スポンサーサイト 

--, --. -- (--) --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

キャロル  

2016, 02. 22 (Mon) 23:59

 Carol001.jpg

1952年のニューヨーク。
デパートでアルバイトをするテレーズ(ルーニー・マーラ)は、娘のプレゼントを探すゴージャスな女性キャロル(ケイト・ブランシェット)を接客。
優雅で気品に満ちたキャロルに魅了されたテレーズは、彼女の忘れ物を送ったことからランチに誘われるが…。


「見知らぬ乗客」「太陽がいっぱい」などで知られる女流ミステリー作家パトリシア・ハイスミスが別名で発表した小説を映画化。
エレガントな大人の女性に心奪われた若いヒロインの切なくも美しい禁断の恋の行方を描く。
2016年 2/11公開 イギリス/アメリカ/フランス映画
監督 トッド・ヘインズ
第88回アカデミー賞で、主演、助演女優賞、脚色賞、撮影賞、衣装デザイン賞の5部門ノミネート。
{★★★★4/5}

印象に残るLGBT映画は多々あれど、ベテランと若手の演技合戦だけでなく、予想以上に良い映画で胸に響く秀作だった。
2人の女性が惹かれ合う過程や展開、感情の変化は、1950年代の時代背景、色彩、カメラワークなど、すっぽりと入り込んだかのように自然で美しく、「エデンより彼方へ」と同じような色づかいによる人物描写にも説得力がある。
セクシャリティーを描いていても、むしろ、普通の純粋な愛情物語で、あざとい描写も一切ない。
鮮麗されたセレブなケイトが、娘の為に下した決断は、誰も傷付けたくない思いと同時に、マイノリティに理解がなく生きにくい時代であっても「自分の存在意義」は失わないという潔さで、まさに「天から落ちてきた」ように初々しいルーニー・マーラが、本来の自分に気づいていく繊細な感情変化や、どん底から立ち直り、本当に求めているものを見極める力を付けたと思われるラストも清い。
黒人差別が問題視された今回のアカデミー賞で、この映画が監督賞と作品賞から外れてしまったのが本当に不思議!
トッド・ヘインズは、「エデンより彼方へ」でも逃しているんですよね、ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラが素晴らしかっただけに、マイノリティの方が差別されてるような気がしてならないなぁ、、、(;'∀')

*幾何学模様のようなオープニング、すぐに溝の蓋と分かるけど、地下から地上へと切り替わる映像も意味ありげ。
*公開日の11日は祝日、しかも地元の単館はレディースデーで物凄い人だかりだった(笑)

コメント

たいむ

ぴゅあ

純愛でしたね~
共感するとかそういうわけでもないのだけれど、互いが互いの何に惹かれていったのかが手に取るように分かるといいますか、変わっていく彼女たちに見蕩れました。

どことなく逃避行っぽい禁断の恋が強調されたような広報にあざとさを感じてしまいましたよ。

2016/02/23 (Tue) 18:36 | たいむ | 編集 | 返信

にゃむばなな

こんばんわ

ほんと、トッド・ヘインズ監督が外れているのが不思議ですよね。
これだけ上品な作品を撮れるのに…。
やっぱりアカデミーは同じLGBTでもゲイだけに優しい協会なんですかね~。

2016/02/24 (Wed) 22:58 | にゃむばなな | 編集 | 返信

オリーブリー

たいむさんへ

そうそう、共感とかではないんだけどね(爆)
でも普通の純愛でしたよね、たまたま女性同士ってだけで。
おそらくわざと忘れた手袋から、段階を追い自然とそうなる過程なんて、男女と変わりない恋愛の流れでした。
誰かが誰かを気になりだして、次第に好きになっていく変化、不安や喜びを2人の女優さんが見事に演じてましたね。

2016/02/28 (Sun) 01:21 | オリーブリー | 編集 | 返信

オリーブリー

にゃむばななさんへ

こんにちは。

「ブロークバック~」とか「ミルク」とかねー。
ゲイは評価対象なのかしら( ;∀;)
確かに、一言でいうと、上品な映画でした!!
作品賞の枠はまだあるのに、ノミネートされなかったのは意図的と思ってしまう。

2016/02/28 (Sun) 11:01 | オリーブリー | 編集 | 返信

森子

やっと観ました♪

遅れて上映されて観て来ました
会員デーで女6人(少ない)田舎なんで(^。^;)男性向けではないかな~
50年代のファッション大人でお洒落な作品でしたね
でも私には難しかったかな~?
恋に落ちる2人の目力演技
「アデル、ブルーは熱い色」の印象が強いです!

2016/04/15 (Fri) 12:48 | 森子 | 編集 | 返信

オリーブリー

森子さんへ

こんにちは。

上質な雰囲気のある映画でした。
若いテレーズが未熟のままでなく、幾らか成長したからこそ、2人の関係が始まるんだと思えました。
女優さん2人の演技がさりげなくて繊細で良かったです。

>恋に落ちる2人の目力演技

私は「アデル~」はダメでした。
なんか生々しくてね~レア・セドゥが気持ち悪かったです(滝汗)

2016/04/16 (Sat) 14:48 | オリーブリー | 編集 | 返信

コメントの投稿

非公開コメント

トラックバック

この記事へのトラックバック
  •  キャロル
  • 恋に落ちた相手はキャロル 公式サイト http://carol-movie.com 原作: キャロル (パトリシア・ハイスミス著/河出文庫)監督: トッド・ヘインズ  「ベルベット・ゴールドマイン」 
  • 2016.02.23 (Tue) 16:18 | 風に吹かれて
この記事へのトラックバック
  •  キャロル〜←クリスマス
  • 公式サイト。イギリス=アメリカ。原題:Carol。パトリシア・ハイスミス原作、トッド・ヘインズ監督。ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラ、カイル・チャンドラー、ジェイク・ ...
  • 2016.02.23 (Tue) 16:39 | 佐藤秀の徒然幻視録
この記事へのトラックバック
  •  「キャロル」みた。
  • 1950年代のニューヨークを舞台に女同士の恋愛を描いた物語・・というとなんだか下世話な感じがしてしまうが、この映画は芸術作品に近いと思う。主人公のケイト・ブランシェット&ルーニー・マーラは、第88回ア
  • 2016.02.23 (Tue) 18:24 | たいむのひとりごと
この記事へのトラックバック
この記事へのトラックバック
  •  キャロル
  • 評価:★★★☆【3.5点】(P) 同性愛をテーマにしたメロドラマに付いて行けるか^^;
  • 2016.02.23 (Tue) 20:49 | 映画1ヵ月フリーパスポートもらうぞ〜
この記事へのトラックバック
この記事へのトラックバック
  •  『キャロル』
  • 「憧れ」や「代用」は恋へと昇華するのだろうか。 これは恋の物語でも愛の物語でもなく、本当の意味での恋が始まるまでの物語。キャロル・エアードとテレーズ・ベリベットの対等 ...
  • 2016.02.24 (Wed) 23:00 | こねたみっくす
この記事へのトラックバック
  •  キャロル
  • 【CAROL】 2016/02/11公開 イギリス/アメリカ/フランス PG12 118分監督:トッド・ヘインズ出演:ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラ、サラ・ポールソン、ジェイク・レイシー、カイル・チャンドラー このうえもなく美しく、このうえもなく不幸なひと、キャロル。...
  • 2016.02.24 (Wed) 23:55 | ★yukarinの映画鑑賞ぷらす日記★
この記事へのトラックバック
この記事へのトラックバック
  •  ショートレビュー「キャロル・・・・・評価額1700円」
  • その愛は、人生を永遠に変える。 舞台は1950年代のニューヨーク。 エレガントな大人の女性キャロルと、まだ初々しい蕾のテレーズ。 対象的な二人は共に人生の岐路に立っており、運命的に出会うと急速に惹かれ合う。 「太陽がいっぱい」で知られるパトリシア・ハイスミスが、1952年に発表した事実上の長編デビュー作「The price of solt」を「ベルベット・ゴールドマイン」のトッド...
  • 2016.02.25 (Thu) 22:06 | ノラネコの呑んで観るシネマ
この記事へのトラックバック
  •  キャロル
  • ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラが出てるってこと以外、何も知らずに『キャロル』を観てきました。 ★★★ キャストだけで蓋を開けてみたら、ビアン版『テルマ&ルイーズ』(言い過ぎか)的な内容でびっくり。 だいたい、タイトルからクリスマス関係の話だとばか...
  • 2016.02.26 (Fri) 00:26 | そーれりぽーと
この記事へのトラックバック
  •  キャロル
  •  『キャロル』を吉祥寺プラザで見ました。 (1)本作の主演のケイト・ブランシェットがアカデミー賞主演女優賞にノミネートされているというので映画館に行ってみました。  本作(注1)の冒頭の時点は1952年。まず地下鉄の走る音に続いて駅で停車する音が聞こえた後、ジ...
  • 2016.03.01 (Tue) 18:59 | 映画的・絵画的・音楽的
この記事へのトラックバック
  •  私の天使~『キャロル』
  •  CAROL  1952年、ニューヨーク。フォトグラファーに憧れながらも百貨店のおもちゃ 売り場で働くテレーズ(ルーニー・マーラ)は、娘へのクリスマスプレゼントを 買いに来た貴婦人キャロル(ケイト・ブランシェット)と出逢う。  我らがケイト・ブランシェットと、ルーニー・マーラが恋に落ちる。原作はパ トリシア・ハイスミス、監督は 『アイム・ノット・ゼア』 ...
  • 2016.03.07 (Mon) 21:25 | 真紅のthinkingdays
この記事へのトラックバック
  •  運命の恋、それは
  • 15日のことですが、映画「キャロル」を鑑賞しました。 試写会にて 52年、マンハッタン 冬。テレーズはデパートで玩具販売員のアルバイトをしていたある日 娘へのプレゼントを探しに来た ミステリアスな女性キャロルにひと目で心を奪われる。それ以来、2人は会うようにな...
  • 2016.03.23 (Wed) 22:35 | 笑う社会人の生活
この記事へのトラックバック
  •  キャロル
  • 1952年、ニューヨーク。 高級百貨店の女性アルバイト店員テレーズは、密かに写真家に憧れているが、恋人からは結婚を迫られていた。 ある日、売り場にキャロルというエレガントな女性が、6歳の娘へのクリスマスプレゼントを探しに訪れる。 ひょんなことから、テレーズはキャロルの屋敷に招待され、心を通わせていくが…。 ラブ・ストーリー。 ≪このうえもなく美しく、このうえもなく不幸なひと、キャロル。 あな...
  • 2016.04.01 (Fri) 13:14 | 象のロケット
この記事へのトラックバック
  •  『キャロル』 静かに進む濃密な愛の行方
  • 原題: Carol 監督: トッド・ヘインズ 出演: ケイト・ブランシェット 、ルーニー・マーラ 、サラ・ポールソン 、ジェイク・レイシー 、カイル・チャンドラー 試写会場: ユーロライブ 2015年 アメリカ 映画『キャロル』公式サイトはこちら。 52年、冬。ジャ...
  • 2016.04.02 (Sat) 11:38 | Nice One!! @goo
この記事へのトラックバック
  •  キャロル ★★★★
  • 『見知らぬ乗客』『太陽がいっぱい』などで知られる女流ミステリー作家パトリシア・ハイスミスが52年に別名義で発表した小説を「エデンより彼方に」のトッド・ヘインズ監督が映画化。エレガントな大人の女性に心奪われた若いヒロインの切なくも美しい禁断の恋の行方を、50...
  • 2016.04.15 (Fri) 18:58 | パピとママ映画のblog
この記事へのトラックバック
  •  キャロル CAROL
  • 1950年代のアメリカ、女性同士の同性愛をテーマにした作品。 デパートで販売員の仕事をしているテレーズ(ルーニー・マーラ)、クリスマスのおもちゃ売り場で出会った、娘へのクリスマスプレゼントを買うキャロル(ケイト・ブランシェット)に心を奪われる。キャロルは...
  • 2016.04.19 (Tue) 23:03 | まてぃの徒然映画+雑記
この記事へのトラックバック
  •  『キャロル』
  • キャロル 優雅な人妻に魅せられた若い女性の禁断の恋の行方を 切なくも艶やかに描き出した感動の恋愛ドラマ。 【個人評価:★★☆ (2.5P)】 (自宅鑑賞) 原作:パトリシア・ハイスミスが初刊行時には別名義で発表したベストセラー小説
  • 2017.03.06 (Mon) 01:37 | cinema-days 映画な日々
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。