しあわせの隠れ場所
2010, 02. 27 (Sat) 23:43

アメリカ、テネシー州メンフィス。
夫と2人の子供と暮らすリー・アン(サンドラ・ブロック)は、雨に濡れながら夜道を歩くマイケル・オアー(クィントン・アーロン)に目を留める。
一家に迎え入れることになったマイケルは、次第にアメリカン・フットボールの才能を開花する。
ホームレス同然の生活からアメリカン・フットボールのプロ選手になったマイケル・オアー選手の実話を映画化。
裕福な家族と黒人少年との深いきずなを描く人間ドラマ。
サンドラ・ブロックは数々の映画賞を受賞。
ストレートに響いてくる感動作{★★★★㊤4/5}
出生証明書もなく確かな年齢は不明、父親の顔も知らず麻薬中毒の母親から離され、住む場所や学校も転々としていたマイケル。
そんなマイケルが裕福なテューイ家と暮らすことになり、プロのアメリカン・フットボール選手にまでなれたという実話は、お金持ちだからできること…と感じるかも知れないけど、でも決して是見よがしのような作品ではありません。
アメリカの富豪は、チャリティーや救済など社会貢献を当然のようにされますので、時に偽善っぽく感じたりすることもあるのですが、
この映画では、お金持ちのご婦人たちに「白人であることの罪悪感じゃないのか?」などど言われ、下世話な想像しか出来ないのなら、今後は共にしないとキッパリと言い切り、マイケルに付けようとした家庭教師(キャシー・ベイツ)が民主党支持者であっても(リーは共和党支持)雇い入れるリー・アンの許容の広さ、
有能な選手を母校に送るためにマイケルの後見人になったのではないか…と問題視された時に、善行をすることで満足感を持つのを自覚している夫婦などを率直に見せてくれるので、ただの美談ではないと感じさせられました。
特にここの子供達が本当に素直で思いやりがあって楽しそうで、これを観るだけでも心が洗われていくと思います。

GG賞ドラマ部門の主演女優賞を獲得し、アカデミー賞も待たれるサンドラ・ブロックですが、
もう、本当に良かったです!
何でしょう、あの肝っ玉の座り方が素敵すぎる(笑)
スラムの不良にもセレブの奥様連中にも、辛辣だけど核心のある言葉をズバッと言い切り痛快です。
世話焼きでエネルギッシュな彼女の数々のエピソードは、笑えるやらジーンとなるやら、これって子供からするとちょっと面倒くさい時もあると思いますが、このような母親は私は好感が持てて好きです。
全て子供に対して深い愛情があるのが物凄く伝わりますから。
彼女のファッションも好みでした。
そんな彼女を支える家族が自然体で、これがまた凄く良い!
夫ショーン(ティム・マッグロウ)のユーモアと包容力、長女コリンズ(リリー・コリンズ)の何気ない思いやり、
本当の兄と慕いマネージャーかコーチにでもなったような長男S・J(ジェイ・ヘッド)が、とても可愛くて楽しくて、マイケルを受け入れた家族に裏がないという空気を与えてくれているかのよう。

テューイ家の一員となり夢のような暮らしに変化したマイケルは、家庭教師ミス・スーや学校の先生の理解にも恵まれ、大学から入学希望が殺到する。
こんなにラッキーな事は類い稀だと思う。
でもこの幸運は、元々からの恵まれた体格より、荒んだ生い立ちでありながらも真直ぐで優しい心を持ち続けていたからで、そんな彼と出会ったことでリー・アン一家も大きく変わっていったのです。
家族同様にマイケルに愛情を注ぐのは、彼がそれだけ価値のある人間性の持ち主だからこそ。
そして彼のような人は、まだまだ居るのだろう、、、と。
エンドロールに実際の写真が出てくると、誰が誰か一目瞭然。
その写真の一枚一枚が、最後まで暖かな心を持たせてくれる…そんな素敵な映画でした。
2010年 2/27公開 アメリカ映画
監督 ジョン・リー・ハンコック
ずっとあなたを愛してる
2010, 02. 26 (Fri) 15:50

わが子を殺害した理由を語ることなく15年の刑期を終えたジュリエット(クリスティン・スコット・トーマス)は、歳の離れた妹レア(エルザ・ジルベルスタイン)の家に身を寄せる。
人と距離を置くジュリエットだったが、妹や無邪気な姪と過ごすうちに自分の居場所を見いだしてゆく。
長い空白の後、初めて向き合うことになった姉と妹と、二人を取り巻く人間模様を繊細に描き出す再生物語。
2009年英国アカデミー賞外国語映画賞受賞ほか世界各地で絶賛。
女優の演技が光ってる{★★★3/5}
大学で文学を教えているレアは、夫とベトナム人の2人の養女、後遺症で話せない義父と暮らし、15年の長い刑期を終えたジュリエットを家へ招き入れます。
多くを語らず罪の殻に閉じこもるようなジュリエットは、できるだけ自然に振舞おうとするレアや詮索好きな姪プチ・リスを時に疎ましく感じながらも、周囲の人たちと触れ合ううちに少しずつ気持ちに変化が現れます。
トラウマのようなものを抱えたレアではあるけれど、常に献身的で公平で姉を思いやる気持ちが随所に感じられます。
登場人物はわりと多いですが、それぞれの特徴は分かりやすく、
ジュリエットが心を開いていく様子と家族も彼女を受け入れていく様子が静かに丁寧に描かれていきます。
派手な盛り上がりはないのですが、乾いた質感で淡々と演じるクリスティン・スコット・トーマスがとても良かったです。

犯した罪と社会との乖離を葛藤し、その真相が明かされながら再生する感動系かと思っていたら少し違いました。
息子を殺害したのは最初から知らされていますが、
ストーリーが進むとジュリエットが医師であったことが分かるので、ラストに明かされる真相には大体想像がついていたので衝撃など感じませんでした。
人間ドラマとして作られているので、その理由に意味を持たせないと成り立たない映画ではないのですが、
ただ、そのようなお子さんだったら周囲や家族は気づかなかったのだろうか、知らなかったのだろうか…と少し疑問は残りました。
刑を終えた人の社会復帰はなかなか難しいと聞きますし、ジュリエットも辛い言葉を投げかけられますが、それでも彼女には支えてくれる理解者がいてとても恵まれています。
それぞれにある距離感が徐々に縮まり、最後に「わたしはここよ」と明るく答えるジュリエットに、周りに答える意味でも、第二の人生を自分らしく歩んで欲しいと願うような作品でした。
2009年 12/26公開 フランス映画
監督 フィリップ・クローデル
抱擁のかけら
2010, 02. 21 (Sun) 23:41

新進気鋭の映画監督だったマテオ(ルイス・オマール)は、14年前の事故で視力を失った。
現在は脚本家としてのペンネームであるハリーと名乗るマテオは、かつて、主演女優のレナ(ペネロペ・クルス)と恋に落ちるが、彼女の愛人であるエルネスト(ホセ・ルイス・ゴメス)の激しい嫉妬をかうことに…。
ペドロ・アルモドバル監督とペネロペ・クルスの4度目のコラボレートとなる恋愛ドラマ。
過去の出来事を封印して生きる男の愛と再生の物語。
アルモドバル監督が撮るペネロペは特上の美しさ{★★★㊦3/5}
エルネストの死去を知ったハリーの元に、ある日、ライ・X(ルーベン・オカンディアノ)という男が訪ねて来る。
彼は共同で映画の脚本を書きたいと申し出るが、ハリーはそれを断った。
ハリーは、エルネストの愛人だった新人女優レナとの日々を思い出す。
ライ・Xと名乗る男の正体をすぐに見破ったハリーの隠された過去が徐々に明らかになっていくお話です。
深い喪失感から封印した感情を、マネージャー・ジュディット(ブランカ・ポルティージョ)の息子ディエゴ(タマル・ノバス)に話し出すことで、自身を冷静に見つめ直し再生する力を取り戻していきます。
人間の欲望、愛、嫉妬、どうしようもない喪失感など、ミステリアスにコメディタッチにと伏線を引きながら、
情熱的な色彩、光と影のアングル、逃避行先での美しい景色やモニュメントを揺らす風など、アルモドバル監督独特の世界観で描かれていました。

ペネロペが本当に綺麗♪
新人女優ってことなので、色んなショットのスチール撮影が、美しいやらキュートやら、女から見ても惚れ惚れします。
今回も綺麗な胸をご披露してくれました!
レナを巡っての三角関係や彼らを取り巻く人たちの様々な感情など、人間の本質が随所で見せられます。
かなりのご老人エルネストが、息子にレナの行動をビデオに収めさせて監視したり、読唇術の女性を雇ったり、嫉妬ぶりが凄い。
読唇術で解読されるのはエルネストの悪口で、それを淡々と語る女性と、エルネストがスクリーンを凝視する顔が妙に可笑しい。
何だか最近、歳老いても性欲旺盛な男の映画が続いてるけど…(笑)
後半はマテオとレナの逃避行と破滅、ジュディットの告白、破られた写真を貼りあわせていくディエゴ、そしてハリーは映画とレナへの愛をもう一度繋ぎ合わせようとします。
過ぎ去ったことはもうどうしようもないけれど、新たな形で蘇らせることはできる。
人が前向きに生き続ける道は、たくさんあるのだと感じさせてくれます。

アルモドバル監督作品では「ボルベール<帰郷>」が一番好きなので、それに比べると少し物足りなさがある内容でした。
冒頭からハリーが行きずりの若い女性と関係を持つのですが、
個人的にはそんな魅力的なキャラには見えないので、レナみたいな美しい人がどうして彼?と、ずっと(多分最後まで)感じていたので愛物語には入り込みにくかったです。
愛人生活の疲れや、監督は女優に取って特別な存在だろうな~とは思いますが、もう少し素敵な男優さんいなかったのかな。
って、ペネロペはおじさん率が高いのでは…?!(苦笑)
どうしてもペネロペが目立ってしまうけど、
この映画の登場人物は誰からの側面でも観ることができて、エルネストの息子もジュディットの息子も、そしてジュディットもまたレナに劣らない生き方だと感じました。
一見複雑そうな人達ばかりだけども、誰の心の中にもある感情や人物像の描き方は、やはり上手い監督だと思いました。
2010年 2/6公開 スペイン映画
監督 ペドロ・アルモドバル
恋するベーカリー
2010, 02. 19 (Fri) 15:53

ベーカリーを経営するジェーン(メリル・ストリープ)は、10年前に弁護士ジェイク(アレック・ボールドウィン)と別れて以来、シングルライフを謳歌していた。
3人の子供を育て上げ、長男の大学卒業式に出席するため滞在したホテルのバーでジェイクと再会したジェーンは…。
元夫と建築家の間で、
戸惑いながらも心揺れるアラ還世代の恋愛模様を描くロマンティック・コメディ。
込み入った事情から気づくこと{★★★3/5}
今年になって相次いで公開されたプレシニアの恋愛をテーマにした映画の3本目は、メリル・ストリープ主演の大人のラブコメ。
タイトルから「ジュリー&ジュリア」のようなグルメ要素があるのかと思えば、美味しそうなチョコ・クロワッサンを作る場面があっただけで、お料理はあくまでもお備え程度。
その代わり(?)メインとなるのは露骨な下ネタの数々(笑)
メリルと女友達が交わす下ネタトークや、アレック・ボールドウィンのメタボな
下品になりすぎていないので私は適度に笑えました。
ジェイクは既に若い女性と再婚し、ジェーンは子育てを終えた安堵感とこれからの人生に少しだけ物足りなさを感じています。
不倫に走ったジェイクに抱いていた憎しみは、時の経過と共にいつしか消え、子供の父親という存在で受け入れられてきたのに、酔った勢いでベッドを共にした挙句、再婚した妻との生活に不満タラタラのジェイクに口説かれ、拒否はするけどまんざらでもないジェーン。
自宅増築を担当するバツイチの建築家アダム(スティーブ・マーティン)もジェーンに惹かれ始め、長らくご無沙汰していた男からの刺激で、生き生きと輝き出すジェーンの表情が可愛らしい。

最近ハジけた役が多いメリルは、今回、マリファナまで吸うなんて、えっ?!となったけど、彼女の定評ある演技にはもう疑問すら持たなくなる安堵感があるので、やっぱり凄い人だわ~と思います。
目線や微かな笑みは、老いてもチャーミングな女性をそこそこのシーンで見せて貰いました。
今作で頑張ったのは男性陣でしょうか。
意外だったのは、スティーブ・マーティンが真面目で控えめな役回りになり、アレック・ボールドウィンが巨体をはってのコメディキャラで、あるシーンはもう面白いやら気持ち悪いやらで久々に笑えました!
子供じみていたり安易だったりする中身と外見とのギャップが更におバカみたいになっちゃって、でもこんなキャラがポッカリと開いた女性の空白な心にスッと入り込んでくるんでしょう。
お2人にはアカデミー賞の司会もあるので、頑張って頂きたいです(笑)
伏兵は長女の婚約者ハーレイのジョン・クラシンスキーでしょうか。
良い味出してましたねぇ~ホテルでの一人ジタバタと、「僕だけが知っている!!」みたいな気の利かせ方が笑えました。
何かで観た顔…と、ずっと気になっていましたが「かけひきは、恋のはじまり」でアメフト選手だった人。
エミリー・ブラントのフィアンセだそう~お幸せに♪
一度は諦めていた自分の境遇に変化があった時…
若い人のように胸がときめく恋心は同じでも、歳を重ねた分、傷つくことにも失うことにも慎重になる。
仕事でもプライベートでもただ我武者羅に走り続けてきた年代から、あらゆる面でゆとりが持てるようになったこの世代で、大胆にかつ戸惑いながら前に踏み出そうとする姿勢は共感が持てました。
2010年 3/19公開 アメリカ映画
監督 ナンシー・マイヤーズ
50歳の恋愛白書
2010, 02. 18 (Thu) 19:47

10代の頃は奔放で荒れた生活を送っていた50歳のピッパ・リー(ロビン・ライト・ペン)は、30歳年上で作家の夫ハーブ・リー(アラン・アーキン)と暮らす誰もが認める理想の女性。
幸せながらも物足りなさを感じていたピッパ・リーだったが、15歳年下のクリス(キアヌ・リーヴス)と出会ったことから変化が訪れる。
理想の妻として家庭を守ってきた50歳の女性が、自らの人生に疑問を抱き新しい人生の始まりを迎える姿を描く人間ドラマ。
自伝白書{★★2/5}
良妻賢母で主婦の鑑とも言えるようなピッパの生い立ちは、情緒不安定でドラッグに頼る母スーキー(マリア・ベロ)、叔母のルームメイト、カット(ジュリアン・ムーア)、ハーブの元妻ジジ(モニカ・ベルッチ)と、一癖も二癖もある人たちとの関わりを若き日のピッパ(ブレイク・ライヴリー)で回想されます。
母娘の関係は、女同士だからか長所も短所も少し拗れたりすると、いささか難しいと感じることはありますね。
ましてピッパの母親のように感情の起伏が激しく、ドラッグにまで手を出していると子供には酷でしょう。
知性や教養を教え引き出してくれたハーブ爺様とやがて恋に落ち、その妻に目の前で自殺までされるのはこれまた相当きつい!
若いのになかなかの波乱万丈で、彼女が若い頃とは違う人間として賢く生きるのを選んだのは分かります。
普通でも結婚すれば、その相手に合わせたレベルに自分を置いたりする時はあるものだし、子育てや日常に追われて年月を過ごしている内に、ふと気が付くとこれまでの自分は何だったのだろう~と感じ始めるのもこの年代の特徴だと思います。

愛だの恋だの幻想に過ぎず、家族の幸せまでもが虚しいものだと気付いてしまった彼女の心理や、これまで良くも悪くも誰かに方向付けられて来た自分から、新たに主体性を持つ自分へと折り返す決心などは描かれていましたが、登場人物の誰かに共感できるとか、心に響いてくるものとか特に感じられませんでした。
彼女のように背負うものやトラウマを抱えていた経験があったりするとまた別なのかも知れませんが、どうしてもこの年齢差や出来事が所々で有り得ない…って、感じてしまいました。
カツラか植毛か、アラン・アーキンがどんなに頑張っても、ブレイク・ライヴリーとではおじいちゃんと孫だし、
まだそんな事するんかぃ??!!の相手は「シザーハンズ」で父娘だったウィノナ・ライダーと、個人的に記憶がありすぎて想像できず…。
ユーモアもあり時々クスッとなるのですが、終始女性目線のわりには、何だかちょっと分からなかったかなぁ~。
90分ほどの時間がとても長く感じる映画でした。
俳優さんたちは皆さん役柄に合っていて、ウィノナのキャラは適役(笑)
ロビン・ライト・ペンは上品で綺麗でした。
キアヌのラブもの嫌いじゃないけど、何となくこの役はイマイチだったかも。
2010年 2/5公開 アメリカ映画
監督 レベッカ・ミラー
バレンタインデー
2010, 02. 12 (Fri) 19:37

2月14日、バレンタインデーのロサンゼルス。
花屋のオーナー、リード(アシュトン・カッチャー)は、同棲中のモーリー(ジェシカ・アルバ)にプロポーズ。
彼女は笑顔で婚約指輪を受け取ってくれる。
教師のジュリア(ジェニファー・ガーナー)は、恋人のハリソン(パトリック・デンプシー)の出張先に押し掛けようとする。
同じ会社で働く秘書のリズ(アン・ハサウェイ)と郵便係のジェイソン(トファー・グレイス)は、初めて一夜を共にした。
一年一度、特別な日に繰り広げられる男女15人の愛の行方を群像劇で描く。
愛する人と観て下さい{★★★㊦3/5}
*ハリソンの出張でバレンタインを一緒に過ごせないジュリアは、出張先へ追いかけろとリードに忠告される。
*偶然、店にやって来たハリソンを接客したリードは、彼が既婚者であると知り、ジュリアに伝えるべきか迷う。
モーリーにバレンタインのプレゼントを渡そうとしたリードは、彼女から結婚出来ないと断わられてしまう。

*老夫婦エドガー(ヘクター・エリゾンド)とエステル(シャーリー・マクレーン)は、長年変わらぬ愛で連れ添っていたが、突然エステルが重大なことを告白する。
*リズと付き合い始めて2週間のジェイソンは、彼女の秘密を知り困惑する。
*契約更新をしないと告げられたアメフト選手ショーン(エリック・デイン)は、ゲイであるとカミングアウト。
*ショーンのマネージャーのカーラ(ジェシカ・ビール)と、スポーツキャスターのケルビン(ジェイミー・フォックス)は、バレンタインデーが大嫌い。


*ロサンゼルス行きの飛行機でホールデン(ブラッドリー・クーパー)の隣に座るケイト(ジュリア・ロバーツ)は、大事な人に会いに行くという。
リズの上司にクイーン・ラティファ、ケルビンの上司にキャシー・ベイツ、エドガーの孫のベビーシッターに、ジュリア・ロバーツの姪エマ・ロバーツなどが絡み合い、
バレンタインデーの日、花をプレゼントする人たちで大忙しの花屋のオーナー、リードが中心となって、様々なエピソードが描かれていきます。

これだけ豪華な俳優さんを揃えているのに、どのエピソードも少し弱かったかな。
どれかひとつふたつはジンワリしたり胸キュンできるのかと思っていたけど、広く浅くって感じでした。
シャーリー・マクレーンがスクリーンとリンクするシーン、アンの副業、ジェニファー・ガーナーのウェイトレス、そしてブラッドリー・クーパーの意外なオチが印象に残ります♪
エンドロールもサービスいっぱい!
ジュリアのセリフ、最高!!
ゲイリー・マーシャルの気の利いたテイストが随所に感じられる作品です。
プリティシリーズやラブコメ好きな方やカップルに最適かな。
監督もチラリと出演されてます。
今や義理チョコや友チョコが主流になってる日本とは違って、
あちらのバレンタインデーは女性とは限らず、お互いにプレゼント交換したり純粋に愛を告白する日なんですね。
商業化の香りが少ない分、その方が宜しいかと思いました。
2010年 2/12公開 アメリカ映画
監督 ゲイリー・マーシャル
ゴールデンスランバー
2010, 02. 11 (Thu) 00:55

仙台。
宅配ドライバーの青柳は、金田首相が凱旋パレードを行う日に、大学時代の同級生・森田(吉岡秀隆)に呼び出された。
パレード中に爆発音ととも首相が暗殺され、森田に言われるまま逃げ出した青柳は、見えない力によって無実の首相暗殺犯に仕立て上げられていく。
伊坂幸太郎のベストセラー小説を映画化。
巨大な陰謀に巻き込まれ、首相暗殺の濡れ衣を着せられた男の決死の逃避行をスリリングに描く。
面白いけど…{★★★3/5}
「おまえオズワルドにさせられるぞ」森田の忠告どおり、青柳は首相暗殺事件の犯人にでっち上げられてしまいます。
逃走劇は、時系列あり、伏線あり、笑いを誘うコネタがあるかと思えば、突然の発砲や激突など、時間を感じさせない面白さです。
途中で何人もの協力者が現れるのは、青柳の人望とも言えるのでしょうか。
ちょっとご都合主義ではありますが、彼を良く知る人は、そんな大それたことが出来るような人物ではないのは承知の沙汰で、この辺りは、堺雅人の人柄そのままな感じでもありました。
同時に描かれるのは、学生時代の思い出です。
30代になって、今はおそらく日々の生活に追われ、疎遠気味になっていたのでしょう。
ビートルズの“ゴールデンスランバー”がどこかノスタルジックな雰囲気で、青春の思い出と友人との絆が描かれています。
俳優さんたちが皆さん個性豊かな演技で魅力的でした。
堺さんは今更ながら何も言うことはないですが、
父親の伊東四朗、ターミネーターみたいな永島敏行、通り魔の濱田岳が最も印象に残りました。
竹内結子の娘ちゃん、おませでクールで可愛かったです。

概ね面白く観れたのですが、
パレードが通るのに行き届いていない警備とか、長年放置されてる車とか、マンホールから打ち上げられた花火とか…それはどうよ???と気になる箇所はあり、暗殺犯に仕立て上げられるなんて、一体どんなからくりがあるのかと思いながらも、逃走の緊張感みたいなものが少しずつ薄れていきました。
それでも伏線の回収やオープニングとラストの繋ぎ方はお見事で、ラスト、親指で押すとかハンコとか上手いな~と感じました。
でもやっぱり何だかこれで本当に良かったのかな~と気楽に受け入れられない後味の悪さは残りました。
無実の青柳の戦いは、結局、有耶無耶で何も解決していないような…。
明らかにはされませんが、おそらく黒幕は国家の権力者であって、野心のために一般市民を巻き込んで、人の人生まで変えてしまって良いのだろうか、とか。
原作は読んでいないのですが、ベストセラー作品の映画化だから、やはり読んでいる人が多いことが前提の作りになっちゃってるのかな。
黒幕の背景や、何故青柳が選ばれたのかとか、事件に関しての事がもう少し知りたかったです。
サスペンス映画ではなく、友情ドラマとして観た方が良さそうです。
2010年 1/30公開 日本映画
監督 中村義洋
バタフライ・エフェクト3/最後の選択
2010, 02. 08 (Mon) 15:24

過去と現在を行き来する特殊能力を持つサム(クリス・カーマック)は、過去の殺人現場に戻り、
警察の犯人逮捕に協力する私立探偵をしていた。
ある日、サムの昔の恋人レベッカ(ミア・セラフィノ)の姉リズ(サラ・ハーベル)が現われ、10年前にレベッカを殺した真犯人を捕まえてほしいとサムに懇願する。
カオス理論の一つであるバタフライ効果をモチーフに、愛する人のために過去に戻って未来を変えようとする主人公の苦悩を描く「バタフライ・エフェクト」の第3弾。
Part2よりは断然良い{★★★3/5}
愛する人のために何度も過去に戻り、彼女の人生を修正しようとするアシュトン・カッチャー主演の「バタフライ・エフェクト」は、完成度の高い秀作だと思っているので、そもそもその続編を制作しようなんて、どれだけ図々しいか止めて欲しいと願うくらいだったPart2(とも呼びたくない)は、案の定、最低最悪の駄作でした。
この第3弾も迷ったけど、期間限定公開されると言うのでポイント招待券使って観てきました。
アシュトンには遠く及びませんが、それでも2よりは随分と持ち直していて、やっぱり映画は脚本ありきなんだな~と再確認させて頂きました。

良かれと思った事が更なる悲惨を招き、それを変えるためサムはまた過去へ戻っていく…
殺人事件を変えてしまったことでバタフライ・エフェクトが起こり、
妹ジェナ(レイチェル・マイナー)やサムの能力を理解している教授の協力の元、レベッカを殺害した犯人をつきとめようと躍起になる。
過去が変わるだけではなく連続殺人事件の謎解きも加わり、決着の付け方も納得です。
クリス・カーマックがイケメンなのも良かった!
殺人シーンは猟奇的なので、ちょっと目を覆いたくなるかもしれません。
アシュトンのは切ないラブストーリーなラストでしたが、こちらはちょっとホラーなラストシーンかな。
人形バーベキューは怖い(苦笑)
2009年 10/17公開 アメリカ映画
監督 セス・グロスマン
新しい人生のはじめかた
2010, 02. 07 (Sun) 23:28

ニューヨークのCM作曲家ハーヴェイ(ダスティン・ホフマン)は、離婚後別居していた娘(リアン・バラバン)の結婚式に出席するためロンドンへと向かう。
仕事から気は離れず落ち着かない上、娘には義理の父とバージンロードを歩くと告げられる。
帰国の飛行機に乗り遅れ、ハーヴェイは空港のバーでやけ酒をあおるが、そこで空港で働くケイト(エマ・トンプソン)と出会う。
娘の結婚式でロンドンにやって来た男性と、なかば人生をあきらめていた女性の交流をしっとりと描く中高年向け恋愛物語。
若くはない大人が、一歩踏み出す勇気{★★★★4/5}
昨日の「月イチゴロー」では4位と低かったと思いますが、確かに経験や世代を選ぶ映画であると思いました。
1959年生まれのエマ・トンプソンは、この作品で40代の設定です。
年齢を重ねた分、背負うものや抱え込むものが多くなると、諦めることが楽に生きること…そんな風になってしまうのが、自分は同年代なので観ていてよく分かります。
しかも独身で過干渉な母親を持つと、余計そうなるのも仕方がないでしょう。
1937年生まれのダスティン・ホフマンは73歳です!
60代の設定ですが、娘の結婚式にロンドンへとやってきて、再婚した元妻ジーン(キャシー・ベイカー)の冷たい扱いに、娘や周りとの距離感、おまけに仕事のトラブルまで付いてきてしまい、やけ酒を呷りに入ったバーで2人は出会います。
この時の会話が実に面白い。
笑えると言うのではなく、いかにもこの年代の間の悪さや、何気ない会話の気まずさ、含んだ返しなど、これもまた人生経験の豊かな人たちならではのやり取りだと思います。
アメリカ人とイギリス人の違いを、ユーモアある表現で語るのも参考になりました。
ほんの短い間の2人のエピソードは、どれもこれも自然で優しく穏やかで浮き足立っていないリアルさがあります。
若くて美しい男女の恋愛もドラマチックで素敵ですが、
プレシニアと呼ばれる年代のラブは、思慮深さや逃げが邪魔をしてなかなか踏み出せるものではなく、
それでも子育てや仕事に一応の区切りが見えて来たタイミングで訪れたセカンドチャンスに、やり直そうと前向きになる姿はどこか羨ましくもなります。

妻子に去られて仕事オンリーで生きてきたような、どこか冴えないオジサンのダスティン・ホフマンと、母を支えながらの生活で婚期を逃してしまったようなエマ・トンプソン。
こちらの名俳優さんが息の合った流石の演技で、安心してこの雰囲気に入っていけました。
おふたりの肉体的な特徴を活かした演出もリアリティがあって、ラストのセリフも、この年齢だからこそ言えるんだなぁ~って思いましたが、エマが最後にダスティン・ホフマンと腕を組んで歩く時に取る行動がまた凄く良かったです。
こんなチャーミングなエマって、あまりお目にかかったことがないかも…。
ロンドンのロケーションも目を楽しませてくれました♪
年代に合わせたのか、しっとりと落ち着いた歴史を感じさせる場所が印象に残ります。
2010年 2/6公開 アメリカ映画
監督 ジョエル・ホプキンス
ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
2010, 02. 06 (Sat) 14:28

ジャーナリストのミカエル(ミカエル・ニクヴィスト)は、ある大物実業家の違法行為を暴露し名誉棄損で有罪になる。
彼に目をつけた大企業の前会長が、40年前に疾走した血縁の少女について調査を依頼する。
ミカエルは天才ハッカーでもある調査員リスベット(ノオミ・ラパス)と協力し、未解決事件の真相に迫る。
世界中で大ベストセラーとなった、スティーグ・ラーソン原作の傑作ミステリー3部作を映画化した話題作。
スウェーデンのとある孤島を舞台に、40年前の少女失踪事件を追う。
ヒロインが強烈{★★2/5}
原作がベストセラーになったミステリー小説となれば、その謎解きが楽しみでしたが、勘のよろしい方は途中から薄々気づくと思います。
出だしはいかにもミステリアスでしたが、メインになるのは人探しなので、あまり目新しいものや驚きはありませんでした。
ツッコミたい部分もあって、一族の名前はややこしく、俳優さんも知らない人ばかりなので、これ、誰だっけ?って、かなり真剣に観ておかないと付いていけないかも知れません。
サスペンス要素はさておき、何より凄いのはヒロインのリスベットです。
パンク系のファッション、メイク、鼻ピアス。
背中にはドラゴン・タトゥーが掘り込まれ、無愛想で寡黙。
その外見だけでも一度見たら忘れられないのに、彼女が後継人である中年弁護士から性的暴行を受けてしまうって、もうその非道なシーンが一番印象に残りました。
物語の流れから、失踪したハリエット、リスベットや彼女の母と、男に軽視された女性の心の闇がテーマであったので、謎解きサスペンスよりも、この許しがたい生々しさが女性の心に残る傷の深さを見せ付けられて辛かったです。
賢くて攻撃的なリスベットは、もちろん倍返しで復讐するので、それはそれで小気味は良いのですが…。

天才ハッキングで、映像記憶能力にも優れているリスベットは、
ミカエルの身辺調査を依頼され彼のパソコンをハッキングし、データーを閲覧し、関わっている事件の暗号にヒントメールを送る。
ハッキングを察知したミカエルがリスベットを訪ね、一緒に事件を解明するように依頼する。
この辺りからトントン拍子に事件解決の道は開かれて、同時にリスベットの過去も少しずつ見え始めますが、3部作の1作目だからか、人物描写に多少の説明不足を感じました。
男性不信で同性愛なのか~と思ったリスベットが、簡単にミカエルとそうなったのや、ミカエルも簡単に受け入れてしまったり、この2人の男女関係はあまり必要性を感じなかったかな。
何となく中途半端で爽快感もなかったです。
1枚の写真の目線の先を追う地道な検証、暗号から過去の事件に辿り着いていくのは面白かったです。
ミカエル役のミカエル・ニクヴィストを何かで観た~このブツブツな顔…としばらく気になって、「歓びを歌にのせて」指揮者の人でした。
第2、第3作は既に撮影済みだそうで、特報の予告付きでした。
主役のお2人にもあまり魅力を感じなかったので、続編はDVDで良いかな~な感じです。
2010年 1/16公開 スウェーデン映画
監督 ニールス・アルデン・オプレヴ
インビクタス/負けざる者たち
2010, 02. 05 (Fri) 23:45

1994年、ネルソン・マンデラ(モーガン・フリーマン)は南アフリカ共和国初の黒人大統領となる。
いまだにアパルトヘイトによる人種差別や経済格差が残る国をまとめるため、翌95年に自国で開催するラグビー・ワールド・カップに向け、チームのキャプテン、フランソワ・ピナール(マット・デイモン)を官邸に招く…。
ジョン・カーリン原作のノンフィクション小説をクリント・イーストウッド監督が映画化。
ネルソン・マンデラと、同国のラグビー代表チームのキャプテンとの人種を越えた友情を描く。
「1つのチーム、1つの祖国」{★★★★㊤4/5}
今年最初のウルウル感動作品でした。
これまでのイーストウッド監督とは、ちょっと違う爽やか感動系でしょうか。
こんな引き出しもお持ちだったんですね~さすがです。
27年間の投獄後、黒人の熱狂的な支持で大統領に就任したマンデラは、黒人と白人の共生が国家の再建であると考えます。
官邸にも護衛にも人種の隔たりなく雇用し、
復讐よりは赦しを、そして歩み寄ることで、支配階級であっても少数の白人の不安を取り除き社会の安定を目指そうとします。
そこで彼は、1年後に自国で開催されるラグビーワールドカップがチャンスであると、スプリングボックのキャプテン、フランソワにコンタクトを取ります。
突然の大統領からの誘いに戸惑いながら官邸へと向かったフランソワと対面するシーンは、特別具体的な話をするわけではないのですが、
マンデラが着用していたジャケット、もてなしたアフタヌーンティーから、多くを語らずともマンデラの人となりが現れていて、それはフランソワに伝わるものがあったのだと思いました。
アパルトヘイト政策で国際試合が禁止されていたスプリングボックは、弱小でどん底の状態。
フランソワはマンデラの意向をくみ、自分達も変わることで徐々にチームに力を与えていきます。

前半はマンデラの伝記映画として、後半はスポーツ映画へ…
小難しくもなくスポ根でもない政治とスポーツを融合させ、スタジアムでの決勝戦は、男達の熱い闘志の肉体のぶつかり合いでカメラワークも素晴らしく臨場感があってライブ気分。
いがみ合っていた黒人と白人のSPが次第に打ち解ける演出を始め、ゲームを通じ人種を越え一体となる南アフリカ国民の様子は予想の範囲だけれど、そのストレートさが逆に胸に染みてきて良かったです。
いつも穏やかで心使いを忘れないマンデラ、彼に共感したフランソワ、諦めなかったチームのメンバー。
どの側面からも力を感じる作品でした。

スポーツ選手であるフランソワに、更に求められる思慮深さを、マット・デイモンが好演だったと思います。
やはりこの人は身体使っていた方が好き。
マンデラとは長年の付き合いがあるモーガン・フリーマンは、アクセントなど人物像に成りきりだったと思います。
強いリーダーシップと政治能力は、説得力があって肯けます。
時代も国も超え、今でも求められているのではないでしょうか。
過去は過去…
憎むことより赦すこと…
こう考えて生きていきたいものです。
お2人ともアカデミー賞ノミネートですね。
2010年 2/5公開 アメリカ映画
監督 クリント・イーストウッド
2月公開映画
2010, 02. 01 (Mon) 17:20
2月5日
「インビクタス/負けざる者たち」

ネルソン・マンデラと、同国のラグビー代表チームのキャプテンとの人種を越えた友情を描く。
ジョン・カーリン原作のノンフィクション小説をクリント・イーストウッド監督が映画化。
モーガン・フリーマン マット・デイモン
「50歳の恋愛白書」

50歳女性の新しい人生の始まりを豪華キャストで描く。
ロビン・ライト・ペン アラン・アーキン マリア・ベロ キアヌ・リーヴス
2月6日
「新しい人生のはじめかた」

それぞれに悩みを抱えた男女が、
ひとときの中で前向きな気持ちを取り戻していく姿を描く。
ダスティン・ホフマン エマ・トンプソン
「抱擁のかけら」

愛と視力を失った男性と運命の女との日々を描く。
ルイス・オマール ペネロペ・クルス
「カティンの森」(12/5)

第二次世界大戦中、ソ連の秘密警察によってポーランド軍将校が虐殺された事件の真相を描く。
「ずっとあなたを愛してる」(12/26)

わが子を殺害した過去を持つ女性の愛と再生の物語。
長い空白の後、初めて向き合うことになった姉妹の心理と人間模様を描く。
クリスティン・スコット・トーマス
2月12日
「バレンタインデー」

バレンタインデーを過ごす男女15人の恋愛群像劇。
ジュリア・ロバーツ アシュトン・カッチャー アン・ハサウェイ
シャーリー・マクレーン キャシー・ベイツ
2月19日
「恋するベーカリー」

人気ベーカリーを営む女性実業家が、自分らしい人生を手に入れるために奮闘するハートウォーミング・ストーリー。
メリル・ストリープ アレック・ボールドウィン スティーヴ・マーティン
2月20日
「シャネル&ストラヴィンスキー」(1/16)

ココ・シャネルとストラヴィンスキーの秘められた恋を描いた人間ドラマ。
アナ・ムグラリス マッツ・ミケルセン
2月26日
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」

児童文学「パーシー・ジャクソン」シリーズを映画化した奇想天外なファンタジー・アドベンチャー。
ローガン・ラーマン ピアース・ブロスナン ロザリオ・ドーソン
2月27日
「しあわせの隠れ場所」

ホームレス同然の生活からアメリカン・フットボールのプロ選手になった少年の実話を映画化した人間ドラマ。
サンドラ・ブロック キャシー・ベイツ クィントン・アーロン
先月は公開映画が多かったのでまだ3作品ほど観れていませんが、今月もまたまたたくさん公開されますね
嬉しい悲鳴
一番の期待は、GG賞主演女優賞を受賞し、アカデミー賞でもオスカーの声が高いサンドラ・ブロック
「しあわせの隠れ場所」
「インビクタス/負けざる者たち」
イーストウッド監督作品楽しみですが、「グラントリノ」良すぎたので過剰な期待は避けます(笑)
「抱擁のかけら」
ペドロ・アルモドバル監督、今回はどのようなペネロペを撮ったのでしょうか
「バレンタインデー」
群像劇好きです
俳優さんも豪華なので楽しみ
2月は短いけど、今年はバンクーバーオリンピックも開催されるので、寝不足が続きそうな予感
寒さも本格的になってきますが、体調崩さないように過ごしたいです。
皆様も御身体ご自愛下さい
「インビクタス/負けざる者たち」

ネルソン・マンデラと、同国のラグビー代表チームのキャプテンとの人種を越えた友情を描く。
ジョン・カーリン原作のノンフィクション小説をクリント・イーストウッド監督が映画化。
モーガン・フリーマン マット・デイモン
「50歳の恋愛白書」

50歳女性の新しい人生の始まりを豪華キャストで描く。
ロビン・ライト・ペン アラン・アーキン マリア・ベロ キアヌ・リーヴス
2月6日
「新しい人生のはじめかた」

それぞれに悩みを抱えた男女が、
ひとときの中で前向きな気持ちを取り戻していく姿を描く。
ダスティン・ホフマン エマ・トンプソン
「抱擁のかけら」

愛と視力を失った男性と運命の女との日々を描く。
ルイス・オマール ペネロペ・クルス
「カティンの森」(12/5)

第二次世界大戦中、ソ連の秘密警察によってポーランド軍将校が虐殺された事件の真相を描く。
「ずっとあなたを愛してる」(12/26)

わが子を殺害した過去を持つ女性の愛と再生の物語。
長い空白の後、初めて向き合うことになった姉妹の心理と人間模様を描く。
クリスティン・スコット・トーマス
2月12日
「バレンタインデー」

バレンタインデーを過ごす男女15人の恋愛群像劇。
ジュリア・ロバーツ アシュトン・カッチャー アン・ハサウェイ
シャーリー・マクレーン キャシー・ベイツ
2月19日
「恋するベーカリー」

人気ベーカリーを営む女性実業家が、自分らしい人生を手に入れるために奮闘するハートウォーミング・ストーリー。
メリル・ストリープ アレック・ボールドウィン スティーヴ・マーティン
2月20日
「シャネル&ストラヴィンスキー」(1/16)

ココ・シャネルとストラヴィンスキーの秘められた恋を描いた人間ドラマ。
アナ・ムグラリス マッツ・ミケルセン
2月26日
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」

児童文学「パーシー・ジャクソン」シリーズを映画化した奇想天外なファンタジー・アドベンチャー。
ローガン・ラーマン ピアース・ブロスナン ロザリオ・ドーソン
2月27日
「しあわせの隠れ場所」

ホームレス同然の生活からアメリカン・フットボールのプロ選手になった少年の実話を映画化した人間ドラマ。
サンドラ・ブロック キャシー・ベイツ クィントン・アーロン
先月は公開映画が多かったのでまだ3作品ほど観れていませんが、今月もまたまたたくさん公開されますね

嬉しい悲鳴

一番の期待は、GG賞主演女優賞を受賞し、アカデミー賞でもオスカーの声が高いサンドラ・ブロック


イーストウッド監督作品楽しみですが、「グラントリノ」良すぎたので過剰な期待は避けます(笑)

ペドロ・アルモドバル監督、今回はどのようなペネロペを撮ったのでしょうか


群像劇好きです

俳優さんも豪華なので楽しみ

2月は短いけど、今年はバンクーバーオリンピックも開催されるので、寝不足が続きそうな予感

寒さも本格的になってきますが、体調崩さないように過ごしたいです。
皆様も御身体ご自愛下さい
