ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
2010, 07. 07 (Wed) 17:58

2日後に挙式を控えたダグ(ジャスティン・バーサ)の独身最後のパーティーを楽しむため、親友のフィル(ブラッドリー・クーパー)やステュ(エド・ヘルムズ)、義理の弟になるアラン(ザック・ガリフィナーキス)は一路ラスべガスへと向かった。
翌日ホテルで目を覚ますと、ひどい二日酔いで記憶がなく、花婿になるはずのダグの姿はどこにもなかった…。
酔いの勢いに任せた結果、4人の男たちが体験する2日間をパワフルなドタバタ・コメディで描く。
口コミが拡がり全米でサプライズ・ヒットとなり、ゴールデン・グローブ作品賞を受賞した作品。
二日酔いの経験者なら…{★★★㊤3/5}
面白かったです~♪
泥酔で欠落した記憶を追う、ちょっとしたミステリー仕立てのドタバタコメディ。
目覚めるとめちゃくちゃになったホテルのペントハウスで、鶏が歩きバスルームにはトラがいる(爆)
クローゼットの中では赤ん坊が泣き、前歯は抜け、パトカーまで盗んでいたと言う有様。
とにかく居なくなったダグを探すため、夕べの足取りを手繰ることに。
面白さは観ないと分からないと思うのであれこれ書きませんが、テンポも間も軽いドラマも混ぜて予想以上に楽しめました。
下ネタ含め笑いの質は人それぞれ個人差はあると思いますが、過去数回、記憶がぶっ飛んだ経験がある自分は翌朝の部屋の状況なんか凄く笑えました。(苦笑)
いくらなんでもここまで酷くはないですけどね~逆にしっかり風呂掃除してピカピカになってたことはあります。


自分たちの行動が分かっていくと同時に、トラブルにも見舞われます。
歯科医のステュは「ベガスの恋に勝つルール」のように酔った勢いで子持ちのストリッパー、ジェイド(ヘザー・グレアム)と結婚しているし、カジノのチップをネコババしたと中国人マフィアからも追われる始末。
そんな重大なことを揃いも揃ってさっぱり覚えてないって言うから、もうほんと、おバカくん(爆)
マイク・タイソンまで登場します~彼の家で悪さイッパイやってますから!
ヒゲのおデブ、アランの存在感が強烈!!
ジョークは寒いし一番お下品なんだけど憎めないキャラでした。
警察に見学に来ていた子供たちのスタンガン実験台になるのは爆笑ものだし、カジノで「レインマン」気取りも最高!

お下劣で羽目を外し過ぎたダメ男たちの映画ですが、男同士の友情がコミカルに描かれていました。
ステュが恋人に本音をぶちまけるトコなんて、まさに男っていつまで経ってもこうなんだよ!悪いかい!!って(笑)
ドタバタとおバカで大騒ぎしたけれど、少しだけ前とは違う自分になれたみたいでしたね。
ジャスティン・バーサの出番が少なくて残念だったけど、ブラッドリー・クーパーの意外な面を観て、「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」も楽しみになりました♪
エンドロールの映像は最高に笑える。
こちらが本編よりもRだったわ~(笑)
ヘザー・グレアム、もう40歳ぐらいでしょ、体張った!(爆)
これにて一件落着でしたね(笑)
2010年 7/3公開 アメリカ映画
監督 トッド・フィリップス