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備忘録として更新します。コメントありがとうございました。

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2154年。
人口増加と環境破壊が進み、富裕層が400キロ上空に浮かぶスペースコロニー“エリジウム”で生活する一方、貧困層は、荒廃した地球での暮らしに苦しんでいた。
ロボットの組み立て工場で過酷な労働に従事していたマックス(マット・デイモン)は、工場で事故に遭い、余命5日と宣告されてしまう。
生き延びるには、エリジウムにある特殊な医療ポッドに入るしかないマックスは、レジスタンス組織と接触し、エリジウムへの潜入を決意する。
しかし、冷酷非情に密入国を取り締まる政府高官ローズ(ジョディ・フォスター)の部下であるクルーガー(シャールト・コプリー)に執拗に追われることになり…。


「第9地区」のニール・ブロムカンプ監督が、マット・デイモンを主演に迎えたSFアクション。
22世紀、富裕層だけが居住を許されるスペースコロニー“エリジウム”を舞台に、虐げられた地球の住人の反撃をハードに描く。

2013年 9/20公開 アメリカ映画
監督 ニール・ブロムカンプ
理想郷=逃避?{★★★㊤3/5}

ニール・ブロムカンプ監督の4年振りとなる新作。
新風を吹き込み話題となった斬新な作品の後は、注目されるし期待値も上がりますね。
窮地に立った主人公の葛藤や自己犠牲を、二極化した世界で描く社会性の強いスタイルは同じだけど、潤沢な資金が投入された今作は、ブガッティ、アルマーニ、ヴェルサーチによるゴージャスな映像や、演じるハリウッドスターの看板もあり、エンタメとして受け入れやすい映画になったよう。
テーマやストーリーも分かりやすく、予定調和な流れも一般受けしそうです。
結果、「第9地区」とはテイストが違いますが、ガッカリすることはなく、無難で安定があり普通に面白かったです。
ELYSIUM11.jpg
マッチョな戦士と化したようなマット・デイモンと、冷血そうなジョディ・フォスターのガチバトルかと思っていたので、予期せぬ伏兵の登場と大活躍に、良い意味で予告に騙されました(笑)
日本刀に手裏剣って、「ウルバリン」のデジャヴか?とゾッとしたけど、あちらとはデキが全く違い、見応えあるバトルが繰り広げられます。
マットの体に打ち付けられた強化外骨格のパワードスーツがこわっwww。
最新式スーツと旧式スーツの戦いは、ゲーム感覚でも楽しめそう。
エリジウム550
貧困格差がますます進んだ近未来、金持ち白人は空の上のユートピアで何不自由なく暮らし、治安維持のため、不法侵入を徹底的に排除する。
LAはヒスパニック系に溢れ、今や国境は見上げる空間に移動した。
漠然とする世界観より、メキシコとの国境ラインや、格差の広がりが医療問題に繋がる設定は、アメリカの社会問題を浮き彫りにして分かりやすい構図でした。
メッセージとして生きてくるかどうかは、何かが足りなくて微妙だったけど…。

「トータル・リコール」「TIME」「オブリビオン」、環境悪化で地球を捨てたピクサーの「WALL-E」、観る予定はないけど「アップサイドダウン 重力の恋」など、SFジャンルにはもってこいネタのように、二極性設定が多くなっていますね。
そろそろ限界ではなかろうか。

*やっぱり“エビ”ちゃんのインパクトが強いのよね(笑)
*マットは頭の形がキレイ^^(笑)
*「ハード・ラッシュ」のポッチャリ感より、普通に戻ったディエゴ・ルナに安心(笑)
*カーライル(ウィリアム・フィクトナー)のポッドが不時着したスラムの果て(?)での銃撃線は見物!
埃っぽい空間で、スピーディーだったりスローだったりと、迫力があった。
*ウィリアム・フィクトナーは、「ローン・レンジャー」より顔が分かったし、あんなに悪じゃなかったけど、なすすべもないまま、あっけなく終わった(臭い口をオレ様に向けるなっ!だって)
*流血やゲ○もスロー(苦笑)
*上のユートピアは、おごりと守りだけで、知恵者がいない世界になってしまったのね(ジョディもアッサリ)
*SF映画で重箱の隅をツツクとキリがないけど、ひとつだけ…。
照射線(いわゆる、被爆?)も完治する医療ポッドがあるなら、それを環境問題に反映できないのかしら?
*“エリジウム”はギリシャ神話で死語の楽園を意味するものらしく、“エリート”の語源となっているそう。
神に選ばれたもので、役立つ死を意味する“エリート”は、一般的な解釈と違っている!
マックスは、世の中を変える特別な人物で、まさに“エリート”だったのね。
2013.09.21 / Top↑
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