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備忘録として更新します。コメントありがとうございました。

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1947年。
ブルックリン・ドジャースのオーナーでゼネラルマネージャーのブランチ・リッキー(ハリソン・フォード)は、黒人青年ジャッキー・ロビンソン(チャドウィック・ボーズマン)と契約、彼を史上初の黒人メジャーリーガーとして迎える。
だが、白人以外には門戸を開かなかったメジャーリーグにとって、ロビンソンの存在は異端なものでしかなく、チームの選手たちはもちろん、マスコミや民衆からも糾弾される。
そんな状況ながらも、背番号“42”を誇るようにプレーするジャッキーの姿は、次第に人々の気持ちを変えていく。


黒人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンの伝記ドラマ。
白人の世界に飛び込み、偏見や差別に屈することなく奮闘した姿を描く。

2013年 11/1公開 アメリカ映画
監督 ブライアン・ヘルゲランド
やり返さない勇気{★★★★4/5}

メジャーリーグで永久欠番となっている背番号“42”。
黒人初のメジャーリーガーであるジャッキー・ロビンソンの功績と、彼を支えたGMブランチ・リッキーを描いた作品。
ロビンソンが何故そこまでの選手になれたのか、とても分かりやすく丁寧に描かれています。
野球的にやや平凡な演出で、淡々と過ぎていくようなゲームに面白さはないかと思いますが、不当に扱われた人種差別の史実を語るうえで、おそらく全ての年代が共感でき、観たままを感じることができる映画だったと思います。
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ロビンソンがどんな理不尽な扱いを受けてきたかは、是非、映画を観て感じてもらうとして(実際、これ以上に厳しいものだったと想像しましたが…)、ロビンソンを成功へと導いたリッキーが、これまた素晴らしい人格者で、ロビンソンと初めて対面した時から、彼の言葉がいちいち胸に沁み込んできます。
言い聞かせるような柔らかさではなく、無骨でぶっきらぼうなもんだから、尚更ズシンときて、キリスト教徒としての引用は無神論者にも肯けるし、リッキーもまた“世界を変えた”人物だったのだと強く心に残りました。
こんなハリソンフォードは、初めてかもしれない(笑)
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リッキーの忠告を守り、様々な差別にひたすら耐え、野球で成績を上げることで人々の意識を変えようとするロビンソン。
敵対していたチームメイトが、次第にロビンソンを認めていく過程や、父親の野次につられて罵倒したものの、ロビンソンの好プレーを目のあたりにした子供が、自分の行動を恥ずかしく思うそぶりなど、黒人というだけで不当に扱うことが、どんなに見っとも無くて恥であるか、白人が気づいていく経緯がとにかく爽快です。
野球選手としてのサクセス・ストーリーではなく、多勢を誇る側が、正しい意識へと変わっていかなければならないということが示されていて、スポーツを通じ、人としてどうありたいか、素直な気持ちで感動できる映画でした。
そこそこのユーモアもあって、“その後”のエンド、人間として品格の欠片もないチャップマンが、「二度と監督せず」のテロップには会場が大爆笑でした^^
2013.11.03 / Top↑
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