ブルージャスミン
2014, 05. 14 (Wed) 23:48
ニューヨークでセレブ生活を送っていたジャスミン(ケイト・ブランシェット)は、夫ハル(アレック・ボールドウィン)のビジネスが崩壊し、サンフランシスコに暮らす妹ジンジャー(サリー・ホーキンス)のアパートに身を寄せる。
再出発を図ろうとするものの、質素な暮らしや周りに馴染めず、虚栄心が捨てられない。
神経をすり減らす日々が続いたある日、お金持ちの外交官、ドワイト(ピーター・サースガード)と出会い、再びセレブな舞台へ返り咲くチャンスと巡り合うが…。
セレブ生活が忘れられない中年女性をウッディ・アレンがシニカルに描く。
ケイト・ブランシェットは第86回アカデミー賞主演女優賞を受賞。
2014年 5/10公開 アメリカ映画
監督 ウディ・アレン

「ミッドナイト・イン・パリ」からヨーロッパ編が続いたウディ・アレンの新作は、久々にアメリカを舞台にした辛辣なお話。
セレブ人生から転落した女性の自尊心やギャップの面白さを観せながら、シビアな残酷さで突きつける、現代版「欲望という名の電車」のようだった。
どう見ても負け組な妹との対比、NYセレブな回想シーンを挟む演出が効果的で、無一文となっても、身に染み込んでしまった金持ち気質が一層強調される。
ジャスミンのモデルとなったのは、史上最大級の出資金詐欺バーナード・L・マドフの奥さんであるらしく、仕事をしたことがなく家事もできないという奥さんは、マドフからいわゆる「ネズミ講」のようなものであると告白された時にも、その意味すら知らなかったという、ある意味、幸せなお方(苦笑)
そんな女性の核心を突くがごとく、ケイト・ブランシェットの見事なお芝居は、アカデミー賞主演女優賞受賞も納得で、見応え十分!
エレガントで品の良いセレブ生活を失っても、根拠のない虚栄心とプライドに満ち、精神不安定で痛いジャスミンの激昂ぶりや、茫然自失となった表情など恐れ入るものでした。

アレンお爺様の映画には、いつもダメな大人が勢揃い(笑)
今回もジャスミンに限らず、次から次と出て来ます。
詐欺、浮気、逮捕、破産、最期は自殺した夫ハル、 まさにダメっぷりを絵に描いたようなジンジャーの恋人チリ(ボビー・カナヴェイル) 、妻帯者であることを隠してジンジャーをその気にさせるアル(ルイス・C・K)、ハル、チリ、アルと、何だか3バカトリオなネーミング(笑)、 執念深いジンジャーの元夫オーギー(アンドリュー・ダイス・クレイ)←(投資は自己判断だよ) 、セクハラまがいのドクター・フリッカー(マイケル・スタールバーグ)、ピーター・サースガードが出てくると、絶対に貶められると思ったけど、特に何もなかったドワイトもまた、ジャスミンなら隣に置いて恥ずかしくはない、または自分の価値が上がるという、見かけだけのことだったよう。

ジャスミンとは何から何まで対照的な妹(お互い養子で血縁関係がない)ジンジャー、セレブの中では、すっかり浮いてます(笑)
「向上心がないからいつまでも負け組なのよ」と姉に言われても特別反論することもなく、元亭主や恋人がジャスミンをボロクソ言っても一生懸命庇ったりする。
一見、姉思いの優しい女性なのかと感じたりもするのだけど、物語が進むにつれ、劣等感も優越感も持ち合わせていないって、性格的な不感症なのではないかと思ってみたりした(苦笑)
シングルマザーとして懸命に子育てをするわけでもなく、結婚を約束した恋人がいるのに浮気というより、あっさり乗り換えようとしてみたり、その相手とダメになったら、落ち込んだり反省することもなく、当然のように元サヤに納まる。
もっと言えば、20万ドルの宝くじ当選なんてそうあることじゃなく、平凡な人間には究極のラッキーなことなのに、「あーあ、あのお金があったなら、、、」と、普通、幾度となく思ったりしないだろうか、、、。
もはや恨み節になっている元夫は執拗だけど、ジンジャーはあまりにも欲がなくてビックリする(笑)
傍から見たら、これまた別の意味でイタイ女だけど、“電話を壊す男”と1枚残ったピザで楽しそうにじゃれ合うジンジャーって、確かに向上心はなく空気も読めず、流されそうで頭も弱そうだけど、自分で自分を負け犬だとは決して思わず、身の丈にあった幸せを自覚してるんだろうなと思った。
サリー・ホーキンスもとても良かった。

後半からのジャスミンを見ていて、次第に笑うに笑えなくなってくる。
没落のきっかけが分かると尚更痛々しさは増すが、彼女を哀れだと思うより、女としては等身大に近いのではないかと感じることも多々あった。
ジャスミンの行動は、あらら、、、な事ばかりだけど、程度は違えど、多少の心当たりを持つ女性は案外多いのではないかと。
誰でもできるだけ高い所にいたいと思うし、レベルを落とすのもなかなか大変なことだ。
長年、専業主婦が染み込んだ自分も、何か変えたい、何かしたいと漠然と思ってみても、何も出来ないし、しようとしない現状に、自分も似たようなところがあるじゃないかと、、、(苦笑)
ちょっとビターテイストなラストシーンに、イジワルなアレン爺さまなりの救いがあるのかないのか、観る人それぞれで違うでしょうが、(おそらく、相当に病みが進んだと思うが)、エルメスのバーキンはヘビロテ、(というより、それしかなく)、わずか数点だけの高級ブランド服を精一杯に着まわした結果、ラストにはわき汗まで滲ませ、シャワー後、スッピンで独りベンチでつぶやくジャスミンに、それで少しはセレブ気質が落ちたのではないかとも期待したい。
*ジンジャーの恋人チリって、幼稚でバカな男。
ジャスミンとは面識があり、被害者でもある元夫のオーギーが言うならまだしも、初対面の男があれこれ言う筋合いはない。
*ドワイトの車から降りたジャスミン、バーキンの中身が道にバタバタと落ち、サササッと拾い上げて、何事もなかったかのように歩き出すシーンが印象的。
回想でも同じようなシーンがあリ、一連のケイトの動きが高揚しながらもエレガントだった。
*映画を観た翌日、アレック・ボールドウィンが自転車で逆走した(?)とかで、NY警察に逮捕されたニュースが流れ、パトカーに乗せられようとしている画像は、映画そのもののようだった(汗)
コメント
たいむ
ダメダメのお手本みたいな
面白かったというのとはちょっと違う感じなんだけど、見入ってしまう作品でした。
なんというか同情も共感もしないけど、解るところはあるって感じ?
あとジャスミンもイタかったけど、ジンジャーも確かにどっかヘンでしたね。
全然違うんだけど、どっちもどっちだよなぁ~って思いましたし。
それにしてもわき汗は衝撃的だったなぁ。
あそこで終わってしまっていろいろと心配になりました(笑)
にゃむばなな
こんにちわ
この映画を声を出して笑っているのは女性の方が多かったですね。
きっと「この女、生理的に嫌い」と思った方がそうなんだと思いますが、いやはや女性のそういう部分を見事についてくるウディ・アレンは凄いですわ。
ノルウェーまだ~む
身の丈
オリーブリーさん☆
妹のジンジャーは幼い頃から比べられて、きっと劣等感で家出をしたのだと思うから、彼女はそんな劣等感や優越感を既に超越できていての、今の生活なんじゃないかなーと思いました。
どっちがいいってこともないのでしょうけど、身の丈に合った幸せを上手に掴んだ人が、結局は勝ち組なのではないかしら。
オリーブリー
たいむさんへ
こんにちは。
そうそう、面白いとかいうテイストではないし、ジャスミンに共感も同情もしないんだけど、似たような人は何人か頭に浮かぶし、自分にもどこか覚えがあるようだったりして、、、(苦笑)
あの終わりは気になるよねぇー。
最初はいい子なんだな~と思ったけど、ジンジャーもちょっとどうかな感じだったね。
とにかく、男運は最悪だと思うな(爆)
でもたくましいというか、ああやって何事もなかったかのように明るく生きていくって、羨ましい^^
オリーブリー
にゃむばななさんへ
こんにちは。
前半は結構笑えました^^
後半からキツイというか、破滅の原因を知ると、あーそういうことか、、、と別の痛さでしたが、私は、生理的にキライなタイプではなかったです。
ダメなとこ分かっているけど、拒否できない感じでした(笑)
オリーブリー
まだ~むさんへ
こんにちは。
そもそも人生の勝ち負けって、他人から決められるのもヘンなことなので、自分が幸せならそれでいいことですもんね。
それにしても、ジンジャーには少しだけ向上心とか、意志とか持って欲しいと思いましたよ。
またその内、絶対に上手くいかなくなると思いますよ、あのカップル(爆)
kira
やがて哀しき、、、
実は1度だけ、吹いちゃったところがありました(笑)
さてそれはどこでしょう~?な~んてね(^_-)★
そうそう、あの車から降りしなにバーキンの中身ぶちまけちゃったシーン!
ああいう場合はおっとり拾わないで、サッとかき集めて憮然と歩く方が気まずくない。
私もなんかこのケイト、あのケイト(笑)解っちゃったりするのよ~。
でも、あのラストは悲しい予感がしたわ。
オリーブリー
kiraたんへ
お返事が遅れてごめんなさい(って、最近、こればっかり、、、滝汗)
寒暖アレルギーの症状が取れず、ここ2週間ほどティッシュの山の中で、、、。
くしゃみ鼻づまりで頭痛までして、全身疲労。
年々、酷くなるの、お薬飲んでるんだけどねー。(更年期か、、、)
吹いたとこ?
どこだろう。
わたし、結構たくさんあったよ(爆)
イニシャル入りのヴィトンが売れるわけないとか、患者との予約のやりとりとか、ケイトの表情がいちいちおかしかった。
哀れだったり可笑しかったり、ひとつひとつの動きが細かくて自然で、見事に演じていましたよね。
zebra
ジャスミンには 人間としての”土台”がないんですよ
やれやれな女ですね。ジャスミンは・・・妹の世話になりながら 虚栄心が捨てられないから 社会に出て我慢することを知らない。
やっぱり アレかな? 人間は一度慣れた居場所になじんでしまうと ほかの居場所には なじめなくなるのでしょうかねえ?
それでも 周囲の者たちが 振り回される 気持ちも考えてみてほしいものですよ。ジャスミンには。
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