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パラレルライフ 

2010, 09. 11 (Sat) 15:46

20100718131152460h1_144143_0PARALLEL LIFE
最年少部長判事ソクヒョン(チ・ジニ)は、美しい妻ユンギョンと娘に囲まれ、幸せな人生を送っていた。
ある日、ユンギョンが何者かに殺害され、ソクヒョンに恨みを抱くチャン・スヨン(ハ・ジョンウ)が検挙された。
ソクヒョンは、自分の人生が30年前に実在したハン・サンジュン判事と符合していることを記者から知らされ…。

同じの運命で展開されるという“パラレルライフ”に巻き込まれた主人公が、その謎を追い奔走する姿を描くミステリー・サスペンス。


欲張り過ぎが裏目に{★★★㊦3/5}

違う時代を生きたリンカーンとジョン・F ・ケネディが、同じような運命をたどった「平行理論」。
都市伝説の類でも、映画の題材としては面白そうだしアイデアは良かったけど、ちょっと話を広げ過ぎてまとまりがないような映画になった印象でした。
ソクヒョンは史上最年少部長判事に任命されたその直後、何者かに妻を殺されてしまいます。
史上最年少と言われながら、実は30年前にハン・サンジュン判事が最年少部長に任命されていたのですが、やはり妻は殺害され、数日後には一家全員が死亡してしまった事実を女性記者から教えられます。
ハン判事と同じ運命ならば、娘と自分も命を失うことになってしまう。

“パラレルライフ”は本当に起こりうることか、回避できるのか、真面目で実直なソクヒョンが真相を追っていきますが、ソクヒョンの事務官、イ刑事、義理の父親、容疑者チャン、「平行理論」を主張するソン教授、他にも女性記者や元警官と登場人物が多く、しかも30年前の事件の回想も挟まれるので、ややこしくて段々と疲れてきました。
韓国モノには慣れていないので、名前と役者の顔の一致もなかなか把握できなくて(苦笑)
336821_01_02_02PARALLEL LIFE
どれもこれも怪しい人物で次々と犯人の想像をさせられますが、伏線を置くと言うよりそのものズバリなセルフがあったり、すれ違う人物のあからさまな映像や、いきなり横っ腹に突っ込んでくる車とか、死体発見シーンとか、韓国独特なやり口も取ってつけたようで、ツッコミたくなる場面もありました。

二転三転で決着がついたのかと思えば、ラストのどんでん返しまで用意されていましたが、そのオチは少し無理があるのではないかと思いました。
殺害された妻が 淫乱女で自宅に隠し部屋を作っていた って、ちょっと唐突…。
娘が事務官の子供 なのは、それとなく想像がつきました。
「平行理論」をサスペンス調で説明しただけのようで、結局、それがあるのかどうかの疑問も残ったままです。

「チェイサー」で不気味で異常な犯人を演じたハ・ジョンウの器用が、この程度なのは勿体無かったです。

2010年 7/24公開 韓国映画
監督 クォン・ホヨン