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THE BEST EXOTIC MARIGOLD HOTEL

“マリーゴールド・ホテルで、穏やかで心地良い日々を”という宣伝に惹かれ、インド長期滞在プランに申し込んだイギリス人シニア世代の男女7人。
夫を亡くしたイヴリン(ジュディ・デンチ)、突然判事を辞めたグレアム(トム・ウィルキンソン)、娘の事業が失敗し、退職金が水の泡になったダグラス(ビル・ナイ)とジーン(ペネロープ・ウィルトン)夫婦、股関節の手術を受けるミュリエル(マギー・スミス)、恋愛を謳歌したいノーマン(ロナルド・ピックアップ)、お金持ちのパートナーを探すマッジ(セリア・イムリー)達が、インドのジャイプールにやってきた。
若い支配人ソニー(デヴ・パテル)に迎えられた一行が目にしたマリーゴールド・ホテルは、宣伝とは大違い、未だ改装途途中のおんぼろホテルだった…。


インドで優雅なリゾート生活を満喫しようとイギリスからやって来た7人の熟年男女が、予定外のトラブル続きに右往左往しながらも、インドの空気に身を委ねることで人生の喜びを再発見していくさまを描くヒューマン・コメディ。
英国を代表する名優たちの豪華共演が見物。

2013年 12/1公開 イギリス/アメリカ/アラブ首長国連邦
監督 ジョン・マッデン
本当の失敗は何もしないこと{★★★㊤3/5}

それぞれの事情を抱えるシニアたちが、第二の人生を過ごそうとやって来たホテルは、ほこりだらけの家具、ドアのない部屋、電話は通じないとネット情報とは大違い。
若いオーナーのソニーは、「最後は万事めでたし」なのだとやる気だけは人一倍。
7人はおんぼろホテルに戸惑いながらも、旧植民地であるインドでの暮らしをスタートさせた。
予定外ではあるものの、置かれた状況をすんなりと受け入れる懐の深さはさすがのシニア世代。
イヴリンは就職し、ダグラスは異文化を楽しみ、グレアムは過去暮らしていたジャイプールで人探しに明け暮れる。
車椅子のミリュエルは、毛嫌いしていた有色人種と少しずつ心を開いていき、ノーマンとマッジはお目当てのパートナー探し。
ジーンだけは、インドに馴染まず、ホテルに留まる日々を送る。
マリーゴールド・ホテルで会いましょう
生活を変えようとする者、変えられない者。
ホテル再建の危機とソニーの恋愛。
イギリス人シニア7人と若いインド人カップルを交差させながら、人生の岐路を考えてみる。
実は、もっと笑えて泣けるハートウォーミングな作品を想像していたので、意外と淡々と過ぎていった印象を持ちましたが、何かを変えようと切望し、それを行動に移す彼らには、年齢なんて関係がないのだと、大いに共感できました。
スクリーンに広がるインドの風土に、ただ身を任せられるような心地の良い作品です。
THE BEST EXOTIC MARIGOLD HOTEL32
とにかく俳優陣のお芝居がいい。
そりゃそうですね(笑)トム・ウィルキンソン、ビル・ナイなど、芸達者揃いですから。
そこにいるだけで存在感があるジュディ・デンチ。
今作でも、意志の強い女性でしたが、それでも後悔や不安を滲ませる演技には上手すぎてため息。
一際目立ったのがマギー・スミス。
こちらも気が強く、辛口で人種差別主義者ではあるけれど、車椅子の彼女は、“マリーゴールド・ホテル”の全てを見ていた。
毛嫌いされそうな辛辣な人が、苦労人の努力家であり、またそのシニカルさには愛嬌さえ感じてしまう。
最後までインドに馴染めなかったジーンがいることで、一見、おとぎ話的になりそうなストーリーにリアルさがあり、彼女もまた異国の地で過ごした事で、自分を見つけ出すことができたわけです。

高齢化が進み、シニアの秀作はこれからますます増えてきそうですね。
誰にでも老いはやって来るけれど、何かを変えたり新たに始めることに期限はなく、勇気を持って一歩踏み出すことの重要性を教えられました。
2013.02.03 / Top↑
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