第89回アカデミー賞 前代未聞!! 取り消されたOSCAR GOES TO
2017, 02. 27 (Mon) 18:51
随分長い間アワードを視聴しているけど、こんなに唖然としたの初めてだ。
「ラ・ラ・ランド」がコールされ、キャスト、スタッフが壇上で喜びを現す後ろで、にわかに動きが、、、
ライアンは苦笑い、エマの口の動きは「オーマイゴット!」。
3人目のスピーチなんてもはや誰も聞いていないザワザワ状態。
「ラ・ラ・ランド」のプロデューサー(?)が訂正、「ムーンライトがベストピクチャー」とアナウンスし、壇上に登るよう即す。
もう何が起こってるのか意味不明で、開いた口が塞がらない、、、。
「Moonlight」と書かれたウィナーカードがアップになる!
咄嗟に、高齢になったプレゼンターのウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイが揃いも揃って読み間違えたの?!
封筒を開封したウォーレン・ベイティの様子は確かにおかしかった。
予期もせぬ大波乱を労うように2作品の関係者が入り混じる中、ウォーレン・ベイティが「開封したら、エマ・ストーン ラ・ラ・ランドと書かれていたんだ」と説明。
どうやら裏方が間違って手渡したらしい。
どんだけなミス犯すんだよっ!!!!!!!
オスカーは「ラ・ラ・ランド」の手からリスペクトを込めて「Moonlight」へと渡された。
監督賞は「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼルが、同賞史上最年少の32歳でオスカーを獲得。
「Moonlight」に限らず、アカデミー賞ノミネートは楽しみにしているのに、「ラ・ラ・ランド」推しには、こんな波乱に持ち上げられて落とされて気持ちが痛む。
たくさん作られる映画の中で、ここに集うのはその中から選ばれた甲乙つけがたい数作。
何が誰が選ばれるのは期待するけれど、それだけが全てではない。
こんな失態は二度とないことをお願いする。
授賞式後、「Moonlight 」のバリー・ジェンキンス 、マハーシャラ・アリ、「ラ・ラ・ランド」のエマ・ストーン、プレスインタビューが素晴らしいです。
あと、こんな混乱の影にならないよう。
ヴィオラ・デイビスのスピーチもホント、素晴らしい!
プレスの回答も素晴らしい。
「Moonlight」は
助演男優賞マハーシャラ・アリ「ムーンライト」 主演女優賞エマ・ストーン「ラ・ラ・ランド」 助演女優賞ヴィオラ・デイヴィス「フェンシズ (原題)」 主演男優賞ケイシー・アフレック「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」は5月13日公開
「ラ・ラ・ランド」は最多6部門での受賞。
プレゼンターの2人。
生でも歌って欲しかったけど、歌曲賞の2曲は、ジョン・レジェンドがピアノで披露。
「City of Stars」が受賞。
もうこの曲は頭から離れません(苦笑)
映画が蘇ります。
セブゥーーーー💖💖
第89回アカデミー賞授賞式
2017, 02. 27 (Mon) 10:10
*作品賞
「メッセージ」
「フェンシズ (原題)」
「ハクソー・リッジ (原題)」
「最後の追跡」
「ヒデン・フィギュアーズ (原題)」
「ラ・ラ・ランド」
「LION/ライオン 25年目のただいま」
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
「ムーンライト」
↑
超、ビックリすることが起きました!!!!!!!!!
「ラ・ラ・ランド」がコールされ、スピーチが始まったのですが、「俺たちに明日はない」のボニー&クラウドのプレゼンターが受賞カードを間違えて渡されたらしく、「ムーンライト」に取り消されました。
唖然、、、、、、、
*監督賞
ドゥニ・ヴィルヌーヴ「メッセージ」
メル・ギブソン「ハクソー・リッジ (原題)」
デイミアン・チャゼル「ラ・ラ・ランド」
ケネス・ロナガン「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
バリー・ジェンキンス「ムーンライト」
トム・フォード「ノクターナル・アニマルズ (原題)」
*主演男優賞
デンゼル・ワシントン「フェンシズ (原題)」
アンドリュー・ガーフィールド「ハクソー・リッジ」
ライアン・ゴズリング「ラ・ラ・ランド」
ヴィゴ・モーテンセン「はじまりへの旅」
ケイシー・アフレック「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
*助演男優賞
ジェフ・ブリッジス「最後の追跡」
ルーカス・ヘッジズ「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
デヴ・パテル「LION/ライオン 25年目のただいま」
マイケル・シャノン 「ノクターナル・アニマルズ (原題)」
マハーシャラ・アリ「ムーンライト」
*主演女優賞
イザベル・ユペール「エル (原題)」
ルース・ネッガ「ラビング 愛という名前のふたり」
ナタリー・ポートマン「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」
エマ・ストーン「ラ・ラ・ランド」
メリル・ストリープ「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」
*助演女優賞
ヴィオラ・デイヴィス「フェンシズ (原題)」
ミシェル・ウィリアムズ「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
オクタヴィア・スペンサー「ヒデン・フィギュアーズ (原題)」
ナオミ・ハリス「ムーンライト」
ニコール・キッドマン「LION/ライオン 25年目のただいま」
*脚本賞
「最後の追跡」
「ラ・ラ・ランド」
「ロブスター」
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
「20センチュリー・ウーマン (原題)」
*脚色賞
エリック・ハイセラー「メッセージ」
ルーク・デイヴィス「LION/ライオン 25年目のただいま」
オーガスト・ウィルソン「フェンシズ (原題)」
アリソン・シュローダー&セオドア・メルフィ「ヒデン・フィギュアーズ (原題)」
バリー・ジェンキンス&タレル・アルヴィン・マクレイニー「ムーンライト」
*編集賞
「メッセージ」
「Hacksaw Ridge」
「最後の追跡」
「ラ・ラ・ランド」
「ムーンライト」
*撮影賞
ロドリゴ・プリエト「沈黙―サイレンス―」
ジェームズ・ラクストン「ムーンライト」
リヌス・サンドグレン「ラ・ラ・ランド」
ブラッドフォード・ヤング「メッセージ」
グレイグ・フレイザー「LION/ライオン 25年目のただいま」
*視覚効果賞
「バーニング・オーシャン」
「ドクター・ストレンジ」
「ジャングル・ブック」
「クボ・アンド・ザ・トゥー・ストリングス (原題)」
「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」
*録音賞
「13時間 ベンガジの秘密の兵士」
「メッセージ」
「Hacksaw Ridge」
「ラ・ラ・ラン」ド
「 ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー 」
*音響効果賞
「メッセージ」
「バーニング・オーシャン」
「Hacksaw Ridge」
「ラ・ラ・ランド」
「ハドソン川の奇跡」
*美術賞
「メッセージ」
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」
「ヘイル、シーザー!」
「ラ・ラ・ランド」
「パッセンジャーズ」
*メーキャップ&ヘアスタイリング賞
「スーサイド・スクワッド」
「幸せなひとりぼっち」
「スター・トレック BEYOND」
*作曲賞
「ラ・ラ・ランド」
「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」
「LION/ライオン 25年目のただいま」
「ムーンライト」
「パッセンジャーズ」
*衣装デザイン賞
「マリアンヌ」
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」
「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」
「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」
「ラ・ラ・ランド」
*歌曲賞
Audition「ラ・ラ・ランド」
City of Stars「ラ・ラ・ランド」
How Far I’ll Go「モアナと伝説の海」
Can’t Stop the Feeling!「トロールズ (原題)」
The Empty Chair「ジム:ザ・ジェームズ・フォーリー・ストーリー (原題)」
*外国語映画賞
デンマーク「ヒトラーの忘れもの」
スウェーデン「幸せなひとりぼっち」
イラン「セールスマン」
オーストラリア「タナ (原題)」
ドイツ「ありがとう、トニ・エルドマン」
*長編ドキュメンタリー
「13th -憲法修正第13条-」
「アイ・アム・ノット・ユア・ニグロ (原題)」
「O.J.:メイド・イン・アメリカ (原題)」
「海は燃えている イタリア最南端の小さな島」
「ぼくと魔法の言葉たち」
*短編ドキュメンタリー
「4.1 Miles」
「 Extremis」
「Joe's Violin」
「Watani: My Homeland」
「The White Helmets」
*長編アニメーション
「クボ・アンド・ザ・トゥー・ストリングス (原題)」
「モアナと伝説の海」
「マイ・ライフ・アズ・ア・ズッキーニ (英題)」
「レッドタートル ある島の物語」
「ズートピア」
*短編アニメーション
「ブラインド・ヴァイシャ」
「ボロウド・タイム」
「ペアー・サイダー・アンド・シガレッツ」(
「パール」
「ひな鳥の冒険」
*短編実写
「Ennemis Intérieurs」
「彼女とTGV」
「Silent Nights」
「合唱」
「タイムコード 」
素晴らしきかな、人生
2017, 02. 25 (Sat) 19:23
ニューヨークで広告代理店を経営するハワード(ウィル・スミス)は、6歳の娘を亡くしたことで大きな喪失感を抱き、人生を見失なっていた。
同僚役員のホイット(エドワード・ノートン)は、どうにかしてハワードと会社を救おうと、ある秘策を思いつく。
深い喪失感からすべてを投げ出してしまった会社経営者が、自分の前に現われた奇妙な3人によって立ち直っていくさまを綴るヒューマンドラマ。
ウィル・スミス エドワード・ノートン マイケル・ペーニャ ケイト・ウィンスレット キーラ・ナイトレイ ヘレン・ミレン ナオミ・ハリス ジェイコブ・ラティモア
2017年 2/25公開 アメリカ映画
監督 デヴィッド・フランケル
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ラ・ラ・ランド
2017, 02. 24 (Fri) 20:35
夢を追う人々が集う街、ロサンゼルス。
映画スタジオのカフェで働きながら女優を目指すミア(エマ・ストーン)は、オーディションに落ちてばかりで意気消沈の日々。
ある日、ピアノの音色に誘われ入ったジャズバーで、ピアニストのセバスチャン(ライアン・ゴズリング)と出会うが、そのいきさつは最悪なものだった。
その後、ミアはあるパーティ会場で不機嫌そうにポップスを演奏をするセバスチャンと再会する。
大きな夢を抱いてLAへとやって来た男女の出会いと甘く切ない恋の行方を綴る。
第74回ゴールデングローブ賞作品賞他、数々の映画賞で多くの評価を集めるミュージカル映画。
第89回アカデミー賞では「タイタニック」に並びアカデミー史上最多14ノミネート。
ライアン・ゴズリング エマ・ストーン J・K・シモンズ ローズマリー・デウィット
2017年 2/24公開 アメリカ映画
監督 デミアン・チャゼル
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WOWOWで観た。
2017, 02. 17 (Fri) 20:17

妻の死をきっかけに、自らの性自認が女性であることに気付いていく男性の姿を亡き妻の親友の視点から描くハートフルドラマ。
ロマン・デュリス アナイス・ドゥムースティエ ラファエル・ペルソナス
女装家だが恋愛対象は女性という亡き親友の夫と「秘密」を共有したことから、お互いを意識し合うようになる2人。
友情なのか、恋なのか?
ちょっと複雑で(オゾンらしい)クドさはあるけど、(オゾンらしい)カラフルな映像と本来の自分になれた喜びでどんどん女性化していくロマン・デュリスがキュート(笑)
こういう人達は常に気を抜くことなく女性より女性らしいから、日々の自分が恥ずかしくなったりする(/ω\)
ラストの解釈は分かれそう。
彼女の旦那さんが良い人だったからね~恋よりは友情を選んだと思いたいけどなー。
★3.7
「エージェント・ウルトラ」2016年公開

のらりくらりと日々を過ごすダメ男が、CIAの極秘マインドコントロール・プログラムの最強エージェントとして覚醒することから起こる騒動を描く。
ジェシー・アイゼンバーグ クリステン・スチュワート ジョン・レグイザモ トファー・グレイス
B級テイストのジェシー・アイゼンバーグはイイですね~目につく物を瞬時に武器とし、ハードでエグくキレのあるアクションは新境地かな。
全てを受け入れ支えるクリステン・スチュワートも良かったデス。(最近、彼女の株が上がってきている)
★3.7
「完全なるチェックメイト」2015年公開

長い間ソビエトに独占されていたチェス世界チャンピオンの座を奪取し、米国の英雄と賞賛されたボビー・フィッシャーの孤独と苦悩を描く。
トビー・マグワイア ピーター・サースガード リーヴ・シュレイバー マイケル・スタールバーグ
子供の頃から繊細で神経質で過敏、天才故の拘りや狂気をトビー・マグワイアが好演。
チェスが分かる人や、ボビー・フィッシャーを知ってる人なら盛り上がる部分はあるのでしょうが、全体的に地味で無難な感じでした。
「W座からの招待状」で小山さんが言ってましたが、この後、波乱万丈な人生を送るそうで、そちらの方が映像向きではないかと。
★2.7
「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」2015年公開

1981年のニューヨーク。
史上最も犯罪件数が多かった物騒な時代に、クリーンなビジネスを信条に立ち上げたオイル会社の事業拡大のため、莫大な手付金を払った矢先、次々と発生するトラブルで窮地に追い込まれる男の信念描いたドラマ。
オスカー・アイザック ジェシカ・チャステイン デヴィッド・オイェロウォ アルバート・ブルックス
落書きやごみが散乱する地下鉄の映像は強烈に覚えていますが、スリやひったくり、レイプに発砲事件と、まだ多くのマフィアたちが蔓延り、ニューヨークは恐ろしく犯罪多発地区だったんですね。
オイルを積んだトラックを走行中の道路から略奪されるなんて、1度や2度ならず頻繁に起き、警察も司法も頼りなく、何故狙われるのか?誰の仕業なのか?サスペンスな展開に引き込まれていきました。
強い信念の社長と臆病な社員、オスカー・アイザックがクリーンなら、妻のジェシカ・チャステインはダーティ。
貫こうとする理想がそうとはいかない現実を見た時、何を選ぶのか(あるいは妥協するのか)。
張りつめた空気感と冬景色から、当時の殺伐とした人の心が見えるようでした。
潔癖?と思うくらい信念という価値観に固まるオスカー・アイザックがお見事。
なのに嫁がギャングの娘って、、、突っ込みたいけど(苦笑)そんなだからジェシカ・チャステインが多少の事では動じないしっかり者でビシっと支えてこちらもお見事。
時代の着こなしもお見事でした♪
★3.8
「5時から7時の恋人カンケイ」日本未公開

ニューヨークを舞台に、自由奔放なパリジェンヌの人妻と小説家志望の真面目なアメリカ人青年の恋の行方を描いた大人のラブストーリー。
アントン・イェルチン ベレニス・マーロウ フランク・ランジェラ グレン・クローズ オリヴィア・サールビー
原題「5 to 7」はフランスで不倫を意味するそう。
旦那も妻も不倫はオープンで、全体的にドロドロとした感覚が全くない珍しいタイプの不倫映画。
それでもピュアな青年はピュアに愛してしまい、切なくほろ苦い結果となりますが、彼の両親の反応はそれぞれ面白く、大人の見解、大人のラブストーリーでした。
不倫に変わりないので、子供たちがいるのに(逆に子供がいるから不倫というような持論)私的には理解不能ではありますが、主演2人の清潔感やお洒落な会話、ニューヨークのロケーション、特にセントラルパークのベンチのメッセージなど見ると、人それぞれのライフスタイルや人生観に良い悪いと口を挟むのはヤボだと思いました。
アントン・イェルチンの寂しげで美しい瞳が印象に残る。
★3.5
「ファング一家の奇想天外な秘密」日本未公開

ハプニングアーティストとして活動する両親に育てられた姉弟のドラマ。
ニコール・キッドマン ジェイソン・ベイトマン クリストファー・ウォーケン メリーアン・プランケット
親も子もそれぞれを好きに選べませんからね、ちょっと厄介な親を持った姉弟には同情します。
わたし、ドッキリないたずらが嫌いなので、ハプニングアーティストは芸術とか言われても、くだらない悪ふざけとしか思えなくて、何が言いたいのか?疲れる映画でした。
まあ少なからず、姉弟はやっと呪縛(?)から解き放たれ人生を立て直せて良かったデス。
★2
「SPY/スパイ」日本未公開

エージェントを誘導するCIA分析官が、スパイとして現場に潜り込むドタバタスパイアクション劇。
メリッサ・マッカーシー ジェイソン・ステイサム ジュード・ロウ ローズ・バーン ボビー・カナヴェイル
人気イギリス男優を脇に従えたおばさんスパイ映画(*'▽')
メリッサ・マッカーシーは少しアクを抑える路線に変えたのか?好き勝手さがあまりなくて無理なくキャラに同調できたし、ローズ・バーンの頭が賢くない性悪女も合ってた(笑)
オマージュあり、笑いあり、それなりのお下劣&グロで面白かった!
★3.7
「ヴィクター・フランケンシュタイン」日本未公開

伝説のモンスター誕生と人間の狂気を描くダーク・ファンタジー。
ジェームズ・マカボイ ダニエル・ラドクリフ アンドリュー・スコット
テレビシリーズ「SHERLOCK(シャーロック)」のポール・マクギガン監督と言うことで、あの世界観でセンスある作品でした。
マカちゃんが狂気、執着、悲観と言ったものに囚われている様子、(元々持ち合わせていたとしても)普通となったラドグリフの人間らしい救いのある感情、質は違うけれど、モリアーティのアンドリュー・スコットとマカちゃんの対比も面白く観れました。
後半ちょっと失速気味、どこかをどうかしたら公開できるゴシック・サイエンス作品になったのかもしれないけど、マカちゃんと「SHERLOCK(シャーロック)」好きには拾い物でした(´▽`)
★3.6
ザ・コンサルタント
2017, 02. 15 (Wed) 14:35
田舎町で小さな会計事務所を構えるクリスチャン・ウルフ(ベン・アフレック)は、裏社会と繋がりを持ち、彼らの仕事を請け負っていた。
アメリカ政府当局もその存在には気づいていたが、なかなか正体を掴めずにいる中、ウルフのもとに大手メーカー、リビング・ロボ社の財務調査依頼が舞い込み、同社の経理担当デイナ(アナ・ケンドリック)と使途不明金の解明に乗り出しすが…。
凄腕の殺し屋の顔を持つ会計士のサスペンスアクション。
ベン・アフレック アナ・ケンドリック J・K・シモンズ
2017年 1/21公開 アメリカ映画
監督 ギャヴィン・オコナー
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第89回アカデミー賞ノミネーション
2017, 02. 07 (Tue) 17:43
「メッセージ」
「フェンシズ (原題)」
「ハクソー・リッジ (原題)」
「最後の追跡」
「ヒデン・フィギュアーズ (原題)」
「ラ・ラ・ランド」
「LION/ライオン 25年目のただいま」
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
「ムーンライト」
*監督賞
ドゥニ・ヴィルヌーヴ「メッセージ」
メル・ギブソン「ハクソー・リッジ (原題)」
デイミアン・チャゼル「ラ・ラ・ランド」
ケネス・ロナガン「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
バリー・ジェンキンス「ムーンライト」
トム・フォード「ノクターナル・アニマルズ (原題)」
*主演男優賞
デンゼル・ワシントン「フェンシズ (原題)」
アンドリュー・ガーフィールド「ハクソー・リッジ」
ライアン・ゴズリング「ラ・ラ・ランド」
ヴィゴ・モーテンセン「はじまりへの旅」
ケイシー・アフレック「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
*助演男優賞
ジェフ・ブリッジス「最後の追跡」
ルーカス・ヘッジズ「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
デヴ・パテル「LION/ライオン 25年目のただいま」
マイケル・シャノン 「ノクターナル・アニマルズ (原題)」
マハーシャラ・アリ「ムーンライト」
*主演女優賞
イザベル・ユペール「エル (原題)」
ルース・ネッガ「ラビング 愛という名前のふたり」
ナタリー・ポートマン「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」
エマ・ストーン「ラ・ラ・ランド」
メリル・ストリープ「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」
*助演女優賞
ヴィオラ・デイヴィス「フェンシズ (原題)」
ミシェル・ウィリアムズ「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
オクタヴィア・スペンサー「ヒデン・フィギュアーズ (原題)」
ナオミ・ハリス「ムーンライト」
ニコール・キッドマン「LION/ライオン 25年目のただいま」
*脚本賞
「最後の追跡」
「ラ・ラ・ランド」
「ロブスター」
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」
「20センチュリー・ウーマン (原題)」
*脚色賞
エリック・ハイセラー「メッセージ」
ルーク・デイヴィス「LION/ライオン 25年目のただいま」
オーガスト・ウィルソン「フェンシズ (原題)」
アリソン・シュローダー&セオドア・メルフィ「ヒデン・フィギュアーズ (原題)」
バリー・ジェンキンス&タレル・アルヴィン・マクレイニー「ムーンライト」
*編集賞
「メッセージ」
「Hacksaw Ridge」
「最後の追跡」
「ラ・ラ・ランド」
「 ムーンライト」
*撮影賞
ロドリゴ・プリエト「沈黙―サイレンス―」
ジェームズ・ラクストン「ムーンライト」
リヌス・サンドグレン「ラ・ラ・ランド」
ブラッドフォード・ヤング「メッセージ」
グレイグ・フレイザー「LION/ライオン 25年目のただいま」
*視覚効果賞
「バーニング・オーシャン」
「ドクター・ストレンジ」
「ジャングル・ブック」
「クボ・アンド・ザ・トゥー・ストリングス (原題)」
「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」
*録音賞
「13時間 ベンガジの秘密の兵士」
「メッセージ」
「Hacksaw Ridge」
「ラ・ラ・ラン」ド
「 ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー 」
*音響効果賞
「メッセージ」
「バーニング・オーシャン」
「Hacksaw Ridge」
「ラ・ラ・ランド」
「ハドソン川の奇跡」
*美術賞
「メッセージ」
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」
「ヘイル、シーザー!」
「ラ・ラ・ランド」
「パッセンジャーズ」
*メーキャップ&ヘアスタイリング賞
「スーサイド・スクワッド」
「幸せなひとりぼっち」
「スター・トレック BEYOND」
*作曲賞
「ラ・ラ・ランド」
「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」
「LION/ライオン 25年目のただいま」
「ムーンライト」
「パッセンジャーズ」
*衣装デザイン賞
「マリアンヌ」
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」
「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」
「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」
「ラ・ラ・ランド」
*歌曲賞
Audition「ラ・ラ・ランド」
City of Stars「ラ・ラ・ランド」
How Far I’ll Go「モアナと伝説の海」
Can’t Stop the Feeling!「トロールズ (原題)」
The Empty Chair「ジム:ザ・ジェームズ・フォーリー・ストーリー (原題)」
*外国語映画賞
デンマーク「ヒトラーの忘れもの」
スウェーデン「幸せなひとりぼっち」
イラン「セールスマン」
オーストラリア「タナ (原題)」
ドイツ「ありがとう、トニ・エルドマン」
*長編ドキュメンタリー
「13th -憲法修正第13条-」
「アイ・アム・ノット・ユア・ニグロ (原題)」
「O.J.:メイド・イン・アメリカ (原題)」
「海は燃えている イタリア最南端の小さな島」
「ぼくと魔法の言葉たち」
*短編ドキュメンタリー
「4.1 Miles」
「 Extremis」
「 Joe's Violin」
「Watani: My Homeland」
「The White Helmets」
*長編アニメーション
「クボ・アンド・ザ・トゥー・ストリングス (原題)」
「モアナと伝説の海」
「マイ・ライフ・アズ・ア・ズッキーニ (英題)」
「レッドタートル ある島の物語」
「ズートピア」
*短編アニメーション
「ブラインド・ヴァイシャ」
「ボロウド・タイム」
「ペアー・サイダー・アンド・シガレッツ」(
「パール」
「ひな鳥の冒険」
*短編実写
「Ennemis Intérieurs」
「彼女とTGV」
「Silent Nights」
「合唱」
「タイムコード 」
最多ノミネーションは、「ラ・ラ・ランド」の13部門14ノミネート。
次いで、「ムーンライト」 「メッセージ」が8部門。
授賞式は日本時間2月27日。
司会はジミー・キンメル
ドクター・ストレンジ
2017, 02. 06 (Mon) 20:33
天才的な技術を誇るが、傲慢な性格の神経外科医スティーブン・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)は、交通事故で両手の機能を失い、築いてきたキャリアの全てが崩壊する。
失われた人生を取り戻すため、あらゆる手段を模索するストレンジは、やがて神秘に満ちた魔術の力へとたどり着くが…。
事故ですべてを失った天才外科医が、魔術師のもとで修行を積み、スーパーヒーロー“ドクター・ストレンジ”として活躍するマーベルの異色ヒーロー。
ベネディクト・カンバーバッチ キウェテル・イジョフォー レイチェル・マクアダムス マッツ・ミケルセン ティルダ・スウィントン
2017年 1/27公開 アメリカ映画
監督 スコット・デリクソン
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2016年後半 劇場で観た映画のまとめ
2017, 02. 04 (Sat) 19:03

速度無制限の高速道路アウトバーンを舞台に描くカーアクション作品。
ニコラス・ホルト フェリシティ・ジョーンズ アンソニー・ホプキンス ベン・キングズレー
アウトバーンって一瞬で終わりじゃなかった?
役者とミスリードな邦題に騙された。
「マッドマックス」に絡められ、ニコラス・ホルトの作品が捻じ曲げられてしまいそうで気の毒。
★2.8
「X-MEN:アポカリプス」2016年8/11公開
X-MENの前日談新トリロジーの最終章。

長き封印から目覚めた最強のミュータント“アポカリプス”と若きX-MENの壮絶な戦いの行方を描くとなるSFアクション。
ジェームズ・マカヴォイ マイケル・ファスベンダー ジェニファー・ローレンス ニコラス・ホルト ローズ・バーン
まあこんなもんじゃないかなって感じでした。
マカちゃんとヒュー様で満足できますから。
見せ場はたくさんあって、前作よりクイックシルバーのプロットがクールな仕上がりで、マグニートーの身の上には心痛みます。
ああも頑になる訳を納得せざる負えません。
プロフェッサーのハゲの理由が分かってスッキリしました!)^o^(
オスカー・アイザックである必要性がなかったように思いますけどね~(苦笑)
★4
「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」2016年9/1公開

スーパー・イリュージョニスト・チーム“フォー・ホースメン”が巨大な悪に立ち向かうクライム・サスペンスの続編。
新たなミッションに挑むフォー・ホースメンの前に、天才エンジニアが立ちはだかる。
ジェシー・アイゼンバーグ マーク・ラファロ ウディ・ハレルソン ダニエル・ラドクリフ マイケル・ケイン モーガン・フリーマン
詰まらなくはないけど、あのままで終わっていた方が良かったと思った。
★3
「シン・ゴジラ」2016/07/29

日本版「ゴジラ」12年ぶりに復活させた特撮アクション大作。
東京湾アクアトンネルが崩落する重大事故が発生、総理以下、災害原因が議論される中、巨大不明生物が海上に姿を現わす…。
長谷川博己 竹野内豊 石原さとみ 大杉漣 柄本明 高良健吾 余貴美子 國村隼 他総勢328名!
意表とリアルの連続でした。
まさかゴジラが進化するとはっ!!
最初、東京湾から現れた姿がウルトラ怪獣か?な業態で、進化の過程(?)も結構グロテスク(苦笑)
ゴジラには色々なメタファーがあると思われます。
311以後の日本人には思うところが多々あり、政府の対応など、きっとこんなんだろうなーと危機管理が怖い。
★4.5
「ジェイソン・ボーン」2016年10/7公開

マット・デイモンの“ジェイソン・ボーン”第4弾。
全ての記憶を取り戻し、何年も消息を絶っていたジェイソン・ボーンが、再びCIAと接触することになり…。
マット・デイモン アリシア・ヴィカンダー トミー・リー・ジョーンズ ヴァンサン・カッセル
テーマソングが流れ、クレバーでキレのあるアクションに、ああ~やっぱマットはボーンだわ、いいわ~と思う。
でも「アルティメイタム」が凄く楽しめ、ラストシーンが今も記憶に残るほど好きだから複雑。
だってニッキーが、、、。
もう最初からそうなるだろうなーと予測できるしね、そうならないとまた始まらないにしても、CIAって相変わらず懲りない人達ばかりで、今作ではボーンの父親の事とか、もういい加減に解放してあげてと思ってしまった(苦笑)
★3.5
「ハドソン川の奇跡」2016年9/24公開

2009年、旅客機がハドソン川に不時着し、世界中で大きなニュースとなった奇跡の生還劇に秘められた知られざる実話をクリント・イーストウッドが映画化。
トム・ハンクス アーロン・エッカート ローラ・リニー。
当時、ニュースで英雄だと捉えていたらから、後日談があったのは初めて知った。
保険とか賠償とか色々あるとしても、調査委員会はいちゃもんとしか思えなかったな。
イーストウッドが伝えたいのは、機長が言っていた通り、乗員や管制官だけでなく、敏速に救助に向かった船舶など、乗客はもちろん、非常事態に皆が自然と連携できたことではないのかなと思う。
エンドロールの映像にもそんなことが表れてるように思った。
★4.3
「インフェルノ」2016/10/28

宗教象徴学者ロバート・ラングドンの活躍を描く「ダ・ヴィンチ・コード」「天使と悪魔」に続く第3弾。
新種のウイルスによって人類の半数を死滅させようとする計画を阻止すべく、ダンテの叙事詩『神曲』の“地獄篇(インフェルノ)”に隠された暗号の謎に挑むラングドンの行方を描く。
トム・ハンクス フェリシティ・ジョーンズ ベン・フォスター
このシリーズはヨーロッパ各地のロケーションが楽しみ。
お話も「天使と悪魔」よりはミステリアスで面白かった。
これまでのヒロインと違って、あ、そうきた?!と意表つかれた。
★4
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」2016年11/23公開

ハリーたちの教科書「幻の動物とその生息地」を著わすことになる魔法動物学者ニュート・スキャマンダーを主人公にした新シリーズ。
ハリーの世界から約70年前、1920年のNY。
トランクから逃げ出した動物たちが人間界で起こす騒動の行方と、闇の魔法使いの陰謀を描くファンタジー・ドラマ。
エディ・レッドメイン キャサリン・ウォーターストン アリソン・スドル ダン・フォグラー コリン・ファレル エズラ・ミラー サマンサ・モートン
魔法動物が茶目っ気いっぱいで可愛かった。
葉っぱのコがキュート。
ナイーブなエディ・レッドメインも可愛いいし、巻き込まれてしまった人間のおじさん(?)が観客の代弁者みたいで、笑えるし共感できるし、凄く良い人だった。
再会(?)のシーンは胸キュン💖
もちろんダークな部分も一杯で、魔法界、大変です。
かの方の登場は3分ぐらいでしたか、何だか、むちっとしてねぇ~(;^ω^)
★4.5
久しぶりの開店ガラガラ(´▽`)
去年は毎月の東京通いで、時間に余裕がなく、映画館へ行こうという気力が起きませんでした。
幸い(?)観たいと思う映画が極端に少なくて、私的には日照りの2016年で助かりましたが(笑)
環境の変化は受け入れられるけれど、寄る年波とはよく言ったもので、身体の疲れと心の疲れでモチベーションはなかなか上がらず、やらなくてはならない事、考えなくてはいけない事がたくさんあって、そんな1年の中で劇場で観たのは29本。
今年も少なからず同じ状態は続くと思いますが、気ままに更新していこうかなと思ってます。
もうすぐアカデミー賞ですね。
今年は「ラ・ラ・ランド」に勢いがあって、凄く楽しみです♪
*ボーさん、たいむさん、まだむさん、コメントお返しできなくてごめんなさいでしたm(_ _)m
WOWOWで観た。
2017, 02. 03 (Fri) 19:07

テロリストの汚名を着せられた外交官女性が、政府や殺し屋から追われながらも、大規模なテロ計画を阻止するため奔走するアクション。
ミラ・ジョヴォヴィッチ ピアース・ブロスナン
ご都合主義にも程がある。
★2
「Re:LIFE~リライフ~ 」2015年公開

仕事に息詰まったハリウッドの有名脚本家が、田舎の大学で講師をすることになり、人生を見直していく姿をユーモラスに綴るコメディ・ドラマ。
ヒュー・グランド マリサ・トメイ J・K・シモンズ アリソン・ジャネイ
ラブコメ王子の都落ち(笑)
高飛車な過去の成功者が大切なことに気づいていくありきたりなストーリーながら、キャスティングで成功してますね。
歳を取れば取るだけ良かった頃にすがりつきたいのが人間ですが、今を受け入れることで、周りの景色(人生)が違って見える、また良いことあるさと思える作品。
映画好きには小ネタも嬉しい。
「ライアン??!ゴズリング?レイノルズ?」彼女の反応にいちいち同意!(^^)!
★4
「パリ3区の遺産相続人」2015年公開

パリの高級アパルトマンを相続したアメリカ人男性が、フランスの不動産売買制度で老婦人と同居するハメになったことから、思いも寄らぬ人生の哀歓に直面していくさまを描く。
ケヴィン・クライン マギー・スミス クリスティン・スコット・トーマス
所変われば制度も違う。
人生が変わるのはお金だけじゃないね。
★3.7
「グローリー明日への行進」2015年公開

アメリカ公民権運動の節目となった“セルマの大行進”を題材に、マーティン・ルーサー・キング・Jr.の苦悩や闘争の軌跡と功績を描く。
コモンとジョン・レジェンドが歌う主題歌「Glory」がアカデミー賞歌曲賞を受賞。
デヴィッド・オイェロウォ トム・ウィルキンソン ティム・ロス オプラ・ウィンフリー キューバ・グッディング・Jr
知っておかなければならない歴史。
★3.8
「白い沈黙」2015年公開

8年前に失踪した娘の行方を捜し続ける父親の苦悩を綴る。
ライアン・レイノルズ スコット・スピードマン ロザリオ・ドーソン ブルース・グリーンウッド
まずですね、わずか数分の間に、車の後部座席で寝ている9歳ぐらいの少女を誘拐したとしても、周りは雪ですよ、タイヤ痕なり靴跡なり残るでしょうに。
で、犯人の正体がすぐ分かりますし、成長した少女が何をしていたのかというと、これがどんな関連性があったのか意味不明です。
警察も超がつくほど無能で慎重さに欠けてます。
とにかく父親を犯人にしたい。
色々突っ込みだらけのダメダメ映画でした。
★1
「ドローン・オブ・ウォー」2015年公開

無人戦闘機ドローンの操縦士としてアメリカに居ながらにして中東での戦闘作戦に参加する米軍兵士の葛藤と現代の戦争の実態を描き出す。
イーサン・ホーク ジャニュアリー・ジョーンズ ブルース・グリーンウッド ゾーイ・クラヴィッツ
どんな形であれ、戦争の現実かと思うとゾッとする。
★3.8
「草原の実験」2015年公開

父親と大草原に暮らす少女を主人公に、のどかな日々と不穏な気配を映像のみで描く異色のファンタジー・ドラマ。
第27回東京国際映画祭で最優秀芸術貢献賞とWOWOW賞の2冠に輝いたロシア映画。
牧歌的な環境ながら、朝に夜に、光に影に、映像の色使いが繊細で美しい。
言葉なくとも伝わる映画だった。
★4
「オートマタ」2016年公開

人類が衰退した近未来の地球、高度に発達した人工知能と人間が引き起こす事件の顛末を描くSFサスペンス。
アントニオ・バンデラス メラニー・グリフィス ロバート・フォスター
人間とロボットの王道の戦い。
途中からダラダラとしてきてよく分からなくなってきたけど、やはり人間より人間らしいAIだった。
★3.3
WOWOWで観た。
2017, 02. 02 (Thu) 13:31

銃乱射事件で息子を亡くし悲しみに暮れる男が、ひょんなことから親子ほども年の離れた青年とバンドを組み、息子の遺した未発表曲を歌う中で、少しずつ再生していく姿を描く音楽ヒューマン・ドラマ。
ウィリアム・H・メイシーの監督デビュー作。
ビリー・クラダップ アントン・イェルチン フェリシティ・ハフマン セレーナ・ゴメス ローレンス・フィッシュバーン フェリシティ・ハフマン ウィリアム・H・メイシー
前半と後半でガラリと見方が変わります。
何となく薄々、まさかね、、、、と頭の片隅に過ってはいたのですが、この展開に気持ちの持っていきようが整理出来ず、心がピリっとなりました。
どちら側にもなり得るということを痛感しますし、父親を取り巻く人達を通して、自分はどうするのだろうと、、、。
「少年は残酷な弓を射る」でも感じましたが、許される人生があってはならないのか?
音楽の力もあって深く考えさせられました。
録画を観たのは9月頃。
アントン・イェルチンの歌声が心に響く。
本当に残念で残念で仕方がない。
★4.7
「ヴィンセントが教えてくれたこと」2015年公開

隣に越してきたいじめられっ子の少年と奇妙な友情を築いていく不良老人のハートウォーミング・コメディ。
ビル・マーレイ ジェイデン・リーベラー メリッサ・マッカーシー ナオミ・ワッツ
ほっこりとした優しさに包まれる映画だった。
偏屈頑固じじいが善の部分を見せていく様子は「恋はデジャヴ」のビル・マーレイを思い出したりして、言う事いちいちブラックながら的を得てて笑えた。
いつも下品なメリッサ・マッカーシーが至って真面目、ナオミ・ワッツがロシア人売春婦でケバイ女ってキャラが面白くて存在感あった。
★4.5
「サンドラの週末」2015年公開

会社から解雇を宣告され、それを免れるために同僚たちの協力を仰ぐべく、説得して回るヒロインの運命を描くヒューマン・ドラマ。
マリオン・コティヤール
ベルギーって、従業員の解雇を自分のボーナスと天秤に他の社員の投票で決めたりすんの??
それぞれ大変な事情はあるのでしょうが、終始サンドラにイらっとした。
こんな映画でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされるんだ。(甘いな)
★1
「リトルプリンス 星の王子さまと私」2015年公開

母親の押しつけで勉強漬けにされていた孤独な9歳の女の子が、隣に住むかつて飛行士だったおじいさんが語る小さな王子さまの物語にすっかり夢中になり・・・。
サン=テグジュペリの「星の王子さま」のその後を映画化したアニメ。
ジェフ・ブリッジス マッケンジー・フォイ レイチェル・マクアダムス ジェームズ・フランコ ベニチオ・デル・トロ マリオン・コティヤール ポール・ジアマッティ リッキー・ジャーヴェイス ポール・ラッド
「星の王子さま」をストップモーションで、女の子の冒険はアニメーションで、心に残る言葉がたくさん。
★4
「パパが遺した物語」2015年公開

悲しい過去の経験から他人を愛せなくなった女性が、自分を綴った父の遺作を敬愛する作家志望の男性との出会いをきっかけに、自身の過去と向き合おうとするドラマ。
ラッセル・クロウ アマンダ・セイフライド ダイアン・クルーガー ブルース・グリーンウッド クヮヴェンジャネ・ウォレス オクタヴィア・スペンサー
アマンダ・セイフライドが悪いわけではないんだけど、純粋で無垢、可愛い子役だったから、トラウマ抱えたにしても尻軽になってしまったのがどうしても解せない。
ダイアン・クルーガーとブルース・グリーンウッドが身勝手過ぎるし、クヮヴェンジャネ・ウォレスやオクタヴィア・スペンサーの器用が勿体ないくらいお話しが散漫。
★2
「ヴェルサイユの宮廷庭師」2015年公開

ベルサイユ宮殿の庭師となった女性の愛と勇気の物語を描く歴史ロマンス。
アラン・リックマンが監督を務めた。
ケイト・ウィンスレット マティアス・スーナールツ アラン・リックマン スタンリー・トゥッチ
舞台はフランス、俳優はイギリス人で英語。
そんな事言い始めたらきりがないか(苦笑)
悲しい過去を持つ自立した女性です。
ケイトに合ってます。
お話も興味深く、時代背景も楽しめました。
アラン・リックマンはお元気そうに見えたのに残念です。
★3.7
「スロウ・ウエスト」日本未公開(’16年7月~8月カリテ・ファンタスティック!シネマコレクションで上映)

19世紀、恋人を追いかけアメリカ西部へやってきたスコットランドの青年と、雇われた用心棒の旅を描く。
マイケル・ファスベンダー コディ・スミット=マクフィー ベン・メンデルソン
前半、冷や冷やする場面が何度かあるけど、ダラダラとして詰まらない。
もう早送りで観ようかと思った途端、急展開で面白くなった。
ラストのオチも(苦笑)
★3
「ザ・ウォーク」2016年公開

ニューヨークのワールドトレードセンターで綱渡りをしたい欲望に取り憑かれた曲芸師フィリップ・プティの偉大な挑戦を描く。
ジョセフ・ゴードン=レヴィット ベン・キングズレー
ニュース等で見た記憶はある。
凄い人がいるもんだ。
高所恐怖症には耐えれない映画だった。
スルーして正解(;^ω^)
★2
WOWOWで観た。
2017, 02. 01 (Wed) 23:45

ブリットポップが世界を席巻した1990年代イギリスの音楽シーンを背景に、業界で成り上がるために道を踏み外していく男の狂気を描いたサスペンススリラー。
ニコラス・ホルト ジェームズ・コーデン
この邦題はミスリード!!
音楽業界のシビアな舞台裏のお話しで、クレイジーでグロい。
同じイギリス映画「トレイン・スポッティング」みたいな陶酔感と似てるような、、、。
決して内容が悪いわけではないのに、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の音楽担当とニコラス・ホルトが主演ってだけで、こんなアクション連想させるようなタイトル付けて騙しでしょう!
★2.5
「フレンチアルプスで起きたこと」2015年公開

フランスのスキーリゾートに休暇で訪れたスウェーデン人一家が、ある出来事をきっかけに一変する家族の危機を描く人間ドラマ。
第67回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞。
これはスゴク面白かった。
楽しいはずの旅行中、ある「不可抗力」な出来事が起こり、不信感が募った妻は、じわじわと夫を責め、なかったことにしたい夫はどんどんと追い詰められていく(爆)
雪に覆われた真っ白な美しいスキー場の景色の中、このファミリーの空気感が何とも言えず、なんでしょ、男と女の思考回路の違いですか(笑)とても真面目な映画なのに可笑しいやら怖いやら。
女性なら妻目線で、男性は家族想いの父親を理想とされているでしょうから、他人事ではないかもしれませんね。
今は年齢的にも無理ですが、わたしは若い頃からスキーが大好きで、家族揃っても夫婦だけでもシーズンになると毎週スキーに出かけていたので、せっかくこんなに素敵な所に来ているのに、責めるのは帰ってからにして存分に楽しんじゃいますけどね(笑)
それに段々とこの奥さんが執拗に思え、極め付けのラスト、奥さんも旦那さんと同類なんではないか、何事も過剰反応し過ぎて、人も自分も追い込んでるだけではないのか、なんて思いました。
★4.5
「天使が消えた街」2015年公開

イタリアで実際に起きたイギリス人留学生殺人事件を題材に描いた社会派ドラマ。
ダニエル・ブリュール ケイト・ベッキンセール カーラ・デルビーニュ
ミステリーやサスペンス色はあるものの、未解決なので犯人にはたどり着かず、この事件取材に関わった人のドラマでした。
「デビルズ・ノット」もそうでしたが、未解決事件の映画は、結局何が言いたかったのか釈然としません。
★3
「かけがえのない人」2015年公開

ある事情から離ればなれになった男女の再会と恋の行方を描くラブストーリー。
ミシェル・モナハン ジェームズ・マースデン
人の数だけ愛がある。
そんな一つを淡々と観た。
ジェームズ・マースデン演じる男の親兄弟が最悪で、そちら側でのドラマ映画が観たいかも( ;∀;)
ニコラス・スパークスの映画化は、「きみに読む物語」以上のものは出てこない。
★3
「ナイト・ビフォア 俺たちのメリーハングオーバー」2016年公開

強い絆で結ばれた幼なじみの悪友トリオが、最高の思い出をつくろうと、ニューヨークで一番のクリスマス・パーティに繰り出すが…。
ジョセフ・ゴードン=レヴィット セス・ローゲン アンソニー・マッキー
小ネタは満載ですね。
役者狙い、それだけ。
★2.7
「チャイルド44森に消えた子供たち」2015年公開

スターリン独裁政権下のソ連を舞台に、国家が揉み消した連続猟奇殺人事件を巡り、エリート捜査官が恐るべき不条理に立ち向かうさまをスリリングに描く。
トム・ハーディ ゲイリー・オールドマン ノオミ・ラパス ジェイソン・クラーク ヴァンサン・カッセル
面白かったけど、何か物足りない。
★3.5
「アクトレス 女たちの舞台」2015年公開

流れゆく時間の中で、いつしかキャリアの岐路に立たされた大女優の葛藤と矜持を繊細な筆致で綴る。
ジュリエット・ビノシュ クリステン・スチュワート クロエ・グレース・モレッツ
良かった!
物語は単純ながら、キャスティングがピッタリで、あまり好きではないけどビノシュはやっぱり上手い。
全てにおいて‟若さ”全開のクロエ、クリステン・スチュワートは地味ながら凄く良い芝居をしていて、世代の違う3女優の演技が光っていた。
ロケーションと演出も見事だった。
★4.5
「Dearダニー 君へのうた」2015年公開

すでに絶頂期を過ぎたベテランミュージシャンが、ジョン・レノンからの手紙を受け取ったことで人生を見つめ直すヒューマン・ドラマ。
アル・パチーノ アネット・ベニング ジェニファー・ガーナー ボビー・カナヴェイル クリストファー・プラマー
ほのぼのして安定ある暖かい作品だった。
★3.7
「ボーイソプラノただひとつの歌声」2015年公開

問題児だった少年が、ひとつの出会いをきっかけに、“ボーイ・ソプラノ”としての才能を開花させ、自らの運命を切り開いていく姿を描く。
ダスティン・ホフマン キャシー・ベイツ デブラ・ウィンガー
良くも悪くもキレイにまとめた王道作品。
恵まれない環境、類いまれな才能、飴とムチな指導者、意地悪なクラスメイト、昔あった青春学園ドラマっぽい。
★3
「靴職人と魔法のミシン」2015年公開

退屈な毎日を送る靴職人が、ひょんなことから靴の持ち主に変身する不思議な力を得たことで刺激的な体験を重ね、自らの人生を見つめ直していく姿をユーモラスに綴る。
アダム・サンドラー ダスティン・ホフマン エレン・バーキン スティーヴ・ブシェミ
いつものアダム・サンドラーは封印。
ついでにブシェミさんもアクの強さを封印。
ちょっとハラハラするほっこりファンタジー。
★3
「素敵なウソの恋まじない」日本未公開

ロンドンのあるアパートで暮らす内気な老人が、下階に住む老婦に一目惚れ。
ペットのカメの成長が遅いことを心配している老婦にあるウソをつくが…。
ロアルド・ダールの児童向け小説のテレビ映画。
ダスティン・ホフマン ジュディ・デンチ ジェームズ・コーデン リチャード・コーデリー
ベテラン俳優二人がとってもチャーミング。
いくつになっても人生を楽しむ前向きな生き方が素敵。
優しく癒される映画だった。
★4.5
「トレヴィの泉で二度目の恋を」2015年公開

妻を亡くし生きる気力が失せた偏屈老人と、アパートの隣室で暮らす自由奔放な老女の恋の行方を軽やかに描くハートウォーミング・コメディ。
アルゼンチン・スペイン合作映画「Elsa y Fred」のリメイク。
シャーリー・マクレーン クリストファー・プラマー マーシャ・ゲイ・ハーデン
こちらも老いらくの恋(´▽`)
フェデリコ・フェリーニの「甘い生活」を大御所の二人がコラボするって、とっても粋な作品でした。
↑のダスティン・ホフマンとジュディ・デンチもそうでしたが、シャーリー・マクレーンとクリストファー・プラマーの素が滲み出てるようだった。
★4