海外ドラマ(字幕版) WOWOWで
2013, 11. 07 (Thu) 23:18
*「人生短し・・・」

「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」や「ハリー・ポッター」シリーズで、フィリウス・フリットウィック役を演じた低身長症の俳優、ワーウィック・デイヴィス本人の人生をモキュメンタリー式に描く擬似ドラマ。
リッキー・ジャーヴェイスとスティーヴン・マーチャントのコンビ「The Office」「エキストラ:スターに近づけ!」に続く作品。
これは面白かった。
1話30分、毎回有名なゲストがご本人として登場、辛辣な芝居させてます(爆)
第1話リーアム・ニーソン、第2話ジョニー・デップ、第3話ヘレナ・ボナム=カーター、第4話スティーヴ・カレル、第6話キャット・ディーリー、第7話スティング。
もちろん、主役のワーウィックさんは毎回イジリ倒されて…(^_^;)
もうジョニーなんて、トイレだ笛だと、アンタ、もういい加減にしなさいぐらいのイジリよう(苦笑)
で、リッキー・ジャーヴェイスと再会して、GG賞での司会っぷりを散々酷評(というか、仕返し~爆)。
「アンジーなんてねーオメーが大嫌いなんだよー」みたいな。
ヘレナなんてあの調子で次から次とブラックの大嵐(爆)
リッキー・ジャーヴェイスとワーウィックの人脈の厚さなんでしょうね~。
これDVDあるのかなー。
暇つぶしにもってこいな感じです^^
*「宿敵 因縁のハットフィールド&マッコイ」

全米ケーブル局史上最高視聴率を獲得したケヴィン・コスナー主演のエミー賞受賞作。
南北戦争後、ウェストヴァージニア州とケンタッキー州のダグ川を挟んで暮らすハットフィールド家とマッコイ家の因縁の闘争を描く大作歴史ドラマ。
ケヴィン・コスナーはGG賞ミニドラマシリーズの主演男優賞を受賞。
ビル・パクストン、トム・ベレンジャー、ジェナ・マローン
3話約5時間。
実在した家族間に起こったお話で、アメリカでは“ハットフィールド&マッコイ”といえば“ライバルとの争い”“犬猿の仲”を指す言葉になったほどだそう。
ケヴィン・コスナーは渋くてカッコ良かったです。
どちらも男らしい男でした。
随分と評判が高いので、正月(←いつだよ)字幕放送を待って観ましたが、こういうお話は、やっぱりアメリカ人のお話なんだなーといったところが正直な感想。
同じ南軍兵士として助け合った2人でしたが、コスナーさんは敗北だと見切りをつけ、地元へと戻ります。
地元では、バクストンさんの弟が北軍に志願した裏切り者扱いの末、コスナーさんの伯父に殺されていました。
兵士の誓いを全うしたバクストンさんが身も心もボロボロで地元へ戻ると、途中放棄したコスナーさんは、家業の木材業でリッチに暮らしていました。
挙句、弟がコスナーさんの一族に殺されたと知り、バクストンさんは憎しみが爆発。
コスナーさんはバクストンさんの帰還を喜び、歩み寄ろうとしますが、バクストンさんはそれを拒否。
いつしか一族総出で憎みあい、殺しあうことになっていく。
まるで「ロミオ&ジュリエット」のような恋もあるんだけど、何かが起こると(つまらないことでも)因縁つけて、それこそ倍返し(苦笑)
やっぱり普通の人達が銃を持って立ち上がった歴史があるもんだから、何でも簡単にそれで決着つけちゃうって観念がそもそも問題なんだと思った。
これはアメリカ人の反省なのか、それとも否なのか、ドラマの意図はどこにあるのだろう。
この時代、家長である男の権力が強くて、女は家事と育児に追われてきたのに、それでも愛する我が子の犠牲を受け入れなければならない。
意地の張り合いだけで、両家の子供も妻も不憫だった。
*「私が愛したヘミングウェイ」

文豪ヘミングウェイと美人記者ゲルホーンの波乱に満ちた恋愛を描い大作ドラマ。
ニコール・キッドマン、クライヴ・オーウェン、ロドリゴ・サントロ、デヴィッド・ストラザーン
へミングウェイと戦争特派員で3人目の妻ゲルホーンの出会いから別れまでを描く。
内戦下のスペイン、空襲の最中のラブシーン(「ことの終わり」のような)は、クライヴのオケツとニコールのお乳が肉弾のようにぶつかり合う激しさ(苦笑)
ニコールの美しい身体のラインや激しい気質の女性は、いつもながら観ているだけでもそこそこで楽しめた。
「ミッドナイト・イン・パリ」では、スマートでクールなへミングウェイだったけど、見かけの男臭さに反して、ゲスっぽい役が嵌るクライヴのヘミングウェイは、エロくて自堕落な感じがするだけで、あまり魅力的ではなかった。
どちらかというとゲルホーンの物語で、ほぼメロドラマ。
約2時間1話完結。
*「ボードウォーク・エンパイア2 欲望の街」

禁酒法時代を舞台に、野心あふれる登場人物たちの人間模様を描いた第2シーズン。
アトランティック・シティを牛耳るナッキーの威光が陰り、権力闘争が激化していく。
これも面白い。
シーズン1から字幕版で観ています。
実在した人物も登場し、毎回、欲望の渦だらけです(笑)
スティーヴ・ブシェミ、ケリー・マクドナルド、マイケル・シャノン、マイケル・スタールバーグ、 スティーヴン・グレアムなど映画でお馴染の役者さんが多く、マイケル・ピットのような美形俳優さんと、個性的で魅力的な美人女優さんが多数出演。
マーティン・スコセッシの製作総指揮。
11月末、吹き替えの再放送があるようです。
約50分全12話。
*「パレーズエンド」

フォード・マドックス・フォードの名作を映像化。
1900年代のイギリス。
クリストファーは、一度だけ関係を持ったシルヴィアに妊娠を告げられ結婚するが、ほどなくして結婚生活に飽きたシルヴィアは男を作って外国へ逃げてしまう。
そんな時、純真な心の持ち主である女性参政権論者ヴァレンタインと出会い彼女に引かれていくが、シルヴィアがクリストファーのもとへ戻ってくる。
保守的なクリストファーは離婚もせず、結婚生活を再開させたものの、ほどなくして第一次世界大戦が勃発、クリストファーも戦地に赴くことに。
ヴァレンタインの存在に気づいたシルヴィアは夫の心を繋ぎとめようと必死になる。
激動の時代の中、それぞれが大きな運命のうねりに巻き込まれていく。
「恋におちたシェイクスピア」で第71回アカデミー賞脚本賞を受賞したトム・ストッパードが脚本を担当。
ベネディクト・カンバーバッチ、「それでも恋するバルセロナ」「アイアンマン」レベッカ・ホール、アデレイド・クレメンス、ルパート・エヴェレット、ミランダ・リチャードン、ルーファス・シーウェル、スティーヴン・グレアム、マカちゃんの嫁アンヌ=マリー・ダフ。
美術良し、風景良し、映像良し、役者良し!
吹き替えで少し観たけど、やっぱりダメー!!
字幕放送あると信じて待ちました~~WOWOWさん、ありがとう♪
ベネさまは生声でないと(笑)
ガチのラブものメロドラマなので、チョットかったるかったけど、古い秩序を守り、清廉潔白、真面目で融通が利かない人だから、周りから色々と煙たがられ、気の毒な目にあうクリストファーがとにかく可哀相で胸キュンの連続(苦笑)
堅物でも品格があって芯が強くピュアで憎めない紳士、ベネさまのまた違う一面が観れて良かったわー♪
そんな夫に嫌気をさしながらも、つかず離れずなズルイ女シルヴィア。
はじめは嫌っていた夫の懐の広さを認めていくけど、なかなか素直になれない高ビーな妻ですが、この女心がまた分かるんですよね。
ある意味、彼女も可哀相な人ですが、レベッカ・ホールって、こんなに美しい人だった?と思うほど、とても良かったです。
クリストファーは、シルヴィアと真逆な女性、聡明で活動家のヴァレンタインと想いを秘めたまま惹かれあっていきますが、新しい女性の時代を目指すヴァレンタインが、段々と成長していく過程で、クリストファーと価値観が違うような気がしてきて、結ばれない方が良いのでは?とか思い始めました。
またヴァレンタインが、時折、キルステンみたいに見えてきて、シルヴィアの愚かさ含め、こちらに振り向いてあげれば良いのにと…。
結果はハズレ(笑)
私はシルヴィア派だったようです(*^-^)
ラブドラマですが、男の成長物語でもありました。
3話約280分(本国放送より30分ほど短いそうな)
*「ザ・フォロイング」

ケヴィン・ベーコン主演のノンストップ・サイコサスペンス。
信奉者(フォロワー)たちを操るカリスマ殺人鬼と、元FBI捜査官の息詰まる死闘を描く。
元FBI捜査官ライアン・ハーディは、かつて逮捕した凶悪犯のジョー・キャロル(ジェームズ・ピュアフォイ)が刑務所を脱獄したことで現場に呼び戻される。
カリスマ性を兼ね備えたキャロルは、自らのファンを洗脳し、壮大な計画を実行しようとしていた。
ケヴィン・ベーコンはテレビドラマ初出演。
これも面白かった!!
エドガー・アラン・ポーを心酔する大学教授のキャロル、心身共にダメージを受けた元FBI捜査官のライアン、キャロルの妻だったクレアと一人息子ジョーイ、どこに潜むか分からないキャロルの信奉者(フォロワー)たち。
特に1話から3話ぐらいまで、「あんたもかいっ?!」と警察内部にフォロワーがいたり、自滅(?)や殺人キラーのカルト集団が不気味で驚きの展開ばかり。
メイン人物のそれぞれを回想で見せたり、ポーの作品と関連させたりと、興味深かった。
キャロルの脱獄から物語は始まるのですが、またすぐにキャロルは捕まるんですね(捕まる目的だった)。
で、キャロルは獄中にいるのに、事件は次々と起きていくわけで、ライアンたちは、キャロルのフォロワーたちをあぶり出し追いかけるという追走劇が実に面白い。
なので、中盤から後半にかけて、またも脱獄に成功したキャロルが、フォロワーたちとアジトに潜みながらの展開から、やや失速気味。
フォロワーたちの三角関係や仲間割れもあるのですが、キャロルのカリスマ性みたいなものが薄れていくのと、毎回、フォロワーたちをせっかくそこまで追い詰めているのに、FBIのマヌケさが目立つようになってしまったので、あのままキャロルが獄中に居ながら、フォロワーたちがシナリオ通りに動いていても良かったんじゃないかなー。
で、クリフハンガーなので、ラストもそうなるだろうと予想通りでしたが、いくらキャロルがそうなったからって、今日はゆっくり休みたいからって、あんた、2人でそこ戻ってきて、どこに潜んでいるか意外だらけなフォロワーなのに、「ほらみたことか?!」な最終話でした(苦笑)
シーズン2の放送は決定したそうです。
悪女のエマが中心だったりして?!
約50分全15話。
11/8から字幕の再放送があるようです。

「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」や「ハリー・ポッター」シリーズで、フィリウス・フリットウィック役を演じた低身長症の俳優、ワーウィック・デイヴィス本人の人生をモキュメンタリー式に描く擬似ドラマ。
リッキー・ジャーヴェイスとスティーヴン・マーチャントのコンビ「The Office」「エキストラ:スターに近づけ!」に続く作品。
これは面白かった。
1話30分、毎回有名なゲストがご本人として登場、辛辣な芝居させてます(爆)
第1話リーアム・ニーソン、第2話ジョニー・デップ、第3話ヘレナ・ボナム=カーター、第4話スティーヴ・カレル、第6話キャット・ディーリー、第7話スティング。
もちろん、主役のワーウィックさんは毎回イジリ倒されて…(^_^;)
もうジョニーなんて、トイレだ笛だと、アンタ、もういい加減にしなさいぐらいのイジリよう(苦笑)
で、リッキー・ジャーヴェイスと再会して、GG賞での司会っぷりを散々酷評(というか、仕返し~爆)。
「アンジーなんてねーオメーが大嫌いなんだよー」みたいな。
ヘレナなんてあの調子で次から次とブラックの大嵐(爆)
リッキー・ジャーヴェイスとワーウィックの人脈の厚さなんでしょうね~。
これDVDあるのかなー。
暇つぶしにもってこいな感じです^^
*「宿敵 因縁のハットフィールド&マッコイ」

全米ケーブル局史上最高視聴率を獲得したケヴィン・コスナー主演のエミー賞受賞作。
南北戦争後、ウェストヴァージニア州とケンタッキー州のダグ川を挟んで暮らすハットフィールド家とマッコイ家の因縁の闘争を描く大作歴史ドラマ。
ケヴィン・コスナーはGG賞ミニドラマシリーズの主演男優賞を受賞。
ビル・パクストン、トム・ベレンジャー、ジェナ・マローン
3話約5時間。
実在した家族間に起こったお話で、アメリカでは“ハットフィールド&マッコイ”といえば“ライバルとの争い”“犬猿の仲”を指す言葉になったほどだそう。
ケヴィン・コスナーは渋くてカッコ良かったです。
どちらも男らしい男でした。
随分と評判が高いので、正月(←いつだよ)字幕放送を待って観ましたが、こういうお話は、やっぱりアメリカ人のお話なんだなーといったところが正直な感想。
同じ南軍兵士として助け合った2人でしたが、コスナーさんは敗北だと見切りをつけ、地元へと戻ります。
地元では、バクストンさんの弟が北軍に志願した裏切り者扱いの末、コスナーさんの伯父に殺されていました。
兵士の誓いを全うしたバクストンさんが身も心もボロボロで地元へ戻ると、途中放棄したコスナーさんは、家業の木材業でリッチに暮らしていました。
挙句、弟がコスナーさんの一族に殺されたと知り、バクストンさんは憎しみが爆発。
コスナーさんはバクストンさんの帰還を喜び、歩み寄ろうとしますが、バクストンさんはそれを拒否。
いつしか一族総出で憎みあい、殺しあうことになっていく。
まるで「ロミオ&ジュリエット」のような恋もあるんだけど、何かが起こると(つまらないことでも)因縁つけて、それこそ倍返し(苦笑)
やっぱり普通の人達が銃を持って立ち上がった歴史があるもんだから、何でも簡単にそれで決着つけちゃうって観念がそもそも問題なんだと思った。
これはアメリカ人の反省なのか、それとも否なのか、ドラマの意図はどこにあるのだろう。
この時代、家長である男の権力が強くて、女は家事と育児に追われてきたのに、それでも愛する我が子の犠牲を受け入れなければならない。
意地の張り合いだけで、両家の子供も妻も不憫だった。
*「私が愛したヘミングウェイ」

文豪ヘミングウェイと美人記者ゲルホーンの波乱に満ちた恋愛を描い大作ドラマ。
ニコール・キッドマン、クライヴ・オーウェン、ロドリゴ・サントロ、デヴィッド・ストラザーン
へミングウェイと戦争特派員で3人目の妻ゲルホーンの出会いから別れまでを描く。
内戦下のスペイン、空襲の最中のラブシーン(「ことの終わり」のような)は、クライヴのオケツとニコールのお乳が肉弾のようにぶつかり合う激しさ(苦笑)
ニコールの美しい身体のラインや激しい気質の女性は、いつもながら観ているだけでもそこそこで楽しめた。
「ミッドナイト・イン・パリ」では、スマートでクールなへミングウェイだったけど、見かけの男臭さに反して、ゲスっぽい役が嵌るクライヴのヘミングウェイは、エロくて自堕落な感じがするだけで、あまり魅力的ではなかった。
どちらかというとゲルホーンの物語で、ほぼメロドラマ。
約2時間1話完結。
*「ボードウォーク・エンパイア2 欲望の街」

禁酒法時代を舞台に、野心あふれる登場人物たちの人間模様を描いた第2シーズン。
アトランティック・シティを牛耳るナッキーの威光が陰り、権力闘争が激化していく。
これも面白い。
シーズン1から字幕版で観ています。
実在した人物も登場し、毎回、欲望の渦だらけです(笑)
スティーヴ・ブシェミ、ケリー・マクドナルド、マイケル・シャノン、マイケル・スタールバーグ、 スティーヴン・グレアムなど映画でお馴染の役者さんが多く、マイケル・ピットのような美形俳優さんと、個性的で魅力的な美人女優さんが多数出演。
マーティン・スコセッシの製作総指揮。
11月末、吹き替えの再放送があるようです。
約50分全12話。
*「パレーズエンド」

フォード・マドックス・フォードの名作を映像化。
1900年代のイギリス。
クリストファーは、一度だけ関係を持ったシルヴィアに妊娠を告げられ結婚するが、ほどなくして結婚生活に飽きたシルヴィアは男を作って外国へ逃げてしまう。
そんな時、純真な心の持ち主である女性参政権論者ヴァレンタインと出会い彼女に引かれていくが、シルヴィアがクリストファーのもとへ戻ってくる。
保守的なクリストファーは離婚もせず、結婚生活を再開させたものの、ほどなくして第一次世界大戦が勃発、クリストファーも戦地に赴くことに。
ヴァレンタインの存在に気づいたシルヴィアは夫の心を繋ぎとめようと必死になる。
激動の時代の中、それぞれが大きな運命のうねりに巻き込まれていく。
「恋におちたシェイクスピア」で第71回アカデミー賞脚本賞を受賞したトム・ストッパードが脚本を担当。
ベネディクト・カンバーバッチ、「それでも恋するバルセロナ」「アイアンマン」レベッカ・ホール、アデレイド・クレメンス、ルパート・エヴェレット、ミランダ・リチャードン、ルーファス・シーウェル、スティーヴン・グレアム、マカちゃんの嫁アンヌ=マリー・ダフ。
美術良し、風景良し、映像良し、役者良し!
吹き替えで少し観たけど、やっぱりダメー!!
字幕放送あると信じて待ちました~~WOWOWさん、ありがとう♪
ベネさまは生声でないと(笑)
ガチのラブものメロドラマなので、チョットかったるかったけど、古い秩序を守り、清廉潔白、真面目で融通が利かない人だから、周りから色々と煙たがられ、気の毒な目にあうクリストファーがとにかく可哀相で胸キュンの連続(苦笑)
堅物でも品格があって芯が強くピュアで憎めない紳士、ベネさまのまた違う一面が観れて良かったわー♪
そんな夫に嫌気をさしながらも、つかず離れずなズルイ女シルヴィア。
はじめは嫌っていた夫の懐の広さを認めていくけど、なかなか素直になれない高ビーな妻ですが、この女心がまた分かるんですよね。
ある意味、彼女も可哀相な人ですが、レベッカ・ホールって、こんなに美しい人だった?と思うほど、とても良かったです。
クリストファーは、シルヴィアと真逆な女性、聡明で活動家のヴァレンタインと想いを秘めたまま惹かれあっていきますが、新しい女性の時代を目指すヴァレンタインが、段々と成長していく過程で、クリストファーと価値観が違うような気がしてきて、結ばれない方が良いのでは?とか思い始めました。
またヴァレンタインが、時折、キルステンみたいに見えてきて、シルヴィアの愚かさ含め、こちらに振り向いてあげれば良いのにと…。
結果はハズレ(笑)
私はシルヴィア派だったようです(*^-^)
ラブドラマですが、男の成長物語でもありました。
3話約280分(本国放送より30分ほど短いそうな)
*「ザ・フォロイング」

ケヴィン・ベーコン主演のノンストップ・サイコサスペンス。
信奉者(フォロワー)たちを操るカリスマ殺人鬼と、元FBI捜査官の息詰まる死闘を描く。
元FBI捜査官ライアン・ハーディは、かつて逮捕した凶悪犯のジョー・キャロル(ジェームズ・ピュアフォイ)が刑務所を脱獄したことで現場に呼び戻される。
カリスマ性を兼ね備えたキャロルは、自らのファンを洗脳し、壮大な計画を実行しようとしていた。
ケヴィン・ベーコンはテレビドラマ初出演。
これも面白かった!!
エドガー・アラン・ポーを心酔する大学教授のキャロル、心身共にダメージを受けた元FBI捜査官のライアン、キャロルの妻だったクレアと一人息子ジョーイ、どこに潜むか分からないキャロルの信奉者(フォロワー)たち。
特に1話から3話ぐらいまで、「あんたもかいっ?!」と警察内部にフォロワーがいたり、自滅(?)や殺人キラーのカルト集団が不気味で驚きの展開ばかり。
メイン人物のそれぞれを回想で見せたり、ポーの作品と関連させたりと、興味深かった。
キャロルの脱獄から物語は始まるのですが、またすぐにキャロルは捕まるんですね(捕まる目的だった)。
で、キャロルは獄中にいるのに、事件は次々と起きていくわけで、ライアンたちは、キャロルのフォロワーたちをあぶり出し追いかけるという追走劇が実に面白い。
なので、中盤から後半にかけて、またも脱獄に成功したキャロルが、フォロワーたちとアジトに潜みながらの展開から、やや失速気味。
フォロワーたちの三角関係や仲間割れもあるのですが、キャロルのカリスマ性みたいなものが薄れていくのと、毎回、フォロワーたちをせっかくそこまで追い詰めているのに、FBIのマヌケさが目立つようになってしまったので、あのままキャロルが獄中に居ながら、フォロワーたちがシナリオ通りに動いていても良かったんじゃないかなー。
で、クリフハンガーなので、ラストもそうなるだろうと予想通りでしたが、いくらキャロルがそうなったからって、今日はゆっくり休みたいからって、あんた、2人でそこ戻ってきて、どこに潜んでいるか意外だらけなフォロワーなのに、「ほらみたことか?!」な最終話でした(苦笑)
シーズン2の放送は決定したそうです。
悪女のエマが中心だったりして?!
約50分全15話。
11/8から字幕の再放送があるようです。