ロング・エンゲージメント
2007, 06. 09 (Sat) 12:16

第一次大戦下のフランス、ブルターニュ地方。
幼い頃の病気の後遺症で脚が不自由なマチルド(オドレイ・トトゥ)は、
戦場に旅立った恋人マネク(ギャスパー・ウリエル)の帰りを待ちわびていた。
ある日、マネク戦死の悲報がもたらされる。
彼を含めた5人の兵士が軍法会議で死刑を宣告され、ドイツ軍との中間地帯に置き去りにされたという。
だが、マネクの最期を見届けた者は誰もいない。
不思議な愛の直感を信じるマチルドは、マネクがまだどこかで生きていると確信。
私立探偵を雇い独自の調査を始めると共に、自らの直感を頼りにマネクの消息を尋ねる。
戦争を背景に婚約者の生存を確信し、謎を解きながら愛する人の捜索をする女性の姿を、
『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督が、再びオドレイ・トトゥを主演に描いたミステリー・ラブ・ロマンス。
マネクが生きていることを信じて疑わず、気丈な信念の持ち主で賢く可憐なマチルドと、
純粋で優しく無垢な印象のマネク。
彼らが住む村の家や灯台、海などその景色の美しい描写、
チョット愉快な叔父叔母や郵便配人が、重くなりそうなストーリーの中に笑いも与えてくれる。
この先を予感させるラストシーンも良かった。
私は『アメリ』の不思議系なストーリーがあまり好みではなかったので、
その点ではこの内容は、まあ面白かったかな。
ただ、前置きは長いし、謎解きの登場人物も多く(フランス名が覚えられない)
最初は戦争映画かと思えるような爆音や悲惨な場面は、
背景となっているので仕方がないだろうけど、もう少し減らしてもよいのでは…。
でもやはりフランス映画は苦手…
まず言葉がダメかも…睡魔がくる(苦笑)
クレジットには名前が出ていましたが、
カメオ出演の大物女優!
別に誰でも良かったんじゃあぁ…
『ハンニバル・ライジング』が初見のギャスパー君、
やはり端整な顔立ちが戦場のシーンでも一際目立ちます。
物静かな演技も雰囲気が合っていて良かったです。
できればこの二人のその後を、
もう少しラストで引っ張って見せてくれても良かったのに…と少し残念です。
2005 3/12公開 フランス映画
監督 ジャン=ピエール・ジュネ
コメント
ロク
私もおフランス映画は苦手です
なんか微妙なボンヤリ感がついて行けん・・・
それにしてもギャスパー君の出番が少ないよね
オドレイばっかり
おまつまみぃ
んん〜〜〜〜純真無垢なギャスパーくん、やっぱり良いわ〜〜
人物認識に滅法弱い??(汗)私・・・。
あの「ダヴィンチ・コード」の彼女とはなかなか結びつけることができませんでした。。。(苦笑)オドレイは、「ダヴィンチ・・」より、こちらのほうが数段良かったと思います^^
アメリはまだ、未見なんですよね。不思議系か。。。。私も苦手かも・・でも観てみようかな。
戦争シーンは、私もあまりの本格的な作りでちょっと、ビックリ!!個人的には、これが映画として、効果的に働いてる気がしました。
大物の登場ね〜〜〜、観ていて
・・アレ???アレ???まさか??
ってね〜〜〜。まったく予習なしで観たんで、最初はクリソツなフランス人??って思ってた〜〜(汗)
ラストシーン、好きです
確か、出逢った時と同じ言葉をかけるんですよね。もう、あのギャスパーくんを抱き締めてあげたい〜〜!!
オリーブリー
ロクちゃんへ
>微妙なボンヤリ感
はいはい!
あれは言語の問題だけではないんでしょうねえ〜
描写も“美”はハリウッドなんかよりステキなんだと思うけど、
これも好みですね(苦笑)
そりゃあ〜主役はオドレイだから仕方ないけど(爆)
ギャスパー君狙いの私たちは、不満は残ります…
次回作が楽しみよね…
これ観て、彼に演技力あるの解るもん
オリーブリー
おまつまみぃ・シスターへ
オドレイさん
「ダヴィンチ・コード」とは雰囲気が全く違うよね
「アメリ」は更に「ダヴィンチ〜」と違うわ(笑)
観てみて♪
でも、満腹のランチ後の鑑賞は要注意(爆)
>クリソツなフランス人??
爆。爆。
私も〜〜
巻き戻し&停止したよぉ〜
クレジットの名前出るまで半信半疑だった(苦笑)
シスター、ギャスパー熱にやられてるねえ〜〜
そうそう、お持ち帰りOKなの?
いくいく〜〜、ほすいーーー(爆)
あん
『アメリ』...私も、映画館で寝ましたw
わぉ『ロング・エンゲージメント』観たんですかぁ!
ギャスパー君よりオドレイのほうが、出番が多いんですか?
そりゃあ残念です...。このDVDのカバーも、ギャスパー君の顔が、よく見えませんっ。
少し、微妙なフランス映画なんでしょうか?
でも、ギャスパー君は観てみたいです、うん。
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