第88回アカデミー賞 OSCAR GOES TO、、、
2016, 02. 29 (Mon) 18:45
前哨戦で、「レヴェナント 蘇えりし者」「マネー・ショート 華麗なる大逆転」「スポットライト 世紀のスクープ」3作品の争いとなり、混戦が予想された今年のアカデミー賞。
オスカーを制したのは、神父による性的虐待というスキャンダルを、記者生命をかけ挑んだ人々の姿を描いた「スポットライト 世紀のスクープ」でした

ビッグ・サプライズでしたが、脚本賞を獲ると作品賞に連結すると言われる通りの結果で、マーク・ラファロとレイチェル・マクアダムスが助演でノミネートされていましたが、この映画は俳優陣たちのアンサンブルが見事と言われているので、壇上での様子からも作品賞受賞は個人より嬉しいのではないかと感じました。
チームプレーの勝利って感じでしょう!
去年涙を飲んだマイケル・キートンも出演しています(´▽`)
2年連続でオスカー作品に関われるなんて、恵まれてる!
ある意味、凄い人だわっ(笑)
「スポットライト 世紀のスクープ」は、2016年4月15日公開です。
こちらもサプライズ!!
助演男優賞は「ブリッジ・オブ・スパイ」のマーク・ライランス。
このお爺さん、やたら存在感があって受賞は当然でしょうが、今回はどうかスタローンにと強く願っていたので、ノックアウトされてガッカリでしたぁー(/ω\)
助演女優賞「リリーのすべて」のアリシア・ビカンダー。
性転換した夫を愛し支え続けるという難しい役どころで、多くの批評家さんの下馬評通りでした。
直近は、「コードネーム U.N.C.L.E.」でチャーミングな女性でしたが、この作品、エディだけでなく楽しみが増えましたね~

「リリーのすべて」は2016年3月18日公開。
主演女優賞は「ルーム」のブリー・ラーソン。
この方、ほぼ新人のようですね。
アリシア・ビカンダーと同年齢で、今回は実力ある期待の若い女優さんが2人も誕生したようです。
そういや、若手と言えばジェニファー・ローレンスの独占(?)だったかも。
オスカーは逃したけど、ルーニー・マーラも演技力ありますから、若手女優さんにはこれからも楽しませてもらえそうです。
「ルーム」は2016年4月8日公開。
そしてそして、主演男優賞は「レヴェナント 蘇えりし者」のレオナルド・ディカプリオ

5度目にして悲願のオスカー受賞です

会場には、Wケイトもいて、過去の共演者もほっとしたことでしょう(;^ω^)
自分の事より、環境問題を呼びかけるスピーチが立派でした

はにかむ笑顔が可愛かったアーニーを思い出す。
おめでとうレオ。
監督賞は「レヴェナント 蘇えりし者」のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ。
2年連続の受賞は、ジョン・フォード、ジョーゼフ・L・マンキーウィッツに次いで3人目、しかも1950年から65年ぶりとなる快挙だそうう。
「あらゆる偏見を解放しましょう」とスピーチ。
撮影賞も3年連続でエマニュエル・ルベツキが受賞。
「レヴェナント 蘇えりし者」は2016年4月22日公開。
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」はやはり技術部門で強く、10部門ノミネート中、6部門でオスカーを獲得し、今回の最多受賞となりました。
個人的にはこんな革新的な映画を完成させたジョージ・ミラーに監督賞と思ってみたりしたけど、3部作になるようなので、またチャンスが巡ってくるかも。
編集賞を奥様が受賞されてるので、まあ、良しとして(´▽`)
スタローンも「チャンプ~」を3部作にしてまた狙って欲しい!
今年のアカデミー賞は、黒人差別で話題にもなりましたけど、司会のクリス・ロックは、ボイコットしたジャイダ(ウィル・スミス嫁)に、オレがリアーナのパンティ断るようなもんだ、誘われてないけどね(呼ばれもしないのにボイコットした)と辛辣な事を言ったり、抗議を逆手に取る演出やコメントがいっぱい。
黒人によるパロディ・フィルムが面白かった(笑)
あと、プレゼンターがほとんど黒人さんでしたねー!!
あっ、サシャはアカデミーに出入り許されたのね(爆)
作曲賞を受賞したエンニオ・モリコーネが涙ぐんでいたのが印象的でした。
これまでノミネートもされたことがないなんて、とっても意外!!
功労賞とは全然違うんでしょうね。
タラちゃんの熱意に応えて良かったですね(笑)おめでとうございます。
最後に、去年の淡いブルースーツも素敵でしたが、今年もおっしゃれぇ~~~なジャレット・レトでしたー

第88回アカデミー賞発表!
2016, 02. 29 (Mon) 09:54
*作品賞
「マネー・ショート 華麗なる大逆転」
「ブリッジ・オブ・スパイ」
「ブルックリン」
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
「オデッセイ」
「レヴェナント 蘇えりし者」
「ルーム」
「スポットライト 世紀のスクープ」
*監督賞
アダム・マッケイ「マネー・ショート 華麗なる大逆転」
ジョージ・ミラー「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ「レヴェナント 蘇えりし者」
レニー・アブラハムソン「ルーム」
トム・マッカーシー「スポットライト 世紀のスクープ」
*主演男優賞
ブライアン・クランストン「トランボ(原題)」
レオナルド・ディカプリオ「レヴェナント 蘇えりし者」
マイケル・ファスベンダー「スティーブ・ジョブズ」
エディ・レッドメイン「リリーのすべて」
マット・デイモン「オデッセイ」
*助演男優賞
マーク・ライランス「ブリッジ・オブ・スパイ」
シルベスター・スタローン「クリード チャンプを継ぐ男」
クリスチャン・ベール「マネー・ショート 華麗なる大逆転」
マーク・ラファロ「スポットライト 世紀のスクープ」
トム・ハーディ「レヴェナント 蘇えりし者」
*主演女優賞
ケイト・ブランシェット「キャロル」
ジェニファー・ローレンス「ジョイ(原題)」
シャーロット・ランプリング「さざなみ」
ブリー・ラーソン「ルーム」
シアーシャ・ローナン「ブルックリン」
*助演女優賞
ルーニー・マーラ「キャロル」
レイチェル・マクアダムス「スポットライト 世紀のスクープ」
ジェニファー・ジェイソン・リー「ヘイトフル・エイト」
アリシア・ビカンダー「リリーのすべて」
ケイト・ウィンスレット「スティーブ・ジョブズ」
*脚本賞
マット・シャルマン、イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン「ブリッジ・オブ・スパイ」
ピート・ドクター、メグ・レフォーブ、ジョシュ・クーリー「インサイド・ヘッド」
ジョシュ・シンガー、トム・マッカーシー「スポットライト 世紀のスクープ」
ジョナサン・ハーマン、アンドレア・バーロフ「ストレイト・アウタ・コンプトン」
アレックス・ガーランド「Ex Machina」
*脚色賞
チャールズ・ランドルフ、アダム・マッケイ「マネー・ショート 華麗なる大逆転」
フィリス・ナジー「キャロル」
ドリュー・ゴダード「オデッセイ」
エマ・ドナヒュー「ルーム」
ニック・ホーンビィ「ブルックリン」
*視覚効果賞
「Ex Machina」
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
「オデッセイ」
「レヴェナント 蘇えりし者」
「スター・ウォーズ フォースの覚醒」
*美術賞
「ブリッジ・オブ・スパイ」
「リリーのすべて」
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
「オデッセイ」
「レヴェナント:蘇えりし者」
*撮影賞
エド・ラックマン「キャロル」
ロバート・リチャードソン「ヘイトフル・エイト」
ジョン・シール「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
エマニュエル・ルベツキ「レヴェナント 蘇えりし者」
ロジャー・ディーキンス「ボーダーライン」
*衣装デザイン賞
「キャロル」
「シンデレラ」
「リリーのすべて」
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
「レヴェナント 蘇えりし者」
*長編ドキュメンタリー賞
「エイミー(原題)」
「カルテル・ランド(原題)」
「ルック・オブ・サイレンス」
「ニーナ・シモン 魂の歌」
「ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い」
*短編ドキュメンタリー映画賞
「Body Team 12」
「Chau, beyond the Lines」
「Claude Lanzmann: Spectres of the Shoah」
「A Girl in the River: The Price of Forgiveness」
「Last Day of Freedom」
*編集賞
「マネー・ショート 華麗なる大逆転」
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
「レヴェナント 蘇えりし者」
「スポットライト 世紀のスクープ」
「スター・ウォーズ フォースの覚醒」
*外国語映画賞
「El abrazo de la serpiente(Embrace of the Serpent)」(コロンビア)
「裸足の季節」(フランス)
「サウルの息子」(ハンガリー)
「ディーブ」(ヨルダン)
「ア・ウォー(英題)」(デンマーク)
*音響編集賞
「ボーダーライン」
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
「オデッセイ」
「レヴェナント 蘇えりし者」
「スター・ウォーズ フォースの覚醒」
*録音賞
「ブリッジ・オブ・スパイ」
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
「オデッセイ」
「レヴェナント 蘇えりし者」
「スター・ウォーズ フォースの覚醒」
*メイクアップ&ヘアスタイリング賞
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」
「100歳の華麗なる冒険」
「レヴェナント 蘇えりし者」
*作曲賞
トーマス・ニューマン「ブリッジ・オブ・スパイ」
カーター・バーウェル「キャロル」
エンニオ・モリコーネ「ヘイトフル・エイト」
ヨハン・ヨハンソン「ボーダーライン」
ジョン・ウィリアムズ「スター・ウォーズ フォースの覚醒」
*主題歌賞
“Earned It”「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」
“Manta Ray”「Racing Extinction」
“Simple Song #3”「ユース(原題)」
“Til It Happens To You”「ハンティング・グラウンド」
“Writing's On The Wall”「007 スペクター」
*長編アニメーション賞
「Anomalisa」(監督:デューク・ジョンソン、チャーリー・カウフマン)
「父を探して」(監督:アレ・アブレウ)
「インサイド・ヘッド」(監督:ピート・ドクター)
「映画 ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム」(監督:マーク・バートン、リチャード・スターザック)
「思い出のマーニー」(監督:米林宏昌)
*短編アニメーション賞
「Bear Story (Historia De Un Oso)」
「Prologue」
「Sanjay’s Super Team」
「We Can’t Live without Cosmos」
「World of Tomorrow」
*短編実写映画賞
「Ave Maria」
「Day One」
「Shok」
「Stutterer」
「Alles wird gut」
ヘイトフル・エイト
2016, 02. 27 (Sat) 21:41
南北戦争後のワイオミング。
雪が降りしきる中、賞金稼ぎマーキス(サミュエル・L・ジャクソン)は、同じ稼業であるジョン(カート・ラッセル)と彼が捕らえたデイジー(ジェニファー・ジェイソン・リー)を乗せた駅馬車に同乗する。
レッドロックを目指す一行は、途中で保安官を名乗るクリス(ウォルトン・ゴギンズ)を乗せ、猛吹雪を避けるため道中にあるミニーの紳士洋品店に立ち寄ることに。
メキシコ人の店番ボブ(デミアン・ビチル)や、絞首刑執行人オズワルド(ティム・ロス)などの存在にジョンが強い警戒心を抱く中、事件が起こる…。
小さなロッジに足止めをくらったワケあり男女8人を主人公に描くバイオレンス・ミステリー西部劇。
2016年 2/27公開 アメリカ映画
監督 クエンティン・タランティーノ
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マッドマックス 怒りのデス・ロード
2016, 02. 24 (Wed) 19:48
石油も水も尽きかけ荒廃した世界。
愛する家族を守れなかったトラウマを抱え、本能だけで生き長らえている元警官、マックス(トム・ハーディ)は、砂漠一帯を支配する独裁者イモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)の一団に捕らわれ、彼らの“輸血袋”として利用される。
そんな中、ジョーの右腕だった女戦士フュリオサ(シャーリーズ・セロン)が反旗を翻し、ジョーに囚われていた5人の妻を引き連れ逃亡を企てた。
裏切りに怒り狂うジョーは、大量の車両と武器を従え、容赦ない追跡を開始するが…。
メル・ギブソンの出世作「マッドマックス」シリーズの第4弾。
ジョージ・ミラー監督が30年ぶりにメガホンを取ったハイテンション・バトル・アクション大作。
荒廃した近未来を舞台に、殺戮暴走軍団と、マックスが助太刀する反逆の女戦士フュリオサの攻防をノンストップで描く。
2015年 6/20公開 オーストラリア映画
監督 ジョージ・ミラー
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SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁
2016, 02. 23 (Tue) 16:53
1895年、冬のロンドン。
ウェディングドレス姿で自殺したリコレッティ夫人が、数時間後、夫の前に現れ、殺害する事件が起こる。
レストレード警部(ルパート・グレイヴス)から、妻の幽霊が夫を殺したのではないかと事件の説明を受けたシャーロック・ホームズ(ベネディクト・カンバーバッチ)は、相棒ジョン・ワトソン(マーティン・フリーマン)と謎に迫る。
シャーロック・ホームズとジョン・ワトソンの名コンビが、21世紀のロンドンを舞台に活躍する英国BBC製作の大ヒットTVドラマ「SHERLOCK/シャーロック」の特別編。
今作では、本来のヴィクトリア時代のロンドンを舞台に、難事件に挑む2人の活躍を描く。
2016年 2/19公開 イギリス映画
監督 ダグラス・マッキノン
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キャロル
2016, 02. 22 (Mon) 23:59
1952年のニューヨーク。
デパートでアルバイトをするテレーズ(ルーニー・マーラ)は、娘のプレゼントを探すゴージャスな女性キャロル(ケイト・ブランシェット)を接客。
優雅で気品に満ちたキャロルに魅了されたテレーズは、彼女の忘れ物を送ったことからランチに誘われるが…。
「見知らぬ乗客」「太陽がいっぱい」などで知られる女流ミステリー作家パトリシア・ハイスミスが別名で発表した小説を映画化。
エレガントな大人の女性に心奪われた若いヒロインの切なくも美しい禁断の恋の行方を描く。
2016年 2/11公開 イギリス/アメリカ/フランス映画
監督 トッド・ヘインズ
第88回アカデミー賞で、主演、助演女優賞、脚色賞、撮影賞、衣装デザイン賞の5部門ノミネート。
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オデッセイ
2016, 02. 05 (Fri) 20:37
人類3度目となる火星の有人探査計画“アレス3”は、猛烈な砂嵐に見舞われミッションを中止するが、撤収作業中に吹き飛ばされ行方不明になった植物学者の宇宙飛行士マーク・ワトニー(マット・デイモン)の生存が絶望視され、船長のメリッサ・ルイス(ジェシカ・チャステイン)は他のクルーの命を優先し、ワトニーの捜索を断念、火星から脱出する。
NASAでもワトニーの死を全世界に発表する――。
ところが、奇跡的に命を取り留めたワトニーは、空気も水も通信手段もなく、わずかな食料しかない状況で、希望を失うことなく、目の前の問題を一つひとつクリアしていくが…。
ハードSF「火星の人」を映画化。
ミッション中に不運が重なり、たった一人で火星に取り残されてしまった主人公が、科学の知識と不撓不屈の根性、底抜けのユーモアを武器に、地球帰還を目指し繰り広げるサバイバルを描く。
2016年 2/5公開 アメリカ映画
監督 リドリー・スコット
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ブラック・スキャンダル
2016, 02. 04 (Thu) 23:30
1970年代、サウスボストン。
アイリッシュ・マフィアのボスとして同地一帯を牛耳るジェームズ・“ホワイティ”・バルジャー(ジョニー・デップ)は、イタリア系マフィアと激しい抗争を繰り広げていた。
一方、弟のビリー(ベネディクト・カンバーバッチ)は、州の有力政治家として活躍していた。
バルジャー兄弟の幼なじみであるFBI捜査官ジョン・コナリー(ジョエル・エドガートン)は、FBIと手を組んでイタリア系マフィアを駆逐しようとバルジャーに持ち掛け、密約を交わすことに成功するが…。
実在するギャング、ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーの実録犯罪ドラマ。
2016年 1/30公開 アメリカ映画
監督 スコット・クーパー
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