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備忘録として更新します。コメントありがとうございました。

THE GRAND BUDAPEST HOTEL001

1932年、東ヨーロッパにある架空の国。
超高級ホテル「グランド・ブダペスト・ホテル」は、完璧なおもてなしで評判の“伝説のコンシェルジュ”ムッシュ・グスタヴ・H(レイフ・ファインズ)目当てのエレガントな客で溢れかえっていた。
ベルボーイ見習いとして働くことになったゼロ・ムスタファ(トニー・レヴォロリ)は、グスタヴの指示を忠実にこなし、少しずつ信頼を獲得していく。
そんなある日、グスタヴと懇意の間柄だった富豪の常連客マダムD(ティルダ・スウィントン)が殺害され、遺言で名画“少年と林檎”がグスタヴに贈られることになるが…。


とある常連客をめぐる殺人事件と、その遺産争いに巻き込まれたコンシェルジュベルボーイが繰り広げる冒険を描いた群像ミステリー。

2014年 6/6公開 イギリス/ドイツ映画
監督 ウェス・アンダーソン
物語への鍵{★★★★4/5}
THE GRAND BUDAPEST HOTEL005
独自のテイストが強いウェス・アンダーソン、作品によって合う合わないが作用してしまいますが、この作品はクセがなく、ストレートに楽しめる印象で、エンタメ度が高いと感じる作品でした。
全体的に子供目線が中心だった前作「ムーンライズ・キングダム」のようなポップで可愛らしい世界観ですが、回想で語られるドタバタ・ミステリーコメディは、大人の事情の悲喜こもごもと、暗殺、脱獄、逃亡と、興味を引き付けられるジャンルで展開されていきます。
ユーモアに溢れ、少し辛辣で風変わり、ジオラマやマンガのコマのようなポップでカラフルな映像は、美味しいスイーツに囲まれながら、何冊もの絵本のページをめくったような感覚でした。
エンドに、作家シュテファン・ツヴァイク(Wikipedia)からインスパイアを受けたというような字幕があり、その方を存じ上げないのであまり気にとめませんでしたが、楽しい映画の中には、戦争による国境検問のシーンやグスタヴの結末からも、ツヴァイクの人生観(本の内容?)がグスタヴに投影されたシリアスなところもあるようです。
始まりと終わりが本を読む少女でしたから、彼女が読んでいる物語を映像として楽しんだという解釈でも良いのでしょうね。
ノスタルジックでビターなテイストでした。
THE GRAND BUDAPEST HOTEL008
登場人物が多いです(笑)
個性の強いキャラばかりで、演じるキャストも魅力のひとつ!
ジュード・ロウ= トム・ウィルキンソンが作家、エイドリアン・ブロディ、ウィレム・デフォー、ティルダ・スウィントンが怪演、ハーヴェイ・カイテル、ビル・マーレイ、 マチュー・アマルリック 、オーウェン・ウィルソン、エドワード・ノートン、 顔にアザがあるパテシエのアガサがシアーシャ・ローナンとは、エンドロールまで気が付かなかった(大人になって~~苦笑)
監督の人脈の広さが伺えます。
そしてほぼ出ずっぱりのレイフ・ファインズ。
あんなこんななファインズさん、久しぶりに堪能しました(笑)
最後の最後、アニメのおじさんのコサックダンスが微笑ましい♪
2014.06.19 / Top↑
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