wowowで観た。
2017, 08. 27 (Sun) 13:52
「しあわせへのまわり道」

ニューヨーカー誌に掲載された実話をイザベル・コイシェ監督が映画化。
夫に去られた女性がインド人のタクシー運転手に運転を習うことから、新たな一歩を踏み出していく。
パトリシア・クラークソン ベン・キングズレー
設定や切り口が目新しく、ユーモア満載のハートフルドラマだった。
パトリシア・クラークソンの娘役が グレイス・ガマーで、彼女とのやりとりがリアルで笑えたし、ベン・キングズレーの境遇?(笑)もどうなっていくのか興味深かった。
こういう年代に入ると若い時のように強気にはなれず、逆境にどう対処していけば良いのか悩むところだけれど、人は誰でもいつでも新しいことに挑戦できるんだと勇気がもらえる。
迷わずアクセルを踏み、行きたい道へとハンドルを切る。
大人の再出発物語でした。
★3.8
2015年公開
「1001グラム ハカリしれない愛のこと」

ノルウェーの国立計量研究所に勤める女性化学者の成長物語。
「キッチン・ストーリー」のベント・ハーメル作品、↑のパトリシア・クラークソンと同じく夫に去られた女性だけれど、感情を表に出さない淡々として根暗な印象。
それぞれの国に「キログラム原器」なんてあって、パリに“1キログラムの母”と呼ばれる原器が保管されているとか、知らない世界の話が物珍しく、研究者達が様々な議論が交わすけど、似たり寄ったりでなんとなく滑稽だった(*'▽')
色んな事情に説明や理由付けがなく、セリフも少ないから退屈になりそうだけど、美しい映像が印象的で、建物やインテリアはこれぞザ・北欧でとってもお洒落。
無機質な映像に真っ青な可愛い車とか、濃紺の傘の列とかインパクトがあって、ベント・ハーメルはひと味違う映画を作ります。
ラストシーンのサイズのやり取りが面白い。
多分、女性の見解が合ってると思う(爆)
★3.5
2015年公開
「ハッピーエンドの選び方」

人生最期の選択をテーマに第71回ベネチア国際映画祭で観客賞を受賞したイスラエル映画。
老人ホームに暮らす発明好きの主人公が、親友に頼まれある機械を発明したことから繰り広げられる物語。
重いテーマであるのに、ユーモアたっぷりに描かれていて、時々、あはは~と声まで出てしまい、一応はコメディジャンルになるのかもしれないな。
だからこそか、人間が生きること、死ぬこと、望まぬ延命治療か尊厳死か、認知症になってしまう自分をどう思うか、元気な間にちゃんと考えておかなければならないのね。
高齢社会となり、自分の親のそう遠くはない将来を考え、やがては自分の事になり、答えは見つからないけれど、この映画から色んな事を考えさせられた。
★3.8
2015年公開
「クーパー家の晩餐会」

それぞれ秘密を持つ4世代11人のクーパー一族が集まるクリスマスパーティーでの顛末を描いた群像劇。
ダイアン・キートン ジョン・グッドマン マリサ・トメイ オリビア・ワイルド アラン・アーキン アマンダ・セイフライド アンソニー・マッキー
なかなか豪華な顔ぶれで、ちょっと期待したけど、群像劇と言うには捻りがなく見事にハズレ。
それぞれの秘密と言うのか悩みと言うのか、まあそれはそれでそんな事もあるでしょうね~って感じ。
それとクリスマスってちょっと次元が変わったようなシーズンだから魅せる力があると思うのに、これ公開されたのは2月だし、ましてやテレビ放送では季節感がついていけないわ( ;∀;)
あと、一番思うのは、ダイアン・キートンって、いつ見ても同じ髪型、同じ服装の眼鏡女史、そしていつも夫に不満を持つ妻が定番で(「ニューヨーク、眺めのいい部屋売ります」は違ったけど)またか、、、と思う。
大体がその不満が何故なのか分からなく、我儘としか思えない映画を何作か思い出すわ。
そして犬が絡むのが多いの(笑)
今作でのわんこもお利口さんで可愛かった!
★2.5
2016年公開
「偉大なるマルグリット」

音痴にも関わらず多くの人々から愛された伝説のソプラノ歌手フローレンス・フォスター・ジェンキンスの数奇な運命描いた人間ドラマ。
カトリーヌ・フロ
オンチにオンチと言えないんだ、家族でも。。。
私はてっきり、歌が大好きだから何とかオンチを直したいとトレーニングする御婦人のお話かと思っていました💦
前半はそんな思いもあって、割りとコミカルに捉えて観ていたんですけど、後半、何か怪しげな楽団集団辺りから雲行きが変わり、何がどうなのか所々??で薄気味悪ささえ覚えてしまう中、よく分かんないままで終わってしまいました。
メリル主演の「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」はこんなじゃないよね❓
★2.6
2016年公開
「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件」

イアン・マッケランが93歳のシャーロック・ホームズに扮し、自身を引退に追い込んだ未解決事件と再び対峙する様を描いたミステリー作品。
ローラ・リニー
老人になっても相変わらずな反面、住み込み家政婦とその子供との交流から人間らしいホームズの一面が味わえた。
★3.6
2016年公開
「ボーダーライン」

アメリカとメキシコの国境地帯で繰り広げられる麻薬戦争の現実を描いたクライムアクション。
エミリー・ブラント ベニチオ・デル・トロ ジョシュ・ブローリン
ドゥニ・ビルヌーブ監督作品では「灼熱の魂」の次に面白かった。
とにかくベニチオ・デル・トロが寡黙でカッコ良い!!
正しすぎるエミリー・ブラントに段々とイラついていく、、、。
★3.9
2016年公開
「グランドフィナーレ」

アルプスの高級ホテルを舞台に老境のイギリス人作曲家の再生を描いたドラマ。
マイケル・ケイン ハーベイ・カイテル レイチェル・ワイズ ポール・ダノ ジェーン・フォンダ
スイスの景色が美しくセレブ気分満喫な映像美。
老人や病んでる系の人が集まる高級リゾートホテルっぽい医療施設って感じで、幻想的だったりコミカルだったりレベルの高い舞台劇のようだった。
★3.6
2016年公開

ニューヨーカー誌に掲載された実話をイザベル・コイシェ監督が映画化。
夫に去られた女性がインド人のタクシー運転手に運転を習うことから、新たな一歩を踏み出していく。
パトリシア・クラークソン ベン・キングズレー
設定や切り口が目新しく、ユーモア満載のハートフルドラマだった。
パトリシア・クラークソンの娘役が グレイス・ガマーで、彼女とのやりとりがリアルで笑えたし、ベン・キングズレーの境遇?(笑)もどうなっていくのか興味深かった。
こういう年代に入ると若い時のように強気にはなれず、逆境にどう対処していけば良いのか悩むところだけれど、人は誰でもいつでも新しいことに挑戦できるんだと勇気がもらえる。
迷わずアクセルを踏み、行きたい道へとハンドルを切る。
大人の再出発物語でした。
★3.8
2015年公開
「1001グラム ハカリしれない愛のこと」

ノルウェーの国立計量研究所に勤める女性化学者の成長物語。
「キッチン・ストーリー」のベント・ハーメル作品、↑のパトリシア・クラークソンと同じく夫に去られた女性だけれど、感情を表に出さない淡々として根暗な印象。
それぞれの国に「キログラム原器」なんてあって、パリに“1キログラムの母”と呼ばれる原器が保管されているとか、知らない世界の話が物珍しく、研究者達が様々な議論が交わすけど、似たり寄ったりでなんとなく滑稽だった(*'▽')
色んな事情に説明や理由付けがなく、セリフも少ないから退屈になりそうだけど、美しい映像が印象的で、建物やインテリアはこれぞザ・北欧でとってもお洒落。
無機質な映像に真っ青な可愛い車とか、濃紺の傘の列とかインパクトがあって、ベント・ハーメルはひと味違う映画を作ります。
ラストシーンのサイズのやり取りが面白い。
多分、女性の見解が合ってると思う(爆)
★3.5
2015年公開
「ハッピーエンドの選び方」

人生最期の選択をテーマに第71回ベネチア国際映画祭で観客賞を受賞したイスラエル映画。
老人ホームに暮らす発明好きの主人公が、親友に頼まれある機械を発明したことから繰り広げられる物語。
重いテーマであるのに、ユーモアたっぷりに描かれていて、時々、あはは~と声まで出てしまい、一応はコメディジャンルになるのかもしれないな。
だからこそか、人間が生きること、死ぬこと、望まぬ延命治療か尊厳死か、認知症になってしまう自分をどう思うか、元気な間にちゃんと考えておかなければならないのね。
高齢社会となり、自分の親のそう遠くはない将来を考え、やがては自分の事になり、答えは見つからないけれど、この映画から色んな事を考えさせられた。
★3.8
2015年公開
「クーパー家の晩餐会」

それぞれ秘密を持つ4世代11人のクーパー一族が集まるクリスマスパーティーでの顛末を描いた群像劇。
ダイアン・キートン ジョン・グッドマン マリサ・トメイ オリビア・ワイルド アラン・アーキン アマンダ・セイフライド アンソニー・マッキー
なかなか豪華な顔ぶれで、ちょっと期待したけど、群像劇と言うには捻りがなく見事にハズレ。
それぞれの秘密と言うのか悩みと言うのか、まあそれはそれでそんな事もあるでしょうね~って感じ。
それとクリスマスってちょっと次元が変わったようなシーズンだから魅せる力があると思うのに、これ公開されたのは2月だし、ましてやテレビ放送では季節感がついていけないわ( ;∀;)
あと、一番思うのは、ダイアン・キートンって、いつ見ても同じ髪型、同じ服装の眼鏡女史、そしていつも夫に不満を持つ妻が定番で(「ニューヨーク、眺めのいい部屋売ります」は違ったけど)またか、、、と思う。
大体がその不満が何故なのか分からなく、我儘としか思えない映画を何作か思い出すわ。
そして犬が絡むのが多いの(笑)
今作でのわんこもお利口さんで可愛かった!
★2.5
2016年公開
「偉大なるマルグリット」

音痴にも関わらず多くの人々から愛された伝説のソプラノ歌手フローレンス・フォスター・ジェンキンスの数奇な運命描いた人間ドラマ。
カトリーヌ・フロ
オンチにオンチと言えないんだ、家族でも。。。
私はてっきり、歌が大好きだから何とかオンチを直したいとトレーニングする御婦人のお話かと思っていました💦
前半はそんな思いもあって、割りとコミカルに捉えて観ていたんですけど、後半、何か怪しげな楽団集団辺りから雲行きが変わり、何がどうなのか所々??で薄気味悪ささえ覚えてしまう中、よく分かんないままで終わってしまいました。
メリル主演の「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」はこんなじゃないよね❓
★2.6
2016年公開
「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件」

イアン・マッケランが93歳のシャーロック・ホームズに扮し、自身を引退に追い込んだ未解決事件と再び対峙する様を描いたミステリー作品。
ローラ・リニー
老人になっても相変わらずな反面、住み込み家政婦とその子供との交流から人間らしいホームズの一面が味わえた。
★3.6
2016年公開
「ボーダーライン」

アメリカとメキシコの国境地帯で繰り広げられる麻薬戦争の現実を描いたクライムアクション。
エミリー・ブラント ベニチオ・デル・トロ ジョシュ・ブローリン
ドゥニ・ビルヌーブ監督作品では「灼熱の魂」の次に面白かった。
とにかくベニチオ・デル・トロが寡黙でカッコ良い!!
正しすぎるエミリー・ブラントに段々とイラついていく、、、。
★3.9
2016年公開
「グランドフィナーレ」

アルプスの高級ホテルを舞台に老境のイギリス人作曲家の再生を描いたドラマ。
マイケル・ケイン ハーベイ・カイテル レイチェル・ワイズ ポール・ダノ ジェーン・フォンダ
スイスの景色が美しくセレブ気分満喫な映像美。
老人や病んでる系の人が集まる高級リゾートホテルっぽい医療施設って感じで、幻想的だったりコミカルだったりレベルの高い舞台劇のようだった。
★3.6
2016年公開