インヴィンシブル 栄光へのタッチダウン
2008, 09. 12 (Fri) 21:59

1976年、フィラデルフィア。
臨時教師とバーテンダーの仕事で生計を立てる30歳のヴィンス( マーク・ウォールバーグ) は、
仲間たちとアメフトに興じるのを唯一の楽しみにしていた。
不況の影響で職を失い、先の見えない生活に嫌気のさした妻は家を出て行ってしまう。
その頃、地元チーム・イーグルスの新任監督ディック(グレッグ・キニア)は、
弱小チームの立て直し策として、一般の入団テストを実施すると発表。
仲間たちの後押しを受け、
オーディションに臨み見事合格したヴィンスには辛い試練が待ち受けていた。
30歳でアメフトNFLの入団テストに挑戦し、
その夢を掴んだ実在のプロ・フットボール選手、ヴィンス・パパーリのサクセス・ストーリーを描いたディズニーのスポーツドラマ。

マーク・ウォルバーグ主演でなかなか良かったのに、日本未公開は残念でしたね~
年齢的にはかなり厳しいのに一般公募で選ばれ、その後イーグルスのメンバーとのふるい合戦にも残り、
開幕戦でスタメンデビューを果たすなんてまさにアメリカンドリーム♪
70年代アメリカの大恐慌時代、不況にあえぐフェラデルフィアの希望の星ですね!
チームの冷たい態度に耐え、ひたむきに鍛練し、家族、友情、恋愛などの人間模様も描かれ、
イーグルスとアメフトだけが生きがいのような仲間たちの期待や後押しに応えようと懸命に努力します。
大感動とまではいかないけど、じんわ~~りと良い気持ちにさせてくれます。
どんなことでも諦めずに頑張る姿って気持ちが洗われますね。

ヴィンスの仲間たちが本当に良いです!
同じように職がなくて辛いのに、皆で支え合っていて、
良い時も悪い時も変わりなくヴィンスを応援している暖かい人たち。
お父さんも素敵な方です。
紅一点のジャネット(エリザベス・バンクス)がユニークで可愛い女性!
NYジャイアンツ・ファンで、その姿勢を貫くのが面白い。
イーグルスVSジャイアンツ戦、スタジアム観戦での彼女が最高に笑える♪
周りのイーグルスファンもブーイング飛ばしても、何か大らかで人当たりが良くて楽しいのね。
贔屓のチームはそれぞれあれど、アメフトを愛してるというのかスポーツ好きの人達を上手く表してると思いました。

新任監督ディックも、ある意味ヴィンスと同じくルーキー。
大学チームの監督から初めてプロの監督に就任してその手腕が問われたろうし、
チームの建て直しに一般人をなんて、すごい賭けだったのだろう。
彼の奥様の助言も良かったです。

マーク・ウォールバーグは、マッチョな体でアメフトの選手らしい体型♪
少しロンゲの髪型は時代を思い出させます。
真面目で誠実で物静かな男でした♪
グレッグ・キニアは70年代のスポーツマンの雰囲気がバッチリ出てました(笑)
奥様はラコステのセーター着てたしね!
不況の街中はどこかセピアな色彩なんだけど、
アメフトシーンやラストのフィールドは緑も鮮やかで、激しくぶつかり合う男達の熱いエネルギーが伝わってきます。
どこまでが実話に忠実か解らないけど、私のようにアメフトのルールはそう知らなくても楽しめる作品でした。

2006年 アメリカ映画 日本未公開
監督 エリクソン・コア
コメント
トラックバック
- この記事へのトラックバック
-
- インヴィンシブル/栄光へのタッチダウン
- 2011年3月23日(水) 録画再生(BS 2 2011年2月23日13:00放送) インヴィンシブル/栄光へのタッチダウン [DVD]出版社/メーカー: ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメントメディア: DVD 日本では劇場未公開。 アメリカン・フットボール版「オールド・ルーキー」。 両...
- 2011.03.24 (Thu) 02:52 | ダイターンクラッシュ!!