白鯨との闘い
2016, 01. 22 (Fri) 23:49
1819年、鯨油を入手するためアメリカ・マサチューセッツ州のナンタケット島を出港したエセックス号のクルーたちは、トラブル続きの航海で思うように鯨を捕らえることができず、焦りばかりが募っていく。
寄港地で鯨の群れの情報を聞きつけた一行は、南米大陸の西3700キロで白い化け物のようなマッコウクジラと遭遇。
一等航海士オーウェン・チェイス(クリス・ヘムズワース)をはじめとする乗員たちは、強大な敵を相手に必死で抵抗するが…。
ハーマン・メルヴィルの「白鯨」の裏側に迫るナサニエル・フィルブリックのノンフィクション「復讐する海 捕鯨船エセックス号の悲劇」を基に描くサバイバルドラマ。
小さなボートで大海原を漂流する捕鯨船乗組員たちが辿る壮絶なサバイバルの行方を描く。
2016年 2/16公開 アメリカ映画
監督 ロン・ハワード
クリス・ヘムズワース狙い!(^^)!
他、キリアン・マーフィ、ベン・ウィショー、ブレンダン・グリーソンとなかなか豪華なキャストで、新スパイダーマンに抜擢されたトーマス・ニカーソンは、「インポッシブル」に続いて水難を乗り切る若者を好演していました。
がっ、この作品、見事に邦題に騙された!
モンスターと壮絶なバトルを繰り広げる海洋アクションかと思いきや、「白鯨」の元ネタとなった実話の方が壮絶だったという、史実映画ロン・ハワードらしい(のか?)人間ドラマでした。
大海原での映像や巨大な白鯨の姿は迫力があって、「パイレーツ」以来、久しく海モノ観てないかもとワクワクしたけど、人間が「生きる」ための本質を見せるザ・漂流記になるとはついぞ思わず、しかもそんな中で白鯨は幾度か彼らの前に姿を現すから、それが何故なのか、白鯨とは何なのか、何の象徴と捉えるのか、一所懸命考えながら観たけど、いまひとつ良く分からなかった。
流れ的には、軽めの「ジョーズ」から映像体験(比喩)のない「ライフ・オブ・パイ」みたいな感じ。
これならクラーケンに挑んだブラックパールのクルーの方がチャレンジャーだったし、そろそろムニョムニョハンマーが飛んで来ないものかと思ったりもした(笑)
コメント
ituka
ムニョムニョ棒って何のこと?(笑)
海に生きる荒くれ男がよく似合うクリスでしたね^^
柔らかい部分は全部平らげちゃったのかな(おい)^^;
オリーブリー
itukaさんへ
こんばんは。
ちゃんと「マイティー・ソー」を観ましょう(爆)
ソーのハンマー、"ムジョルニア"を上手く言えないジェーンのアシスタント、ダーシーが"ムニョムニョ"って(発音してるのか知らないけど)字幕にはそう出るんですよー。
おそらく、もうムニョムニョで通用してるかも(笑)
公明正大な男が合ってましたね。
ただ、あの肉体を持って巨大なクジラと死闘を繰り返さず、ひたすら痩せ細っていくとは、、、物足りない限りでしたわん!!(/ω\)
yukarin
こんばんは
この邦題はちょっと違いますよねぇ。
私も壮絶な白鯨との闘いが描かれているのかと思ってました^^;
ものがたりとしては生きるために壮絶な闘いではありましたけれども....
たいむ
アレレな感じ
>白鯨とは何なのか、何の象徴と捉えるのか
私も良く分からなかったのですよね、そこ。
実話ベース、実在の人物の話ということで勝手な憶測を語らせるなど過度な脚色は控えたのかもだけれど、ただ巨大な白クジラって存在で終わってしまいましたね。
銛は束ねても歯が立たず。雷とムニョムニョ欲しくなりましたね~
森子
こんばんは(^O^)
レンタルで白鯨を見て良かったから観に行く気でいたのだけど…大雪が降ってしまって行けず船長の話ではなく航海士が主人公の別物みたいですね(^_^;)
3Dで観たのですか?
海もの今月「ザ・ブリザード」がありますね!!
白鯨の迫力を大画面で堪能せず「オデッセイ」を先に観て来ました(^_^)v
オリーブリー
yukarinさんへ
こんばんは。
ミスリードな邦題でしたね。
しかも主演はソーだし(笑)てっきり、アドベンチャーだと思ってましたよ。
オリーブリー
たいむさんへ
こんばんは。
そうなんですよね、漂流記に持ち込むなら、彼らにとって白鯨とは何ぞやを見せてくれないと、話が掴めないんですよ。
その辺りを語り部と受け手から分かろうとしても、彼らの会話もいまいち伝わりにくかったです。
何だか途中からイライラしたのかな~、マジ、ムニョムニョ飛んできて欲しかったですよぉー(爆)
キリアン・マーフィーは刹那でした。
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