スポットライト 世紀のスクープ
2016, 04. 15 (Fri) 22:23
2001年、夏。
ボストンの地元新聞“ボストン・グローブ”の新任編集局長としてマイアミからやって来たマーティ・バロン(リーヴ・シュレイバー)は、目玉になる記事の材料を物色し、神父による子どもへの性的虐待事件に着目すると、これを追跡調査する方針を打ち出す。
リーダーのウォルター“ロビー”ロビンソン(マイケル・キートン)を中心に、特集記事欄《スポットライト》を担当する4人の記者(マーク・ラファロ レイチェル・マクアダムス ブライアン・ダーシー・ジェームズ)が調査を開始、そして地道な取材を積み重ね、次第に事件の背後に隠された巨大な疑惑の核心へと迫っていくが…。
カトリック教会が長年隠蔽してきた児童虐待スキャンダルを暴き出し、ピュリツァー賞に輝いた調査報道チームを巡る感動の実話を基に、巨大な権力に立ち向かっていった新聞記者たちのジャーナリズム魂と不屈の執念を描いた実録サスペンス。
第88回アカデミー賞作品賞、脚本賞を受賞。
2016年 4/15公開 アメリカ映画
監督 トム・マッカーシー
ボストン・グローブ紙の調査報道チーム“スポットライト”が、カトリック教会による児童性的虐待を組織的に隠蔽していた事実を暴く社会派ドラマ。
日本でどう報道されたのか記憶がありませんが、この大きなニュースに、当初カトリック教会は否定するものの、次々と広がる起訟の件数に、ついにバチカンがそれを認めるとことになったそうです。
世界的な問題をどうやってローカルの新聞記者たちが気づいたのか、、、。
アイルランド系が多いボストンは2人に1人がカトリック、ボストン・グローブ紙の購読も半数近くがカトリック教徒であり、タブーに切り込むことで教会や関係者の圧力、教徒の反感が立ちはだかることは予想できたが、新任編集長に着任したユダヤ人のバロンは、しがらみを意識することなく、また4人の“スポットライト”チームもカトリック教徒だったが、ジャーナリストとして怯むことなくスキャンダルにメスを入れていく決意をする。
このような経緯から世界的なスクープとなったのも興味深く、事件の被害者や当時の弁護士への取材、何冊もの年鑑書を調べたりと、地道で粘り強い努力の末、想像以上に大勢の神父が罪を犯し、しかも裏で隠蔽しているカトリック教会のおぞましい実態に辿り着く過程に目が離せない。
聖職者の立場を利用し、信仰や神を求める弱者に対し、肉体だけではなく魂まで犯してしまった大罪ですが、この映画は単なるカトリック批判ではなく、記者たちがスクープで手柄を上げた万歳な話でもない。
平凡な人間からしたら、ジャーナリストって社会的に立ち位置が賢く何となく取っつきにくい印象でしたが、9.11で中断せざる負えない現状があったり、他社に嗅ぎ付けられる焦りがあったり、そして以前、弁護士から社内に送られていたリスト(?)の重要性に気づかなかった現実があったり、普通に人間ぽい安心感もあって、誠実で地道で粘り強いジャーナリズム精神に心が動かされました。
この熱き記者たちのアンサンブル芝居が見事です。
それぞれの個性をセリフ重視の演技力だけで完璧に演じ切った作品でした。
メンバーそれぞれの取材シーンが同時進行に展開し、プライバシーもそれとなく挟み、紆余曲折を経て衝撃のスキャンダルが明らかになって過程の見せ方、そしてエンドロールに虐待があった多くの場所が示されると、デジタルの時代になって消えてしまったと言われる調査ジャーナリズムの重要性と、どんな立場でどんな苦悩や間違いがあっても、正しい側に居るという意義みたいなものを強く感じました。
ただひとつ、この映画は出来事を把握した上で観るって感じがします。
あれこれ余計な説明はないし、登場人物が多いから、弁護士だけで3人かな、スタンリー・トゥッチとビリー・クラダップは分かっても役名まですぐに認識できないし、SNAPの代表者や電話だけで登場する心理療法士(リチャード・ジェンキンス)など、記者たちの会話の中で、○○○が、、、って名前だけで何度も出てくるので、誰の事かすぐにピンとこなくて混乱しました(汗)
コメント
たいむ
万々歳でもない
アメリカでは近年の周知の実話だから、ありきで描かれているのも仕方がないのかもしれません。
私も登場人物の把握にやや混乱。
新聞社には日々数多くのタレこみや訴えがあるのでしょうね。
それを取捨選択するってたぶん難しい。
この件でも何年も前に被害者や弁護士から情報が送られていたとのこと。
新聞社も減退気味の昨今で、時間とお金が掛かってなお売れない記事はボツになりがちなのかもしれません。
けれど放置していた事実を真摯に受け止め、今度こそ完遂した彼らを讃えたいと思うし、こうした新聞ならではの重要性を理解し、ずっと続いていって欲しいと思ってます。
オリーブリー
たいむさんへ
>近年の周知の実話
これ、大前提ですね!
これから観られる方は、ある程度の概要を知っておいた方が分かりやすいと思いますね~。
被害者、加害者、関係者、大勢出てきて名前もややこしい(;^ω^)
日本でいうならオウムの事件なんてまさに震撼させられましたし、次々と明るみになる事実にどれだけショックを受けたことか、、、。
あの時初めてテレビでお見受けしたジャーナリストさんや弁護士さん、記者さんなど、世の知らない所で地道な努力を重ねていたのでしょうと改めて思います。
今の法王様は随分とリベラルなお方のようで、こういう事が明るみになると、保守的でい続けることはまず不可能ですものね。
そもそも、カトリックの神父が結婚禁止って、宗教的な意味合いもないようで、そこらをどうか改善したらとか思ってしまう単純なわたしですが( ;∀;)
にゃむばなな
こんばんわ
確かに人物把握は大変。
それでも無駄のない映画であり、凄く引き締まった作品という印象が強かったですね。
新聞は真実を暴く媒体である。
それが貫かれていた作品でもあったとも思えましたよ。
オリーブリー
にゃむばななさんへ
こんにちは。
初めしばらくは誰の事?とちょっと混乱しました(苦笑)
会話が中心だけど、まるで自分がその中に参加してるかのように、グイグイ引き込む力のある作品でしたね。
>新聞は真実を暴く媒体である。
そうですね、そして過去のミスもキッチリと認める潔さに、真実の追及と正義感の強さを感じました。
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