fc2ブログ

アルゴ 

2012, 10. 26 (Fri) 16:02

ARGO10.jpg

1979年11月。
イラン革命が激しさを増すテヘランで、過激派グループがアメリカ大使館を占拠し、52人もの人質を取るという事件が起きる。
秘かに脱出した6人の職員は、カナダ大使の私邸に逃げ込んだ。
救出作戦のエキスパートであるCIAエージェントのトニー・メンデス(ベン・アフレック)は、架空の映画企画をでっち上げ、6人をロケハンに訪れたカナダ人のスタッフに偽装させて出国するという作戦を立案する。
「猿の惑星」の特殊メイクでアカデミー賞に輝いたジョン・チェンバース(ジョン・グッドマン)と、映画プロデューサー、 レスター・シーゲル(アラン・アーキ)の協力を得たトニーは、SFファンタジー大作「アルゴ」の製作記者発表を盛大に行い、前代未聞の極秘救出作戦をスタートさせるのだったが…。


79年にイランで起きたアメリカ大使館人質事件で、実際にCIAが行った奇想天外な救出作戦を描くポリティカル・サスペンス。
ベン・アフレック監督作品3作目。
ジョージ・クルーニーが製作に名を連ねる。

2012年 10/26公開 アメリカ映画
監督 ベン・アフレック

続きを読む »

アイアン・スカイ 

2012, 10. 22 (Mon) 14:12

IRON SKY10

2018年。
再選を目指すアメリカ大統領の人気取り政策によって、月面へ送り込まれた黒人モデルのジェームズ・ワシントンは、ナチスの残党によって築かれた第四帝国の月面秘密基地を発見する。
地球侵略の機会を窺っていたナチス軍に捕らえられたジェームズは、地球へのガイド役を務めさせられることになり…。


世界各国の映画ファンやSFマニアから出資を募るや、約1億円ものカンパを集めてしまったことでも注目された、異色のSFアクション。
ナチスの残党が月の裏側で地球侵略の準備を進めていた奇想天外な設定で描くSF・コメディ。

2012年 9/28公開 フィンランド/ドイツ/オーストラリア映画
監督 ティモ・ヴオレンソラ

続きを読む »

エクスペンダブルズ2 

2012, 10. 20 (Sat) 23:38

THE EXPENDABLES 210

バーニー・ロス(シルヴェスター・スタローン)率いる少数精鋭の凄腕傭兵軍団“エクスペンダブルズ”は、東欧バルカン山脈に墜落した輸送機からデータボックスを回収する仕事を引き受けるが、ヴィラン(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)をリーダーとする武装グループの襲撃を受け、データボックスを奪われた上に、メンバーの一人を失ってしまう。
ヴィランがデータボックスを他国に売ろうとしていることを知ったエクスペンタブルズは、仲間の復讐を果たすためにも彼らに戦いを挑んでいく。


新旧のアクション・スターを大結集して贈るアクション・エンタテインメント・シリーズの第2弾。

2012年 10/20公開 アメリカ映画
監督 サイモン・ウェスト

続きを読む »

「ダーク・シャドウ」ブルーレイ&DVDが読者に当たるブログ・アプリ・キャンペーン 

2012, 10. 19 (Fri) 11:00

ジョニー・デップ主演映画、「ダーク・シャドウ」のブルーレイ&DVDが当たるキャンペーンです。

https://www.partnershub.com/show/4/dark-shadows/widget/dark-shadows-jp-ja/

特別映像やダウンロード素材をゲットできるアプリで遊んで頂いた後、当ブログのコメントに投稿された方の中から、1名さまに「ダーク・シャドウ」のブルーレイ&DVDが当たります。
その際、Eメールアドレスの入力をお願いします。
(管理者だけ送信、メール・フォームでもOKですよ)
締め切り 10月19日(金)午前9時

 


コンテンツはワーナー・ブラザース提供。

WOWOWで 

2012, 10. 17 (Wed) 15:35

「フェイク・クライム」 2011年
フェイク・クライム10
無実の罪で服役した男が、ひょんなことから本当に銀行強盗を働くさまを、小粋なロマンスとユーモアを絡めて描く異色のクライム・サスペンス・コメディ。
もっとスリリングでユーモアがあるのかと思ってたけど、舞台劇を背景にしたラブ・ストーリーがメインみたい。
久しぶりのキアヌ・リーヴスと何をやっても上手なヴェラ・ファーミガにおまけ^^。
★3

「ランナウェイズ」 2011年
THE RUNAWAYS10
男だけのロック界に彗星のごとく現われたガールズ・ロック・バンド“ザ・ランナウェイズ”の栄光と挫折を描く。
本国より日本で人気が高かった♪チチチチチチチ、チエリーボーム♪のランナウェイズ!
懐かしい!
シェリーの歌は、もっとダイナミックでエロかったから、安達祐実みたいに童顔なダコタ・ファニングには、こういう役柄はあまり嵌らないと思う。
マイケル・シャノンの気持ち悪い(笑)プロデューサーと、ジョーン・ジェットを演じたクリステン・スチュワートは良かった。
クリステン・スチュワート、はすわな役がいいかも(苦笑)
★2.8

「モンスター上司」 2011年
モンスター上司10
理不尽な上司たちに悩まされ、その排除計画を実行しようとする3人の男の運命を過激に描くブラック・コメディ。
ストーリーやネタふりが上手く展開され、ジェイソン・ベイトマン、チャーリー・デイ、ジェイソン・サダイキスのおバカさんトリオはともかく、肉食系セクハラ女のジェニファー・アニストン、バーコードハゲのコリン・ファレル、激情型で身勝手なパワハラ男のケヴィン・スペイシーらの怪演がキモ面白かった!
★3.2

「ハウスメイド」 2011年
ハウスメイド10
上流階級の家にメイドとして雇われた女が、家主と関係を持つ狂気と欲望のサスペンス・ドラマ。
キム・ギヨン監督の「下女」を基にした作品で、格差社会への批判が込められているそう。
中盤までは怪しげで官能的でもあったけど、荒くて雑で中途半端な内容。
ラストの展開には唖然(゚Д゚) ハア??
賢くない女が賢くない行動を取り、挙句に賢くない最期で終えた。
上流階級は強か(苦笑)
★2

「チェイシング/追跡」 日本未公開
TENDERNESS10.jpg
両親を殺害した少年が服役を経て少年院から出所するが、事件を担当したクリストフオロ刑事(ラッセル・クロウ)は、少年が未解決である少女2人の殺害事件の犯人ではないかと疑いを持つ。
登場人物、老いも若きもいろいろ事情を抱えているドラマ。
タイトルとラッセル・クロウから推測させられるようなスリリングなものはなく、人間ドラマ中心でした。
お話が中途半端で、若い男女に魅力なし(特に女、ストーカーでしょ?何したかったのか意味不明)
終始、ラッセルクロウが重苦しかった。
★2

「リトリート・アイランド」 日本未公開
RETREAT10.jpg
冷え切った夫婦仲を修復するため、大西洋に浮かぶ孤島へやって来たマーティン(キリアン・マーフィ)とケイト(タンディ・ニュートン)夫婦は、ある日、流れ着いた軍人のジャック(ジェイミー・ベル)に、島の外は致死性の高い伝染病が蔓延し、パニックに陥っていると教えられる…。
孤島を舞台にしたシチュエーション・スリラー&ミステリー。
良く考えれば(苦笑)ツッコミはあるけれど、緊張感が続き、3人だけで展開するお芝居に引き込まれた。
外界と遮断された環境で、どう真実を見るか…3人の関係性と心理ドラマが面白い。
キリアン・マーフィとジェイミー・ベルが観れる1度で2度美味しい作品!!(笑)
★3.8

「エレクトリック・ミスト 霧の捜査線」 日本未公開
IN THE ELECTRIC MIST
若い娼婦の殺害事件を追いかけていたルイジアナ州の刑事デイヴ・ロビショー(トミー・リー・ジョーンズ)は、ある日、映画撮影で訪れた湿地帯で黒人男性の白骨死体を見つけたと人気俳優のエルロッド(ピーター・サースガード)に教えられ…。
トミー・リーは、徹底して強気で渋い。
濃厚で重圧、雰囲気は悪くないし、事件性の要素もあるけど、南北戦争の将軍とか、アル中の役者とか、幼馴染(?)のワルとか、色んな人物が出てくる割には、単調な物語でさほど面白くなかった。
★2.5

「Something Borrowed/幸せのジンクス」 日本未公開
Something Borrowed10
密かに思いを寄せていた親友の婚約者と関係を持ってしまったヒロインの困惑を綴る。
花嫁が「何か借りたもの(Something Borrowed)」を身につけると幸せになれるという伝承をモチーフにしたラブロマンス。
内気なヒロイン、強引で勝気な親友、どっちつかずの優柔不断な男。
ずっと好きだった人が、実は、自分のことを愛していて、思いがけない両思いが発覚するが、時は既に遅く、親友との結婚を間近に控えていた…。
迷いながらも断ち切れないどうしようもない感情は分かりますねぇ~。
ちょっとイラッとはさせられるけど、まあ思っていたよりも面白い映画でした。
ジニファー・グッドウィンが可愛く見えたり、オバハン臭かったりと微妙(^_^;)
ケイト・ハドソンにこんな役させたらピカイチだけど、キライなんだなぁ~こんな女。
イケメン君、コリン・エッグレスフィールドって、どことなく若かりし頃のトムちんみたい。
ジョン・クラシンスキーが良い味でした。
★3

SAFE/セイフ 

2012, 10. 13 (Sat) 23:05

SAFE.jpg

ある事件でニューヨーク市警の刑事を辞め、マイナーな総合格闘技のファイターとなったルーク・ライト(ジェイソン・ステイサム)は、八百長試合でヘマをしたことから、ロシアン・マフィアに妻を殺されてしまう。
生きる気力を失い、地下鉄で飛び込み自殺を図ろうとした時、中国人少女がロシアン・マフィアに狙われているのを目撃し、少女を救い出すが…。


特殊な能力を持つ少女と出会った元警官の格闘家が、彼女を追うロシアン・マフィア、汚職警官グループ、チャイニーズ・マフィアを相手に壮絶な戦いを繰り広げるアクション・サスペンス。

2012年 10/13公開 アメリカ映画
監督 ボアズ・イェーキン

続きを読む »

推理作家ポー 最期の5日間 

2012, 10. 12 (Fri) 14:48

THE RAVEN10

1849年、ボルチモア。
ある殺人事件を担当することになった若手刑事エメット・フィールズ(ルーク・エヴァンス)は、事件が推理作家エドガー・アラン・ポー(ジョン・キューザック)の作品によく似ていることを察知する。
貧乏で酒におぼれる生活を送るポーは容疑者とみなされるが、捜査が進められる中、彼の著作をまねるように連続殺人が発生。
その後、自らのアリバイが証明されたポーは、事件解明のため捜査に加わるが……。


「モルグ街の殺人」「黒猫」など数々の推理小説で著名な作家エドガー・アラン・ポーの最期の日々を大胆な発想で描いたサスペンス・スリラー。

2012年 10/12公開 アメリカ映画
監督 ジェームズ・マクティーグ

続きを読む »

WOWOWで 

2012, 10. 10 (Wed) 12:23

「サンクタム」 2011年
サンクタム
ジェームズ・キャメロンの仕事仲間であるアンドリュー・ワイトの実体験に基づいたストーリー。
キャメロン製作総指揮による3Dアクション・アドベンチャー。
南太平洋パプアニューギニアにある孤島の洞窟を探検していたダイバーたちは、巨大サイクロンに遭遇し、洞窟から脱出を試みるが…。
3Dはどうだか知らないけど、このメンバーが人間的に魅力がなくていまひとつ面白くない。
この場に及んでも自己中な人たちばかりで、助け合おうという気持ちがないみたいで、ほとほとイヤになってきた。
ご都合の良い展開もあるし、父親との確執を抱えていた青年だけって言うのがお涙狙ったみたいで頂けなかった。
「ポセイドン・アドベンチャー」みたいに、個々違う人間でもひとつの目的のためって言う意思が感じず、自己犠牲みたいのも説得力がなかったな。
★2.5

「カンフー・パンダ2」 2011年
カンフー・パンダ2
アクション・アニメーション「カンフー・パンダ」の第2弾。
中国制覇をもくろむ孔雀のシェン大老と、それを阻止するポーのバトルを描きながら、ポーの出生の秘密も明かされる。
孔雀、つよーーい!!(笑)
お馴染の声優陣と、強い孔雀には、ゲイリー・オールドマン(適役)
★3

「アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!」2010年
アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事
手柄ひとつ立てられないドジ刑事2人が、ひょんなことから金融詐欺事件に巻き込まれるさまをブラックな笑いを交えて描く。
ウィル・フェレルが生理的にキライで笑いも苦手だけど、マーク・ウォールバーグ狙いで観てみたら、デスクワーク命なウィルが意外とおとなしめだったので普通に観れた(笑)
いきなり、サミュエル・L・ジャクソンとドウェイン・ジョンソンの使い方が贅沢。
何故かモテるウィルにいちいち反応するマークが可笑しい。
私も同意見ですハイ(^-^)/
★2.8

「なんだかおかしな物語」 日本未公開
ITS KIND OF A FUNNY STORY
5日間だけ精神科に入院することになった16歳の繊細な少年と、入院患者たちのさまざまな出来事を綴る。
何となくまったりとしているけど、 アニメや空想などの演出をまじえながら、人生の意味を見つける心温まるお話。
「ハングオーバー」のザック・ガリフィアナキスや「ヘルプ~」のヴィオラ・デーヴィスが脇を固め、自分や周りを見つめ直す若者の成長に好感が持てる。
★2.8

「ソリタリー・マン」 2011年
ソリタリー・マン
ビジネスも私生活も棒にふってしまった還暦寸前の男の生きざまを描いたドラマ。
無類の女好きで、成功を収めた過去の栄光を引きずる男をマイケル・ダグラスが好演(?)
相変わらずダンディーなおじ様だけど、孤独な男は、なるべくしてなったと言うだけで、女の私には何の共感もなし。
ジェシー・アイゼンバーグの彼女と同じように罵倒しそうだけど、これが別れた亭主なら、やはりスーザン・サランドンと同じ気持ちにはなるかもしれないな。
なんだか気の毒に思えちゃって(笑)
★2.8

「あしたのパスタはアルデンテ」 2011年
あしたのパスタはアルデンテ
保守的な価値観が残る町で、パスタ会社を営む一家の長男が、ある重大な秘密を告白したことから巻き起こる大騒動の行方を描く。
美味しそうなタイトルですが、料理には一切関係なく、温かな余韻の残るイタリア発のハートフル・コメディーでした。
祖母の回想が何か重要な意味合いを含んでいるのかと期待をしてみたものの、自分の人生、自分の思うよう生きてこそのメッセージが込められているものでした。
確かに、アルデンテに茹で上げるって、ちょっと難しい。
つい他の支度に気を取られていたら、茹ですぎてしまう。
人生も同じなのかもしれないな。
★3.7

「ステキな金縛り」
ステキな金縛り
三谷幸喜監督3年ぶりの作品。
法廷サスペンスやファンタジー要素を盛り込んだヒューマン・コメディ。
幽霊相手の裁判に奮闘する女性弁護士の姿を描く。
奇想天外な裁判劇(笑)普通に安心して楽しめた。
いつもながらに豪華なキャスト!
でもやっぱり少し長いな。
★3.5

「30デイズ・ナイト」 2009年
30デイズ・ナイト
アラスカ州アメリカ最北端の街。
冬になると、太陽が24時間昇らない日々が30日間続く町がヴァンパイアに襲われた。
保安官と住人は、ヴァンパイアと壮絶なサバイバルを繰り広げる。
正義感あふれるジョシュ・ハートネットは良かった。
彼狙いで観たから、それでまあ良しでしたが、でもこれはヴァンパイアと言うより、ゾンビでしょ、きっと(苦笑)
個人的に、ヴァンパイアには、彼らなりのアイデンティティを感じたい(^_^;)
で、とにかく30日間、何とか隠れ通せば命乞いできるんじゃ、、、と思っちゃったから、あまり面白くはなかったです。
ベン・フォスターが勿体無い。
★2.5

「ラルゴ・ウィンチ 裏切りと陰謀」 2011年
ラルゴ・ウィンチ 裏切りと陰謀
大富豪ラルゴ・ウィンチの冒険を描くフランスの人気コミックシリーズを実写映画化。
冒頭からアクションの連続、内容は疎遠だった亡き父親が残した秘密口座(パンドラ)の謎を探るミステリー。
ロシアからビルマ、香港、フランスと次々と場所が移動するわ、役者も主役のハンサムなお兄さんとシャロン・ストーンぐらいしか分からないわ、誰が誰だか混乱してサッパリ内容がつかめず、何度巻き戻したことか(汗)
途中から助手(?)のようになった人がいつ殺されるのか冷や冷やはしたけど、あまり面白くなかったな。
黒幕も最初から怪しいもんね。
1作目がDVDスルーで2作目が劇場公開されたそうな。
まだ続くのでしょうか…
★2

「センチュリオン」 日本未公開
CENTURION10.jpg
西暦117年、ローマ帝国支配下のブリテン島北部。
ピクト人襲撃の命を受け、北上することになった第9軍団は、ピクト人の二重スパイの罠におち、将軍が捕虜となる。
奇襲を生き延び第9軍団に助けられた百人隊長(センチュリオン)は、将軍救出のためピクト人の集落を急襲するが、仲間が敵の王の息子を殺してしまい、復讐に燃えるピクト人から執拗に追われることになる…。
闘いのシーンは「300」みたいでアート的。
史実をよく知らないので、ファンタジーっぽく観れたけど、マイケル・ファスベンダーたちが殆ど逃げてるだけで、喋れないオルガ・キュリレンコの方がめちゃくちゃ執拗で残酷で怖かった。
★2.8

WOWOWで 

2012, 10. 09 (Tue) 20:06

マリリン・モンロー&ビリー・ワイルダー特集

*「ナイアガラ」 1953年
Niagara12.jpg
新婚旅行を兼ねナイアガラを訪れた若い夫婦が、宿泊先のロッジで知り合った夫婦の不倫殺人に巻き込まれてしまう…。
ナイアガラの大滝を背景に、男女の愛憎ドラマをスリリングに描き出す。
終盤(マリリンの退場後)から、サスペンス要素が少し失速したけど、ナイアガラのロケーションもプロットに活かされ、悪女ながらもふんわりとしたまろやかなマリリンが魅力的。
モンロー・ウォークもこの作品から生まれたそう。
20代の頃、ナイアガラのカナディアン・フォールへ行ったアレコレを思い出した。

*「紳士は金髪がお好き」 1953年
Gentlemen Prefer Blondes10
ナイトクラブの花形ダンサー、金髪のローレライと黒髪のドロシーは、豪華客船でニューヨークからパリへと渡る。
お金目当てのローレライと男目当てのドロシーは、男性たちの注目の的となる。
華やかなクラブ、マリリンとジェーン・ラッセルのセクシーな歌とダンスなど、見所満載のミュージカル・コメディ。
ドタバタしながらも伏線がしっかりとあって、面白い作品でした。
ゴージャスな衣装も見応えタップリ!
“お金が好きで何が悪いの”どこかヌケてて天然なマリリンが可愛い(笑)
「ダイヤは女の最良の友」を歌うマリリンが力強くてとっても綺麗!

*「百万長者と結婚する方法」 1953年
How to Marry a Millionaire10
人生は金こそ全てと、最高級アパートに引っ越し、金持ち男を見つけようとする3人のモデルの恋の駆け引きが展開されるラブ・コメディ。
ド近眼で人の良いマリリンがチャーミング。
三人三様のステキな衣装で目も楽しめる♪

*「ショウほど素敵な商売はない」 1954年
Theres No Business Like Show Business11
1930年代、ボードビルの大スターであったドナヒュー家の浮き沈みを描いたミュージカル・コメディ。
メインはマリリンではなく、ドナヒュー家の皆さんです。
こちらの皆さんがとにかく凄いです!
素晴らしいパフォーマンスのエンターテインメント作品でした!
「気ままなあなた」を披露するマリリンが艶やかでセクシー。

*「荒馬と女」 1961年
マリリン・モンロー15
離婚が認められている町リノで離婚手続きをとった女性が、無骨な中年カウボーイと知り合い、大自然の中で同棲生活を始めるが…。
当時、モンローの夫であったアンソニー・ミラーが、自身の短編をマリリンの為に脚色した作品。
美しい自然と男女の確執を織り込んだ哀愁ある西部劇。
マリリン・モンローとクラーク・ゲーブルの遺作となった。
中盤、社会や家族からはじき出された登場人物それぞれに深みが出てきてから、生への固執でぶつかり合いを繰り返すラストの馬狩シーンは緊張感があった。
野生馬の親子、夜空に輝く星、希望のある作品でした。
繊細で情緒不安定な女性を演じるマリリン、落ちぶれたカウボーイのクラーク・ゲーブル。
役者がそのまま投影されたようでドラマチックなものでした。

ビリー・ワイルダー作品
*「七年目の浮気」 1955年
マリリン・モンロー10
妻子の留守中、アパートの上の階に住みついた美人に妄想を抱く中年男の騒動を描いたコメディ。
小心者の妄想に女でも納得できる(笑)
セクシーながらも無邪気で無防備、コメディエンヌのマリリンは実に可愛らしい。

*「お熱いのがお好き」 1959年
Some Like It Hot14
禁酒法時代のシカゴ。
ギャングの抗争に巻き込まれたバンドマンが、追っ手から逃れるため女装して女の楽団に紛れ込み、マイアミへと向かうが…。
アカデミー賞衣装デザインを獲得した作品。
これは面白かった~~!
女装したトニー・カーチスとジャック・レモンがベタベタながらも笑えた!
「I Wanna Be Loved by You」(あなたに愛されたいの)
有名な“プップッピ・ドゥ”を初めてご本人の歌で聞いた(笑)
それにしてもマリリンって、純粋でちょっとおバカさんなキャラが本当に似合うのね~。

*「深夜の告白」 1944年
Double Indemnity10
ジェームズ・M・ケインのミステリ「倍額保険」を基にしたサスペンス。
夫の保険金を狙う美しい後妻フィリスと、保険会社の営業マンが倍額保険を手に入れるための完全犯罪を実行するが…。
今となっては珍しい内容ではないけど、いわゆる“元祖”がこの作品となるのでしょうか。
巧みな脚本と、タバコとかマッチとか、細かい演出におそれいりましたペコリ(o_ _)o))
悪女が主役となる映画も、この作品以後、多く作られるようになったとか。

*「アパートの鍵貸します 」 1960年
シャーリー・マクレーン10
出世の足掛かりのため、アパートの自室を上司たちの情事部屋として貸し出している会社員。
ある日、自室に戻ると、秘かに恋心を抱いていたエレベーターガールが倒れていた…。
こちらも面白い作品でした。
皮肉や風刺が効いた大人の哀愁漂うラブコメでしょうか。
男の優しさにありがたくなるかな(笑)
あらゆる場面で小物が活かされ、テンポの良さとストーリー展開に引き込まれていきます。
ジャック・レモンとシャーリー・マクレーンの息の合ったお芝居に魅了されました。
気がついた時には、お歳を召していたシャーリー・マクレーン。
こんなに若くて可愛い彼女にお目にかかれるとは!!(笑)
この後、お二人は、「あなただけ今晩は」でも共演。

WOWOWで 

2012, 10. 02 (Tue) 21:39

「完全なる報復」 2011年
完全なる報復10
ジェラルド・バトラーとジェイミー・フォックス共演のクライム・サスペンス。
愛する妻子を惨殺され、司法取引によって極刑を免れた加害者と、腐敗した司法制度に制裁をくだす主人公を描く。
前半の描写はグロく、主人公の復讐劇には緊迫感がある。
途中から、必要以上に壮大(?)になってきて、そこまでできるものか?そこまでやるか?いくらなんでも、、、な展開に。
気持ちは分かるけど、ほどほどな所で折り合いつけたら如何でしょう(苦笑)
★3

「狂気の行方」 日本未公開
MY SON, MY SON, WHAT HAVE YE DONE
アメリカで実際に起きた事件をD・リンチの制作総指揮で映画化。
実母を殺し、人質を取って自宅に立てこもる男。
関係者の話から、次第に事件の輪郭が浮かび上がる。
マイケル・シャノンは壊れかけていく(壊れる)役が上手い。
ウィレム・デフォーが普通の刑事さん。
自然神秘や神、舞台劇、不可思議な映像など、難儀で理解しにくい。
★2.5

「アンチクライスト」 2011年
アンチクライスト10
愛し合っている最中に、息子が窓から転落死。
深い悲しみと自責の念からしだいに神経を病んでいく妻(シャルロット・ゲンズブール)と、セラピストの夫(ウィレム・デフォー)は、「エデン」と呼ぶ森の山小屋で救いを求め向き合うが。
第62回 (2009年) カンヌ国際映画祭・女優賞受賞。
スローな映像など、トリアー監督の映像は本当に美しい!
けど、この監督の作品、やっぱりどれも分かりません――。
足にドリルで穴あけて、、、などなど衝撃映像に嫌悪感。
宗教観も強く解釈は困難でしたが、印象に残る問題作であるのは間違いない…。
★2.5

「ホール・パス/帰ってきた夢の独身生活<1週間限定>」 日本未公開
Hall Pass
倦怠期の夫婦。
妻が夫に与えた1週間限定の“独身許可”
何をしようがすべてOKという夢のパスを手に入れた夫たちは…。
なんとなーく過ぎて、なんとなーく終了したコメディ(苦笑)
独身に戻って好きにしたらと言われて喜んでみたものの、結局は何もできないのは男の方らしい。
密事や罪悪感と壁一つでなければ、浮気ではないものなのねヾ(~∇~;)
ちょっと真面目系、のほほんとした雰囲気がオーウェン・ウィルソンにピッタリ。
リチャード・ジェンキンスが出て来ると、気持ちが締まる(笑)
★2.5

「グリーン・ランタン」 2011年
グリーン・ランタン
ライアン・レイノルズ主演、DCコミックの人気ヒーローを実写映画化。
米空軍のテストパイロットであるハルは、宇宙の平和と正義を守る組織「グリーン・ランタン」の一員に選ばれる。
このヒーローはちょっとどうかな…(^_^;)。
あのお姿で目の前に現れたら、ひきません?
魅力がさっぱり分かりませんでした(苦笑)
ピーター・サースガードが凄くヘンな悪役(笑)
グリーン・ランタンの誰かさんの声がジェフリー・ラッシュじゃない?とエンドロールまで気になった。
★2

「ドライブ・アングリー」 2011年
ドライブアングリー
娘を殺され、孫娘を誘拐された男が復讐のために地獄から生還し、残忍なカルト教団や彼らを操る悪魔と戦う姿を描く。
劇場では3D効果が楽しめたのでしょうか。
ニコちゃんって、クールで無敵でかっこいいモテキャラが大好物なんですね(^_^;)
もはやご愛嬌で観れるようなB級の帝王となりました(笑)
ウィリアム・フィッチナー扮する不気味な監察官が良かった。
アンバー・ハードは、すれっからしな役柄が合ってるのか?!
★3

「トスカーナの贋作」 2011年
トスカーナの贋作
トスカーナ地方の小さな村を訪れたイギリス人作家とギャラリーを経営するフランス人女性の(擬似)ラブストーリー。
アッバス・キアロスタミ監督が、初めて母国イランを離れて撮影し、ジュリエット・ビノシュは、本作でカンヌ映画祭主演女優賞を受賞。
観る前は、下世話な展開も想像したけど、これは面白かった!
ラブであるのかミステリーなのか、この二人って、結局、何なの??と、最後まで解らない。
でもその解らない過程がスゴク面白いと言うか、あれこれ想像を掻き立てられる。
夫婦なのか、愛人なのか、それとも単なる作家とファンか。
いずれにしても、こう過ごしてみるのは、本来の自分に気づく瞬間があるのかも知れない。
ビノシュもラブも苦で劇場パスしたけど、観れば良かったと後悔(/□≦、)
何度か観たくなるし、また観る度に尺度が変わりそう。
★4.5

「スーパー!」 2011年
スーパー!
ドラッグディーラー(ケヴィン・ベーコン)に妻(リヴ・タイラー)を奪われた冴えない中年男フランク(レイン・ウィルソン)が、愛する妻を救うべくお手製のヒーロー・コスチュームに身を包み、ボルティー(エレン・ペイジ)を相棒にして、悪に立ち向かうアクション・コメディー。
「スリザー」のジェームズ・ガン監督がほぼ自主映画として制作したヒーローもの。
手作り感タップリの“クリムゾンボルト(赤い稲妻)”やイカレたボルティーに途中までちょこちょこ笑えたけど、これって、宗教観の強い作品だったんですね。
ラストは胸キュンな切なさでした。
★3

「世界侵略:ロサンゼルス決戦」 2011年
世界侵略:ロサンゼルス決戦
宇宙からの地球侵略が開始され、人類最後の砦となったロサンゼルスを舞台に、エイリアンの侵略に立ち向かう米海兵隊員たちの戦いを描くSFアクション。
宇宙侵略や世界滅亡な映画はあまり好きではないけれど、ドキュメンタリーっぽく進んでいく流れと、諦めないアーロン・エッカートが良かった。
エイリアンにツッコミ所はイッパイです…。
★3

10月の映画 

2012, 10. 01 (Mon) 00:10

9月に観た映画は――。

「最強のふたり」対極が育むもの{★★★★4/5}
「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」正義は心に秘めておく{★★★★㊦4/5}2回
「デンジャラス・ラン」悪に教えられた正義{★★★㊦3/5}
「白雪姫と鏡の女王」豪華でポップな衣装の中で{★★★3/5㊦}
「ロック・オブ・エイジズ」若手とベテランの差が目立つ{★★2/5}
「鍵泥棒のメソッド」ノートの文字{★★★★4/5}
「夢売るふたり」女たちを見る{★★★㊤3/5}
「ハンガー・ゲーム」緊張感のないサバイバル{★★2/5}
「ボーン・レガシー」「ボーン」の看板降ろした方が…{★★★3/5}
「シザー・ハンズ」(1990年)午前10時の映画祭

しばらく留守にしたので、戻って来てから、1週間で6本と頑張ってみました(^_^;)
ハリウッド映画が全スベリで残念だったわぁ~(~ヘ~;)ウーン
フランス映画と邦画は当たりでした~~
あと、午前10時の映画祭で、「シザー・ハンズ」を観ました
エドワードが初めてキムと会う場面、驚いてウォーターベットに穴をあけ、パパに「レモネード」を飲まされ倒れるトコが何度観てもかわいい(笑)
スクリーンでは初めて観たけど、エドワードが削る氷の粉の下で踊るキムのシーンは、DVDで観るより幻想的で綺麗だった。
最後にはやっぱり胸キュンとしてしまう
アラン・アーキンとダイアン・ウィーストが若い(笑)

今月は、ありそうでなさそう…
あまり惹かれる映画がないナァ(´へ`;
前半、公開される作品が少ないので、HDDの整理でもしよう^^
過ごしやすい季節になりましたが、まだ寒暖の差があるので体調管理に気をつけましょうね。


*「WIN WIN ダメ男とダメ少年の最高の日々」
「扉をたたく人」のトム・マッカーシー監督と「リトル・ミス・サンシャイン」のスタジオ作品。
冴えない弁護士と彼を取り巻く人々のままならない日々をユーモアを織り交ぜつつ優しい眼差しで綴る。
8月公開が今頃やって来たけど、どうもDVDが10/3にリリースされるらしい…。
どうしたもんだろう…(困)。
ポール・ジアマッティ

*「推理作家ポー 最期の5日間」
推理作家エドガー・アラン・ポーの最期の日々を、史実とフィクションを交えながら描くミステリーサスペンス。
ジョン・キューザック ルーク・エバンス

*「SAFE セイフ」
ニューヨークを舞台に1人の少女を守るため壮絶な戦いに身を投じていく男の姿を描くアクション。
ジェイソン・ステイサム

*「アイアン・スカイ」
連合軍の追跡を逃れ、密かに月へと逃亡したナチスの残党が、70年後、地球侵略を始める。
世界中の映画ファンからカンパを募り完成させたエンターテインメント。

*「エクスペンダブルズ2」
「エクスペンダブルズ」の続編。
スタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレンらが再集結。
前作、カメオ出演だったブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーも本格出演。
ジャン=クロード・バン・ダム、チャック・ノリス、リアム・ヘムズワースなど初参戦。
総勢12人?!
男臭さが倍増(^_^;)

*「アルゴ」
147アルゴ
ベン・アフレックの監督と言うことで、今月はコレ!
イランで実際に起こったアメリカ大使館人質事件の救出作戦を描くサスペンスドラマ。
ベン・アフレック アラン・アーキン 

*「危険なメソッド」
駆け出しの精神科医カール・ユングとその恩師ジークムント・フロイト、女性患者ザビーナ・シュピールラインの3人を渦巻く歴史心理ドラマ。
キーラの洗濯板(失礼)が見れるらしい…。
キーラ・ナイトレイ ヴィゴ・モーテンセン ヴァンサン・カッセル マイケル・ファスベンダー

*「声をかくす人」
ロバート・レッドフォード監督作。
アメリカ初の女性死刑囚となったメアリー・サラットと担当弁護士のこれまで語られなかった真実が明らかになるヒューマンドラマ。
ロビン・ライト ジェームズ・マカヴォイ トム・ウィルキンソン
地元公開なし(/□≦、)エーン!!