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ジャズドラマーを夢見て、全米屈指の名門であるシェイファー音楽院に入学したニーマン(マイルズ・テラー)は、鬼教師として名をはせるフレッチャー教授(J・K・シモンズ)の目に止まり、彼のバンドにスカウトされる。
自信と期待を胸に練習に参加したニーマンだったが、そんな彼を待っていたのは、わずかなテンポのずれも許さないフレッチャーの狂気のレッスンだった。
それでも頂点を目指すためと、罵声や理不尽な仕打ちに耐え、フレッチャーのイジメのごとき指導に必死で食らいついていくニーマンだったが…。


一流のドラマーを目指す青年が、鬼教師の常軌を逸したシゴキ指導によって心身共に追い詰められていくさまを描く音楽青春ドラマ。
サンダンス映画祭でのグランプリと観客賞受賞を筆頭に、さまざまな映画賞で旋風を巻き起こした。
J・K・シモンズは、第87回アカデミー賞助演男優賞を受賞。

2015年 4/17公開 アメリカ映画
監督 デイミアン・チャゼル
{★★★★㊤4/5}
セッション102
温かだったり再生だったり、ハッピーで浮き浮き気分になる音楽映画は数あれど、まるで格闘技を観ているかのようなガチンコバトルで凄まじい作品だった。
ジャズ素人にはテンポのズレなど皆無だし、一般的な感情と違うこともあると思ったけど、表現を求める人の価値観はそう単純なものではなく、音楽に取り付かれた狂気とでも言うのか、歪んだ男2人のドラマを堪能できた。
音楽に固執し、憎しみや復讐を抱え、明らかに音楽家として間違っているのではないか?と思えてしまうほど嫌な男たちではあったけれど、そんな欠陥があるからこそ、本来の音楽の力を呼び起こした(だろう)2人の世界には救われる。
普段なら「衝撃の…!」なんてキャッチコピーは信用できないけど、これは全くその通りで、ラスト9分19秒の為に伏線があったと思える素晴らしい演出で、言葉では説明し難い、何かの域を超えたようなエンディングだった。
Whiplash7.jpg
純粋に音楽を愛する若者が鬼教授にイジメ抜かれると思っていたら、ニーマン君も相当イヤな奴で(笑)
一見、素直で気の弱そうな感じを受けるけど、親戚との会食では嫉妬から毒を吐き、自分から誘った彼女をドラムの為あっさり捨て、メンバーにフレッチャーのダメ出しが入ると微妙にほくそ笑む。
フレッチャーに上げられ下げられが続き、逃げ出してもおかしくないところ、これを負けん気というのか?喰らいつきが尋常じゃない。
エゴイスティックで恐ろしいくらいの執着を持つ青年をマイルズ・テラーが好演!!
Whiplash 40
“アメとムチ”を使い分け、メンバーたちを侮辱し罵声を浴びせる。
完璧を求め、真の才能者を育てると言うが、超ドS級の追い詰めぶりは半端なく、指導ではなくイジメか嫌がらせとしか思えない。
おそらくフレッチャーも演奏家を目指していたけれど、何かで挫折し、才能ある若者を潰そうとしてしまうような人格になってしまったのでしょう。
J・K・シモンズの二面性と陰湿な強かさが不気味。
これだけのインパクトを残せば、オスカー受賞は納得のお芝居ですねwww
「Not my tempo!」と空を掴むポーズが頭から離れない(笑)

*本作で引き合いになるチャーリー・パーカーを描いたイースト・ウッドの「バード」は、正直、つまらなかった、、、(苦笑)
2015.05.01 / Top↑
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