海賊じいちゃんの贈りもの
2015, 10. 24 (Sat) 23:12
3人の子供を持つ離婚寸前の夫婦、ダグ(デヴィッド・テナント)とアビー(ロザムンド・パイク)は、ダグの父ゴーディ(ビリー・コノリー)の誕生日を祝うため、ロンドンからスコットランドへと向かう。
道中、ケンカばかりの両親にうんざりする子供たちだったが、祖父が暮らす伯父夫婦の自宅に到着しても言い争いは絶えず、祖父だけが子供たちとかけがえのないひとときを送るのだったが…。
突然他界した祖父を遺言通りの葬儀で見送ろうとした子供たちが大騒動を巻き起こす中で、壊れかけていた家族が絆を取り戻していく姿を描いたハートフル・コメディ
2015年 10/10公開 イギリス映画
監督 アンディ・ハミルトン ガイ・ジェンキン
{★★★★4/5}

「ゴーン・ガール」のロザムンド・パイク、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」のデヴィッド・テナント、「ホビット 決戦のゆくえ」のビリー・コノリーが完全な脇役(笑)
個性ある言動ながら、勝手な大人と信頼できる大人をしっかりと見極める子供たちの無垢さや世界観に寄り添えるお話しで、重くなりがちな様々なテーマをシュールな笑いで包み込んだ心温まる作品でした。
美しいスコットランドの景観も楽しむことができ、のどかなで自然豊かな風景が家族の再生を強く印象付けられます。

しっかり者でメモ魔の長女ロッティ、オーディンに憧れる情報通の長男ミッキー、石集めが趣味で失神するまで息を止める次女のジェスは、「先祖はヴァイキング」と色んな話を聞かせてくれるおじいちゃんが大好き。
大人の勝手にうんざりしているのはおじいちゃんも同じで、4人は浜辺へ出かけ、楽しい時間を過ごすが、そこでまさかの事態が起こる!
子供たちが取ったビックリ仰天な出来事は、警察や児童福祉司(?)の聞き取り、マスコミも押しかけることとなり、世間の常識ではなくなった時のドタバタ感や大人の問題があぶり出されていく様子がたまらなく愉快。
身勝手さや欠陥、またそれに甘えてしまっている大人の方が異様なんだと思えてくる。

どこかで誰かが止めに入るのかと期待したいほど、実は冷や冷やしたんだけど、やり切った以上は、純粋無垢な子供の思いとイギリス映画らしいと言うのか、潔さがあった。
子供たちが可愛くて、それぞれ個性的な超自然児で微笑ましく、言わずとも何もかもお見通し、死の覚悟もきちんと出来ていたおじいちゃんがステキだったからこそ、自然な流れの展開だった。
成長していく子供たちと夫婦が、毎年おじいちゃんに会いに岸壁へと来てくれる姿が浮かんでくるようなラストでした。
*死にまつわる話をユーモアたっぷりに描くのは「ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式」を思い出した。
*おじいちゃんの息子兄弟が、ホント、ガキ(爆)
成功者気取りの兄は井の中の蛙っぽいし、ダグはマジ、子供でイラッとする。
浮気しなくても離婚の危機は来ただろう(´▽`)
*お芝居なのか素なのか(笑)子役が素晴らしい。
特に末っ子のこ、一番変わり者なのかもしれないけど、チャーミングで憎めない♪
*ビッチではないけど、キレキレなロザムンド・パイクが面白い。
ポンコツ家族の何が悪い!みたいな啖呵がカッコ良かった(笑)

「ゴーン・ガール」のロザムンド・パイク、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」のデヴィッド・テナント、「ホビット 決戦のゆくえ」のビリー・コノリーが完全な脇役(笑)
個性ある言動ながら、勝手な大人と信頼できる大人をしっかりと見極める子供たちの無垢さや世界観に寄り添えるお話しで、重くなりがちな様々なテーマをシュールな笑いで包み込んだ心温まる作品でした。
美しいスコットランドの景観も楽しむことができ、のどかなで自然豊かな風景が家族の再生を強く印象付けられます。

しっかり者でメモ魔の長女ロッティ、オーディンに憧れる情報通の長男ミッキー、石集めが趣味で失神するまで息を止める次女のジェスは、「先祖はヴァイキング」と色んな話を聞かせてくれるおじいちゃんが大好き。
大人の勝手にうんざりしているのはおじいちゃんも同じで、4人は浜辺へ出かけ、楽しい時間を過ごすが、そこでまさかの事態が起こる!
子供たちが取ったビックリ仰天な出来事は、警察や児童福祉司(?)の聞き取り、マスコミも押しかけることとなり、世間の常識ではなくなった時のドタバタ感や大人の問題があぶり出されていく様子がたまらなく愉快。
身勝手さや欠陥、またそれに甘えてしまっている大人の方が異様なんだと思えてくる。

どこかで誰かが止めに入るのかと期待したいほど、実は冷や冷やしたんだけど、やり切った以上は、純粋無垢な子供の思いとイギリス映画らしいと言うのか、潔さがあった。
子供たちが可愛くて、それぞれ個性的な超自然児で微笑ましく、言わずとも何もかもお見通し、死の覚悟もきちんと出来ていたおじいちゃんがステキだったからこそ、自然な流れの展開だった。
成長していく子供たちと夫婦が、毎年おじいちゃんに会いに岸壁へと来てくれる姿が浮かんでくるようなラストでした。
*死にまつわる話をユーモアたっぷりに描くのは「ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式」を思い出した。
*おじいちゃんの息子兄弟が、ホント、ガキ(爆)
成功者気取りの兄は井の中の蛙っぽいし、ダグはマジ、子供でイラッとする。
浮気しなくても離婚の危機は来ただろう(´▽`)
*お芝居なのか素なのか(笑)子役が素晴らしい。
特に末っ子のこ、一番変わり者なのかもしれないけど、チャーミングで憎めない♪
*ビッチではないけど、キレキレなロザムンド・パイクが面白い。
ポンコツ家族の何が悪い!みたいな啖呵がカッコ良かった(笑)
コメント
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- 海賊じいちゃんの贈りもの
- なるほど、じいちゃんの贈り物ってそういうことか。
- 2015.11.07 (Sat) 17:01 | だらだら無気力ブログ!
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- 海賊じいちゃんの贈りもの★★★
- さまざまな問題を抱えた家族が思わぬピンチに直面し、ドタバタを繰り広げるハートフルコメディー。メガホンを取るのは、本国イギリスで数々のドラマに携ってきたアンディ・ハミルトンとガイ・ジェンキン。破局寸前の夫婦に『ゴーン・ガール』などのロザムンド・パイクと、...
- 2015.12.31 (Thu) 13:17 | パピとママ映画のblog