2008_02
21
(Thu)23:50

エコール

GNBF7339_lエコール

高い塀で外界と遮断された森の中の学校に、
6歳の少女イリス(ゾエ・オークレール)が棺に入れられてやってきた。
年長のビアンカ(ベランジェール・オーブルージュ)は、棺を鍵で開ける。

そこでは6歳から12歳までの少女たちが年齢を区別するリボンと白い制服を身につけ、
5軒の宿舎に分かれて住んでいた。
少女達以外には、年配の召使と、エディス(エレーヌ・ドゥ・フジュロール)
エヴァ(マリオン・コティヤール)という若い女性教師二人がその森に住んでいる。
少女達は、ダンスと自然の生態を教師から学んでいた。
宿舎からは最年長の少女たち(紫リボン)だけが、毎晩の外出を許されていた。
少女達は清楚で愛らしく、年長者は年少者(赤リボン)の世話をする。
森の外へは決して出られず、外界との接触も禁止、規律正しい生活をおくっている。
ecole_ma エコール

何だか、不思議で妙な雰囲気…
純真無垢と言えばそうだろうが、
見ようによってはまだ発達途中の少女達が、女ばかりの中で無邪気に下着姿で泳いだりする無防備さ…
この子達は、何の目的でここに連れて来られ暮らしているの?
毎夜、ビアンカは何処で何をしているの?
と、とにかくそんな疑問ばかりが気になって仕方がない!
良からぬ方へと邪推する(苦笑)

幼虫からさなぎ~そして綺麗な蝶へ…
彼女達は至って自然にしているのだろうが、
幼児期から思春期へ向かう前の、純粋ゆえのエロテック?!

初めての環境に慣れない不安と戸惑い、
可愛がってくれた上級生が居なくなった寂しさからの嫉妬…
イリスがやって来てからの1年が、
ダンスのレッスンや自然の森の中で遊ぶ姿の中で描かれています。
が、なんか、そこそこにその趣味の方にはウケそうな(?)感じが…(苦笑)

二人の若い大人の教師と少女の対比…
マリオンはバレエの先生なのですが、
ブルマのようなパンツからお尻がはち切れんばかりで胸もボリュームたっぷり。
この学校で育ったのでしょうか~いかにも影がある感じで意味深なセリフが結構あり、
二人の教師からここの子供達のことを想像するしか出来なかったです。
agoodyearMarion Cotillard

「プロヴァンスの贈り物」でのマリオン


ネタバレ↓


脱走をしようとボートに乗った少女が誤って亡くなったり、
毎年、年中者(青リボン)の中から、
ダンスに優れた少女一人が校長先生に選ばれ学校を去ることが出来るのだが、
選ばれなかったアリスは、壁をよじ登り外界へと消えていった事件もあり…
やはりここには怖い何かがあるのかしら??
亡くなった子を親に返すこともなかったし。。。
親もいないのか?
捨てられたのか?

ビアンカ達最上級生は、
毎晩学校の資金集めの為に、顔のわからない観客の前でダンスを披露していた。
それはきっと、その趣味の人向けだったのではないかなあ~
羽を付けた衣装を着て、羽化する前の蝶を表現したようなダンスは、
決して上手いとは思えなかったので…

そして、いよいよ卒業の時がやって来て、地下からトロッコのような電車に乗り込む。
着いた場所は一体どんな所なんだろう?
とっても大きな施設のような、ダンスの学校?
引き渡された大人の後をついて外界へと歩いていく…
大きな噴水を前に、森で暮らしていた時と同じように靴を脱ぎ上着を脱ぎ、水遊びするビアンカ。
その向こうに見える男へと投げかけられた視線が、無邪気でもあり色っぽくもあり…

学校へは、新しい棺がやって来た。
現れた少女を満面の笑みで見つめるイリスには、もうすっかり不安は消えていた。
彼女達のリボンの色が変わる日。
そうして毎年順番に、ビアンカと同じように。。。

一体、少女たちはどこから来て、どこへ行くのか?
何のために踊るのか?
外界へと羽化した彼女たちに待っているのは?
“女”(の性)を描いた繊細な感性のある作品とは思うけど、結局なにひとつ解らなかった。
こんな描き方がどうこうと言うよりは、
それぞれでの場面の事が、ラストではある程度こう言う事だったのね~と納得したいなあ。
私のように純粋な心がない者には、思わせぶりばかりだと良からぬ想像しかできないし(苦笑)

所謂、
そんな一般的な感覚で観ていたら、いけないような(?)作品であることは間違いないよう。。。
広く大きな感性で…みたいな♪

原題は「INNOCENCE」無邪気
「エコール」学校
どちらも物語には通じるタイトルなんですが…

マリオン・コティヤールが出て来た時、何だか安心した~良かったわ!!
この人もいろんな役柄をこなしますね!
lavieenrose1Marion Cotillard

「エデット・ピアフ~」のマリオン

hollywood2Marion Cotillard

素顔はこんな人…
次回はジョニーと共演だそうです!
ティムの「ビッグ・フィッシュ」では、エドワードの息子妻を演じてましたねぇ~。

「エデット・ピアフ~」でアカデミーもノミネートされてますから~オスカー受賞できると良いです!!

2006年 11/4公開 ベルギー/フランス/イギリス
監督 ルシール・アザリロヴィック

C.O.M.M.E.N.T

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