第85回アカデミー賞授賞式
2013, 02. 26 (Tue) 00:43

大混乱が予想される今回、GG賞からグイグイと前哨戦を制覇してきた「アルゴ」が、見事、作品賞を受賞しました!!
ノミネート7部門中、編集賞、脚色賞、作品賞と3部門での受賞です。
「アルゴ」応援団のみなさまっ!!(笑)ベン・アフレックの快挙を祝いましょう~~!


「グッド・ウィル・ハンティング~」からの栄光と挫折を語るベンのスピーチは心打たれるものでした!!
主演女優賞でも86歳になるエマニュエル・リヴァの追い上げがあり、ジェシカ・チャステインとの三つ巴になったようですが、若手のジェニファー・ローレンスが、2度目のノミネートで初受賞となりました

きっと誰が取ってもおかしくなかっただろうけど、壇上に上がる時に躓いてしまって、かなりの驚きで緊張していたのでしょうか。
プレスインタビューで、早熟では?の問いもあったけれど、個人的には、「ウインターズ・ボーン」の合わせ技(?)があってもいいかも~と思ったので、この受賞(今の時点では)納得!
今後も期待しています

ディオールの長いドレスが仇になったのか?(笑)
躓いた女性の危機に、すかさず現れたのは、ナイスガイのヒュー・ジャックマン(右下の黒い影)!! (爆)
サプライズは監督賞

「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」のアン・リー監督が2度目の受賞です

てっきり、スピルバーグのためのベン切りだと思っていたので(辛)まさかのアン・リーに驚きはあるものの、この作品を観れば、彼の受賞は納得です!
まずは「映画の神様」へ感謝するアン・リー

予想通り、技術系での受賞が多く、11部門中、最多4部門でのオスカーとなりました。
12部門で最多ノミネートだった「リンカーン」ですが、主演男優賞と美術賞の2部門と地味な結果になりました。
でもこちらの作品も楽しみです。
さて、今回のホスト、セス・マクファーレン、最初は“おっぱい”連発の歌(ケイト・ウィンスレットがアレヤコレヤとめちゃ多くて爆笑!!)でしたが、辛口はやや封印だったのかな。
スタートレックのカーク船長(ジェームズ・T・カーク)に、明日の新聞の見出しは、「セスのアカデミー司会は最悪」と書かれると釘を刺され、シャーリーズ・セロンやジョゼフ・ゴードン=レヴィットたちと歌い踊り、映画を奏でる歌でイメージ・アップ(笑)
このオープニングから、今回のアカデミーには常に懐かしい映画音楽があり、パフォーマンスがとっても楽しいものでした。
チャニング・テイタムとセロンのダンスが ステキ~~~

ハリーが歌って踊る(笑)
ジョー君、かわいい~~「~サマー」が蘇る

全員がオスカー受賞者で、誰が取ってもおかしくない助演男優賞のカテゴリー。
久しぶりのノミネートであるデニーロのスピーチも聞きたかったけど、「ジャンゴ 繋がれざる者」クリストフ・ヴァルツが2度目の受賞

彼は、タランティーノと相性が良いのかな!
「007シリーズ」50周年のトリビュート。
「007/ダイ・アナザー・デイ」のボンドガール、ハル・ベリーが名場面ビデオを紹介し、シャーリー・バッシーが「ゴールドフィンガー」を熱唱。(徐々に声が出てきて良かった~♪)
「007 スカイフォール」は、音響編集賞、歌曲賞の2部門でオスカーを受賞。
このシリーズでの受賞は、47年ぶりとなるそう。
歌声を披露したアデルは、グラミー賞総なめでも、オスカーは格別のようでしたね~ちょっとブランクがあったからか、いつもより声にハリがなかったけど、飾り気のない彼女の涙は印象的です。
そしてなんと言っても、今回、圧巻のパフォーマンスだったのは、「シカゴ」「ドリームガールズ」「レ・ミゼラブル」のミュージカル映画



「シカゴ」から10年、キャサリン・ゼタ=ジョーンズが“ALL THAT JAZZ”を披露

口パクっぽいです、、、いや、口パクでしょう(笑)
でも、この日の為のキャサゼタさんの努力は、映画ファンを裏切らない素晴らしいパフォーマンスでした

「ドリーム・ガールズ」のジェニファー・ハドソン。
すっかりスリムになった彼女ですが、その素晴らしい歌声は変わりなく…

私はこの映画を観た時に、初めて鳥肌なるものを感じたのが、彼女の「And I Am Telling You I'm Not Going」です。
それが蘇えりました

色々と大変なことがあったけれど、もっともっとスクリーンで活躍して欲しい女優さんです。
「レ・ミゼラブル」
まさか、ここで、こんな感動に浸れるとは思わなかった

ヒュー、アン、アマンダ&エディと、ほんの数分なのに、オール・キャストの生歌が続き、スクリーンと変わらない興奮と感動を味わいました


ラッセル・クロウがここに出てまで歌う人?(笑)
あちらでは、彼の評価が低かったみたいけど、「マンマ・ミーア」のピアーズ・ブロスナンよりは上手だったでしょ(笑)
生でここに集まっただけでもスゴい事ですよね!!
この凝縮されたパフォーマンスは、素晴らしかったです

で、この余韻のまま、助演女優賞は、アン・ハサウェイですよっ



老若男女問わず、彼女の受賞を待っていた映画ファンは多いと思います

今回の「レミゼ」では、文句なしだったでしょ!!
WOWOWのアカデミー事前特番で、水道橋博士の言葉を借りれば、「一流女優の地位でありながら、さらにバージョンアップしょうとしたキャリアの現場を体感したような感動」(←上手くいえないけど、そんなようなこと)
同感です!
プレスのインタビューでは、「夢だった…」と言葉をつまらせたアン。
「少し余韻に浸ったら、また明日から努力していくだけ」という言葉も印象的でした。
おめでとうございます


プレゼンターは、昨年のオスカー受賞者、クリストファー・プラマー。
「サウンド・オブ・ミュージック」での音楽会場のワンシーンを引用され、舞台に登場

「アベンジャーズ」「シカゴ」のメンバーもプレゼンターとして登場

脚本賞はクエンティン・タランティーノが「パルプ・フィクション」に続き2度目の受賞。
「ジャンゴ 繋がれざる者」は、タランティーノ作品で最高の興行成績になったそう。
マーク・ウォールバーグはテッドと登場。
テレビ画面では、タキシード姿のテッドが椅子の上におりました

相変わらずの下ネタと差別ネタで、9歳の少女がいるのに、大丈夫か?!(笑)
音響編集賞は 「007 スカイフォール」と「ゼロ・ダーク・サーティ」のW受賞

第41回、キャサリン・ヘプバーンとバーバラ・ストライサンドの主演女優W受賞以来。
外国語映画賞は、オーストリア「愛、アムール」。
ミヒャエル・ハネケにオスカーが

この映画も楽しみです。
主演女優賞は、「世界にひとつのプレイブック」のジェニファー・ローレンス

すっかり痩せて、とても綺麗でした。
映画では、田舎の女の子が多い印象だったから、大変身(?笑)で見違えました

アンのプラダも話題だけど(笑)ドレスのチョイスだけでもオスカー獲りそうな予感がしますね~

主演男優賞は、「リンカーン」のダニエル・デイ=ルイス。
ここは鉄板でした

昨年のオスカー女優、メリル・ストリープがプレゼンター。
お二人供、3度のオスカーを受賞。
この人は、ホント、ユーモアのある人ですねぇ~。
「本当は、サッチャーを自分が、メリルがリンカーンを演じるのだったが、交換したんだ」と、会場も大爆笑

メソッド演技は有名ですが、それを支えてくれた奥様への感謝の言葉がステキでした。
おめでとうございます

作品賞は、「アルゴ」


監督賞にノミネートされず、作品賞を受賞したのは、「ドライビング・ミス・デイジー」以来、4度目だそう。
プレスでは、どうしてもそこをつかれるけれど、「こうして作品が認められ、素晴らしい仲間と仕事ができ、観客に喜んでもらえる映画が作れることが幸せ」と話していたベン。
これからも素晴らしい作品を観せて下さいね

おめでとうございます

*作品賞
「アルゴ」
*監督賞
アン・リー「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」
*主演男優賞
ダニエル・デイ=ルイス「リンカーン」
*主演女優賞
ジェニファー・ローレンス「世界にひとつのプレイブック」
*助演男優賞
クリストフ・ヴァルツ「ジャンゴ 繋がれざる者」
*助演女優賞
アン・ハサウェイ「レ・ミゼラブル」
いい感じにバラけましたね!
それだけ秀作が揃ったということなのでしょう。
「ゼロ・ダーク・サーティ」が9千万ドル越え、「リンカーン」「ジャンゴ 繋がれざる者」「レ・ミゼラブル」「アルゴ」「世界にひとつのプレイブック」「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」が1億ドルを越えたそうです。
ノミネート9作品の内、7作品が高い興行成績というのは、一般大衆に人気のある作品が選ばれたのですね。
低迷していたアカデミー賞の視聴率も昨年より増えたそうです。
これだけたくさんの方が観た映画の行方、どうなるのか気になるのは当然ですものね。
また日本でも、3月公開の「ジャンゴ 繋がれざる者」、4月公開の「リンカーン」以外、まだ劇場公開している作品ばかりというのも魅力^^
「アルゴ」は終った所もあるでしょうが、また再上映されるかもしれないし、DVDは来月発売予定です!
「アカデミー作品賞」の帯がつきますね(笑)
さて、お祭り終了(笑)
来年目指し、素晴らしい作品がたくさん登場することを楽しみに映画を観続けたいですね

第85回 アカデミー賞授賞式
2013, 02. 25 (Mon) 09:00

随時、更新していきます

*作品賞
「リンカーン」
「ゼロ・ダーク・サーティ」
「アルゴ」
「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」
「ジャンゴ 繋がれざる者」
「レ・ミゼラブル」
「世界にひとつのプレイブック」
「ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~」
「愛、アムール」
*監督賞
アン・リー「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」
スティーヴン・スピルバーグ「リンカーン」
デヴィッド・O・ラッセル「世界にひとつのプレイブック」
ベン・ザイトリン「ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~」
ミヒャエル・ハネケ「愛、アムール」
*主演男優賞
ダニエル・デイ=ルイス「リンカーン」
ホアキン・フェニックス「ザ・マスター」
デンゼル・ワシントン「フライト」
ブラッドリー・クーパー「世界にひとつのプレイブック」
ヒュー・ジャックマン「レ・ミゼラブル」
*主演女優賞
ジェシカ・チャステイン「ゼロ・ダーク・サーティ」
ナオミ・ワッツ「インポッシブル」
ジェニファー・ローレンス「世界にひとつのプレイブック」
エマニュエル・リヴァ「愛、アムール」
クヮヴェンジャネ・ウォレス「ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~」
*助演男優賞
アラン・アーキン「アルゴ」
フィリップ・シーモア・ホフマン「ザ・マスター」
トミー・リー・ジョーンズ「リンカーン」
クリストフ・ヴァルツ「ジャンゴ 繋がれざる者」
ロバート・デ・ニーロ「世界にひとつのプレイブック」
*助演女優賞
サリー・フィールド「リンカーン」
アン・ハサウェイ「レ・ミゼラブル」
ヘレン・ハント「ザ・セッションズ(原題) / The Sessions」
エイミー・アダムス「ザ・マスター」
ジャッキー・ウィーヴァー「世界にひとつのプレイブック」
*外国語映画賞
「愛、アムール」(オーストリア)
「コン・ティキ(英題) / Kon-Tiki」(ノルウェー)
「ノー(英題) / No」(チリ)
「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」(デンマーク)
「魔女と呼ばれた少女」(カナダ)
*脚本賞
ミヒャエル・ハネケ「愛、アムール」
クエンティン・タランティーノ「ジャンゴ 繋がれざる者」
ジョン・ゲイティンズ「フライト」
ウェス・アンダーソン、ロマン・コッポラ「ムーンライズ・キングダム」
マーク・ボール「ゼロ・ダーク・サーティ」
*脚色賞
クリス・テリオ「アルゴ」
ルーシー・アリバー、ベン・ザイトリン「ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~」
デヴィッド・マギー「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」
トニー・クシュナー「リンカーン」
デヴィッド・O・ラッセル「世界にひとつのプレイブック」
*ドキュメンタリー長編賞
「壊された5つのカメラ」
「ザ・ゲートキーパーズ(原題) / The Gatekeepers」
「ハウ・トゥ・サバイブ・ア・プレイグ(原題) / How to Survive a Plague」
「シュガーマン 奇跡に愛された男」
「ザ・インビジブル・ウォー(原題) / The Invisible War」
*ドキュメンタリー短編賞
「イノセンテ(原題) / Inocente」
「キングス・ポイント(原題) / Kings Point」
「マンデイズ・アット・ラシーナ(原題) / Mondays at Racine」
「オープン・ハート(原題) / Open Heart」
「レデンプション(原題) / Redemption」
*短編実写賞
「アサッド(原題) / Asad」
「ブズカシ・ボーイズ(原題) / Buzkashi Boys」
「リッチーとの1日 /カーフュー(原題) / Curfew」
「デス・オブ・シャドウ(英題) / Death of a Shadow」
「ヘンリー(原題) / Henry」
*長編アニメ賞
「メリダとおそろしの森」
「フランケンウィニー」
「パラノーマン ブライス・ホローの謎」
「ザ・パイレーツ! バンド・オブ・ミスフィッツ(原題) / The Pirates! Band of Misfits」
「シュガー・ラッシュ」
*短編アニメ賞
「アダム・アンド・ドッグ(原題) / Adam and Dog」
「フレッシュ・グアカモーレ(原題) / Fresh Guacamole」
「ヘッド・オーバー・ヒールズ(原題) / Head over Heels」
「マギー・シンプソン・イン・“ザ・ロンゲスト・デイケア”(原題) / Maggie Simpson in “The Longest Daycare”」
「紙ひこうき/ペーパーマン(原題) / Paperman」
*視覚効果賞
「ホビット 思いがけない冒険」
「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」
「アベンジャーズ」
「プロメテウス」
「スノーホワイト」
*撮影賞
シーマス・マッガーヴェイ「アンナ・カレーニナ」
ロバート・リチャードソン「ジャンゴ 繋がれざる者」
クラウディオ・ミランダ「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」
ヤヌス・カミンスキー「リンカーン」
ロジャー・ディーキンス「007 スカイフォール」
*歌曲賞
「ビフォア・マイ・タイム」(チェイシング・アイス(原題) / Chasing Ice)
「エブリバディー・ニーズ・ア・ベスト・フレンド」(テッド)
「パイズ・ララバイ」(ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日)
「スカイフォール」(007 スカイフォール)
「サドゥンリー」(レ・ミゼラブル)
*作曲賞
ダリオ・マリアネッリ「アンナ・カレーニナ」
アレクサンドル・デスプラ「アルゴ」
マイケル・ダナ「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」
ジョン・ウィリアムズ「リンカーン」
トーマス・ニューマン「007 スカイフォール」
*編集賞
「アルゴ」
「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」
「世界にひとつのプレイブック」
「ゼロ・ダーク・サーティ」
「リンカーン」
*音響編集賞
「アルゴ」
「ジャンゴ 繋がれざる者」
「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」
「007 スカイフォール」
「ゼロ・ダーク・サーティ」
*音響賞
「アルゴ」
「レ・ミゼラブル」
「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」
「リンカーン」
「007 スカイフォール」
*衣装デザイン賞
ジャクリーン・デュラン「アンナ・カレーニナ」
ジョアンナ・ジョンストン「リンカーン」
パコ・デルガド「レ・ミゼラブル」
石岡瑛子「白雪姫と鏡の女王」
コリーン・アトウッド「スノーホワイト」
*メイクアップ&ヘアスタイリング賞
「ヒッチコック」
「ホビット 思いがけない冒険」
「レ・ミゼラブル」
*美術賞
「アンナ・カレーニナ」
「ホビット 思いがけない冒険」
「レ・ミゼラブル」
「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」
「リンカーン」
世界にひとつのプレイブック
2013, 02. 23 (Sat) 19:08
妻の浮気が原因で、心のバランスを壊したパット(ブラッドリー・クーパー)は、ようやく精神病院から退院する。
心身の健康を取り戻せば、接近禁止令の出ている妻とやり直せると思い込み、実家で社会復帰を目指すが、躁鬱の症状から度々トラブルを起こすことも。
ある日、友人宅のディナーで、夫を事故で亡くして以来、傷を癒やせないティファニー(ジェニファー・ローレンス)と出会う。
エキセントリックなティファニーに振り回されるパットは、妻への手紙を渡す条件で、ダンスコンテストのパートナーにさせられてしまい…。
シリアスな状況の中にもユーモアを織り交ぜながら、人生の再起に懸ける男女を描くヒューマン・コメディー。
アカデミー賞作品賞、監督賞、主演、助演など、計8部門でノミネーション。
2013年 2/22公開 アメリカ映画
監督 デヴィッド・O・ラッセル
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WOWOWでアニメ
2013, 02. 18 (Mon) 23:31
ディズニーの長編アニメーション映画としては、2004年公開の「ホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え!」以来の2D作品。
グリム童話「かえるの王さま」を基に、1920年代のニューオーリンズのフレンチ・クオーターで、レストラン経営を夢見る黒人の少女と、魔法でカエルになってしまった王子の恋の行方を追うミュージカル・アニメ。
2010年公開
(声)アニカ・ノニ・ローズ オプラ・ウィンフリー ジョン・グッドマン テレンス・ハワード
*チャラ男でダメダメ王子を叱咤激励し、人生観を変えた王子と幸せをつかむ、ディズニー初のアフリカ系プリンセス。
ルイジアナ州の歴史を背景に、少女の前向きな力強さに好感。
ホタルのエピソードに涙、、、
★4
「塔の上のラプンツェル」
グリム童話の「ラプンツェル(髪長姫)」を映画化したディズニーの長編アニメ第50作。
18年間、塔の中で暮らしてきた少女の長い“魔法の髪”に秘められた謎と冒険の旅を描く。
2011年公開
*好奇心旺盛で元気イッパイのプリンセス。
夜空に浮かぶランタンのシーンがとても美しい♪
馬のマキシマスがツボ!!
★4
「ファンタスティック Mr.FOX」
ロアルド・ダールの児童文学をウェス・アンダーソン監督がストップモーション・アニメで映画化。
泥棒の父さんギツネ率いる動物たちと人間との攻防を通して、自分らしく生きることの大切さをユニークに描き出す。
2011年公開
(声)ジョージ・クルーニー メリル・ストリープ ビル・マーレイ マイケル・ガンボン ウィレム・デフォー オーウェン・ウィルソン
*キツネになってもクール&ダンディなジョージ・クルーニー(笑)
グラフィックのような映像、何となくカクカク動くアニメーション、シニカルでブラックなユーモアは楽しい。
親子、夫婦、中年の危機など、ストーリー的には子供向けではないけれど、中年の妻子持ちには共感点が多そう。
★3
「カーズ2」
ディズニー/ピクサー・アニメ「カーズ」の続編。
世界グランプリを舞台に、天才レーサーのマックィーンとおんぼろレッカー車のメーターのコンビが繰り広げる冒険と友情を描く。
2011年公開
(声) オーウェン・ウィルソン ラリー・ザ・ケーブルガイ マイケル・ケイン ジョン・タトゥーロ エミリー・モーティマー
*ラジエーター・スプリングスを飛び出し、日本、イタリア、フランス、イギリスと、ワールド・グランプリに出場するマックィーンに同行したメーターが事実上の主人公。
007ネタと相変わらず憎めないおとぼけキャラのメーターが楽しい。
マックィーンの活躍を期待するとハズレてしまうかも。
★3
前座的短編映画は“トイ・ストーリー”の「ハワイアン・バケーション」
ボニーのハワイ旅行に同行するつもりで幼稚園バックにもぐりこんだケンとバービー。
ところがバックはボニーの部屋に置いていかれ、ウッディたちと再会するが…
★4
「長ぐつをはいたネコ」
「シュレック」の長ぐつをはいたネコのスピンオフ。
生い立ちや流れ者として生きる理由など、軽快なテンポで映し出すアクション・アドベンチャー。
2011年公開
(声)アントニオ・バンデラス ザック・ガリフィアナキス サルマ・ハエック
「ジャックと豆の木」ベースのストーリーで分かりやすい。
★3.5
ゼロ・ダーク・サーティ
2013, 02. 16 (Sat) 23:44
2003年、CIAパキスタン支局に、情報分析官マヤ(ジェシカ・チャスティン)が派遣されてくる。
国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディン追跡チームには手詰まり感が漂っていたが、マヤは次第に個人的な感情にも突き動かされ、これまで以上にビンラディン追跡に執念を燃やしていく…。
2011年5月1日、アメリカのネイビーシールズがビンラディンの隠れ家を急襲し殺害した。
その裏にあった、ひとりのCIA女性分析官の8年に渡る功績をリアルに描く。
第85回アカデミー賞作品賞ノミネート、ジェシカ・チャステインは主演女優賞にノミネート。
2013年 2/15公開 アメリカ映画
監督 キャスリン・ビグロー
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ダイ・ハード/ラスト・デイ
2013, 02. 15 (Fri) 19:26
ニューヨーク市警のジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)は、疎遠だった息子ジャック(ジェイ・コートニー)がロシアでトラブルを起こしたと知り、モスクワへ到着した。
ジャックがある裁判の証人として出廷した裁判所が突然爆破され、大混乱の中でジャックと再会したマクレーンは、ロシア政財界の大物や軍隊が絡む巨大な陰謀に立ち向かうハメになる…。
“世界一ツイてない男”ジョン・マクレーンのアクション・シリーズ第5弾。
初の海外となるモスクワを舞台に、息子と巨大な陰謀に立ち向かう姿を描く。
2013年 2/14公開 アメリカ映画
監督 ジョン・ムーア
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ムーンライズ・キングダム
2013, 02. 14 (Thu) 01:08
1965年、アメリカ・ニューイングランド沖に浮かぶ小さな島。
家庭に恵まれず、自分の居場所がないと感じている12歳の少年サム(ジャレッド・ギルマン)は、ボーイスカウトのサマー・キャンプ中、置き手紙を残し姿を消した。
厳格な父と口うるさい母に辟易していた少女スージー(カラ・ヘイワード)と文通していたサムは、駆け落ちの計画を練り上げ、2人は秘密の場所“ムーンライズ・キングダム”を目指す。
一方、村ではシャープ警部(ブルース・ウィリス)やボーイスカウトのウォード隊長(エドワード・ノートン)、スージーの両親(ビル・マーレイ、フランシス・マクドーマンド)が家出した2人の捜索を始めるが…。
架空の島を舞台に、少年少女のひと夏の冒険と右往左往する大人たちをメルヘンチックに描いたコメディ・ドラマ。
2013年 2/8公開 アメリカ映画
監督 ウェス・アンダーソン
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マリーゴールド・ホテルで会いましょう
2013, 02. 03 (Sun) 00:10
“マリーゴールド・ホテルで、穏やかで心地良い日々を”という宣伝に惹かれ、インド長期滞在プランに申し込んだイギリス人シニア世代の男女7人。
夫を亡くしたイヴリン(ジュディ・デンチ)、突然判事を辞めたグレアム(トム・ウィルキンソン)、娘の事業が失敗し、退職金が水の泡になったダグラス(ビル・ナイ)とジーン(ペネロープ・ウィルトン)夫婦、股関節の手術を受けるミュリエル(マギー・スミス)、恋愛を謳歌したいノーマン(ロナルド・ピックアップ)、お金持ちのパートナーを探すマッジ(セリア・イムリー)達が、インドのジャイプールにやってきた。
若い支配人ソニー(デヴ・パテル)に迎えられた一行が目にしたマリーゴールド・ホテルは、宣伝とは大違い、未だ改装途途中のおんぼろホテルだった…。
インドで優雅なリゾート生活を満喫しようとイギリスからやって来た7人の熟年男女が、予定外のトラブル続きに右往左往しながらも、インドの空気に身を委ねることで人生の喜びを再発見していくさまを描くヒューマン・コメディ。
英国を代表する名優たちの豪華共演が見物。
2013年 12/1公開 イギリス/アメリカ/アラブ首長国連邦
監督 ジョン・マッデン
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アウトロー
2013, 02. 02 (Sat) 12:56
ピッツバーグ近郊の川沿いで無差別に6発の銃弾が撃ち込まれ、5名が命を落とす事件が発生。
元軍人で腕利きスナイパーだったジェームズ・バー(ジョセフ・シコラ)が容疑者として拘束されるが、“ジャック・リーチャーを呼べ”とメモを残した後、護送中に瀕死の重傷を負ってしまった。
かつて軍の内部で一目置かれていたジャック(トム・クルーズ)とバーの弁護士ヘレン(ロザムンド・パイク)は、事件の背後に危険な陰謀の臭いをかぎ取るのだったが…。
リー・チャイルド原作のハードボイルド小説「ジャック・リーチャー・シリーズ」を映画化したアクション大作。男の有罪に疑問を抱き、危険な調査に乗り出した主人公ジャック・リーチャーの運命を描く。
2013年 2/1公開 アメリカ映画
監督 クリストファー・マッカリー
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2月公開映画
2013, 02. 01 (Fri) 01:15
ハードボイルド小説を「ユージュアル・サスペクツ」のクリストファー・マッカリー監督・脚本で映画化したアクションサスペンス。
ドイツの鬼才監督ベルナー・ヘルツォークが悪役で出演。
トム・クルーズ
*「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」
「恋におちたシェイクスピア」のジョン・マッデン監督が、インドの高級リゾートホテルを舞台に、豪華キャストを迎えて描く群像コメディドラマ。
ジュディ・デンチ ビル・ナイ マギー・スミス トム・ウィルキンソン
*「ムーンライズ・キングダム」
12歳の少年と少女が駆け落ちしたことから始まる騒動をユーモアとカラフルな色彩で描いたドラマ。
ビル・マーレイ ジェイソン・シュワルツマン ブルース・ウィリス エドワード・ノートン フランシス・マクドーマンド ティルダ・スウィントン
*「ダイ・ハード/ラスト・デイ」
人気アクションシリーズ「ダイ・ハード」の第5作。
ニューヨーク市警の刑事ジョン・マクレーンは、警察沙汰のトラブルを起こした息子の身柄を引き取りにモスクワへ降り立つ。
ブルース・ウィリス
*「ゼロ・ダーク・サーティ」

今月はコレ!
2011年、オサマ・ビンラディン捕縛・暗殺作戦の裏側を、「ハート・ロッカー」のキャスリン・ビグロー監督が映画化。
CIAの女性分析官を中心に、作戦に携わった人々の苦悩や使命感、執念を描き出す。
第85回アカデミー賞4部門でノミネート。
ジェシカ・チャステイン
*「レッド・ライト」
「リミット」のロドリゴ・コルテス監督が、伝説の超能力者と超常現象を疑う科学者の攻防を描くサスペンス。
ロバート・デ・ニーロ キリアン・マーフィ シガニー・ウィーバー
*「世界にひとつのプレイブック」

お次はこちら!
「ザ・ファイター」のデビッド・O・ラッセルが、最愛の人を失い心に傷を負った男女の再生を、笑いと涙で描くヒューマンコメディ。
第85回アカデミー賞8部門でノミネートされ、なんと、作品、監督、主演(男女)、助演(男女)と、主要6部門でノミネート。
完成度が高いのか、、、
期待がツノル…♪
ブラッドリー・クーパー ジェニファー・ローレンス ロバート・デ・ニーロ ジャッキー・ウィーバー
*「アンタッチャブルズ」
パリの警察を舞台に、文化も教養も違う2人の刑事が繰り広げるアクション・コメディ。
「最強のふたり」のオマール・シー
*「人生、ブラボー!」
過去に行った精子提供の中から、142人の子供に身元開示の裁判を求められた男が織りなすハートウォーミング・ストーリー。
1月は楽しみにしていた「「LOOPER ルーパー」と「テッド」が思うほどでもなく普通だった代わりに、「もうひとりのシェイクスピア」「アルバート氏の人生」「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」が★4つ

年明け早々、好みの映画が揃い、嬉しい幕開けでラッキーでした

「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」の映像はIMAXで再見

これは3Dがお薦めです(*^-゚)vィェィ♪
今月から、しばらくアカデミー賞関連作品の公開が続きます。
「ゼロ・ダーク・サーティ」
「世界にひとつのプレイブック」
こちらの作品、2/25の発表前に観れますよ

「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」
こちらは、GG賞の作品賞と主演女優賞ノミネートです。