2007_08
17
(Fri)14:48

上海の伯爵夫人



1936年、上海。
かつてロシアで伯爵夫人だった未亡人のソフィア(ナターシャ・リチャードソン)は上海に亡命してきた脱落貴族。
義理の母、妹、伯母夫婦、自分の娘を抱え、二流のナイトクラブでホステスとして働いていた。
プライドの高い家族は、ソフィアの収入に依存しながら彼女を軽蔑していた。
娘のカティアだけがソフィアの支え。

アメリカ人のジャクソン(レイフ・ファインズ)は、元外交官。
妻と子供を失くし、自らも視力を失った。
ある日、日本人マツダ(真田広之)との会話に共感したジャクソンは、
自分の理想と夢のクラブを持つという気持ちが強くなり、更にはソフィアと出会うことで現実のものとする。

1年後、経営者と従業員としてお互いの私生活には介入しない…
そんな契約で“ホワイト・カウンテス”(白い伯爵夫人)というお店をオープンした。
次第に上海の政情はますます悪くなっていき、日本軍が侵攻してくる。

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第二次世界大戦にさしかかる上海で、男女のそれぞれの悲しみや気持ちが揺れ動く。
お互い惹かれ合いながらも感情を押え、時代に翻弄される控えめで上品な大人の恋物語。

これと言って大きな展開はなく淡々と過ぎていき、後半はハラハラする場面もありますが、
私はモロ純愛なラブストリーが好きじゃないので少し退屈でした。
でも大切なものを失ってしまった事から、本当の居場所を探そうとしないジャクソンと、
背負っているものが大きすぎるソフィアが、簡単に新たな1歩を踏み出せないもどかしさは痛いほど伝わります。
盲目のジャクソンとソフィアが見詰め合う眼の輝きや繊細な手の動き、当時の上海の雰囲気は素敵。
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レイフ・ファインズはいつも思うのですが、どの時代の人を演じてもさまになる。
繊細な雰囲気から悪役まで、どんな役もこなす本当に幅広い役者さんで大好き。
ヴァネッサ・レッドグレーヴはリーアム・ニーソンの奥様。
伯爵夫人の雰囲気がピッタリ。
上質な大人のラブストーリーがお好きな方にお薦め♪

ソフィアの家族は酷いね…
プライド高くて働く気が無いのなら、せめて文句言うな、特に妹!!

2006年 10/28公開 イギリス・アメリカ・ドイツ・中国映画
監督 ジェームズ・アイヴォリー

C.O.M.M.E.N.T

そうですね〜

ちょっと淡々とし過ぎって感じもしなくはないですよね。
でも、あたしは結構これは良かったなぁ〜って感じもしました。
恋愛モノって結構好きなのもあるのですが、
こうゆう大人の恋愛ってのも素敵だなぁ〜って思っちゃいました。
妹はちょっとムカつくって言うか、娘を取ろうとしている
悪者って感じがしたけど、なんかあの妹も可哀相な
女性でしたよね〜。

2009/11/16 (Mon) 21:23 | miyu #- | URL | 編集 | 返信

miyuさんへ

こんばんは〜コメントありがとう!
って、ほとんど忘れていて、反省なんだけど(;^_^A アセアセ・・・

全体的には盛り上がりはなかったけど、この雰囲気は好きでしたよぉ〜レイフって、どこか掴み所のない男性が合ってるよね。(笑)
家族はムカついたよぉ〜家族って言っても他人だったものね…(^_^;)
でもこれも人間の本質なんだろうなぁ〜と思うと複雑ですが。

2009/11/19 (Thu) 23:16 | オリーブリー #ZJmJft5I | URL | 編集 | 返信

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2009.11.16 (Mon) 21:22 | ☆彡映画鑑賞日記☆彡