バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
2015, 04. 13 (Mon) 15:07
ヒーロー映画「バードマン」で一世を風靡したリーガン・トムソン(マイケル・キートン)は、そのイメージが払拭できず、鳴かず飛ばずの俳優人生を送っていた。
自分が脚色を手掛けた「愛について語るときに我々の語ること」で再起を懸けようと、ブロードウェイの舞台に立つが、降板した俳優の代役マイク・シャイナー(エドワード・ノートン)に振り回され、薬物リハビリ中の娘サム(エマ・ストーン)とは溝が深まるばかり。
本番を目前にどんどん追い詰められていくリーガンだったが…。
公私ともにどん底状態の中年俳優の悪戦苦闘の日々を描くシニカル・コメディ。
現実と幻想の不条理なストーリーとカメラワークで独特の世界観を映し出す。
第87回アカデミー賞作品賞他、最多4部門を受賞。
2015年 4/10公開 アメリカ映画
監督 アレハンドロ・G・イニャリトゥ

ブラックテイストたっぷりで、映画愛に溢れている。
これは巧みな作品でした!!
本番を前にした劇場内とその周辺だけという、限られた空間での単調な会話劇になりがちなところ、「ゼロ・グラビティ」に続いて2年連続オスカー受賞したエマニュエル・ルベツキの長回しの(ような)撮影で、主人公の再生苦悩や願望など、複雑な心情と混沌をよりリアルに感じさせる手法が見事です。
狭い廊下、上下する階段、楽屋への出入り、舞台裏、セットと、時間経過や登場するキャラクターのさり気無い切り替わりが、まるで主人公の脳内迷路のように表現されていて、現実か妄想か区別の付かない曖昧さを共有させられていくような流れで、新しい感覚を体感させられました。
一見、これまでの作風とは違うけれど、イニャリトゥらしい親子観や死生観は変らず、存在意義や失うことの意味もしっかり描かれていて、“あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)“や“愛について語るときに我々の語ること”、サムとマイクが屋上で交わす“真実か挑戦か”のゲームの意味、「バードマン」という存在然り、リーガンが誰にも投影されたかのようなストーリーの組み立てが深い。
イニャリトゥ得意の群像劇が、エマニュエル・ルベツキの撮影手法で新生したかのように職人技が光り、ドラム音やパーカッションの音楽も良く、今の時代の風刺作としても作品賞に相応しい映画でした。
但し、業界やネットへのシュールなネタを楽しむ以外、一般的に面白い話ではなく、不平不満ばかりの落ちぶれた変なおじさんに感情移入はし難くいから、意見はガッツリ分かれると思う。

役者たちも素晴らしい。
言わずと知れた「バットマン」のマイケル・キートン、「ハルク」のノートン、「アメスパ」のエマと、ヒーローモノ経験者を狙ったキャスティングが功を成していて、もうみんな、キャラが濃い(笑)
エマ・ストーンの役作りと迫力あるテンションの長セリフは立派なものだったし、結構いい年なのにブロードウェイデビューとなる売れない女優とか、唐突なレズっぽいシーンとか、これ、ナオミワッツまんまでしょ?と笑えた。
ノートンには、上手い具合にスッポンポンの前を隠す小物とか(爆)、場違いの欲情とか(爆)、ほぼウザいながらも得て妙だったり、名演技だったりと、リーガンをイラっとさせる絶妙な設定。(オレの舞台で勝手に勃起スルナッ!!って可笑しすぎる)

翼の付いた「バットマン」みたいな「バードマン」の呪縛に侵されているマイケル・キートンが上手すぎる。
投影された役柄と言われていたけど、ここまでは落ちぶれてないよね(笑)
ドジだったり情けなかったり哀れだったり、実と虚、理想と現実、かつてのトップスターにありがちな囚われ観が滑稽だけど苦しくて、もう一度、俳優としても人としても返り咲きたいと葛藤する姿を見事に演じ切っていたと思います。
エディ・レッドメインのオスカー受賞に拍手を送りながら、タキシードのポケットにスピーチの紙をそっと隠したマイケル・キートンが切なかったけど、素晴らしい代表作ができましたね。

元バットマンで今だ第一線のジョージー・クルーニー、アイアンマンのロバダウさん、マイケル・ジャクソンとファラ・フォーセット・M、社会派映画でブレイク後にアベンジャーズ入りのジェレミー・レナーとか、ハリウッドやネット社会へ対する風刺の効いたセリフが続き、「舞台裏劇」としても、「サンセット大通り」や「8 1/2」のような、過去の栄光、呪縛、プレッシャーというような作品へのオマージュもあるのでしょうね。
人は一度手にしたものを永遠と思いがちだけど、リーガンと同じように加齢と共に失うものは多く、自分の存在価値を確かめたい欲求とかエゴとか身につまされたりもします。
ラストの見解は観る人に委ねられていますが、自らバードマンマスクのようなガーゼを取り、リーガンが望んだ通りの愛されていたい締めくくりとなったようで、観ていて切ないながらも頑張れそうな気がしてくる理想的な(虚の)ラストでした。
*「ダラダラした会話劇より、血やアクションが好きなんだ!」
指をパチンと鳴らした瞬間、大作アクション映像となる展開、面白いよっ!
そうだ!やっぱり好きなんだと思ってしまう(笑)
*芸術性の高い映画も活劇も観客は喜んで観ます(笑)
*ザック・ガリフィアナキス見直した(笑)
*今年の主演男優は実力揃いね、甲乙付けがたいわ。
*辛口批評家は言う。
「あなたは俳優じゃない、ただの有名人よ」。
面白い、楽しい、上手いと思って映画を楽しんでいたけれど、いつの間にかそうじゃなくなってしまうスターたち。
映画ファンにもキツイ言葉だった。
*アカデミー賞のオープニングソング、映画へのオマージュ溢れる中、ジャック・ブラックが歌ったブラックパート部分。
「こう聞こえたぜ、“わぁ~映画ってステキ!” ガキは分かってないな、今は金とトレンドが全てなのさ。映画界はバカが牛耳り、中国マネーにゴマをする。ウケるのはヒーロー映画だけ。スーパーマン、スパイダーマン、バットマン、、、続編にリメイク、ありきたりの脚本ばかり。最終手段はSMか。バカどもが観るのはポケットの中の画面だけ。スマホのスクリーンだけさ!!」
コメント
にゃむばなな
こんばんわ
前哨戦4戦4勝の『6才のボクが、大人になるまで。』ではなく、アカデミーがこの作品を選んだ理由がよく分かりましたよ。
本当にこれは映画を見て批評する立場の人間ではなく、製作する裏側の人間やそういうところまで知るのが好きな人間が選ぶ作品ですもん。
マイケル・キートンもこの並びで負けたら仕方ないですわ。
敵が強すぎましたもん。
たいむ
イタタ
いはやは色々なものがてんこ盛りな痛切な映画でした。
シュールネタ、面白すぎ。
まさかここまでとはね(^^;
ただ、そうそうと思いながらも、普段「アハハ」と笑いながら現状に甘んじている自分でもあるので、いろいろ痛かったりも。
遠回しに怒られてる気がしてリピート出来ない映画かも(笑)
ituka
リーガンvs批評家
過去に脚光を浴びてきた俳優こそ下降線ぎみな現状に喘ぐというなら
今や寄せ集め軍団から立派な復活気味とうそぶくエクスペンダブルズがあるし
演じるのが限界と感じるならカメラの後ろに回ってもいいし
制作者、監督と挑戦してほしい、ってマイケルって自身も監督作があるみたいですね(笑)
オリーブリー
にゃむばななさんへ
こんばんは。
この映画、裏側はもちろん、老いた成功者の悲喜を笑えながらも笑えなくなる、何とも痛いやら切ないやら、でも最後にはまだ頑張れるでしょ!と思えるようなシュールなドラマでした。
「6才のボク」は、観た時にも思ったんですが、作品賞とか獲るとちょっと違うかなって思っていました。
映画としての完成度なら「バードマン」方が上でした。
個人的にこんな映画が好きなだけかもしれませんけど(笑)
でも今年は秀作揃いでしたね。
どちらもこの先印象に残る作品であるのは間違いないし、アカデミーでは3番手のようだけど「イミテーションゲーム」も素晴らしかったし。
オリーブリー
たいむさんへ
こんばんは。
主人公は落ちぶれたハリウッドスターだけど、誰にでも置きかえれる普遍的な題材で、年齢や経験値なんかでも分かる部分はありました。
社会の中で他人との調和も大事だけど、自分の存在って言うのも大事で、皆そう思いながらも、結局、エゴみたいなものも捨てれないし、どう言っていいのか分かんないけど(笑)大変よね。
まずはたいむさんが復帰して良かったよーーー!!
オリーブリー
itukaさんへ
>過去に脚光を浴びてきた俳優こそ下降線ぎみな現状に喘ぐというなら
ニコラス・ケイジがオスカー俳優だとは?!って感じです(苦笑)
ボー
イニャリトゥする?
「イニャリトゥが、ニャリとしトゥる映画?」
「…おまえもダジャレに落ちぶれてしまったな、ボー!」
「そんなことはない! 以前からダジャレ好きだ!」
…オチはありません。
mig
こんばんは〜
Blogかなり更新できてなくてお久しぶりですー
ほぼ
同感です。
役者と演出、編集音楽良かったなー
毎度この監督のは好きだけど、今回はそれほどでも、、、でした。
好みでわかれますよねー
オスカー候補なら「セッション」が好きです。
ノルウェーまだ~む
アカデミー賞
オリーブリーさん☆
スピーチの紙をそっとポケットにしまったところまで、ちゃんと目撃されていたのね。
さすがオリーブリーさん。
数々の映画賞で主演男優賞も獲れてたキートンだっただけに、切ないエピソードですねぇ。
でもそれでこそバードマンに相応しい気もしたりして。
オリーブリー
ボーさんへ
こんにちは。
お返事が遅れました。
あはは!
どうお返しすれば良いのでしょうか(爆)
オスカーもらってにやりどころではないでしょうけどね~(爆)
オリーブリー
migさんへ
こんにちは~。
こちらこそ、しばらく留守していたので、お返事が遅れました。
「博士と~」にTB伺ったら、記事はまだとのことで、migさんもお忙しいのだろうな~と思ってました。
イニャリトゥの映画はズシンと重く、後味も悪いのが多いけれど、いつまでも記憶に残る作品であるのは間違いなく、今作は、ユーモアがあったので、そういった重さはなかったけれど、本当、役者、演出、編集、音楽、全てのバランスが良かったですね。
私も「セッション」良かったですー。
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- 2015.04.13 (Mon) 18:48 | パピとママ映画のblog
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- 映画「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」@TOHOシネマズ六本木ヒルズ
- 今回私は「ジャパンプレミア試写会」に招かれた。上映前にクリス・ペプラー司会、米倉涼子、小芝風花の舞台挨拶があり、本編上映前からシーンを再現した寸劇やネタバレ的な会話が多く、困ったイベントである。客入りは満席、客層は大人ばかりであるが、一人だけ5歳位の女児が居た事に驚いた。ちなみに本作は鑑賞年齢制限はPG-12だ。
- 2015.04.13 (Mon) 18:53 | 新・辛口映画館
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- 『バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)』Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance) アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督、マイケル・キートン、エマ・ストーン、エドワード・ノートン、ナオミ
- 注・内容、台詞、ラストについて触れています。『バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)』BIRDMAN OR (THE UNEXPECTED VIRTUE OF IGNORANCE)監督
- 2015.04.13 (Mon) 19:37 | 映画雑記・COLOR of CINEMA
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- 劇場鑑賞「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」
- 彼は、本物のバードマンになれたのか… 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201504100001/ 【楽天ブックスならいつでも送料無料】【輸入盤】Birdman [ バードマン あるいは(無知がもたら...価格:2,285円(税込、送料込) 【楽天ブックスならいつでも送料無料】D...
- 2015.04.13 (Mon) 19:47 | 日々“是”精進! ver.F
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- バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
- バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)@TOHOシネマズ六本木ヒルズ
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- バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
- BIRDMAN OR (THE UNEXPECTED VIRTUE OF IGNORANCE) 2014年 アメリカ 120分 コメディ/ドラマ PG12 劇場公開(2015/04/10) 監督: アレハンドロ・G・イニャリトゥ 製作: アレハンドロ・G・イニャリトゥ 脚本: アレハンドロ・G・イニャリトゥ 出演: マイケ...
- 2015.09.04 (Fri) 15:05 | 銀幕大帝α
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- バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
- 【概略】 映画シリーズ4作目を断って20年、今も世界中で愛されているスーパーヒーロー“バードマン”。だが、バードマン役でスターになったリーガンは、その後のヒット作に恵まれず、私生活でも結婚に失敗し、失意の日々を送っていた。再起を決意したリーガンは、ブロードウェイの舞台に立とうとしていた。ところが大ケガをした共演者の代役として現れた実力派俳優のマイクに脅かされ、アシスタントに付けた娘のサムと...
- 2015.09.11 (Fri) 06:59 | いやいやえん
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- バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) (Birdman: Or (The Unexpected Virtue of Ignorance))
- 監督 アレハンドロ・G・イニャリトゥ 主演 マイケル・キートン 2014年 アメリカ映画 119分 ドラマ 採点★★★ 平均寿命から考えると、人生の折り返しってのをとっくに過ぎてしまったミドルエイジ真っ盛りな私。ただまぁ、下の子がまだ小さいってのもあってか、さ…
- 2015.10.08 (Thu) 16:28 | Subterranean サブタレイニアン
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- 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
- バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 落ち目の元ヒーロー役者が起死回生を賭けて、 プロードウェイ舞台の演出・主演に挑む... 【個人評価:★★☆ (2.5P)】 (自宅鑑賞) 原題:Birdman Or (The Unexpected Virture Of Ignorance)
- 2016.03.14 (Mon) 01:28 | cinema-days 映画な日々