラン・スカルスガルドは色々と出てますね。
「グッド・ウィル・ハンティング〜」は結構印象に残っています。
「マンマ・ミーア!」も楽しみです♪
由香
こんにちは!
TB&コメントありがとうございました♪
見応えがありましたね〜と言っても、私はよく分からないなぁ〜と思ったところもあったのですが(汗)
特に、ロレンソって何を考えていたのさ―と思っていたので、オリーブリーさんに親切に説明して頂けて有り難かったです。
本作は急にコチラで上映が決まりノーチェックだったので、ナタリーとバルデムが出ることしか知りませんでした。
で、、、ゴヤを見ても「よく見る顔だけど、、、誰だろう?」って思ったの。
途中で気がついて、何故馴染みがある顔か分かりました。なんたってビル・ターナーですものねぇ〜(笑)
ナタリーは凄い女優さんになってきましたね。ブーリン家も良かったけど、コチラでも圧倒されました。
バルデムは上手い俳優さんですね〜不気味な役柄も怖いほどハマるわ(笑)
オリーブリー
由香さんへ
こんばんは〜こちらこそ、いつもありがとうです(*^^*)
>急にコチラで上映が決まりノーチェック
わおぉ〜!!
これって、サプライズで嬉しいですよね♪
私の想像で参考になったか解かりませんが、お役に立ったら嬉しいです(*^.^*)エヘッ
そうそう、ステランの生顔は、「ワールド・エンド」で最後の最後にヒトデ取れましたものね(爆)
案外色白なんですよね(笑)
時代は違えど、ロレンソみたいな人は現代にもいるなあ〜と思います。
自分の欲や得の為だけに、職まで変えて…(;^_^A アセアセ・・・
威厳なんて、この男に取れば所詮そんなものなんだな〜と思いました。
最後はそれでも立派?だったと思いますが。
ハビエルも良いけど、ナタリーも上手でしたね。
ミチ
こんにちは♪
ゴヤについては「裸のマハ」っていう映画でも取り上げられていたし、その生涯についてはスペシャル番組なんかでも見ていたので、この映画も彼の付かず離れずの視点がとても面白かったです。
絵画も一杯見ることが出来て大満足。
偉そうにしていたロレンソ神父があっというまに拷問に屈してしまったのには笑いました。
異端審問の理不尽さには腹が立ちますよね。
時代に合わせて上手く立ち回るロレンソは、ハビエルが演じてくれたからこそ一層憎々しく愚かに見えたと思います。
ナタリーの三役は上手いんだけど、どこか「うーん・・・」という気持ちも否めませんでした。
オリーブリー
ミチさんへ
こんばんは〜
ゴヤの視点が良かったですね♪
銅版の工程はワクワクしました〜これはまたDVDで観てみたいです♪(#^ー゚)v
俳優さんたち皆さん上手で役柄に合っていたけど、
ナタリーが娘役までこなすのは、私はチョット…でした。
アイマック
こんばんは!
草稿中だった記事なんで、少し内容を忘れてますが(笑)
ナタリーは凄かった!あの美貌がズタボロですからね。女優魂をみたよ。
宗教、思想、時代に翻弄される人々、人間の醜さが伝わってきて、見応えある映画でしたー。
『アマデウス』をみたくなりました。
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- Goya's Ghosts(2006/スペイン・アメリカ)【DVD】 監督:ミロス・フォアマン 出演:ハビエル・バルデム/ナタリー・ポートマン/ステラン・スカルスガルド/ランディ・クエイド/ホセ・ルイス・ゴメス/ミシェル・ロンズデール それは、立ち入り禁止の、愛 ゴヤという
- 2010.08.27 (Fri) 16:38 | 小部屋日記
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- 映画『宮廷画家ゴヤは見た』を観て
- 83.宮廷画家ゴヤは見た■原題:Goya'sGhosts■製作年・国:2006年、アメリカ■上映時間:114分■字幕:松浦美奈■鑑賞日:10月4日、渋谷東急(渋谷)スタッフ・キャスト(役名...
- 2010.12.25 (Sat) 21:56 | KINTYRE’SDIARY