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Captain Phillips10

2009年4月。
ソマリア海域を航海中のコンテナ船、マークス・アラバマ号が海賊に襲撃され、あっという間に占拠された。
武器を所持していた4人の海賊に、アラバマ号の船長のリチャード・フィリップス(トム・ハンクス)は、乗組員の安全のため自らが海賊の人質となり、小さな救命艇に乗り込むが…。


2009年のソマリア海域人質事件の実録サスペンス
船長リチャード・フィリップスの原作を「ボーン」シリーズのポール・グリーングラス監督が映画化。

2013年 11/29公開 アメリカ映画
監督 ポール・グリーングラス 
アメリカで成功する夢{★★★★4/5}

海賊による米船ハイジャック事件とその結末は知っていても、襲撃から拉致、救出劇と、緊迫感の中に押し込まれ、終了後は虚脱感に見舞われてしまう映画だった。
キャサリン・キーナーがフィリップスの妻役なので、苦悩する家族の見せ場が用意されているものと思っていたら、映画的にドラマチックとなる展開など一切なく、その結果、フィリップスの恐怖をより強く疑似体験させられる作品になっていた。
いつもながら、ポール・グリーングラスの演出は生々しい。

丸腰である一般人の極限状態の体感(と言うとおこがましいが)、特に終盤へかけてフィリップスのわずかな抵抗や諦めといった息苦しさは、もはや演じ者が名優トム・ハンクスであるというのを忘れてしまうほど、リアリティがあった。
卓越したトム・ハンクスの芝居がお見事!!
「クラウド・アトラス」が払拭されて良かった(苦笑)
Captain Phillips11
ソマリアの漁師たちが何故海賊行為を行なうのか…。
海賊サイドへも感情移入でき、冒頭、時代の変化が早く、生きにくい世の中になったと、フィリップスと妻が出勤中の車の中で交わしたいくつかの会話が、海賊たちに照らし合わされるように蘇ってくる。
貧困でやせ細った身体、ギラギラとした目つき、大国アメリカ相手に判断ミスを犯した挙句の結果。
海賊を演じた4人の役者たちも文句のつけようがないお芝居でした。
キャプテンフィリップス11
アメリカ万歳でもなく、ヒーロー映画でもない。
実際、フィリップス船長の行為が船員たちに訴えられているそうですが、それはそれとして、言葉では言い尽くせない恐怖体験をしたフィリップスの色んな感情と、ハッピーエンドの香りすらたたない後味の悪さは、先進国への忠告が込められた作品なのだろうと痛感しました。
2013.12.07 / Top↑
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