ヘルプ 心がつなぐストーリー
2012, 03. 31 (Sat) 01:50
1960年代、ミシシッピ州。
上流階級に生まれ、黒人メイド“ヘルプ”に育てられた作家志望の白人女性スキーター(エマ・ストーン)は、大学卒業後、地元の新聞社で家事に関するコラムの代筆を担当することになる。
しかし、メイドたちの境遇に疑問を抱き、彼女たちの証言を集めて本にしようと思い立つ。
仕事を失うことを恐れ、誰もが口をつぐむ中、一人の女性の勇気が社会を揺るがすことになる。
キャスリン・ストケットの全米ベストセラーを映画化したヒューマン・ドラマ。
人種差別意識が根強く残る1960年代のアメリカ南部を舞台に、白人女性とメイドとして働く黒人女性たちとの友情の軌跡を綴る。
第84回アカデミー賞作品賞ノミネート。
助演女優賞にジェシカ・チャステインとオクタヴィア・スペンサーがノミネート。
主演女優賞にヴィオラ・デイヴィスがノミネート。
オクタヴィア・スペンサーが第84回アカデミー賞助演女優賞受賞。
2012年 3/31公開 アメリカ映画
監督 テイト・テイラー
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WOWOWで
2012, 03. 29 (Thu) 23:57

親子3代にわたる女性たちの悩みや互いの愛憎をミステリータッチに綴る。
祖母の日記から失踪の謎を追うオドレイ(マリナ・ハンズ)、母、マルティーヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)、祖母ルイーズ(マリ=ジョゼ・クローズ)と、時代ごと、3人3様の生き方や家族の繋がりが描かれる母娘モノ。
海辺の風景と祖母が綺麗。
静かな雰囲気で少しまったりとしたけれど、ラストは意外な結果でした。
★3
「Ricky リッキー」2010年

フランソワ・オゾン監督が翼の生えた赤ちゃんに右往左往する家族の姿をファンタジックに描く。
疲れた感じのお母ちゃん、半ばおバカか?と思う行動に苦笑いしながら、新しいパパや弟にちょっと嫉妬心を持つしっかり者のリザに安堵(笑)
メリュジーヌ・マヤンスちゃん、「サラの鍵」でも好演でした。
リッキーが可愛い(v^▽)o
飛んでる姿は微妙だったけど、ファンタジックながら不思議な感覚で家族の再生を味わえます。
★3.5
「かぞくはじめました」2011年

震災の影響で劇場公開が中止になった作品。
嫌煙の仲の男女が、交通事故で死亡した親友夫婦の遺言で、子供の後見人になったため、共同生活を送るハメになる。
慣れない子育てに奮闘しながら、何かといがみ合う二人。
予定調和だけど、まあまあハートフルなラブ・コメでした。
キャサリン・ハイグルが珍しく嫌なやつではなかった(笑)
「トランスフォーマー」シリーズのジョシュ・デュアメルがステキなパパぶり。
★3.5
「アメリア 永遠の翼」2010年

伝説の飛行士アメリア・イヤハートの成功と苦悩の日々を映画化した人間ドラマ。
アメリア・イアハートといえば、「ナイトミュージアム2」のエイミー・アダムス。
ヒラリー・スワンクとは容姿が大違いだけど、こちらの方が実在人物に近いようです^^(エイミーはチャーミングで可愛すぎたのね~笑)
リチャード・ギアにユアン・マクレガー、ミア・ワシコウスカとキャストは揃うものの、一体、アメリアさんの何を描きたかったかと疑問しか残らない。
駄作…。
★1
「バレッツ」2011年

22発の銃弾を受けながらも奇跡的に一命を取りとめたマフィアの実話を基に、犯人を突き止め復讐する物語。
命がけで家族を守り、仲間の死や裏切りに葛藤する元ギャングのボスを(青くない)ジャン・レノが重厚に演じていたけど、少しご都合の良い展開なのと、他の登場人物が分かりにくくて、何度か巻き戻さないと理解できなかった。
女刑事の個人的な問題は、結局、何だったんでしょう(^_^;)
★3
「ヤコブへの手紙」2011年

1970年代のフィンランドの片田舎を舞台に元囚人と盲目の牧師との繊細な交流を描く。
手紙に託された様々な人の想い、使命感、終盤で明かされる告白、どれも胸に染みてくる。
静かで美しい映画だけど、波長は合わなかった。
気になったのは郵便屋さん。
本当に手紙はこなくなったのだろうか…。
★3.8
「メアリー&マックス」2011年

トゥレット障害の主人公『ハーヴィー・クランペット』で第76回アカデミー賞短編アニメ賞を受賞したアダム・エリオット監督の長編デビュー作。
オーストラリアに暮らす少女とニューヨークに住むアスペルガー症候群の中年男性との文通を通し、20年以上に渡る二人の交流を描く。
声優にトニ・コレットとフィリップ・シーモア・ホフマン。
制作過程の労力に感服。
★3
「イリュージョニスト」2011年

仏の喜劇王、ジャック・タチの幻の原稿を元に、シルヴァン・ショメがリスペクト一杯に作り上げた長編アニメ。
1950年代、時代遅れの手品師タチシェフと、彼を魔法使いだと信じ込んだ貧しい田舎娘アリスの物語。
二人の母国語の違いから、殆ど会話らしい会話はなく、あたかもサイレント映画のよう。
ユーモアと切なさに溢れ、アニメの情景からもほろ苦い感傷になる。
色んなエッセンスとメッセージが込められてるとっても素敵な作品でした。
ただ、ジャック・タチもシルヴァン・ショメも全く知らないので、絶賛されてるような作品の楽しみ方は出来なかったのが残念なのと、アリスには相当イラッとさせられました(苦笑)
★3.8
「セラフィーヌの庭」2010年

フランスの女流画家であるセラフィーヌ・ルイを描いた伝記映画。
板に自家製の絵の具で描くのは、愛する花や樹木。
第一次世界大戦後、絵を描き続けるよう勧めたウーデと再会し、サポートされることになったセラフィーヌは生活が一転するが…。
セラフィーヌの言動だけでも興味深く観れる作品。
演じるヨランド・モロー、「ベティの小さな秘密」でもそうだったけど、精神を病む役が上手い。
彼女の数々の絵画から、力強さと繊細さを感じた。
★3.5
「ルイーサ」2010年

地下鉄を舞台にした脚本コンクールの大賞を受賞したアルゼンチン作品。
定年目の前で解雇された頑な女性が、現実と向き合い新たな人生を踏み出す様子をユーモラスに描く。
老いや不況にまつわる問題は万国共通。
お国柄はあるのだろうけど、なかなかシュールで面白かった。
このおばさん、次は何を思いついたのか?よくやるなぁ~と興味津々(笑)
人の優しさやそれでも生きる喜び、希望あるお話でした。
★3
「リセット」日本未公開

ミラ・ジョヴォヴィッチ主演、監督は「X-MEN」のジーン、ファムケ・ヤンセン。
詐欺や泥棒を繰り返しながら、10歳の息子ボビーを育てるシングルマザーのオリーヴ。
子供への愛情が人一倍強い彼女は、自分が逮捕されたことから、息子の将来を考え始める。
ミラ・ジョヴォヴィッチのママぶり、なかなか良かった。
彼女らしいいカッコ良さがあり、息子もママ大好きでマザコン気味。
ドラマとしてはいまひとつ盛り上がりに欠けてるけど、「スターウォーズ」「パイレーツ・オブ・カリビアン」など、映画ネタもあって普通に楽しめた。
ボビーを引き取り面倒みる金持ち夫妻に、「デスパレートな妻たち」のブリー、マーシア・クロス。
★3
マリリン 7日間の恋
2012, 03. 24 (Sat) 17:49
1956年、マリリン・モンロー(ミシェル・ウィリアムズ)は、ローレンス・オリヴィエ(ケネス・ブラナー)が監督と主演を務める映画の撮影のためロンドンに降り立った。
本作に意欲を見せていたマリリンだったが、初の海外撮影の重圧から現場に遅刻するようになる。
第3助監督のコリン(エディ・レッドメイン)の的確なアドバイスに、マリリンは次第に心を許し始める…。
『王子と踊子』出演のため、マリリン・モンローがイギリスに赴いた際の知られざるエピソードを、同作のスタッフであったコリン・クラークの回想録を基に映画化したラブロマンス。
ミシェル・ウィリアムズは、第69回ゴールデン・グローブ賞主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)受賞、第84回アカデミー賞主演女優賞ノミネート他、数々の映画賞に輝いた。
2012年 3/24公開 イギリス/アメリカ映画
監督 サイモン・カーティス
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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
2012, 03. 16 (Fri) 16:54
英国初の女性首相となったマーガレット・サッチャー(メリル・ストリープ)は、80歳を過ぎ静かに晩年を送っていた。
夫デニス(ジム・ブロードベント)は既に他界したが、今もまだマーガレットの幻想の中で存在する。
出会い、結婚生活、そして、“鉄の女”の名で知られた政治家としての人生を振り返る…。
英国初の女性首相マーガレット・サッチャーの人生と知られざる素顔を、家族との関わりを軸に描き出していく。
メリル・ストリープは第84回アカデミー賞主演女優賞受賞。
監督は「マンマ・ミーア!」のフィリダ・ロイド。
2012年 3/16公開 イギリス映画
監督 フィリダ・ロイド
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SHAME -シェイム-
2012, 03. 15 (Thu) 23:56
ニューヨークの高級マンションに暮らすブランドン(マイケル・ファスベンダー)は、会社での評価が高く魅力的な男だが、極度のセックス依存症だった。
ある日、ブランドンのアパートに妹のシシー(キャリー・マリガン)が転がりこんでくる。
恋愛体質のシシーとの生活は、ブランドンのバランスを徐々に崩しはじめる…。
セックス依存症の男の苦悩と心の闇を描き出す人間ドラマ。
ヴェネチア国際映画祭男優賞をはじめ数々の賞に輝いた。
2012年 3/10公開 イギリス映画
監督 スティーヴ・マックィーン
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おとなのけんか
2012, 03. 14 (Wed) 17:39
ニューヨーク・ブルックリン。
子ども同士のケンカを解決するため、カウアン夫妻(クリストフ・ヴァルツ、ケイト・ウィンスレット)は、ロングストリート夫妻(ジョン・C・ライリー、ジョディ・フォスター)の家に謝罪に訪れた。
冷静かつ友好的な形で淡々と和解の話し合いが行われたが…。
オリヴィエ賞とトニー賞に輝いたヤスミナ・レザの舞台劇をロマン・ポランスキー監督が映画化。
子供同士の喧嘩の和解から、次第に修羅場に陥っていく2組の夫婦を描き出すコメディ・ドラマ。
2012年 2/18公開 フランス/ドイツ/ポーランド映画
監督 ロマン・ポランスキー
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シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム
2012, 03. 10 (Sat) 23:40
ヨーロッパ各地で連続爆破事件が発生し、シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)は、数学者で作家のモリアーティ教授(ジャレッド・ハリス)が黒幕だと推理する。
ホームズと相棒のワトソン(ジュード・ロウ)は、フランス、ドイツ、スイスへ移動しながら、モリアーティ教授を追い詰めていくが…。
コナン・ドイル原作の人気シリーズをガイ・リッチー監督がメガホンを取った2009年『シャーロック・ホームズ』の第2弾。
おなじみのコンビに謎の女占い師を加えた3人が、ある事件を裏で操る最強の敵との死闘を繰り広げる。
2012年 3/10公開 アメリカ映画
監督 ガイ・リッチー
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ヤング≒アダルト
2012, 03. 09 (Fri) 17:54
ヤングアダルト小説のゴーストライターである37歳バツイチのメイビス・ゲイリー (シャーリーズ・セロン)は、都会でそれなりに華やかな一人暮らしをするものの、うかない日々を過ごしていた。
ある日、高校時代の恋人バディ(パトリック・ウィルソン)から、子どもが生まれたというメールが届き、青春時代の輝きを取り戻そうと故郷の町へ舞い戻るが…。
高校時代の栄光を引きずる自称作家の3バツイチ女性が、久々に戻った故郷で容赦ない現実を突きつけられるさまをユーモラスに描く人間ドラマ。
『JUNO/ジュノ』のジェイソン・ライトマンとディアブロ・コディが再びタッグを組み、大人に成り切れないイタいヒロインをを辛らつな笑いと共に描き出す。
2012年 2/25公開 アメリカ映画
監督 ジェイソン・ライトマン
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顔のないスパイ
2012, 03. 08 (Thu) 19:14
ワシントンで上院議員が何者かに殺され、その手口からすでに死んだはずのソビエトの殺し屋「カシウス」の名前が挙がる。
CIA長官(マーティン・シーン)は、かつてカシウスの追跡に実績を残した元エージェントのポール(リチャード・ギア)に調査を依頼し、若手FBI捜査官ベン(トファー・グレイス)と手を組ませる。
若きFBI捜査官と引退した元CIAエージェントが、死んだはずの旧ソ連伝説のスパイを追うさまを描くスパイ・アクション。
『3時10分、決断のとき』や『ウォンテッド』などの脚本家マイケル・ブラントの初監督作品。
2012年 2/25公開 アメリカ映画
監督 マイケル・ブラント
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デスパレートな妻たちシーズン7
2012, 03. 06 (Tue) 23:31
「デスパレートな妻たち」シーズン7の放映が4月6日から始まります。
毎週金曜 P.M11時15分 BSプレミアムです。
ブリーの元を離れたオーソン、カルロスの母のひき逃げ事故を告白されたガブリエル、
マイクの借金返済のため、家を賃貸しアパートへ引越したスーザン。
そのスーザンの家へ、あのポールがやって来て…。
新メンバーは、5人の子沢山になったリネットの同級生役でヴァネッサ・ウィリアムズが登場。
さて、今回はどんなドタバタ(笑)を楽しめるのでしょうか~o(^▽^)o
戦火の馬
2012, 03. 03 (Sat) 03:35
農村の小さな牧場で一頭の仔馬が誕生する。
その仔馬は貧しい農夫テッド(ピーター・ミュラン)に競り落とされ、少年アルバート(ジェレミー・アーヴァイン)の家にやってきた。
ジョーイと名付けられた仔馬は、アルバートの愛情を一身に受け成長する。
しかし第一次大戦が始まり、ジョーイはイギリス軍へ売られてしまい、ニコルズ大尉(トム・ヒドルストン)の馬としてフランスの前線へと送られる…。
軍に徴用され最前線に送られた一頭の馬とその飼い主の青年との友情と奇跡の物語を描いたドラマ。
マイケル・モーパーゴの同名児童文学をスティーヴン・スピルバーグが映画化。
舞台版は第65回トニー賞で5部門に輝いた。
2012年 3/2公開 アメリカ映画
監督 スティーヴン・スピルバーグ
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ヒューゴの不思議な発明
2012, 03. 02 (Fri) 18:21
1930年代のパリ。
駅の時計台にひそかに住む少年ヒューゴ(エイサ・バターフィールド)は、亡き父が残した機械人形の修理を心の拠所にしながら毎日を送っていた。
壊れたままの人形の秘密を探る過程で、少女イザベル(クロエ・グレース・モレッツ)とジョルジュ(ベン・キングズレー)に出会う。
世界各国でベストセラーとなったブライアン・セルズニックの小説を原作に、父親が残した機械人形に隠された秘密を探る少年の冒険を描く。
2012年 3/1公開 アメリカ映画
監督 マーティン・スコセッシ
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3月公開映画
2012, 03. 01 (Thu) 23:07
「ヒューゴの不思議な発明」

3月2日
「戦火の馬」

「グッド・ドクター 禁断のカルテ」

3月10日
「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」

「SHAME -シェイム-」

3月16日
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」

3月24日
「マリリン 7日間の恋」

3月31日
「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~」

「ドライヴ」

「スーパー・チューズデー ~正義を売った日~」

今月からアカデミー賞ノミネート作品の公開が続きますね

ノミネートは逃しても、話題な作品もあり、ジョージ・クルーニー監督の↑「スーパー・チューズデー~」&ライアン・ゴズリングの2作品、マイケル・ファスベンダー主演の「SHAME -シェイム-」が楽しみです
