ダイアナ
2013, 10. 18 (Fri) 17:52
1995年。
チャールズ皇太子と別居中のダイアナ(ナオミ・ワッツ)は、優秀な心臓外科医ハスナット(ナヴィーン・アンドリュース)と出会い、その気さくな人柄に心惹かれていくが…。
36歳の若さでこの世を去ったダイアナ元皇太子妃が亡くなる前の2年間にスポットを当て、その知られざる最後の恋を描く伝記ドラマ。
2013年 10/18公開 イギリス映画
監督 オリヴァー・ヒルシュビーゲル
ダイアナ妃ご成婚の時、職場の上司が新聞見ながら、「こんなに美しい女性が、どうしてこんな××××…と」なんて嘆いていましたが(笑)美しいウェディングドレス、長く引きずられるトレーン、幸せそうなバルコニー・キスと、ダイアナ妃は、ロイヤルウェディングから世界中の注目を集ました。
二人の王子に恵まれたものの、夫婦間の溝が広がり、別居。
その後、世界中が哀しみに包まれる結果に。
とりわけ女子に取って、ダイアナはファッション・アイコンでもあり、身に着けるブランドやスタイルが話題でしたね。
今作ではその辺りが見応えありました♪
カジュアルからドレス姿、また“レディー・ディオール”がお気に入りで、色違いのバックが何度も登場します。

ダイアナの告白をテレビで観た時、自分に正直な人なんだと思うと同時に、男性依存が強いような印象を受けました。
もちろん一般的な離婚とは違い、色んな制約に縛られるのでしょうが、悲劇のニュースが流れた時は、地雷除去やエイズなど国際的な問題に大きな力を発揮することができたろうし、王子たちの母として、また世界中の「心の王妃」として生きる道を選んでいたら、、、と残念な気持ちでいっぱいでした。

さて、この映画ですが、もっとレベルが高いと思っていたので、どこまでが真実か分からない、まるでワイドショーを観てるような気分になっていきました。
ダイアナの男の好みは置いといて(苦笑)、変装、ストーカー、お忍びデートと、恋愛純情ぶりを見せられて、どう解釈すればいいのでしょう…。
外科医も酷い。
お国柄、親だの親戚だの、許しだのと、そんなの初めから分かっている事なのに、あなたたち、幾つですか?と恥ずかしくなる。
恋多き女性であったダイアナですが、ドディさんは外科医への当てつけ的な存在だったということですよ(ホントか?あまりにも気の毒だ)

何を伝えたいのかさっぱり分からず、外科医との愛に共感も感動もない。
これじゃますます男性依存で、心の隙間を埋めるための愛を探し、その愛が遠のいていくと、別の男に依存しながらあてつけてみる、、、みたいな痛いダイアナ像になってしまいました。
特別彼女のファンではないけど、これぐらいのことしか描けないなんて、何だかダイアナが気の毒だわ。

ナオミ・ワッツの頑張りは伝わったけど、メイクと髪型に助けられただけでしたね~アップになるとナオミ・ワッツでしたから(苦笑)
でも新聞の写真や例のクルーズ中のシーンは、当時を思い出しました。
あと、歩き方が似ていたわ。
コメント
たいむ
ほっ。
ですよね?
私ももっと崇高な感じを期待していたんですが、アレ?な感じで、これをどう捉えてよいのやら困ってしまいました。
制作側は彼女をリスペクトしているのか、逆に貶めようとしているのか分からないというか、それこそ功績と私生活がごっちゃで、どちらかといえば痛いダイアナ妃になっちゃってましたね。
サッチャーさんの映画もそんなだったように思ったし、古くから続く英国王室モノは面白いものが多いのだけど、アカデミー賞以来、英国要人モノはパッとしませんね。
にゃむばなな
こんにちわ
個人的にはこの映画はダイアナさんを「一人の女性」として描いているように思えました。
プリンセスとかいろいろ肩書きはあれど、それを全て取り払おうとしても残ってしまう肩書きに最後まで苛まれた一人の女性。
そんな感じがしましたね。
オリーブリー
たいむさんへ
こんばんは。
ワタシもほっ!です(笑)
ダイアナ妃のことは報道しか知りませんが、当時、W不倫やドディさんとのスキャンダルって、やられたらやり返したいのかな~と感じてました。
今回、知られざる愛があったと言われても、やはり倍返しみたいに、チャールズや王室への当てつけにしか見えませんでした。
これ、「クイーン」と繋がりますよ(苦笑)
エジンバラ公なんて、ダイアナ妃にメチャ辛辣でしたもんね(^_^;)
慈善活動でのダイアナ妃ならまだしも、これ以上、彼女の恋愛事情なんて、別に知りたくはないわ。
後2,300年でも経過したら、皇太子夫妻がスキャンダラスに描かれたりして(滝汗)
オリーブリー
にゃむばななさんへ
こんばんは。
確かに、あまりにも「一人の女性」過ぎて、違和感ありまくりだったのかも(苦笑)
でもプリンセスの立場で外科医の恩師のチャリティー(?)立ち上げたり、再就職のコネ使ってみたり、肩書きは大いに利用もするわけだから、何だかんだとあがいたところ、やっぱりそれは捨てれないものだと思いましたよ。
恋に生きるより母親の道を選んで欲しかったと余計に感じました。
rose_chocolat
高得点!?
★の見方がよくわからないのですが、★3なら高得点じゃない? 笑
>何を伝えたいのかさっぱり分からず
この内容なら、当時ワイドショーでも散々やってましたよ。
それ以上のことを映画にするならやらないと意味がないです。
オリーブリー
rose_chocolatさんへ
こんにちは。
気持ち的には★2ぐらいなんですけどね、一応、ナオミの頑張りに★3にしましたが、㊦つきなので、普通以下って感じです(笑)
ダイアナ個人像って、恋愛しかないの?って印象…。
彼女の慈善活動さえ、パフォーマンスみたいにしか描かれていなかったような気がしました。
ituka
ラブコメにしたらもっとウケたかも
さすがに夜中にアパートの下か名前呼ぶのは勘弁して欲しいです(爆)
留守中のお掃除くらいならありがたいですけどね^^
スルーしようと思ってたけど本日半休(昼から有休)だったので
それからこちらは月曜がメンズデーだし、マジシャン映画とハシゴ(笑)
オリーブリー
itukaさんへ
何にしてもウケないでしょうー(爆)
ワタシのような思い込みが嫌だったのかも知れませんが、元とはいえ、恋愛体質なプリンセスはちょっとね、、、(苦笑)
今回は失敗しないように座席予約しました。
明日、マジシャン再見です!
ボー
原作は?
あとで調べると、原作本があるようで、どのくらい忠実なのかなあ…。
お相手の医者に聞き込まないと、恋愛模様は正しく描けないはずですよね。
なんか盛り上がらなかったなー。
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