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THE MONUMENTS MEN

第二次世界大戦末期のヨーロッパ。
ヒトラーの命を受けたナチスドイツは、侵攻した各国で数々の歴史的名画や彫刻の略奪を繰り返していた。
これに危機感を募らせたハーバード大学付属美術館の館長ストークス(ジョージ・クルーニー)は、ルーズベルト大統領を説得し、美術品や歴史的建造物を保護する部隊“モニュメンツ・メン”を結成する。
中世美術に精通したグレンジャー(マット・デイモン)や建築家キャンベル(ビル・マーレイ)など7人のメンバーは、ヨーロッパ各地を奔走し美術品の行方を探すが、劣勢を強いられ自暴自棄になったナチスやソ連軍の妨害が彼らの前に立ちはだかる。


ロバート・M・エドゼルの「ナチ略奪美術品を救え」をジョージ・クルーニーの監督・脚本・主演で映画化した歴史エンタテインメント・サスペンス。
第二次大戦下のヨーロッパを舞台に、ナチスによって略奪された世界的美術品の数々を救出するために結成された実在の特殊部隊“モニュメンツ・メン”の戦いを描き出す。

2015年 11/6公開 アメリカ映画
監督 ジョージ・クルーニー
{★★★★4/5}
THE MONUMENTS MEN 802
2014年春公開が秋まで延期した挙句、上映中止となった本作、興味深い内容で、ハリウッドの豪華キャストが揃ってもこういうことはあるんですね。
二転三転の事情や経緯は分からないけれど、約1年半後にめでたく公開。
終戦間際が舞台ですが、シリアスに偏らず、「オーシャンズ」っぽいノリのドラマで、ジョージー・クルーニーらしいセンスとユーモアのある作品でした。
幾らか脚色はあるのだろうけど、歴史の知られざる一コマを別視点から見せられ、またしてもナチの悪行を知ることになった。
全体的に淡々と過ぎていき、ミステリアスだったり大きな山場があるわけではないので、退屈と感じたらそんな映画なのかもしれないけれど、逆にそんな「ゆるさ」が戦争の爪痕を強調しているように思えた。
THE MONUMENTS MEN 005
芸術のエキスパートである“モニュメンツメン”は、戦場ではズブの素人で、連合軍から必ずしも協力を得られる状況ではない中、任務を随行していくことになる。
連合軍のベースキャンプができている戦地でも危険は伴い、当然、仲間の犠牲が出て、劇中で何度か人命と美術品(文化、文明)が天秤にかけられるが、それでも貴重な美術品の行方を追って、ヨーロッパ各地の戦地へと乗り込んでいく姿には、やはり別任務を課せられた「プライベート・ライアン」の部隊と何となく重なったりする。
ノルマンディー上陸を終えたオマハ・ビーチに降り立つシーンでは、生死をかけた激しい戦闘とは大違いのぽかんとした雰囲気や、隠し場所から見つかった大量の金歯、持ち主の家にそっと掛けられた絵画など、何とも言えない何かがあり、過去の戦争映画が甦ってきたりする。
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特徴がいかされたキャスティングが良かった。
ビル・マーレイとボブ・バラバンの飄々コンビ、大らかなジョン・グッドマン、インテリなジャン・デュジャルダン、知的なケイト・ブランシェット、真面目なマット(笑)、誰かが抜き出ることのないチームプレーで見せられた。
人命に代わるものはないけれど、芸術は慰められたり癒されたり、人間に生き方や活力を与えてくれる大切な財産であり、またそれが当たり前のようにあるものではないと改めて感じた。
キャンプで流されたクリスマスソングが心に沁みる。

*盗んだ美術品で「総統美術館」建設を目論んでいたヒトラーが、敗北を悟ると「ネロ指令」で全ての破壊を発令するという、どこまでも自分至上主義だ(苦笑)
2015.11.08 / Top↑
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